二次元旅行-HUNTER×HUNTER-(完結)   作:九十

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十話 天空闘技場 ゴン×キルア

 

ヒソカが楽に200階クラスに戻ってきて、1ヶ月位たったころ、無が試合の中継を見ていたら知っていた顔がいた。

 

無は、あいつらもここに来たんだ、暇だし、会いに行くかと会いに行った。

 

「よ!何してるのここで?」

 

「お、無じゃん、無こそなんでここに?」

 

無に対して返事したのはキルアだ。となりにゴンもいるけどね。

 

「俺はハンター試験終わってからさ、ヒソカに念を教わろうと思って付いてきたじゃんね」

 

「燃!?」

 

「ヒソカ!?」

 

二人がびっくりしたように聞き返す。

 

「そうそう、二人ともまだみたいだねー、何か話しによれば、ハンター試験受かると、念を知らない人には教えが付くみたいだよ」

 

「だってよゴン、なんかあったか?」

 

「ううん、何にも無かったけど、それよりヒソカがここに居るの?」

 

「家に帰ってないからじゃない?知らんけど」

「ヒソカは200階クラスにいるよ」

 

「そうなんだ」

 

そうつぶやくと、ゴンは決意を決めているような目をしている。

 

「ちなみにさ、燃って、心を燃やす意志の強さの事って意味?発で実際の行動に移すとかさ」

 

「キルア何言ってるの?むしろ何それ?」

 

キルアは無の返事を聞き、やっぱりあの人は嘘をついていたのかと思った。

 

 

 

今キルアとゴンは190階を終わったばかりで200階クラスに入るところだったのだが、実はそれまでの間に念を知りたくて、

キルアが50階の時に戦った、ズシという選手の師匠に念について教えてもらったのだった。

もちろんゴンも一緒に聞きに行ったのだが、その時教えてもらった内容はこうだった。

 

念を心を燃やす意志の強さである「燃」

四大行

「点」で精神を集中して目標を定め

「舌」でその目標を口頭または頭の中で言葉にし

「錬」でその意志を高め

「発」で実際の行動に移す

 

という内容で全然念に関係してないことだった。そのズシの師匠いわく、本来の念を用いるために必要な心構えをも表しているため完全な嘘というわけではないらしい。

しかし、教えてもらったほうからすれば、腹正しい事ではある。

 

 

 

 

 

「俺らが知りたくて聞いた時にそうやって教わった」

 

「そうなんだ?じゃあ教えてあげようか?っても俺は念の纏と発しかできないけどね」

 

そもそもそれもできているとは言えないんだけどね、とまでは無は言わなかった。

 

「いいの!?」

 

「じゃあゴン、とりあえず受付だけ済ませてこようぜ」

 

「うん!無さん、行って来るので待っててください」

 

そういって二人とも受け付けに走っていった。

 

その間無は暇だなと近くにソファーと自販機があったので、自販機で飲み物を買って、ソファーに座って飲んでいた。

・・・そして、二人は無の所に戻ってこなかった。

 

無はあいつらマジで舐めてるな、主人公だったら何やってもいいのかよ。

そもそも受け付けにそんな時間掛からないだろ、あったのが20時位で今もう23時だよ。

もう帰ろうと部屋に戻ろうとしたら途中ヒソカが通路に座っていた。

 

「ヒソカ、こんなところで座って、何してんの?」

 

「お客さんが着たからさ、案内してあげる最中なのさ」

 

「ふーん、そういえば聞いてよヒソカ」

 

「どうしたんだい?」

 

「今日さ、ゴンとキルアに会ってさ、二人が念を知らないから教えてって言うからさ、知ってる事なら別にいいよって俺が言ったじゃんね」

「であいつ等受付を先に済ますとか言って、そのまま戻ってこなかったからね」

 

「くく、それは残念だったね」

 

「残念じゃないよ、舐めてるよね?あいつ等」

 

「ここで待ってると、そのうち来るかもね」

 

「え?そうなん?」

 

「さっき来たから僕の練をちょっと見せたら、こっちに来れなくてね、それでメガネの人が連れて行っちゃったんだ」

 

「そんな事もできるのか、メガネの人ねえ・・」

 

無はウイングの事が思い浮かんだが、あの人は嘘なんて教えなかったしな、そもそもネテロ会長の命令で俺のところに来たなら、キルアはともかくゴンには教えないといけないでしょ、とウイングではないなと決め付けた。

 

「ちなみに、君が僕の所に来るときもやったんだけどね・・」

 

「え、マジで?気付かなかった?あ、でも視界がもやっとしたかなって思ったよ、1ppi分位画像が乱れた感じ」

 

「結局視界でしか念を分からないみたいだね」

 

「そうみたいだね、俺も待たせてくれた二人が来たら何かしようかな?」

 

「君もやるのかい?新しい能力でも作ったのかい?」

 

「うんうん」

 

「メモリが沢山あるみたいでうらやましいよ」

 

無はヒソカの隣に座った。

 

ちなみにだが、200階の受付に行くには、今無とヒソカが居る廊下を通らないと行けない。

なので受付に行きたいならここを通るしかないのだ。外からとかならいけるけどね。

 

そして無は考える、何使おうかな?多分ここでヒソカの挑発?練?をクリアーするか、しないかだと思うんだけど、クリアーできた場合、俺のせいで進めないというのはめんどくさいかなー?

まあ、別にあいつらが受付を今日済まそうが、何時済まそうかなんて関係ないけどね。

 

無は知らなかった、今日中に受付をしないと1階からやり直しになる事に。

キルアが昔天空闘技場に来て、そのときに200階の受付をしなかったために、今回も受付しないと天空闘技場にもう二度と登録出来ない事に。

 

 

無が一生懸命考えてると、キルアとゴンが現れた。

 

「無、なんでここに!?」

 

「は!?お前らが待っててと言ったくせに戻ってこないからだよ」

 

「ごめんなさい、無さん」

 

「見る限り雑だが、纏を覚えたみたいだね」

 

「見えるようになると分かるよ、ヒソカの気持ち悪い感じだけど、綺麗な纏と無さんの洗礼されたような纏が」

 

「あ、もやっとした、ヒソカもうかよ!」

 

「君みたいに無駄話するために待ってたわけじゃないからね」

 

キルアとゴンはヒソカの練を浴びながらもゆっくり進む、無が見る限り、ヒソカの練よりも二人の纏の乱れを見たほうが何かしてるんだなーってのはわかった。

キルアとゴンが廊下を半分位進んだとき、あ、やべえなんも考えてないわと無はとっさに風を二人に対して起こした。

行き成り吹いた風に二人は吹き飛ばされた。もちろんただの風だけではなく、ゴンとキルアは体中に刃物で切られた様な後ができ、血が滲んでいた。

 

「へえ、今度はオーラを風に変えたのかい?」

 

「うんうん、そんな感じ」

 

「君がそれを使う限り、あの二人はこの廊下を越えられないね」

 

とヒソカは楽しそうに言っている。

 

「強すぎたか、まあでも俺はあいつ等に攻撃できたからいいや」

 

無はそういい残すと、自分の部屋に帰っていった。

 

無が居なくなった後、ゴンとキルアは無事に受付を済ませたようだ。

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