バカとテストと召喚獣 奏で繋ぐ物語   作:ソーナ

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バカテスト

問題:『大型の魔法を発動するときには〇〇が必要。〇〇の中に入る漢字を2字で答えなさい』

解答
吉井明久、姫宮恵衣菜、エレン・A・リューゼンハイム、横溝浩二

『詠唱』


教師コメント

『正解です。少々中二病ぽいですが、学園長の趣味などが重なりそうなりました』


Fクラス生徒(一部除き)

『異端者の処刑』


教師コメント

『あなたたちは一体何をするつもりですか!?』


第ⅩⅡ門 FクラスVSAクラス、第Ⅱ幕

~明久side~

 

『浩二、本気で行くからね!』

 

『分かってる!全力で行くぜエレン!』

 

『科目は何にしますか?』

 

『科目は家庭科でお願いします』

 

『承認する!』

 

『『試獣召喚(サモン)!!』』

 

 

家庭科

 

 

Fクラス 横溝浩二 462点

 

 

VS

 

 

Aクラス エレン・A・リューゼンハイム 478点

 

 

 

『第4試合フィールドは家庭科です。それでは・・・・・・・試合開始(バトルスタート)!』

 

 

「横溝とエレンの戦いか、吉井的にはどっちが勝つと思う?」

 

横溝くんとエレンさんの戦いを映したスクリーンを見ながら右隣から須川くんが聞いてきた。

 

「そうだね・・・・・・・・正直どっちが勝つかわからないよ」

 

「だよな、点数は然程離れてないし・・・・・」

 

「二人の差と言うなら召喚獣の操作だね」

 

「ああ」

 

「けど、一応Aクラスも模擬試召戦争をしてるから、操作出来ると思うよ恵衣菜?」

 

「うん。でも、私たちのクラス程やってないから」

 

「まあな」

 

僕らは視線をスクリーンに向け試合の行方を見守った。

 

~明久side out~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~浩二side~

 

『第4試合フィールドは家庭科です。それでは・・・・・・・試合開始(バトルスタート)!』

 

「私から行くよ!」

 

エレンはそう言うと遠距離から攻撃してきた。

エレンの召喚獣は近接戦闘か遠距離戦闘のどちらかと言うと遠距離戦闘がメインだ。

エレンの召喚獣の格好は紫色のローブを身に着け杖(ワンド)を装備していた。いかにも魔女、と言う感じだ。

 

「くっ!」

 

エレンの魔法攻撃に俺は慌てて避ける。

 

「今度はこっちの番だな。行くぜ!」

 

俺は召喚獣の武器。大剣を構え迫る。

俺の召喚獣の姿は銀色の軽装の鎧に大剣。いかにも近接戦闘向きだ。

 

「そうはいかないよ!くらいなさい!」

 

「うおおおおおおおおぉ!」

 

俺は大剣の面部分で放たれた魔法を防ぎ接近する。

 

「ぜりゃあ!」

 

「・・・・・・っと」

 

「ちっ、掠った程度か」

 

「危ない危ない」

 

 

Fクラス 横溝浩二 411点

 

VS

 

Aクラス エレン・A・リューゼンハイム 442点

 

 

『エレン選手は遠距離からの魔法による集中攻撃で横溝選手を近づけさせない作戦のようですね』

 

『そのようですね。現に先程、横溝くんは接近するのにエレンさんの魔法を大剣の面部分を使い接近していました。これは相性が悪いですね』

 

『なるほど~』

 

「くっ、言ってくれるぜ」

 

「浩二、私はAクラスからの代表として負けないわ!浩二も全力で来て!私も全力でいく!だから・・・・・・・」

 

エレンは杖を構えた。

 

「これは耐えてよね」

 

「なに!?」

 

「とく来たれ、炎の精、氷の精、二精よ相重なりて螺旋を築け。万物を戒め敵を煉獄の業火と凍てつく氷霹の渦へと閉じ込めよ!」

 

『こ、これは、詠唱!?』

 

『どうやら大型の魔法を使うようですね。大型の魔法を発動するには使用者の詠唱が必要ですから』

 

「ま、マズイ!」

 

俺は大剣を担ぎ慌てて距離を取ろうとした。だが、

 

「もう遅いよ!・・・・・吹き荒べ!炎氷地獄(インフェルノ)!」

 

俺の召喚獣の足元に複雑な紋様が書かれた魔方陣が現れた。

次の瞬間。

 

ゴウッ!

