バカとテストと召喚獣 奏で繋ぐ物語   作:ソーナ

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バカテスト

問題:『当校――文月学園にて成績最低者、学習意欲に欠け、問題児に与えられる称号は』


解答
吉井明久、姫宮恵衣菜、吉井零華、小暮葵

『観察処分者』


教師コメント

『正解です。吉井くんは自ら立候補して観察処分者になりましたけど、本来は違いますね。吉井くんの優しさに教師を代表してお礼します。ありがとうございます』


Fクラス生徒(一部除き)

『バカの代名詞――吉井明久』


教師コメント

『吉井くんは自ら立候補して観察処分者になりました。そこを間違えないでください』

姫宮恵衣菜、吉井零華、小暮葵コメント

『『『後でO☆HA☆NA☆SHIがあります。逃げようとは思わないでください!』』』

3人のコメントを見た吉井明久のコメント

『アハハ。3人ともやり過ぎないようにね』

Fクラス生徒コメント

『『『『『『『『『『ゴメンナサイ!許してください!』』』』』』』』』』

Fクラス生徒コメントを見た姫宮恵衣菜、吉井零華、小暮葵のコメント

『『『却下です』』』




第ⅩⅠ門 開幕、FクラスVSAクラス

~明久side~

 

目の前のスクリーンにはこれから始まる試合が映し出されている。

 

『第1試合は数学での勝負です!では・・・・・・・試合開始(バトルスタート)!!』

 

『『『『『『『『『『おおーーーーーーーー!!』』』』』』』』』』

 

 

数学

 

Fクラス 島田美波 294点

 

 

『どお?ウチは数学ならBクラス並の学力なんだから』

 

『へぇ、スゴいのね。でも・・・・・』

 

 

Aクラス 木下優子 405点

 

 

『私は勿論Aクラス並みだけどね』

 

『くっ・・・・・・・それでも負けるわけにはいかない!』

 

『いいわ、掛かってきなさい!』

 

『『ハアアアアアアアッ!』』

 

島田さんの召喚獣の構える曲刀のような剣、サーベルと木下さんの召喚獣の構えるランスがフィールドの中央でぶつかる。

 

「始まったか」

 

「うん」

 

「坂本くんはどっちが勝つと思う?」

 

「十中八九、木下だろうな」

 

「僕も同じ」

 

ルーム内にある椅子に腰掛けながら僕らはスクリーンに映し出されている試合を見ている。

 

~明久side out~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~優子side~

 

「このっ!」

 

「せいっ!」

 

 

Fクラス 島田美波 234点

 

VS

 

Aクラス 木下優子 353点

 

 

私は鍔迫り合い状態のまま向かい側にいる島田さんに聞く。

聞きたいことはただひとつだけ。

 

「ねえ、島田さん。聞きたいことがあるのだけど良いかしら?」

 

「なに?」

 

「何故、貴女は明久くんを苛めているのかしら?」

 

そう、私は島田さんに何故明久くんを苛めるの聞きたかった。

零華や恵衣菜から聞いていたが、何故明久くんを苛めるのかわからなかったから。

 

「あんたになんか関係あるの」

 

「いいから、答えてくれない」

 

「アキがウチと瑞希の所有物だからに決まってるからでしょ!」

 

「・・・・・・そう。・・・・・・わかったわ、ありがとう。やっぱり貴女を私は許さない」

 

私は島田さんの言葉に情状酌量の余地は無いと判断した。

 

「ふっ!」

 

私は召喚獣の力を少し緩ませ横にずれた。

だが、島田さんの召喚獣はバランスを崩し倒れた。

 

「このっ!」

 

「これで決めるわ」

 

私はバランスを崩した島田さんの召喚獣に自身の召喚獣のランスで攻撃する。

 

「止めよ!」

 

最後にランスで島田さんの召喚獣を貫く。

 

 

Fクラス 島田美波 0点 LOOSE

 

VS

 

Aクラス 木下優子 322点 WINNER

 

 

