譲れない想いと女神の想いに応えたい時   作:シデンカイ

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本当は昨日に出したかったな


第2話

俺は今4人で休憩中だったのでスマホの中に入ってる写真を見ていて2年前の俺達を見ていた。

 

「何を見ているの?」

「うん?ああ・・・ツバサか」

「何か見ていた感じだったけど?」

「これだよ」

「これは私達が1年生だった時の・・・・・」

「久しぶりに見ていたんだ」

「そっか」

「さてと休憩は終わりだ!練習を再開するぞ!」

「はい」

「はい」

「はい」

 

あの結成から2年が経って俺達4人は全員3年生になって今では人気NO.1のスクールアイドルになっていた。

 

「おっと!その前に連絡する事がある」

「連絡?」

「実は第1回ラブライブが開催される事になった。」

「ラブライブ?」

「ラブライブとは野球で言えば甲子園みたいなもんだけど参加するグループはいくつかある」

「そうなの?」

「そして今!俺が注目しているグループがいる」

「へぇ」

「リーダーの遥が気になっているグループとはね・・・そのグループ名は?」

「俺が気になっているグループ名は・・・・・μ'sだ」

「μ'sって確か9人いるグループよね?」

「ああ」

「どうして遥はμ'sを気にしてるの?」

「いい所に気付いたな!これを見てくれ」

「μ's・・・19位」

「最初は3人しかいなかったのに今では9人になって少しずつ順位を上げてきてる」

「確かにμ'sは最初ランキングに無かったわね」

「新しい波はすぐ近くまで来ているみたいだしな」

「遥はどう思っているのかしら?」

「俺か?」

「ええ」

「これは俺の予想だけど・・・・・μ'sは今あるランキングから消えるだろうな」

「どうしてか聞いてもいい?」

「さっきも言ったがランキングに名前の無かったμ'sは少しずつ順位を上げて来て出場が出来る所まで来たよな?」

「そうね」

「その為に練習も沢山しただろうな」

「まさか・・・・・」

「英玲奈は気付いたみたいだな」

「どういうこと?」

「簡単な事だ。ランキングに少しずつ上がった事により次も順位が上がれるように頑張ろうと練習をさらにするだろ?」

「その結果メンバーの誰かが体調を悪くしたりして出場の機会を逃すって事ね」

「正解」

「なるほどね」

「そしてそれをきっかけにμ'sのメンバーの誰かが辞めて抜けたりして空中分解すると思う」

「・・・・・」

「解散までは無いかも知れないけど休止か少ない人数で活動する事になると思うな」

「良くそこまで言えるわね」

「まるで見てきたかのように言うのね」

「そんな訳が無いだろ?未来がわかっていれば誰も苦労しないよ」

「それもそうね」

「だからと言って俺達が負けていいはずが無いよな?」

「確かに負けたくは無いわ」

「誰だって負けたくないし誰だって勝ちたいだろ?」

「勝ちたいわね」

「俺は勝ちたいから!負けたくないから練習をするんだ」

「・・・・・」

「俺達よりも下にいるグループにいつ抜かれるか何てわからないから俺は手は抜かないし全力でやるんだ」

「どうしてそうまで考えながらやっているのかしら?」

「・・・・・本当は言いたくなかったが仕方ないか」

「何かしら?」

「俺は・・・いいや!俺達A-RISEは何年だ?」

「全員3年生だけど?」

「わかったわ!今年が最後なんだ!」

「4人の内の誰かが3年じゃなければ活動は出来るが俺達4人は全員が3年生で今年がラストチャンスだ!後悔したくない」

「遥・・・」

「いつまで俺達は一緒にいられるのかは全然わからないけど一緒にいられる時は一緒に話をしたり一緒に練習したりと俺は3人と一緒に今の時間を大切にしたい!勝っても負けても終わりなんだよ!」