 

「くっ!」

 

俺の召喚獣を中心に炎の渦と氷の渦が現れた。

 

『キャアアアアアアアァ!!』

 

解説席から悲鳴が上がった。

よく見ると周囲の観客席からも悲鳴が上がっている。

目の前の光景に驚いているようだ。

炎と氷の渦は10秒後に収まった。

 

『な、な、なんと言う魔法だぁー!凄まじい威力の魔法です!これでは横溝選手の召喚獣は・・・・・・』

 

『いえ、新野さん。あれを見てください』

 

収まった場所にはあちこち傷ついてはいるものの大剣を盾にした俺の召喚獣がいた。

 

『なんと!凄まじい威力の魔法を受けたのにも関わらず横溝選手の召喚獣は無事です!』

 

『恐らく、大剣を盾にしてあの魔法を凌いだのでしょう。ですが、完全には防げなかったようですね』

 

 

Fクラス 横溝浩二 152点

 

VS

 

Aクラス エレン・A・リューゼンハイム 401点

 

「やるね、浩二。まさか耐えきるなんて思わなかったよ」

 

「いや、正直やられるところだったぜ」

 

『横溝選手とエレン選手の点数はかなり欠け離れています!さぁ、横溝選手、これをどう覆すのでしょうか!』

 

くっ!なんとかあの魔法は凌いだがまだ、エレンは腕輪を使ってない。それに引き換えこっちの点数は250点ほど削られた。やはり腕輪を使うしかないか・・・・・・・

 

「どうする浩二?まだ、やる?」

 

「当たり前だぜ!俺はどんな状況でも決して諦めねぇ!」

 

「フフ、浩二らしいね。・・・・・・・・(でも、そんな浩二のところが好きなんだよね)」

 

「ん?何か言ったか?」

 

「ううん。何でもないよ」

 

エレンとの差は250オーバー。一か八かやるしかないな!

 

「行くぞっ、エレン!」

 

『オオーっと、横溝選手召喚獣をエレン選手の方へと走らせ初めました!』

 

『なにか策でもあるのでしょうか』

 

「真っ正面から来るんだ。じゃあ、いくよ!」

 

エレンは通常の魔法を放ってくる。

 

「・・・・・・・」

 

俺は放たれた魔法をギリギリのところで避していく。

 

「やるね浩二。なら、これはどう?」

 

『オオーっと、エレン選手、またしても横溝選手の召喚獣から距離を取りました!』

 

「とく来たれ、炎の精、氷の精、二精よ相重なりて螺旋を築け。万物を戒め敵を煉獄の業火と凍てつく氷霹の渦へと閉じ込めよ!」

 

『この詠唱は!どうやらまたあの魔法を放つようです!ですが横溝選手それをお構いなしにエレン選手へと突っ込んで行きます!』

 

「何を企んでいるの浩二?・・・・・・・でも、これで終わりよ!吹き荒べ!炎氷地獄(インフェルノ)!」

 

ゴウッ!

