問題:『本校で採用している学習意欲向上のための独特のカリキュラムをなんと言うでしょうか?』
解答
A~Eクラス全員及び吉井明久、姫宮恵衣菜、坂本雄二、須川亮、横溝浩二、木下秀吉、土屋康太、姫路瑞希、島田美波
『試験召喚戦争又は試召戦争』
教師コメント
『正解です。普通この学校に在籍しているものなら知っていて当然ですね』
解答
Fクラス生徒
『授業』
教師コメント
『それは何処の学校もやっていることです。この学校の事を調べてみましょう』
~零華side~
「暇だな~」
「・・・・・・授業がないから仕方ない」
「そうなんだけど~」
「でも、自習のプリントがあるわよ?」
「・・・・・・・・終わっちゃった」
「へ?零華、もう終わったの?」
「うん」
「す、スゴいね、吉井さん」
「そうかな?」
「ええ。でも自習のお陰でこうしてみなさんと話せるんだから良いじゃないですか」
私たち、Aクラスの全員はFクラスとDクラスの試召戦争のため今日の授業は全て自習となっていた。
そして、私は紅茶を飲みながら翔子ちゃんたちとFクラスとDクラスの試召戦争の行方を見守っていた。
「今回はどっちが勝つかな~♪」
「「Fクラス」」
私と翔子ちゃんは同時に、愛子ちゃんの質問を答えた。
「答えが速いね二人とも」
「・・・・・(コク)当然。雄二がいるから」
「うん。兄様に恵衣菜さんもいるからFクラスが勝つと思うよ。絶対」
「アハハ。零華ちゃんの答えはわかるけど、翔子ちゃんも即答なんてね」
そのまま、時間が過ぎていくと。
"ピンポンパンポーン♪"
不意に放送が流れた。
「ん?なんだろう?」
「さあ?」
スピーカーから流れて来た放送は、
『えー。船越先生、船越先生』
と船越先生を呼ぶものだった。
私たちが放送に耳を傾けていると。
『2年Fクラス吉井明久君が体育館裏で待ってます』
「はい?」
今気のせいかな?兄様の名前が聞こえた気が・・・・・・
『生徒と教師の垣根を越えた。男と女の大事な話があるそうです』
「・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・今の何?」
「船越先生って、あの船越先生よね?」
「ああ。多分あの船越先生だと思う」
「・・・・・・・・マズくない?」
「うん・・・・・・かなりマズイ」
え~と、なんだろう今の放送?多分Fクラスの生徒だと思うけどなんで兄様を?
しかもあの船越先生に兄様を?
うん。これは兄様に危害を加えようとしているね。
「・・・・・・・零華?」
「ナニかな翔子ちゃん?」
「「「「「「ヒッ・・・・・(ビクッ)!」」」」」」
「・・・・・・・な、なんでもない」
「そう?それじゃあ私は行くところが出来たから、高橋先生が来たら言っといてくれない?」
「・・・・・・・な、何て?」
「この放送を流した
「「「「「「コクコク」」」」」」
「じゃあ、ヨロシク」
私はそう言うと瞬時にAクラスを飛び出し放送の元である、放送室に走った。
~零華side out~
~恵衣菜side~
私は今回のDクラス戦で、坂本くんの警護・・・・・・・と言うより前線に出ないようにしている。
それは私が今回の作戦の切り札だからだ。
姫路瑞希はこの間のEクラス戦で、Fクラス所属が露見したため、Dクラスは警戒しているだろう。だが、Dクラスも噂程度では私がFクラスにいることを知っていると思うが確証が無いため分からない。
そして、教室で待機している間。
「明久くん、大丈夫かな?」
廊下から聞こえる騒音に耳を傾けながら、私の恋人を思った。
「ん?心配か姫宮」
「坂本くん。まあね」
「明久なら大丈夫だろう。アイツは俺に続いてこう言うのが得意だからな」
「そうなんだけどね。なんか嫌な予感がするんだ」
「嫌な予感?」
「う~ん。なんて言ったら言いかな、なんか明久くんが大変な事になるような。そんな予感」
「はは。ほんと、アイツは幸せ者だなこんなにも思ってくれる人がいるんだからな」
「そんなことないよ~。それにそれを言うなら坂本くんと翔子ちゃんもでしょ?」
「・・・・・・・まあな」
私は坂本くんと話ながら戦況の行方を見ていた。
やがて、木下くんたちの部隊が補充のために戻ってきた。今は明久くんが率いる中堅部隊が交戦しているみたいだ。
木下くんが戻ってきたのと同時に坂本くんが、教室にいた福村くんに何か話して戻ってきた。
福村くんは、坂本くんの話を聞くと、教室から出ていった。どうやら、坂本くんが何か指示を出したみたいだ。
そして、木下くんたちが戻ってから数分後島田美波が戻ってきた。
え?何故、姫路瑞希と島田美波をフルネームで言うかって?それは、あの二人が明久くんに危害加えるからに決まってるよ。それに、私自身。あの二人は好きじゃないからね。
戻ってきた島田美波の表情は、何故か口角が上がっていた。
私が不思議に思うなか、
"ピンポンパンポーン♪"
1本の放送が流れた。
『えー。船越先生、船越先生』
この声は福村くん。かな?
