2004年 冬木市
2004年の冬木市に到着した三人。そこで、三人が見たものは燃え盛る町だった。
「どうなっている。」
「誰かが歴史を改変しようとした結果なの?」
「わからない。一度町を探索したほうが良いと思う。」
「それもそうね。私はゲイツと町を探索。ジオウ、あなたは一人で探索よ。普通なら私かゲイツのどちらかがあなたの監視をするけど今回は非常事態だから特別よ。」
「分かった。それじゃあ、行ってくる。」
タイムマジーンに乗った状態で、町の探索を始めるのであった。
ツクヨミ、ゲイツside
「ツクヨミ。」
「どうしたの?」
「なぜあいつについていかなかった。」
ツクヨミは少し考えこむ。
「今回は非常事態だったからとしか言いようがないわ。少しでもこの事態を終息させようと思っただけよ。そのためにはジオウにも協力してもらわないといけない。」
「あまり答えにはなっていないがまぁいい。それより、この町はいったいどうなっている。」
町には動く骸骨の群れが大量にいる。そして、弓を持つ骸骨はツクヨミとゲイツが乗っているタイムマジーンに矢を放ってきている。現在はその矢をよけながら町を探索している。
「タイムジャッカーの仕業というわけでもなそうね。」
「そうだな。なら、いったい誰がこんなことを…!?」
ゲイツが突然、機体を人型に変え何かを掴む。
機体がつかんだものは矢だった。だが、ただの矢ではなく、いびつな形をした矢だ。
「どこから撃ってきた?」
機体を止めた瞬間、三発の矢が飛んできた。
「あそこか!」
飛んできた矢の方向にタイムマジーンを向かわせる。
矢が放たれた方向には白髪で褐色の男が弓を構えていた。
機体は矢をギリギリのところで避け、男に詰め寄る。しかし、すぐに距離をとられてしまう。
距離をとった男はツクヨミとゲイツに話しかけてきた。
「君はいったい何者だ?」
「そう簡単に教えると思っているのか?」
「ほぉ誰かはそのロボに乗っているとは思っていたがまさか本当に乗っているとはな。尋ねておいてなんだが、君の正体については興味はない。私の仕事は邪魔者の排除、ただそれだけだ。」
「そうか。で、俺は邪魔者か?」
「危険分子を邪魔者と言わず、何というのかな?」
「ふんっ、話しを聞くことができるのであれば、穏便にすまそうと思ったがやめだ。動けない状態にして話を聞かせてもらおうか。」
ゲイツはジクウドライバーを装着し、
『ゲイツ』
ライドウォッチを起動した。
ソウゴside
「ツクヨミとゲイツは話ができる人を見つけたのかな?」
ソウゴは町をタイムマジーンに乗っている状態で探索を続けていた。
しかし、人がいることはなく、いるのは骸骨の群れだけだ。
「はぁ~どこを探せばいいのかな?」
ソウゴが呟いたとき、
きゃああああああああああああああ!
「叫び声!」
人の叫び声が聞こえてきたため、ソウゴは叫び声が聞こえてきた場所に向かう。
そこにいたのは骸骨の群れに囲まれていた一人の女性だった。
女性に骸骨が、剣を振りかぶる。
ソウゴは骸骨の群れにタイムマジーンでタックルをきめた。
「え…え?…ロボット?」
「大丈夫ですか?」
ソウゴはタイムマジーンに乗っている状態で女性に話しかける。
「えぇ、助かりました。ところで、あなたはいったい何者ですか?」
「俺は…」
ソウゴは助けた女性と情報交換を始めた。
女性の名前はオルガマリー・アニムスフィア、カルデアという所の所長をしているらしい。しかし、突然爆発に巻き込まれたかと思うと、れいしふと、といものをして、この町に来たという。
「私が話せることは話したわ。次はあなたの番よ。」
「わかりました。」
ソウゴはというと、2018年から来たということ、仲間がいること、そして、未来が消え去っていることを話した。
初め、オルガマリーは半信半疑だったが今の状況なら何があってもおかしくはないという考えにいたり、ソウゴの話を信じることにした。
「これからどうしましょう…」
オルガマリーが悩んでいると、
「アニムスフィアさん。」
「オルガマリーでいいわ。で、どうしたの?」
「遠くから何か来てますよ。」
「なにかって、なによ?」
ソウゴたち、二人に近づいてきたのは大きな盾を持った少女と白い制服のようなものを着た、十代くらいの男だった。
二人はソウゴとオルガマリーの間に入り、オルガマリを守るようにして立つ。
「あなたたち!何をやっているの!その人?ロボットは恩人よ!」
「「え?」」
また情報交換をすることになった。情報交換、というよりは先ほど話したことを二人に伝えるというものだ。
「なるほど、そういうことでしたか。先ほどは失礼しました。」
「俺もすみませんでした。」
「謝らなくていいよ。ところで、二人の名前を教えてもらってもいいか?俺の名前はソウゴ。常磐ソウゴっていうんだけど。」
「私はマシュ・キリエライトといいます。よろしくお願いします。」
「俺は藤丸立香。よろしく。」
自己紹介も終わり、この場所より安全な場所に移動しようとしたときだった。
「見ツケタゾ。」
オルガマリーの後ろに仮面をつけた男が立ち、短剣を振りかざそうとしている。
「「「危ない!」」」
短剣が振り下ろされる瞬間、
「
「ぐああああああ!」
「よぉ危機一髪だったな。ちょっとあんたらに聞きたいことがあるんだが、その前に。」
「オノレ、キャスター!ヨクモヤッテクレタナ!」
「ようやく生きた人間に会えたんだ。そう簡単に殺されてたまるかよ。で、たった一人でどうするつもりだ、アサシン。」
「タッタ一人デハナイゾ、キャスター。」
キャスターと呼ばれた男の後ろに槍を持った男が現れ、キャスターを突き刺そうとしている。
キャスターは落ち着いた様子でその一撃をよけ、ソウゴたちのもとに来た。
「さて、嬢ちゃん。今から戦闘になるが準備はいいか?」
「あなたはキャスターのサーヴァントの方ですか?」
「そんなことは後でいい。今は目の前の敵に集中しろ。それと、そのデカブツ、お前も戦えるだろ。」
キャスターはソウゴが乗っているタイムマジーンに向かってそういった。
「戦えるけど、タイムマジーン、このロボットは使わない。」
ソウゴはタイムマジーンから降り、オルガマリーたちに姿をさらした。
「まさか人が乗っているとはな。で、どうやって戦うつもりだ?」
「もちろん。これで。」
キャスターに尋ねられたソウゴは、
『ジクウドライバー』
ドライバーを装着、
『ジオウ』
ライダーウォッチを起動する。
ベルトに差し込み、ベルトを回転させる。
『ライダータイム!仮面ライダージオウ!』
目がある部分にライダーという文字が、カタカナで装着された。
ソウゴの姿が人間の物から全く別の姿、仮面ライダージオウに変わったことに驚きを隠せないのか、その場にいた全員が一瞬固まってしまった。
ソウゴはそんなことも気にせず、マシュとキャスターを見て、
「なんか行ける気がする!」
シャドウサーヴァント2体(ランサー&アサシン)VSデミサーヴァント&キャスター&仮面ライダーの戦いが始まった。