 

『出たァ!またしても炎氷地獄(インフェルノ)が放たれました!』

 

『横溝くん、それに真っ正面から突っ込んで行きましたが、どうするつもりなのでしょうか。・・・・・・・ん?』

 

解説の高橋女史が目を見開かせ驚きをしているのが見えた。しかもそれはエレンにも周りの観客席からも見えた。

何故なら。

 

「なんで炎氷地獄(インフェルノ)が消えるの!?」

 

そうエレンの放った炎氷地獄(インフェルノ)が突如消えたからだ。

 

『こ、これはどう言うことでしょう!エレン選手の炎氷地獄(インフェルノ)が消えてしまいました!』

 

『勝負の決着がついたわけでは無いようですね』

 

『では、一体どう言うことでしょうか?あ!あれは!』

 

「な、なんで浩二の召喚獣無事なの!?」

 

そこには蒼白く光輝く大剣を構えた俺の召喚獣の姿があった。

 

「これが俺の腕輪の能力!魔法無効化剣(アンチ・マギアソード)だ!」

 

「あ、魔法無効化剣(アンチ・マギアソード)ですって!?」

 

「この腕輪の能力はその名の通り魔法無効化能力を剣に付与して切り裂く事が出来る事だ!これで、今の炎氷地獄(インフェルノ)を切り裂いたんだ!」

 

『ななな、なんと!横溝選手、腕輪の能力、魔法無効化能力(アンチ・マギアソード)を使いエレン選手の炎氷地獄(インフェルノ)を防ぎましたぁー!』

 

『これは驚きましたね。まさか魔法無効化の能力の腕輪とは・・・・・・・これで、勝負の行方はわからなくなりました』

 

「くっ!なら、私も!」

 

エレンはバックステップで下がり杖を構えた。

 

「そうはさせるか!」

 

俺は魔法無効化を付与した大剣を構えエレンに迫る。

 

「いと来たれ、灼熱業火の旋風、咲き誇れる終焉の裂氷、全て終わりにしたりて汝、終焉を呼び起こせ!己は足れど黄昏時に迫る宵闇の。天からの槍、突き貫け!」

 

『エレン選手も腕輪を使うようです!』

 

『先程とは比べ物にならないくらいの威力の魔法が来るでしょう。恐らくこれで勝負がつくのかと』

 

「いくよ!浩二!」

 

「行くぞ!エレン!」

 

「「勝負(よ)!!」」

 

「はあああああああああぁあ!!」

 

灼氷の堕ち来る天槍(ミーティア・スピアフォール)!!」

 

エレンの腕輪で上空に幾つもの魔方陣が現れそこから雨のように槍のような形のした砲撃が来る。

そしてそれに当たるのと同時に俺の大剣はエレンを斬り裂いた。

 

ドカンッ!!!

 

「うっ!」

 

「きゃあ!」

 

互いの攻撃が当たり爆発が起こり、それにより爆風と爆煙が起こった。

爆煙が晴れ、頭上の電光板に。

 

 

Fクラス 横溝浩二 0点

 

VS

 

Aクラス エレン・A・リューゼンハイム 0点

 

 

 

戦闘終了(エンドオブバトル) 両者戦闘不能 引き分け』

 

 

 

俺とエレンの召喚獣は倒れていた。

そして、空気に溶けるかのようにして消えていった。

 

『し、試合終了~!第4試合、結果は引き分けで終わりましたー!』

 

『これまた、予想外ですね』

 

『えー、たった今届いた情報によると、エレン選手と横溝選手の攻撃の当たった瞬間はほぼ同時だと言うことだそうです!』

 

『どうやら、あの魔法無効化能力も万能ではないようですね』

 

「ハハッ、引き分けか~。強いね浩二」

 

「いや、俺なんてまだまだだよ」

 

「フフ。そうだね~私もまだまだかな」

 

「ああ。そうだな」

 

「浩二、これが終わったら一緒に出掛けよう」

 

「ああ。良いぜ!」

 

俺とエレンはバトルフィールドの中央で互いに右手を出して握手する。

流石にここでは抱き締めたりはしない。ホントはメチャクチャしたいけどな。

 

『激闘を終えた両選手に惜しみ無い拍手をお願いします!』

 

