「そしてマチー、今からどうするの?」
「ちょっとうるさいわね。ノブナガが暇なら仕事を手伝って欲しいとかメールが来てるんだけど」
「ノブナガって誰?」
「はぁ、そうだったわね、まあ知り合いよ」
「男?」
「そうだけど?」
「マチの知り合いは男ばっかだなー、この前メールが来てた、シャルなんとかといい」
「シャルナークよ」
「そうそう、男ばっかり友達なんですか!」
「女の知り合いだって居るわよ」
「けど、男の方が多いと」
「っ、どうでもいいでしょ、あんたには」
「変な虫がつかない様に気にしてあげてるのに!」
「アンタに気にされるまでもないわ」
「酷い!」
「で、手伝って上げようと思ってるけど、ノブナガが結構くれるみたいだし」
「何するのー?」
「刀を取りたいそうよ」
「取ればいいじゃん?」
「相手に強いハンターが5人いるみたい」
「ふーん、強いってどれ位?」
「見てないから、詳しくは知らないけど、ノブナガが言うにはそのハンター4人と対峙したら負ける、って言ってわ」
「ノブナガってのが弱いだけじゃあ・・・」
「あー、ノブナガは対人戦だと強いんだけど、複数だとね」
「まあ手伝ってあげようか、そうしたらマチに抱きついてもいいよね?」
「はぁ?ノブナガに抱きつきなさいよ」
「ノブナガにだったら、思いっきり抱きついてやって、ノブナガの上半身と下半身が別れるよ?」
「まあそれは無いと思うけど、じゃあ、無がその5人に一人で勝ったらそれ位許してあげるわ」
「まじで!?もう光速で倒すよ、さあ行こう、今すぐ行こう!」
「はぁ・・遠いから、時間かかるわよ」
「本気で走ろうぜ!」
「着いて・・・来れるわね。あんな動きができるなら」
「おう!じゃあ行くぜ!」
二人でノブナガの手伝いに行く事に決まった。
廃墟が立ち並ぶ所に来て、ノブナガの所に着いたのだが・・こんなやり取りから始まった。
「おう、マチ、つれてる男は誰だ?」
「は?てめーが誰だよ!ちょんまげ!」
「てめぇ!死にてえようだな?」
そういうと、ノブナガは腰の刀に手をかけ、円を使い出した。
「やめなよ、伝えてなかったのは悪かったけどさ」
「コイツは俺を侮辱したんだ、ゆるさねえ」
「おい!ちょんまげ、お前のオーラが回りに広がったのはなんだ?」
「てめぇは円もしらねーのか?こんな雑魚を連れてきやがって、マチ、惚れたのか?」
「惚れてなんかいないよ」
「オーラを広げるのが円ね、ちなみに円は何に使うの?」
無はすでにちょんまげ・・ノブナガに興味はなく、円が気になって、相手に聞く。
「そこまでおしえる義理はねぇ!俺の攻撃を避けれたら教えてやらねーこともないがな」
「マチ・・ちゃんまげの癖にうざいんだけど?殺していい?」
「二人ともやめなよ、無も殺さないようにね」
「おい、マチ、俺に殺さないじゃなくて、そいつに殺さないって言うのか?」
「はぁ、ノブナガ、コイツはヒソカより強いみたいだよ」
「ヒソカ位、俺でも勝てるわ!」
「もう好きにして」
「言われなくても!てめぇには死んでもらうぜ」
「はぁ、ちょんまげうざいな・・・ちなみに手、見たら?」
ノブナガが自分の手をチラッと見ると、刀を握っていたはずの手が手首から先が無かったというか、床に落ちるところだった。
もう片方の手首から先も今、重力で床に向かって落ちていくところだった。
無があまりにちょんまげがうざかったので、殺そうとしたのだが、マチに言われたとおり、殺すのはやめて、両手だけを切っただけに済ませたのだった。
「な!?俺の円は何も反応しなかったぞ」
「!?」
マチも言葉が出ないようだ。
「で、ちょんまげ、円ってなんだ?」
「くそてめぇー!」
両手がなくなったのに攻めてきた、そのまま手が無くなった手首に硬をして無に殴りかかる。
しかし、殴りかかるも今度はその手の肩から無くなった。
「手だけじゃ足りないなら、言ってくれればいいのに」
「無!もうやめな」
「俺のせい!?まあいいけどね、ちょんまげ・・・はっきりってヒソカより弱いよ?」
「くそ!くそ!」
「ノブナガ!じっとしてな」
マチがそういうと落ちていた肩から手首を拾い、縫う、次は手を拾って縫って、最後にもう一個の手も拾って縫った。
「おぉ、マチ凄いね」
マチの縫う姿を見て、無はすっかり円のことを忘れてしまっている。
「これで一応大丈夫だから、ノブナガ治るまではあまり動かさないでよ」
「くそ!てめえ!今度腕が治ったらやってやるからな」
「別にいいけど、マチが止めても、二度目は無いからね」
無がそう言うと、ノブナガは黙ってその辺の座れるところに座った。
「で、ノブナガ、手伝ってほしい仕事は?」
「ちっ!腕がこんなんじゃできねーよ」
「無が一人でやってくれるってさ」
「てめえの世話になんてなりたくないね!」
「別にちょんまげの為にやるわけじゃないけどね。俺の為に!」
「は?なんでお前の為になるんだ?」
「はぁ・・聞かないでよ。無が仕事するから、ノブナガは私に報酬を払えばいいのよ。後、その手の代金も9000万ジェニープラスだからね」
「これも金とんのかよ」
「あたりまえでしょ、自分で喧嘩売ったんだから」
「ちっ、まあいい、仕事は簡単だ」
ノブナガのやってほしい内容はこうだった。
1 屋敷に行って、屋敷の中央の部屋に飾ってある刀を取る
2 その時に守ってるハンターが5人いる
3 ハンターを殺して、刀を取る
4 別に刀が取れれば殺しても殺さなくても良いが、殺さないと取れないらしい
という事だった。
無は、とりあえず屋敷に行こうか と言い、3人揃って屋敷が見える位置に来た。
「じゃあ、言ってくるわ!」
無は一人屋敷に行った、そして数秒で戻ってきた。
ノブナガはビビッて逃げてきたんじゃねか?と言っていたが、マチは光速で倒すと言う言葉を思い出し、まさか本当に・・・と思っていた。
「よ!これが刀?」
「な!お前もう取ってきたのか・・」
「で、どうなの?」
「ああ、これだ。しかし・・偽者だったか・・」
「ちょんまげ、残念だったねー」
と言うと無はマチに後ろから抱きついた。
「ちょっと!?」
「抱きつく秒数まで聞いてないからねー!ふふーん」
その後マチとノブナガが何か言っていたが、無は気にせず、トイレに行きたくなるまでマチに抱きついていたのだった。