君が帰る場所   作:pwpa

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修学旅行~沖縄~2日目

★大雅side

 

 

 

 

「だからよ、謝ってんだろ?」

 

「謝って済むと思っているのか?団体行動だからこそ君らの軽率な行動が連帯責任でオレにまで迷惑がかかると自覚してほしい」

 

「バレてねぇんだし良いだろ」

 

「バレた、バレなかったという問題じゃない

全く……昴からも言ってやってくれ」

 

「良いんじゃね?エヘヘヘへへ」

 

昴のやつ様子がおかしいな、これはオレと六花が寝てる間に何かあったな

後でどこまでしたか聞いておく必要がありそうだ

多分最後まではしてねぇと思うけど、あの胸くらいは揉んだんだろうな、ていうか揉んでなきゃあそこまで顔が緩まないはずだ

 

「聞いているのか!!」

 

「あー分かった分かった、とっとと朝飯食ってこようぜ」

 

こんなところで無駄な時間は過ごしていられねぇ、今日は午後から海に行けんだからな

他の奴に六花の水着姿を見られるのはちょっと嫌な感じもするけど、それくらい妥協できる

 

朝食を終えて、午前の糞みたいにつまらないグループ課題を済ませていざ海へ

 

「なんで大和はブーメラン履いてんだよ、気持ち悪いな」

 

「トランクスタイプの海パンなんて履けるわけ無いだろう」

 

「大和は身体が意外とがっちりしてるから似合ってんじゃないのか?」

 

「そういう問題じゃねぇだろうが」

 

早速嫌なもん見ちまった………

 

 

「おい大雅!海スゲー青い!!」

 

「それが売りみたいなもんだからな」

 

「御昴達はまだ来ないのか?」

 

「なんで大和が六花のこと気にするんだよ」

 

「そりゃ未来のオレの嫁だからな」

 

「おいおい、いくら温厚なオレでもいい加減怒る……」

「お待たせいたしました」

 

もう大和なんてどうでもいい!

 

声のする方向を見るとデカい胸!!!

それがバインバインと動く動く

 

「思った以上に良いモノをお持ちで…」

 

「てめ!なに見てんだよ!!」

 

「いいだろ別に、減るもんじゃねぇし」

 

「何か見えないものが減る気がするんだ!」

 

「ど、どうでしょうか昴くん」

 

「スゲー可愛い!!もう他に目がいかないくらい」

 

「あ、ありがとうございます

勇気を出してこれに決めて良かったです」

 

なーんかあいつらはあいつらでいい雰囲気になっちまったし、水を差すのは流石に悪いか

 

「なぁ小恋ちゃん、六花はまだ来ねぇの?」

 

「あたしもいるよ」

 

その声に身体がビクッとした

オレとしたことが小恋ちゃんの胸を見ていて六花の存在を上書きさせてしまっていたとは

おっぱいとは時に恐ろしいものだ

 

でも水着姿が楽しみなのは本当だ

 

「なんで、Tシャツ着てんの?」

 

しかもTシャツには『北の国から』とだけプリントされた訳の分からないTシャツ

 

「大雅ってば小恋のおっぱいばっかり見てるんだもん

ならあたしのなんて見たくもないでしょ」

 

これはヘソを曲げているのか……ちょっと可愛いな

 

「大雅最低だな」

 

「はい、あたしでもそれはちょっと無いかなって思います」

 

「だから御昴を幸せに出来るのはオレだけと言っているだろう」

 

なんだこれ…、こういう位置にいるべきキャラクターはオレより昴だろうが

 

「まぁいいや、小恋と比べられるのは初めてじゃないし」

 

少しふくれながらも六花はパラソルの下へ向かって行った

 

「大雅くん、六花ちゃんをもっと誉めてあげてくださいね」

 

「そうだぞ大雅!」

 

……?こいつらにそんなこと言われるなんて末期か?

 

「分かってるよ、大和がぼっちになるからお前ら3人で遊んでろ、オレも六花連れてすぐに戻るから」

 

そう言うと3人は迷うことなど一切せずに海へと走っていった

 

「なぁ六花」

 

「なに?」

 

「水着見たいんだけど」

 

「あたしの貧相な身体見てどうすんの?」

 

「胸なんておまけだろ、六花は括れもしっかりある綺麗な身体してんじゃん

小恋ちゃんの胸を見てたことは謝るからさ」

 

「へぇ、そこは認めるんだ」

 

「認めるけどオレは何よりも六花の水着姿を楽しみにしてたんだよ、それは嘘偽りなんてないから」

 

六花は嫌そうな顔をしながらTシャツを脱いで椅子に座った

 

 

【挿絵表示】

 

 

ブラーーック!!

小恋ちゃんを見た後だとなおさら小さく見えるな

 

「小恋と水着買いに行った時に何て言われたと思う?」

 

「え?」

 

「姉妹で水着を選びに来たんですかー?

お姉さんの方は胸を強調したこちらがお似合いですよ、それと妹さんにはこちらがお似合いだと思いますーって

ピンクのヒラヒラが付いたワンピースタイプの水着を店員に持ってこられた」

 

ちょっと想像しただけでその姿が一瞬で脳内に広がった

 

「寄せても谷間なんて出来ないし、パット4枚くらい入れたら不自然になるしで屈辱的だったよ

多分小恋とは2度と服の買い物には一緒に行かないと思う」

 

なるほど、だから無理してでもこういう大人っぽいタイプのを選んだってことか

 

「オレはそういう六花もいいと思うぞ、少し大人びたエロスを感じるからな

それにオレはどんな六花でも受け入れられるからな」

 

「なにそれ」

 

口調は変わらずとも表情は少しだけ柔らかくなっていた

 

「オレもあいつらのところ行くからさ、六花も行こうぜ」

 

「どっちにしても無理」

 

「なんで?」

 

「泳げないもん」

 

「・・・・・・」

 

何でも出来そうなのにまさか泳げないとは、初めて知ったな

 

「なら浅瀬だけでも行こう、せっかく海に来たんだからさ」

 

3人には事情を話して目に見える程の距離の浅瀬に二人で来た

 

「こんな浅くても魚いるんだな、ほら六花見てみろよ」

 

「珍しくはしゃいでるね」

 

「六花と一緒だからな」

 

六花も六花で手を海につけて何かを捕まえていた

 

「何か捕まえたか?」

 

「ナマコ」

 

黒くて太いものを六花は鷲掴みにしてオレに見せつけてきた、そのとたん全身に鳥肌が立ったのが分かる

 

「オレそういうのはダメだ、どっかに捨ててくれ」

 

六花はニヤッと笑うとオレにナマコを投げつけてきた

 

「イヤアアアアアアアアア、やめるんだー六花ぁぁぁぁ」

 

そんなオレらを見ていた小恋ちゃんが運悪く近付いて来て、六花の投げたナマコが小恋ちゃんの谷間へとホールインワンした

 

「キャアアアアアアアアアアアア!!」

 

「ど、どうした小恋!?大雅にセクハラされたか?」

 

「そうなのか!?大雅最低だな!」

 

「なんでそうなるんだよ!!」

 

「ごめんごめん、悪気は無かったんだけど」

 

六花は躊躇なく谷間に手を入れてナマコを取り出した

 

「ナマコの方が大雅のより大きいんだから、ナマコにセクハラされたんだよ」

 

ナマコ以下って何か聞こえ悪いな

 

「なんてことするんですかぁ!」

 

「ナマコー」

 

 

 

約半日海で遊んでいたオレらはホテルに戻ると昨日とは真逆ですぐに眠ってしまった

 

 

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