そんな声とともに会場から溢れんばかりの拍手が届いてきた。

俺とエレンは少し顔を赤くしてルームに戻った。

 

~浩二side out~

 

 

 

 

 

 

 

 

~明久side~

 

『激闘を終えた両選手に惜しみ無い拍手をお願いします!』

 

スクリーンからは横溝くんとエレンさん二人を称える拍手が届いてきた。

 

「すごい戦いだったね、明久くん」

 

「うん。まさか横溝くんが魔法無効化の腕輪を持っているなんて思わなかったよ」

 

「ああ。俺も驚いたぜ」

 

「私は横溝君の腕輪にも驚いたけどエレンちゃんの腕輪にも驚いたな~」

 

「うん。それは僕も思った。灼氷の堕ち来る天槍(ミーティア・スピアフォール)だっけ?凄い威力だった」

 

「あれ、私の腕輪より強力かも」

 

そんな会話をしていると須川くんが立ち上がった。

 

「行ってくる」

 

「須川くん、頑張ってね」

 

「ああ、もちろんだ!」

 

須川くんは雄二たちとも少し話すとルームから出ていった。

須川くんがルームから出ると横溝くんが戻ってきた。

 

「すまん、坂本。引き分けで終わっちまった」

 

「気にするな横溝。まだ、勝負は終わってないからな」

 

「そうだよ、横溝くん」

 

「坂本、吉井・・・・ありがとう」

 

横溝くんが席に着くと同時に。

 

『この試召戦争もついに中盤!第5回戦を戦うのはこの二人です!Aクラスからは第2学年序列第12位桜咲綾香さん!Fクラスからは第2学年序列第11位須川亮くん!』

 

『『『『『『『『『『おおーーーーーーーー!!』』』』』』』』』』

 

『リョーちゃん、ついに来たね』

 

『あぁ』

 

『リョーちゃん、わたくしは手加減しませんからね』

 

『わかってるさ綾香。だから俺も本気でいかせてもらう!』

 

『それでは科目を決めてください!』

 

『科目は家庭科で』

 

『承認する!』

 

『『試獣召喚(サモン)!!』』

 

 

家庭科

 

Fクラス 須川亮 514点

 

VS

 

Aクラス 桜咲綾香 473点

 

 

『第4試合に引き続き第5試合もフィールドは家庭科です!それでは・・・・・・・試合開始(バトルスタート)!!』

 

 

~明久side out~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~亮side~

 

ついに綾香と戦える日が来た。

今の俺の実力を綾香見せてやる!

 

『第4試合に引き続き第5試合もフィールドは家庭科です!それでは・・・・・・・試合開始(バトルスタート)!!』

 

「いくぜっ!」

 

俺の召喚獣は武器の片手剣2本。双剣を構えて突っ込んでいく。

 

『オオーっと!開幕早々、須川選手が桜咲選手に迫っていく!』

 

「スゥー、ハァー・・・・・・桜咲綾香、参ります!」

 

ガキンッ!

 

綾香の召喚獣の格好は巫女服に華美の装飾のついた薙刀。木下の薙刀よりリーチが長いのが特徴だ。

対して俺の召喚獣の姿は蒼と白の混ざりあった制服のような服に腰に蒼色と紅色に輝く片手剣だ。

 

「はあっ!」

 

「せあっ!」

 

ガキンッ!ガキンッ!

 

キンッ!キンキンキン!