試合終了(エンドオブバトル) 勝者、Aクラス木下優子』

 

真上に浮かぶ画面に試合結果がでると、システムアナウンスが聞こえてきた。

すると同時に西村先生がフィールドを消した。

 

『試合終了~!第1回戦はAクラスの勝利です!』

 

『『『『『『『『『『わあああああああああああああ!!』』』』』』』』』』

 

私はその歓声を背にAクラスのルームに戻った。

 

~優子side out~

 

 

 

 

 

 

~明久side~

 

試合終了(エンドオブバトル) 勝者、Aクラス木下優子』

 

『『『『『『『『『『わあああああああああああああ!!』』』』』』』』』』

 

「やはり木下が勝ったか」

 

「うん。まあ、予想通りだね」

 

「ああ」

 

「では行ってくるとしようかの」

 

「頼むぞ秀吉」

 

「頑張ってください木下くん」

 

「うむ。まあ、やってみるのじゃ」

 

秀吉はそう言うとルームから出ていった。

秀吉がルームから出ていった後、島田さんがルームに戻ってきた。

島田さんがルームに戻ると姫路さんが駆け寄り一緒に何か話していた。

僕がスクリーンに視線を戻すと。

 

『では続いて第2試合を始めましょう!』

 

『『『『『『『『『『おおーーーーーーーーーーー!!』』』』』』』』』』

 

『まずはAクラスから。Aクラス2人目は第2学年序列第16位天野麗子さん!』

 

『『『『『おおーーーーー!!』』』』』

 

『Fクラスからは第2学年序列第20位木下秀吉くん!』

 

『『『『『おおーーーーー!!』』』』』

 

天野さんと秀吉がステージに上がると歓声が上がった。

 

「あれ、天野さんって確か演劇部じゃなかった?」

 

「そう言えばそうだったね」

 

「ってことは秀吉と同じ部活ってことか」

 

『科目は何にしますか?』

 

『古典でお願いするのじゃ』

 

『承認する!』

 

『『試獣召喚(サモン)!』』

 

西村先生が張った古典のフィールドに二人の召喚獣が現れる。

 

 

古典

 

Fクラス 木下秀吉 467点

 

VS

 

Aクラス 天野麗子 450点

 

 

「二人とも点数が近いね」

 

「うん。どっちが勝つかわからないね」

 

『第2試合フィールドは古典です!それでは・・・・・・・試合開始(バトルスタート)!!』

 

『『『『『『『『『『おおーーーーーーーーーーー!!』』』』』』』』』』

 

 

~明久side out~

 

 

 

 

 

 

 

~秀吉side~

 

儂はAクラスから出場した天野に視線を向けた。

 

「よりにもよって木下くんとやることになるなんてね」

 

「それは儂も同じじゃ。じゃが負けるわけにはいかん」

 

「それは私も同じよ。じゃあ始めましょう」

 

「うむ。同じ演劇部と言えど手加減の必要はないぞ」

 

「ええ・・・・・」

 

「では・・・・・」

 

「「行くよ!(のじゃ!)」」

 

ガキンッ!

 

儂の召喚獣の薙刀と天野の刀がぶつかる。

 

「てあっ!」

 

「せいっあ!」

 

『両者の武器がぶつかり合っています!解説の高橋先生、どちらが勝つと思われますか?』

 

『木下くんと天野さんは同じ演劇部に所属してますからね、互いがライバル関係なのでしょう。正直どちらが勝つかわかりません』

 

『どちらも敗けられない・・・・・とゆうことでしょうか?』

 

「敗けられない、か。確かに木下くんには敗けられないわね」

 

「それは儂もじゃ。勉強ではお主に負けておるからの」

 

「逆に私は演劇で貴方に負けているわ」

 

「儂らは似たような境遇じゃからの」

 

「そうね。でも、手加減はしないわよ!」

 

「望むところじゃ!」

 

ガキンッ!

 

キンッ!