『2年Fクラス吉井明久君が体育館裏で待ってます』
はい?
『生徒と教師の垣根を越えた。男と女の大事な話があるそうです』
今、なんて流れた?確か、『生徒と教師の垣根を越えた。男と女の大事な話があるそう』って流れた?
しかもあの船越先生だよね?
船越先生って確か婚期を逃して遂には学園の生徒にまで単位を盾に交際を迫る様になった教師だよね?
その人に明久くんを?
「な、なんだっ!?この放送は!?」
「なんじゃこれは!?」
「・・・・・・・これは一体!?」
坂本くんを見ると彼は驚愕の表情を出していた。
良く見ると、教室にいた木下くんや土屋くんも驚愕の表情を浮かべている。
そんな中島田美波だけ、何故か驚愕の表情を浮かべておらず、ニヤッって笑っていた。
その瞬間私は分かった。島田美波が船越先生に明久くんを売ったことに。恐らく坂本くんは福村くんに、なんでも良いから放送で先生を別の場所に来させろ、って指示したのだろう。
どうやって呼び出すか悩んだまま行き、そこで島田美波に何かを言われたのだろう。
けど、同情はしないよ福村くん。明久くんを売るってことがどんな事なのか。オモイシラセテアゲル。
「坂本くん」
「な、なんだ姫宮」
「ちょっと、そこのバカをよろしく」
「あ、ああ」
「・・・・・・・・」
私はそれだけ言うと教室を飛び出し放送室に向かった。
全速力で走り風を受けながら放送室に向かう。
その放送室の前でこちらに向かってくる、人影が見えた。
「零華ちゃん」
走ってきたのは零華ちゃんだった。
「恵衣菜さん。この放送の主犯は?」
「多分島田美波。流してるのは同じクラスの福村くん、だけど、同情の余地はナイヨネ?」
「モチロンデス。兄様に危害を加えたこと後悔させましょう」
そう言うと私と零華ちゃんは、放送室の扉をおもいっきり開けた。
「繰り返します。船越先生、吉井明久君が体育館裏で待ってます。教師と生徒の垣根を越えた・・・・・・"ドガンッ!!「「アンタ、なにやってんのぉぉーーーー!!」」・・・・・・えっ!?なに!?なんで姫宮と吉井が!?ああぁぁーーー」
私と零華ちゃんは、放送室に入ると放送を流していた福村くんを拘束。気絶させた。
そして
「船越先生、船越先生今の放送はこの
「あと、Dクラス所属清水美春さん。Fクラス廊下前に島田美波がいます。邪魔しないので好きにしても構いません。ちなみに保健室は現在誰もいません」
零華ちゃんが先に、私が後で放送でこれを流したバカに返した。
~雄二side~
俺はいきなり流れた放送に戸惑っていた。
そして、その放送を聞くと姫宮はものすごい速さで何処かに行ってしまった。
そしてその数十秒後。
『繰り返します。船越先生、吉井明久君が体育館裏で待ってます。教師と生徒の垣根を越えた・・・・・・"ドガンッ!!『『アンタ、なにやってんのぉぉーーーー!!』』・・・・・・えっ!?なに!?なんで姫宮と吉井が!?ああぁぁーーー』
「「「・・・・・・・・・・・・・」」」
いきなり出た姫宮と吉井の妹の声に声を失った。
そしてその数秒後。
『船越先生、船越先生今の放送はこの
『あと、Dクラス所属清水美春さん。Fクラス廊下前に島田美波がいます。邪魔しないので好きにしても構いません。ちなみに保健室は現在誰もいません』
と言う放送が流れた。
最後に流れた放送を聞き俺は頭の中で、この放送の主犯が誰かわかった。
「康太」
「・・・・わかってる」
「頼む。終わったら縛って廊下に転がしといてくれ」
「・・・・了解」
康太の気配が消えると。
島田がいきなり悲鳴も上げずに倒れた。
姫路は放送に困惑してあたふたしているが無視する。特に必要な事はないからだ。
しばらくすると康太が戻ってきた。
「お疲れさん」
「・・・・・かまわない」
その数秒後、
『見つけましたわお姉様!さあ!美春と一緒に行きましょう!』