 

『両者互いに譲らない!真っ向勝負だー!』

 

『二人ともあちこちに動きながらしているためか解説が追い付きません』

 

「はあ、はあ、はあ・・・・・・」

 

「はあ、はあ、はあ・・・・・・」

 

俺と綾香は自分が動いているわけではないのに疲れていた。

綾香は油断できない相手だ。一瞬の隙が命取りになる。

 

「やるね、リョーちゃん」

 

「綾香こそ、さすがだぜ」

 

「えへへ。リョーちゃんに誉められちゃった」

 

『あー、なんか両選手惚気けているのですがどうしたらいいのでしょうか』

 

『さて、私としてはどうはんにょうしちゃらいいのかわかりませんね』

 

『高橋先生、今噛みませんでした?』

 

『いえ、きにょせいですよ。新野さん』

 

『いえ、今も噛みましたよね!動揺してませんか?』

 

『そんなことはありましぇん』

 

高橋女史の噛みまくりの解説に俺と綾香はどう反応していいのか悩んだ。

正確にはその場の全員が驚愕の視線を放送席に向けていた。

 

「高橋女史ってやっぱり天然なのか?」

 

「リョーちゃん、それは言わない方がいいと思うわ」

 

「だな」

 

ガキンッ!

 

意識を召喚獣に戻し勝負を続ける。

 

「ふぅ~、やっぱりキツいね、リョーちゃんが相手だと」

 

「俺もだ。綾香相手だとキツいな」

 

どちらも互いの事を知っているからこそやりにくい物だ。

 

 

Fクラス 須川亮 391点

 

VS

 

Aクラス 桜咲綾香 345点

 

 

幾度となく剣をぶつけ合わせクリティカルとは言えなくとも斬撃の余波や掠り傷で二人とも点数を減らしていた。

 

「ここまでとは・・・・・・」

 

「予想外ですわね・・・・・・」

 

「よしっ!」

 

俺は腕輪の能力を使用することに決めた。

綾香に勝つためにはそれしかないと判断したからだ。

 

「行くぞ綾香!」

 

「おいで!リョーちゃん!」

 

「腕輪発動!」

 

俺は武器の双剣を構えた。

双剣には、腕輪の能力により蒼と紅にそれぞれ白と黒のエフェクトが纏わり付いていた。

 

「はあっ!」

 

「!?マズイ!」

 

俺はその場で双剣をクロスさせて振りかぶる。

本来ならば届くないはずの斬撃が・・・・・・

 

「うそ・・・・・・でしょ・・・・・」

 

綾香の召喚獣を通りすぎてその後ろの壁に当たる。

ギリギリ綾香は避けたようだ。

これが俺の腕輪の能力、絶対切断(ワールドエンド)だ。

この腕輪の能力により、俺は遠距離からでも斬撃を跳ばせることが出来、攻撃することが可能だ。

 

「リョーちゃんの腕輪、随分と厄介な物ね。なら、こちらも」

 

綾香は召喚獣の立ちずまいを直し俺に向かってきた。

 

「はあっ!」

 

俺はもう一度斬撃を放った。

放った斬撃が綾香に当たるかと思われた瞬間。

 

キンッ!

 

「なにっ!?」

 

綾香は薙刀をうまく使い防いだのだ。

 

「なら、接近戦で」

 

キンッ!ガキンッ!キンキンキン!

 

「これで!」

 

「腕輪発動ですわ・・・・・・!」

 

「なっ!?」

 

俺が放った剣が綾香に当たるその瞬間。

 

キン!

 

剣が何かに辺り跳ね返されたのだ、しかもダメージまで受けた。

 

「どう言うことだ?確かに当たったはず」

 

「これが、わたくしの腕輪の腕輪、反射(リフレクト)ですわ!」

 

反射(リフレクト)・・・・・・まさか!」

 

「リョーちゃんが思ってるその通り、この能力は受けたダメージを跳ね返す事が出来るの!」

 

「ま、マジかよ・・・・・」

 

反射(リフレクト)とは思わなかった。つまり攻撃する度に俺にダメージが来るってことか、ヤバイなこれは。

俺は綾香さんの腕輪の能力について考えていた。

 

 

Fクラス 須川亮 131点

 

VS

 

Aクラス 桜咲綾香 254点

 

 

跳ね返されたお陰で俺にダメージが反映されていた。

 

