君が帰る場所   作:pwpa

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とつげき!昴家

★六花side

 

 

「あの、あたしは本当に適当なホテルで大丈夫ですから」

 

「遠慮すんな、それに二人一緒だと先生に伝えておけば先生も安心すんだろ」

 

「無駄だよ御昴、オレの親父言い出したら聞かねぇからな」

 

「それは六道さ……昴さんとお父さんはそっくりなようで」

 

「「似てねぇ!」」

 

「おらぁ昴みてぇにバカじゃねぇからな」

 

「オレだって親父みてぇにアホじゃねぇ!」

 

「親に向かってアホとはなんだ!」

 

「親父こそ息子にバカとはなんだよ!」

 

いやそっくり

 

 

何だかんだで話し込んでいるうちに六道さんの家まで到着した

 

「風呂は沸かしてあるから、今日は風呂さいって寝れ

他ん家族ももう寝とる、寝間着は昴のきれいそうなの使わせてやり」

 

そう言われ半強制的に風呂場まで案内されたけど、正直なところありがたい

六道さんの暴走で結構嫌な汗かいたからお風呂には入りたかったし

 

 

ゆっくり湯船に浸かっていると六道さんが扉越しに話しかけてきた

 

「オレの中学ん時のジャージ置いとくからそれ着てくれ、3年の時に買ったやつだからきれいな方だと思うしよ」

 

「ありがと、どうせだし六道さんも一緒に入る?」

 

「バ、バカなこと言ってんじゃねぇよ」

 

「そうだよねー、あたしみたいな女の子とお風呂一緒に入ったら六道さんまた暴走しちゃうだろうし」

 

「誰がお前みたいなペタンコみて欲情するか!」

 

うわー、ストレートに嫌なこと言われた気がする

そりゃ小恋と比べたらあたしなんて雲泥の差があるかもしれないけど、一般的に見れば普通………

 

自分の胸を両サイドからお肉を集めて寄せながら揉んでみたけど、ただ虚無感だけが広がった

谷間なんてものは出来上がらないで出来上がったものは

 

「隙間かぁ……」

 

「隙間?」

 

「うるさい」

 

ちょっと慌てた返事と一緒に急ぎ足で離れていく足音が聞こえた

 

もう少しだけのんびりさせてもらってお風呂から出ると六道さんのお母さんらしい人が遅い時間だというのにご飯を準備してくれていた

 

「昴から話は聞いたわ、ごめんなさいねバカな息子のせいで、親御さんとか心配してない?」

 

「はい大丈夫です、あたしもひとり暮らしですので」

 

「心配いらないならいいのだけど、それより昴はどう?」

 

「どうって……昴さんは、まぁ面白いですし、空気読めないところもありますけどいざという時はそれなりにしっかりしています」

 

「あらあらそうなの、呆れられちゃったと思ったけどそれじゃこれからも仲良くお願いね」

 

「多分勘違いなさっていると思いますが、あたしは昴さんの友人であるだけで、恋人ではありませんよ?」

 

六道さんのお母さんはその言葉でフリーズした

 

「でも安心してください、あたし以上にふさわしい人と昴さんは付き合っていますし、お互い好き合っていますから」

 

「あら!あの子ったら連絡も寄越さないと思ったらそういうことだったのね、昴の恋人ってどんな子なの?」

 

「そうですね、胸が大きいです」

 

「昴は昔からおっぱい好きだったからねぇ」

 

「スマホに写真ありますけど今充電切れているので、明日見せてあげますね」

 

「楽しみにしているわね」

 

食事をとりながらも話をしているうちに六道さんもお風呂から出てきた

 

「あれ?オレの分は?」

 

「無いわよ」

 

「なんでや!!」

 

「当たり前でしょう、人様の大事な子をこんな遅くまで連れ回した罰なんだから

空き部屋に布団準備してあげてあんたも寝なさい」

 

ぶつぶつ文句を言いながらも素直に言うことを聞いている六道さんを見て、少しだけ羨ましく思った

 

 

用意してもらった部屋でスマホを充電して電源を入れているうちにあたしはそのまま眠ってしまった

 

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