 

互いの刃がぶつかり金属音が鳴る。

 

 

Fクラス 木下秀吉 403点

 

VS

 

Aクラス 天野麗子 400点

 

 

『すごい!これはすごいっ!両者一歩も引かず、真っ向面から勝負しています!』

 

『これはどちらが勝ってもおかしくないですね』

 

「流石じゃな、天野」

 

「木下くんこそ」

 

キンッ! キンッ!

 

「ねえ、木下くん提案があるんだけどいいかな?」

 

「む?なんじゃ?」

 

「これ、勝った方が負けた方に好きなように命令出来るってのはどうかしら?」

 

「ふむ・・・・・・・まあ、良いじゃろう」

 

「うん。じゃあ、本気で行くよ!」

 

「むっ。攻撃パターンが変わったか」

 

天野は足払いや打撃、切り裂きなど、連続で仕掛けてきた。

儂の方は防戦一方になってしまった。

 

『オオーッと!これは、いったいどう言うことだ!木下選手の召喚獣が押され始めているぞ!』

 

『天野さんの先程とは違う攻撃に手間取っているみたいですね。しかも相手に攻撃する暇を与えてません」

 

「これは、儂も全力でやるのじゃ」

 

儂は薙刀の持ち方を換え片手で持った。

 

「ん?」

 

「ぜあっ」

 

「あまいわよ!」

 

片手で握った薙刀の突きを天野は刀で見事に受け止めた。

 

「それはどうかの?」

 

「え?」

 

儂は片手で握ったお陰でもう片方の手は空いている。

 

「せあっ!」

 

「なっ!?」

 

片方の手で天野の召喚獣に触れ、衝撃で吹き飛ばす。

そして、吹き飛ばすのと同時に薙刀を両手に持ち換えて攻撃する。

 

「くっ」

 

吹き飛ばされた影響でバランスが上手く取れない天野の召喚獣は防御する間もなく儂の攻撃を受けた。

 

 

Fクラス 木下秀吉 311点

 

VS

 

Aクラス 天野麗子 283点

 

 

「こうなったら腕輪を使うわ!」

 

「なら儂も使わせてもらうのじゃ!」

 

儂と天野は互いの召喚獣から距離をとった。

 

「「腕輪発動(じゃ)!!」」

 

『オオーッと!両者腕輪を使うようです!』

 

『二人ともこれで決めるようですね』

 

「行くよ、木下くん!」

 

「天野、行くのじゃ!」

 

儂は薙刀を召喚獣の体の前に構え腰を落とす。

天野の召喚獣の方は刀を両手で正中線にし左足を前に、右足を後ろにしている。

 

「「ハアアアアアアアッ!!」」

 

儂と天野の召喚獣が同時に飛び出し、フィールドの中央でぶつかった。

互いの召喚獣は位置を入れ換えて止まった。

 

 

Fクラス 木下秀吉 0点

 

VS

 

Aクラス 天野麗子 0点

 

 

試合終了(エンドオブバトル) 両者戦闘不能 引き分け』

 

 

『試合終了~!第2回戦は引き分けと言う形で終わりました~!』

 

『これは、予想外でしたね』

 

『高橋先生、二人が使った腕輪と言うのはどう言うものなのでしょうか?』

 

『そうですね・・・・・・・まず、木下くんが使った腕輪は素早く相手に飛び込み一撃で数回攻撃するものです。そして、天野さんの腕輪は相手に瞬時に飛び込み振り抜き様に一刀を浴びせるものですね』

 

『なるほど~』

 

「あ~あ、引き分けか~」

 

「うむ。引き分けでも悔しいものじゃな」

 

「そうかもね」

 

「それで天野よ。提案と言うのはどうするのじゃ?」

 

「そうね・・・・・・互いに1回ずつ命令できる、でどうかしら?」

 

「うむ」

 

「じゃあ、それね。でも次は負けないわよ」

 

「無論、それは儂もじゃ天野」

 

『会場の皆様!惜しみ無い拍手を両者にお願いします!』

 

実況の新野の放送に観客席から溢れんばかりの拍手が鳴り響いた。

 

