バカとテストと召喚獣 奏で繋ぐ物語   作:ソーナ

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自分で書いていてやっぱバカテスは面白いなあ~、と思ってしまいした。
これから頑張って書いていきますのでよろしくお願いいたします。


1st Season 第Ⅰ章 試験召喚戦争編
第Ⅰ問 クラス分け


振り分け試験から数週間後。

僕は幼馴染みであり大切な人である恵衣菜と、妹の吉井零華と一緒に文月学園へ向かう坂道を登っていた。

 

「今日から新学期か~」

 

「兄様は本当のんきですね」

 

「そう言う零華だって楽しみで仕方ないんじゃない?」

 

「そ、そんなことはありません」

 

「ふふふ、呂律が上手く回ってないよ零華ちゃん」

 

「そんな恵衣菜さんはどうなのですか?」

 

「え?私?私はちょっと、ね」

 

「そう言えば僕も恵衣菜も無得点扱いだからFクラスなんだっけ」

 

「うっ・・・・・・・・・ごめんね明久くん」

 

「いいって。それにテストの点数よりも恵衣菜の方が大事だから」

 

「明久くん///////」

 

「恵衣菜////////」

 

「あー。あのお二人さん出来ればこんな場所で桃色空間出すの止めてくれませんか?」

 

「「はうっ!////////」」

 

「やれやれ」

 

零華に呆れられながらも僕たちは歩いていく。

しばらく歩いていく目的地の学校。文月学園に着いた。

校門には鉄人こと西村先生が立っていた。

 

「おはようございます、鉄じ・・・・・・・・西村先生」

 

「「おはようございます西村先生」」

 

「おう。おはよう吉井兄妹、姫宮。ところで吉井兄」

 

「なんですか西村先生?」

 

「さっき俺のことを鉄人と言わなかったか」

 

「気のせいですよ」

 

「そうか。まあ、そう言うことにしておこう」

 

「ところで西村先生はなんでここに立っているんですか?」

 

「む?ああ、これを渡すためだ吉井妹」

 

そう言うと西村先生は僕たちに一通ずつ封筒を渡した。

 

「これって確かクラス分けの結果が入ってるやつですよね」

 

「ああ、その通りだ」

 

「でもなんでこんなめんどくさいことするんです?」

 

「まあ、本来なら大きな紙に提示するんだがな、ここは世間から注目を集めている試験校だから仕方ないとしか言えないな」

 

「へぇー」

 

僕たちは封筒の中身を開けた。

中には一枚の折り畳まれた紙が入っていた。

 

「やったAクラスだ!」

 

「え!零華ほんとう!」

 

「うん、ほら!」

 

僕と恵衣菜が確認すると確かに紙には、

 

『吉井零華 Aクラス 主席』

 

と書かれていた。

 

「しかも代表って」

 

「頑張ったね零華ちゃん」

 

「うん」

 

「おめでとう吉井妹。代表としてこれから頑張れ」

 

「はい。ありがとうございます西村先生」

 

「あと吉井兄、姫宮。すまないな」

 

「え?」

 

「西村先生なんで謝るんですか?」

 

「本来なら、お前たち二人がそのクラスに配属されるべきじゃないのだが・・・・・・俺たちも学園長に掛け合ったが学園長も至極難しい顔をして変えられないと言ったんだ」

 

僕と恵衣菜は封筒の中の紙を取り出して見た。

 

『吉井明久 Fクラス』

 

『姫宮恵衣菜 Fクラス』

 

「大丈夫ですよ西村先生。こうなることが分かって退席したんですから」

 

「そうか・・・・・・すまないな二人とも」

 

「いえ。それでは私たちはこれで失礼します」

 

「ああ」

 

「あ。西村先生、学園長は今いますか?」

 

「ん?学園長なら学園長室にいると思うが?」

 

「分かりました。ありがとうございます」

 

僕たちは西村先生に挨拶をして昇降口に向かい履いていた靴から上履きに履き替えた。

 

「それじゃあ先に学園長室に行くか」

 

僕たちはそのまま学園長室に行くことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学園長室

 

"コンコン"

 

「入りな」

 

扉をノックすると部屋の中から返事が返ってきた。

 

「失礼します」

 

僕を先頭に恵衣菜、零華が学園長室に入った。

 

「来たね。3人とも」

 

目の前にいるのはこの学園の長である藤堂カヲル学園長だ。初対面の人からしたら妖怪だと思われるが決してそんなことはない。

 

「さてとまずは吉井兄と姫宮。すまなかったね。ほんとうなら二人にはもう一度振り分け試験を受けてほしいがそうもいかなくてね」

 

「いえ。それは十分承知しています」

 

「ええ。体調を崩して退席してしまったのは私ですから」

 

「ほんとにすまないね。後、吉井妹」

 

「はい」

 

「吉井夫婦がいないが大丈夫かい?」

 

「ちょっと待ってください学園長!夫婦ってなんですか!?」

 

「ん?いや、吉井兄と姫宮はどう見ても夫婦だろう」

 