『イヤァァァァァァァァァ!!!』
廊下からそんな声が聞こえてきたが聞こえないふりをする。
自業自得だ、島田。
~雄二side out~
~???side~
『えー。船越先生、船越先生。2年Fクラス吉井明久君が体育館裏で待ってます』
わたくしは急に流れたこの放送に驚愕を見せています。
よりにもよって、あの船越先生にわたくしの従弟である明久くんを売り渡すとは。
2年Fクラスの噂はわたくしたちのところにまで届いています。それ以前にわたくしは明久くんや零華ちゃん、恵衣菜ちゃんから聞いていたので特に驚きません。
幸い今は自習中でわたくしの周りには誰もいないので、わたくしの驚愕の表情を見られてません。
クラスにいる人たちはこの放送に動きを止めていました。
そんな中、わたくしがこの放送の発信者にどうしようかと考えていると。
『繰り返します。船越先生、吉井明久君が体育館裏で待ってます。教師と生徒の垣根を越えた・・・・・・"ドガンッ!!『『アンタ、なにやってんのぉぉーーーー!!』』・・・・・・えっ!?なに!?なんで姫宮と吉井が!?ああぁぁーーー』
スピーカーからわたくしの従妹と明久くんの恋人の声が響いてきました。
速いですわね、二人とも。わたくしが出る幕は無いようですね。
そんなこと考えていると。
『船越先生、船越先生今の放送はこの
『あと、Dクラス所属清水美春さん。Fクラス廊下前に島田美波がいます。邪魔しないので好きにしても構いません。ちなみに保健室は現在誰もいません』
この従妹たちが放送でそんな事を言った。
わたくしは疑問に思っていましたがその疑問は、すぐに解決しました。何故なら、その数分後、旧校舎と放送室から悲鳴が聞こえたのですから。
「あらあら。自業自得ですわね」
わたくしは周りに聞こえないように小声でそう口走った。
「今日か明日にでも明久くんたちに会いましょうか」
わたくしは従弟たちに会える楽しみでそのあとを過ごしました。
え?2年の試召戦争の結果ですか?そんなのFクラスが勝つに決まってますわよ。
~???side out~
~零華side~
放送室である生徒(バカ)を縛り放置したあと私は、恵衣菜さんと別れAクラスに戻っていた。
教室に戻ると、何故かクラスメイト全員が私の方を見ていた。なんでだろう?
「ただいま~」
「お、お疲れさま吉井さん」
「ありがとう久保くん。高橋先生とか来たかな?」
「・・・・・(フルフル)来てない」
「そう?なら良かった~」
私はそう言うと自分の机に向かい、テーブルに置いてある紅茶を一口のみ、喉を潤わせた。
その中、Aクラスの人たちの間に『代表ってかなりのブラコン?怒らせるとヤバい』と言う疑問と確定が走ったらしい。
~零華side out~
~恵衣菜side~
私が福村くんと島田美波に報復を零華ちゃんと与えたあと、零華ちゃんはAクラスに私はFクラスに戻った。
「ただいま~」
「お、お帰りじゃ姫宮」
「も、戻ったか姫宮」
「・・・・・・・お疲れ」
「3人ともただいま~。ところであのバカな島田美波は?」
「・・・・・・それなら俺がアイツを気絶させて縛って廊下に転がしといた。今頃Dクラスの清水といると思う」
「ありがとう、土屋くん」
「・・・・・・かまわない。明久に危害を加えようとしたんだ、当然の事」
「にしても、よく島田が犯人だって分かったな」
「そりゃね。だって坂本くんが明久くんを売るはずないから。それに島田美波の表情が他の人と違って笑っていたからね」
「なるほどな。明久はいい恋人と妹をもったな」
「アハハ。それで今どんな状況?」
「渡り廊下での戦闘はほぼ終了している。明久が出たからな」
「なるほどね。それじゃあ後は・・・・・・」
「ああ。Dクラス代表の首を取りに行くぞ」
~恵衣菜side out~
~明久side~