 

~秀吉side out~

 

 

 

 

 

~明久side~

 

『会場の皆様!惜しみ無い拍手を両者にお願いします!』

 

スクリーンでは会場のあちこちから拍手が鳴り響いていた。

 

「引き分けか~」

 

「う~ん、木下くんが負けるとは思わなかったからね」

 

「いや、恵衣菜負けてないからね」

 

「これで一敗一分け、か残りは7戦、か」

 

「・・・・・・・(スク)行ってくる」

 

「頼むぞムッツリーニ」

 

「・・・・・・(コク)任された」

 

康太が試合会場に向かい、秀吉が戻ってきた。

 

「すまぬ、引き分けになってしもうた」

 

「気にするな、後7戦ある」

 

「そうだよ、秀吉」

 

「ええ」

 

「む。そうかの」

 

戻ってきた秀吉を労っていると。

 

『続いて第3試合。Aクラスからは第2学年序列第10位工藤愛子さん。Fクラスからは第2学年序列第32位土屋康太くんです!』

 

スクリーンに康太と工藤さんが映った。

 

「これは保健体育かな?」

 

「だろうな」

 

「と言う事はムッツリーニの勝ちじゃな」

 

「多分ね」

 

スクリーンでは二人が召喚獣を呼び出している所だった。

 

~明久side out~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~康太side~

 

 

「キミが土屋くん?」

 

「・・・・・・お前は?」

 

「ボク?ボクは1年の終わりに転校してきた工藤愛子だよ。よろしくね~」

 

「・・・・・・(コク)」

 

「それと、零華ちゃんと恵衣菜ちゃんから聞いたんだけど、キミ。保健体育が得意なんだって?」

 

「・・・・・・それがどうした?」

 

「実はボクも得意なんだよ、保健体育。特に・・・・・実技がね」

 

「・・・・・・実技(ブシャアァァァ!)」

 

『オオーッと、土屋康太選手鼻血が物凄い勢いで出ております!』

 

『出血多量で倒れないか心配ですね』

 

『いえ、高橋先生。今、心配するところそこじゃない気がするのですが・・・・・・・』

 

「・・・・・・・なんのこれしき」

 

「凄い勢いで鼻血が出てたけど、大丈夫?」

 

「・・・・・・問題ない」

 

「そう?」

 

『では科目を決めてください!』

 

「・・・・・・・・保健体育」

 

『承認する!』

 

「いくよ、試獣召喚(サモン)!」

 

「・・・・・・・試獣召喚(サモン)!」

 

~康太side out~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~明久side~

 

『・・・・・実技(ブシャアァァァ!)』

 

スクリーンでは康太が鼻血を出しているところが映し出されている。

 

「だ、大丈夫かな康太?」

 

「大丈夫だろ、多分」

 

「いやいや、二人とも。今は土屋くんが出血多量で倒れないかが心配するところでしょ!?」

 

『オオーッと、土屋康太選手鼻血が物凄い勢いで出ております!』

 

『出血多量で倒れないか心配ですね』

 

『いえ、高橋先生。今、心配するところそこじゃない気がするのですが・・・・・・・』

 

 

「「「「・・・・・・・・・・・」」」」

 

「なあ、吉井」

 

「何、須川くん」

 

「たまに思うんだが高橋先生ってもしかして・・・・天然なのか?」

 

「・・・・・・・・多分」

 

なんだろう、高橋先生のイメージがどんどん崩れていくような気がする。

 

『いくよ、試獣召喚(サモン)!』

 

『・・・・・・・試獣召喚((サモン)!』

 

~明久side out~

 

 

 

 

 

 

 

 

~康太side~

 

『第3試合、フィールドは保健体育です!それでは・・・・・・・試合開始(バトルスタート)!』

 

 

保健体育

 

 

Aクラス 工藤愛子 542点

 

 

「理論派と実技派どちらが強いか教えてあげる!」

 

工藤はそう言うと召喚獣に腕輪の能力。雷を付与して迫ってきた。

 

「バイバイ、ムッツリーニくん!」

 

「・・・・・・・・加速」

 

ガキンッ!