「くっ!ならば」

 

俺は双剣を使い絶え間なく攻撃する。

 

「その手を使ってきますか・・・・・・・でも」

 

「なっ!」

 

俺が連続で綾香に攻撃しても対して点数が減ることは無かった。

 

「くっ!」

 

「これで、終わりだよリョーちゃん!」

 

綾香は薙刀を振りかぶり俺の召喚獣を斬り裂いた。

なす統べなく俺は綾香の攻撃を受けた。

結果。

 

 

Fクラス 須川亮 0点 LOOSE

 

VS

 

Aクラス 桜咲綾香 193点 WINNER

 

 

戦闘終了(エンドオブバトル) 勝者、Aクラス桜咲綾香』

 

『試合終了~!第5試合の勝者はAクラス、桜咲綾香選手だ~!』

 

『『『『『『『『『『おおーーーーーーーー!!』』』』』』』』』』

 

「くそっ、負けたか」

 

俺は綾香に負け顔を俯かせていた。

 

「リョーちゃん」

 

そのまま下を向いているといつの間にか綾香が目の前にいた。

 

「綾香」

 

「ありがとうリョーちゃん。楽しかったわよ」

 

「でも、俺はお前に負けた」

 

「勝ち負けの問題じゃないわよ。楽しむことが大切なんだから。だから、ね」

 

「綾香」

 

「全く、リョーちゃんは昔から変わらずに泣き虫さんだね」

 

「な、泣いてなんかねぇよ!」

 

「フフ」

 

「けど、まあ・・・・・・ありがとうな綾香。負けたけど楽しかったわ」

 

「うん。こちらこそ、どうもありがとうリョーちゃん」

 

俺と綾香は互いに手を取り合い握手をした。

 

『激闘を終えた両選手に惜しみ無い拍手をお願いします!』

 

横溝の時と同じように俺たちにも溢れんばかりの拍手の雨が届いた。

勝負には負けたが俺的にはいい。全力を出せた試合だったと思う。

俺は口に出さずに心でそう言った。

 

~亮side out~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~明久side~

 

「亮が負けたか・・・・・・」

 

「うん。まさか綾香さんが反射(リフレクト)の腕輪を持っているなんて」

 

「流石にあれは須川君には相性が難しいからね」

 

「確かにな」

 

「これで、一勝二敗二分け、か」

 

「次は姫路さんだけど、どう思う雄二?」

 

「姫路なら相手によるが勝てるだろう。だが問題は科目選択だな」

 

「では行ってきますね」

 

姫路さんはそう言うとルームから出ていった。

そのあと須川くんが戻ってきた。

 

「すまない!負けた!」

 

「いや、反射(リフレクト)が相手ではよくやったと思うぞ」

 

「そうだぜ亮!綾香を彼処まで追い詰めたんだからな!お前の腕輪の能力にも驚いたが」

 

「ハハ。そうだよ、須川くん。まだ、僕らが残ってるから大丈夫だよ」

 

僕は項垂れる須川くんにそう優しく言った。

するとそのとき。

 

『続いて第6試合!Aクラスから第2学年序列第9位佐藤美穂さん!Fクラスからは第2学年序列第7位姫路瑞希さんです!』

 

スクリーンに佐藤さんと姫路さんが映った。

 

『それでは、科目を選択してください!』

 

『物理でお願いします』

 

『承認する!』

 

佐藤さんの科目選択で物理のフィールドが張られた。

 

『『試獣召喚(サモン)!!』』

 

 

物理

 

Fクラス 姫路瑞希 384点

 

VS

 

Aクラス 佐藤美穂 416点

 

 

『第6試合フィールドは物理です!それでは第6試合・・・・・試合開始(バトルスタート)!!』

 

 




感想とかが来ない。
これはどう反応していいかわからない。

では、また次回、Don't miss it.!



次回 『敗けられない戦い』 ここテストに出ます。
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