「ふ、夫婦///////」

 

「あはははは・・・・・・」

 

「まだ、僕と恵衣菜は結婚してませんよ!」

 

「アハハ、そうかいそうかい。でもいずれは結婚するんだろう?」

 

「そ、それはそうですけど・・・・・」

 

「ならいいさね。それで吉井妹大丈夫かい?」

 

「はい。兄様と恵衣菜さんは少々心配ですが頑張ります」

 

「うむ。あー、そうだ、吉井兄」

 

「はい、なんですか?」

 

「お前さんの召喚獣のことなんだがね」

 

「もしかしてまだ装備が出来てないとか?」

 

「ああ。まあ、そうなんだがね。下手したら武器の方が壊れちまいそうでね」

 

「「ああ~」」

 

「なんで恵衣菜も零華も納得したかのように首を振るのさ!」

 

「それで、お前さんの召喚獣をちょっと特別製にしてみたさね」

 

「特別製、ですか?」

 

「そうさね。いや、正確にはここにいる3人。吉井兄妹と姫宮の召喚獣さね」

 

「どういう意味ですか学園長」

 

「いや、お前さんたちの点数があまりにも高すぎてシステムがオーバーヒートしそうなのさ」

 

「なるほど、それですこしでも処理を軽くしようと」

 

「大体合ってるさね。一応3人のには本来あり得ないんだが、腕輪が2つ、武器が二種類つくことになっているさね」

 

「分かりました。武器は此方で考えてもいいですか?」

 

「もちろん構わないさね」

 

「ありがとうございます」

 

学校に早く来たため幸いにもHRまではまだ余裕がある。

恵衣菜と零華と話し合い相談した結果。

僕は双剣と二丁銃と、恵衣菜は細剣と弓、零華は槍と魔導書を選択し学園長に伝えた。

 

「これでよし。今から3人の召喚獣の調整に入るからもし試召戦争が行うようなら真っ先に伝えな」

 

「分かりました」

 

「それじゃあ吉井兄以外は退室して構わないよ。吉井兄には後少し伝えることがあるさね」

 

学園長がそう言うと恵衣菜と零華が部屋から退室した。

 

「さてと、吉井。お前さん、大丈夫なのかい?Fクラスで」

 

「僕が望んだことですから。それに恵衣菜一人だけFクラスに行かせるよりは良いです」

 

「そうかい。それとあの時の教師は退職させたから安心しな。それとなんかあったらすぐに西村先生とかに伝えな」

 

「分かりました。あの二人にも伝えておきます」

 

「ああ。頼んだよ、第2学年序列第一位」

 

「はい!失礼しました」

 

僕は元気よく返事をすると学園長室から退室した。

 

 

 

 

 

 

 

 

~学園長side~

 

「さてと、それじゃ始めようとするさね」

 

私は机の上に置いてあるパソコンの電源を入れ、試験召喚システムに入り操作した。

 

「にしても今年の2年生はスゴいやつばかりさね。序列第一位と第二位の吉井夫婦に三位の吉井妹。四位の霧島に五位の坂本、でもま、坂本は何故かFクラスに行っちまったがね。理由はなんとなくわかるさね」

 

私は呟きながらパソコンを操作する。

 

「よし。これで完了さね。腕輪は召喚してみないと分からないが、あの3人なら大丈夫だろう。頑張るんさね3人とも」

 

~学園長side out~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学園長室を出ると恵衣菜と零華が待っていた。

 

「お待たせ二人とも。行こうか」

 

僕たちは階段を上がり二年生フロアの三階に来た。

そして目の前に広がる光景に呆気に取られていた。

 

「え~と・・・・・・・・」

 

「これがAクラス・・・・・・・・?」

 

「なんか無駄にお金使ってるような・・・・・・・」

 

上から零華、僕、恵衣菜の順に目の前に広がるAクラスを見てそう言った。

Aクラスの面積は普通のクラスの4倍はあるだろうと言う広さだ。これを見て固まるなって言われてもそれは無理だろう。

 

「広すぎだろ・・・・・・・・」

 

「それじゃあ放課後迎えに来るね」

 

「うん。兄様と恵衣菜さんも気をつけてください」

 

「ありがとう零華ちゃん」

 

零華は僕と恵衣菜に手を振って言うとAクラスに入っていった。

 

「それじゃあ僕らもFクラスに行こうか」

 

「ええ」

 

そのまましばらく歩いていくとFクラスの掛札が見えた。

そして、

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

Fクラスを見て僕たちは言葉を失った。

 

「ねえ、恵衣菜。僕たちはまっすぐここに来たよね?」

 

「ええ」

 

「なのになんでここにこんな古ぼけた山小屋があるのかな?」

 

「さあ?でもFクラスって書いてあるよ」

 

「「・・・・・・・・・・・」」

 

「取り敢えず入ってみようか」

 

「そうね」

 

そして僕は扉の取っ手に手をかけ扉を開けた。

これから僕と恵衣菜が1年間学ぶ教室に。




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