 

「・・・・・・・加速終了」

 

勝負は一瞬で着いた。

 

「え?」

 

そして遅れて俺の点数が表示される。

 

 

Fクラス 土屋康太 786点 WINNER

 

VS

 

Aクラス 工藤愛子 0点 LOOSE

 

 

試合終了(エンドオブバトル) 勝者、Fクラス土屋康太』

 

『な、ななな、なんと試合開幕早々決着!土屋選手が一瞬で工藤選手の召喚獣を戦闘不能にさせました!』

 

『驚きましたね。解説する間もありませんでした』

 

『そうですね。まさに瞬殺です』

 

「そんな、ボクが負けた・・・・・」

 

工藤は自分が負けたことが信じられないようでその場に崩れ落ちていた。

そんな工藤に俺は近づいた。

 

「・・・・・・・工藤、お前の敗因はなんだと思う?」

 

「ボクの敗因?」

 

「・・・・・・・それは、自分を加担しすぎているからだ」

 

「え」

 

「・・・・・・・・・保健体育に理論派も実技派も関係ない。お前はそれに気付かなかった。それがこの勝負の結果だ」

 

「ムッツリーニくん・・・・・・・」

 

「・・・・・・・だが、お前ならすぐに俺に追い付くだろう」

 

「え?」

 

 

「・・・・・・工藤、俺は俺に匹敵する保健体育の点数を保有しているヤツをあの3人以外知らない」

 

「あの3人って吉井くんと零華ちゃん、恵衣菜ちゃんのこと?」

 

「・・・・・・(コク)だから俺とお前なら互いに高めあっていける」

 

「そうか・・・・・・そうだよね。ありがとうムッツリーニくん」

 

「・・・・・・康太」

 

「え?」

 

「・・・・・・康太でいい」

 

「うん。じゃあボクも愛子でいいよ」

 

「・・・・・・わかった。これからよろしく頼む愛子」

 

「うん。こちらこそ康太くん」

 

俺は工藤・・・・・・・いや、愛子に手を差し出し立たせる。

すると。

 

『会場の皆様!惜しみ無い拍手を両者にお願いします!』

 

新野の声に俺と工藤に溢れんばかりの拍手が届いてきた。

 

~康太side out~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~明久side~

 

スクリーンには互いの手を握り合う康太と工藤さんが映し出されている。

 

「これで、一勝一敗一分け、か」

 

「うん。残りは6戦・・・・・・負けられないね」

 

「ああ」

 

「さてと、そんじゃ行ってくるわ」

 

「頑張って横溝くん」

 

「しっかりな横溝」

 

「ああ!」

 

僕と須川くんは横溝くんとハイタッチをして横溝くんを見送る。

横溝くんが出て暫くして康太が戻ってきた。

 

「お帰り康太」

 

「・・・・・・ただいま」

 

「やったな土屋」

 

「・・・・・・(コク)当然」

 

『さあ、更に続いていきましょう!第4試合、Aクラスからは第2学年序列第13位エレン・アナスタシア・リューゼンハイムさん。Fクラスからは第2学年序列第14位横溝浩二くんです!』

 

『『『『『『『『『『おおーーーーーーーー!!』』』』』』』』』』

 

『浩二、本気で行くからね!』

 

『分かってる!全力で行くぜエレン!』

 

『科目は何にしますか?』

 

『科目は家庭科でお願いします』

 

『承認する!』

 

『『試獣召喚(サモン)!!』』

 

 

家庭科

 

Fクラス 横溝浩二 462点

 

VS

 

Aクラス エレン・A・リューゼンハイム 478点

 

 

『第4試合フィールドは家庭科です。それでは・・・・・・・試合開始(バトルスタート)!』

 

 




残り5戦、大変だ
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次回 『FクラスVSAクラス、第Ⅱ幕』 ここテストに出ます

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