俺は通い慣れた道を自転車に乗りながら学校を目指していた。家から片道30分で遅くならない内に学校に行かなければならないからだ。俺の名前は漣(さざなみ)遥(はるか)で東京のUTX学院に通っている3年生だ。この学校は昔は女子校だったらしいが俺がUTX学院に入学する年に共学になったけどUTX学院で男子は俺だけしかいなかった。共学化が決まって俺がUTX学院に入学した時は俺の他に4人の男子がいたが4人とも全員が、ほとんど女子しかいないこの学校に堪えきれず入学してから僅か3日後に4人全員がいなくなってしまった。これが俺の1年の時の話だ。貴重な男子4人がいなくなり男子が俺だけになって女子からジロジロ見られる事が多いけど気付かないフリをして1日1日を過ごしていた。そんな俺だが勉強は学年トップでスポーツも毎回トップになっているけどそんなある日の話だった。
「ねぇ・・・・・そこの君」
「えっ?」
後ろから話しかけられたので俺は振り返ると美少女3人組が俺を見ていた。3人とも可愛かったがまずは話をしようと思った。
「私の名前は綺羅ツバサ」
「私は優木あんじゅ」
「私は統堂英玲奈」
「俺の名前は漣(さざなみ)遥(はるか)だ」
「君は男子だよね?」
「そうだけど?」
「それなのに遥?」
「何だか女の子みたいな名前だね」
「良く言われるよ」
俺は実際に遥って名前だから良く女の子だと周りの人に思われる事がある。
「君は何年生?」
「俺は1年生だよ」
「そうなんだ」
「私達3人も実は1年生なんだ」
「実は私達でこれからスクールアイドルをやろうと思うんだけど君・・・一緒にやらない?」
「えっ!?」
「先生達の話を聞いていたんだけど君は勉強もスポーツもトップだよね?」
「そうだね」
「そこで私達3人は話して決めたの!」
「君のような人をメンバーに入れたスクールアイドルでラブライブに出ようってね」
「そうなんだ?」
「どうかしら?」
「質問してもいいかな?」
「いいわよ」
「それじゃあ1つ目はチーム名は決まってるのか?」
「決まってるわ」
「私達のチーム名はA-RISEよ」
「2つ目だけどリーダーは誰なんだ?」
「それはまだ決まってないんだ」
「そっか」
「他にはあるかな?」
「もう無いな」
「それじゃあ行こうか」
「どこに行くんだ?」
「私達の練習場所よ」
練習を始めてから2時間が経ったけど3人は疲れが出たのかもう動けなくなっていた。
「さっ・・・漣君すごいね」
「あれだけ動いたにも関わらずまだ動けるなんて」
「しかもダンスも上手いし・・・いいや!かなり驚いたよ」
「小学校の時から朝早く起きてランニングしてるし慣れてるから」
「そうなんだ?」
「バスケとかサッカーとか動き回るスポーツを毎日していたから体力あるしな」
「歌も良かったし」
「友達とカラオケに良く行くし」
「漣君」
「どうかした?」
「君に・・・A-RISEのリーダーになってほしい」
「ファッ!?」
「私達3人は一緒に何回も練習した事あったけど漣君とは今日2時間だけだったけど君と一緒に練習してわかったんだ」
「リーダーなら3人の中から1人を選べば良いのに何で俺なんだ!?」
「理由ならあるわ」
「私達3人は何回か一緒に練習した事あったけどつい最近やっと合わせる事が出来たんだ」
「それまでは私達3人とも動きがバラバラでね。なかなか出来なかったんだ」
「そんな時に君を見つけたんだ」
「じゃあ聞くけど俺に話しかけるまで3人で練習したのは何回ですか?」
「2回だな」
「だけどその2回とも3時間以上は練習してたわね」
「そういう事ですか」
「どうかな?メンバーにならない?」
「良いよ」
「やった」
「やった」
「やった」
「じゃあ今日からA-RISEは4人でリーダーは漣君に決定ね」
「わかった!それじゃあ今から俺がリーダーになるから3人ともよろしくな!ちなみにだけど俺の事は遥って呼んでくれないか?」
「わかったわ」
「私は、あんじゅで平気だから」
「私は英玲奈で大丈夫」
「私もツバサで良いから」
「さて!それじゃあ今から今後の事について俺が考えた事を言いたいんだけど良いかな?」
「なにかしら?」
「まず歌って踊ったりするのに体力が必要です。だから毎日ランニングをしましょう!」
「ええええええええ!」
「ちょっと本当に!」
「しかも毎日」
「当然じゃないですか」
「理由を聞いても?」
「歌うだけならば問題は無いだろう・・・だけど実際には歌うだけじゃなく踊りますからな」
「そうね」
「歌って踊ってさらに笑顔でってなると結構大変です。それに良く考えて欲しいんですけど自分達がライブをしてる時にファンの人から見て自分の好きなアイドルが歌って踊ったりしてるけど笑顔じゃなく疲れた表情を見せられたらどう思う?」
「それは・・・」
「俺だったらそんな辛そうな表情を見たくは無かったなって思いながらファンを辞めるな」
「確かにそうなるわね」
「まずは基礎をしっかり出来てないとダメだからまずは体力作りだ」
「なるほどね」
「次にラジオ体操をします」
「小学校の時にやったアレ?」
「そうです。ラジオ体操は腕と足とかを動かすし日本人なら誰でも知っているだろ?」
「確かに誰でも知っているな」
「後は発声練習をするからな」
「それってもしかして・・・」
「あーあーあーあーあー」
「やっぱりそれか」
「とりあえずこの3つを毎日やる事にするから」
「わかったわ」
「2人は?」
「私も賛成」
「私も」
「じゃあ明日からこの3つをやりながら練習を始めるけど最初は結構きつくて大変かも知れないけど少しずつで良いから頑張ってやろう!」
「はい」
「はい」
「はい」
「それじゃあ明日から4人になったA-RISEで活動開始だ!皆よろしくな」
「よろしくお願いします」
「よろしくお願いします」
「よろしくお願いします」
μ'sの話が多いからA-RISEを書いてみました。