あの放送のあと、何故かその場にいた全員(教師含む)から同情とも言える、なんとも言えない表情で哀れまれた僕は疲れ、さっさと終わらせるためその場にいたDクラス生徒、6人と一人で戦い、無傷で勝った。
その後、指揮を臨時副隊長の須川くんに任せ僕はFクラスに戻った。
「ただいま」
「お、戻ったな明久」
「雄二。うん。ところで雄二」
「なんだ?」
「恵衣菜は?」
「姫宮ならそこに・・・・・」
雄二は僕の後ろを指差した。
僕が後ろを向こうとすると。
「だ~れだ?」
後ろから手で目を隠された。
「恵衣菜でしょ」
僕は恵衣菜の髪の匂いと背中に伝わる感触にドキマキしながら答えた。
「せいかーい♪」
後ろを振り向くと恵衣菜が笑顔で立っていた。
「お疲れさま明久くん」
「うん。恵衣菜も零華と色々やったみたいだね」
「それは、まあね」
「ありがとう、恵衣菜」
「エヘヘヘ」
「あーー。すまんが二人ともイチャつくのは後でお願いしていいか?」
「あ、ごめん」
「ごめんね坂本くん」
「よし。それじゃあ。お前ら!Dクラス代表の首を取りに行くぞ」
「「「「「「「「「「「おおーーっ!!」」」」」」」」」」」」
雄二の声にクラスにいた全員の士気が上がった。
全員クラスから出たあと雄二が、僕と恵衣菜の方にやって来た。
「明久。お前はDクラス代表、平賀源二の気を逸らせ。その隙に姫宮。お前が平賀を討ち取るんだ」
「オッケー」
「はい」
「行こう、恵衣菜」
「うん」
僕たちはDクラスとの最終決戦に向かった。
新校舎廊下
新校舎では、クラスメイトたちが人混みに紛れてDクラスに近づき片っ端から戦闘を繰り広げていた。
放課後の為、先生を捕まえやすいからだろう。
そして、どうやらDクラス本隊が出てきたみたいだ。
「Fクラスは、人混みに紛れて一回退却しろ!」
「逃がすな追え!」
雄二と平賀くんの声が聴こえてきた。
僕と恵衣菜は今、近くの階段に身を潜めている。
「それじゃあ行ってくるね」
「うん。気を付けてね」
「もちろんだよ。恵衣菜も予定通りにね」
そう言うと僕は階段から飛び出し平賀くんの近くに向かった。
「なっ!?明久!?」
「榎本先生!Fクラス、吉井明久がDクラス代表、平賀くんに国語で・・・・・「「「「させるか(ません)試獣召喚(サモン)!」」」」・・・・・訂正します。近衛部隊に勝負を仕掛けます!試獣召喚(サモン)!」
国語
Fクラス 吉井明久 79点
VS
Dクラス 香川希 102点
仁見慎吾 98点
稲盛大河 115点
玉野美紀 105点
僕は予定通り近衛部隊を引き付けた。
「危なかった。さすがだな明久」
「くっ!平賀くんにまで行けなかった。兎に角この人たちを倒す!」
僕は召喚獣を操作し攻撃する。
「このっ!」
「ぜあっ!」
「せいっ!」
「てやっ!」
僕は相手の攻撃を片手剣でいなし避ける。
「そろそろいいかな」
「?明久何言ってるんだ?」
「すぐにわかるよ。恵衣菜、あとよろしくね」
「はっ?姫宮?」
「平賀くん」
「あれ?姫宮?なんでこんなところに?」
「それは・・・・・私がFクラスだからだよ!先生!Fクラス姫宮恵衣菜がDクラス代表、平賀源二くんに勝負を申し込みます!
「なっ!?
国語
Fクラス 姫宮恵衣菜 579点
VS
Dクラス代表 平賀源二 157点
「いきます!せあっ!」
「くっ!しまっ!」
Fクラス 姫宮恵衣菜 579点
VS
Dクラス代表 平賀源二 0点 戦死
勝負は一瞬で片付いた。
恵衣菜の召喚獣が構えた細剣の連続攻撃をくらい、平賀くんの召喚獣はあっという間に点数が0になった。
0になるのを確認すると西村先生が何処からか現れ、
「戦争終結!勝者Fクラス!」
と言った。
バカテスト書いてみたけどこんなので良いのかな?です。
次回 『Bクラスへの宣戦布告』 ここテストにでます。