「そうね」

「来年は来年のA-RISEが出てくるだろうけど少なくてもそれは今の俺達のA-RISEじゃない」

「それはもう別のA-RISEって事ね」

「そうだ。それに俺はA-RISEに入って3人と一緒に3年間も一緒でいられて良かったと思ってるよ」

「そうなの?」

「俺はツバサが好きだ!」

「えっ!」

「俺は英玲奈が好きだ!」

「えっ!」

「俺は、あんじゅが好きだ!」

「えっ!」

「こんな感じで今のメンバーで一緒に何かをしている時が好きなんだ。でもそんな時間は長くは続かないし終わりが来る」

「それは?」

「来年になったら俺達は4人とも卒業だからな」

「私も4人で一緒にいつまでもいたいな」

「だから俺達は勝たなくちゃならないし負ける訳にもいかない」

「そうだよね」

「ツバサ」

「はい」

「英玲奈」

「はい」

「あんじゅ」

「はい」

「第1回ラブライブ優勝を目指して頑張ろう!」

「はい」

「はい」

「はい」

「それじゃあ練習を始めようか!まずは基礎から始めるぞ!」

 

それから2時間後・・・・・

 

「じゃあ今日はこれで終了だ!3人ともお疲れ様でした」

「お疲れ様でした」

「お疲れ様でした」

「お疲れ様でした」

「今から1時間の休憩したら3人とも家に帰るだろ?家まで送るよ」

「ありがとう」

「それは助かる」

「遥は優しいね」

「飲み物を用意したからちゃんと水分補給するようにな」

「でも私は遥がマネージャーもするって言った時は驚いたな」

「遥はリーダーで練習に加えてマネージャーだものね」

「私もそれは思ってたわ」

 

実は3年になってからの俺はA-RISEのリーダーとしての役割の他にマネージャーもする事になった。理由としては力仕事とかが発生した場合に女の子3人にはキツイから男の俺が自分から進んでやらなきゃならない為に俺はマネージャーもする事になったのだった。

 

「1年の頃のA-RISEから思っていたんだけどライブする時とかステージの用意とか荷物を運んだりする際にどうしても力仕事は出てくるもんなんだよ」

「それは確かにね」

「3人は女の子だしな!力仕事は俺に任せとけば良いんだよ」

「でも最近の遥はリーダーとマネージャーとは別に私達の衣装に歌詞まで作ってるわ」

「良く気付いたな」

「2日後には両方とも仕上がっていたからね」

「何でそこまでするの?」

「・・・・・」

「まさかとは思うが遥・・・」

「A-RISEを抜けるわけじゃないよね?」

「それは無いから安心してくれ」

「じゃあ何で?」

「今は言えない」

「どうして!?」

「俺が今それを言って3人がラブライブに集中出来なくなったらどうする?」

「それは嫌ね」

「だろ?それに今は3人の個人個人の実力を上げる為に俺が専念する必要があるんだよ」

「それは必要な事なの?」

「もちろん」

「それなら仕方ないわ」

「遥から見て私達どう見えるのかしら?」

「前よりかは上手くなってきてるしズレも無くなってきたよ」

「良かったわ」

「後はタイミングだな」

「タイミング?」

「いつ誰が歌うのか?いつ誰が2人に合わせて踊るのかだよ」

「確かに言われてみると重要ね」

1人1人が皆バラバラの動きだったら見てる側としては不満に思うだろ?」

「そうね」

「だから明日は完全に通しながら確認するけどね」

「最終チェックって訳ね」

「第1回ラブライブまで時間も無いしな」

「ゆっくりしていられないわね」

「そんな訳で明日は完全に通しながらの最終チェックをするから気を抜かないように」

「はい!」

「はい!」

「はい!」

「そろそろ時間か・・・忘れ物は無いか?」

「大丈夫よ」

「私も大丈夫」

「大丈夫」

「じゃあ帰るぞ」

「遥!」

「どうかした?」

「いつもありがとう」




このペースで毎回書ければ良いんだけどな
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