二次元旅行-HUNTER×HUNTER-(完結)   作:九十

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やばい・・文才のなさが止まらない・・・


三十四話 王

 

出てきたキメラアントの大群は無によってほぼ全滅した。

無が目をつけた女のキメラアント?に話しかけると一応キメラアントで合っているみたいだったが無のあまりの強さに震えるばかりだった。

しかし、そのおかげで何を聞いても答えてくれた。

この女のキメラアントは名前をヒナと言った。

髪は金色、顔と見た目は完全に人間、顔はふにゃっとしたような愛くるしい顔をしており、ピンク色の可愛い垂れ耳の帽子を被り、黄色の服を着たキメラアントだった。

 

今は泣き叫び無に怯え無の質問を答えている状態だった。

ヒソカとビスケが戦っている相手は直属護衛隊という、王に仕える3人の護衛の内の2人でもう一人は王を守るために傍にいる事。

王は王を守っている直属護衛隊3人合わせたよりも強いという事。

無はなるほどと質問が終わると、ヒナを連れて行こうと問いかけた。

 

「お前は俺と一緒に来ないか?」

 

急に言われた言葉に意味が分からずヒナはきょとんとするがすぐに怖がりながらも無に聞き返した。

 

「こ、殺さない?」

 

「殺さないよ」

 

「いじめない?」

 

「いじめない」

 

「ご飯くれる?」

 

「人肉以外なら」

 

「じゃあね、行く行く」

 

「よし、じゃあとりあえずあいつ等の戦いでも見ようか」

 

「あいつ等?」

 

誰?とヒナは首を傾げるが、宮殿の外でユピーが戦っているのが見えた。

そういえばそうだったと思い出した、裏切ったことがばれたら殺されるとまた震えだした。

 

「うん、どうした?」

 

「私、殺されちゃう」

 

「なんで?」

 

「だって王様とか直属護衛隊に裏切ったのがばれたら・・」

 

「大丈夫だよ、あいつらも多分勝つし」

 

ほらとゆびを指すとピトーはまだマチと良い勝負をしていたのだが、ユピーは大分ぼろぼろになっていた。

 

「凄いね」

 

実力差がありすぎて絶対に勝てないとしか分かってなかったユピーがあんなにやられるなんて・・この人達に付いて行けば助かるんだと安堵した。

 

 

 

 

 

 

 

ヒソカはユピーと戦っていく中でユピーの成長を感じていた。

ユピーは最初は念を使いこなしてもいないただの才能だけで戦っていただけの存在だったが、徐々に動きも良くなり、発の使いどころも良くなってきていた。

縛ってあった手を切り落とし再生させるという荒業も使っていたので、それも面白く感じられた。

ヒソカはそれらを見て成長すれば更に面白くなるんじゃないかなと致命傷になるようなダメージを与えないようにしていた。

ユピーは途中から冷静に分析できるようになっており、俺は手加減されていると感じ、どうにか道ずれに出来ないかと考えていた。

 

「キミ、最初の頃に比べると大分いいよ、良かったら逃がしてあげるけど?」

 

「確かに俺の方が弱いようだが・・・命を掛けてもお前を殺す」

 

「残念だね、せっかく育つのを楽しみにしようかと思っていたのに」

 

ヒソカはがっかりしたような顔をしてと周辺に飛ばしていたパンジーガムを全てユピーに集中して飛ばした。

ユピーはパンジーガムが見えておらず体中にパンジーガムは引っ付いた。

ユピーがそのまま動こうと攻撃を仕掛けるが動けなかった、ちくしょー何をしやがったと更に力を込めると地面が取れた。

正確にはユピーと地面がパンジーガムでつながっているためユピーの力に地面が耐えられなくなり取れたのだった。

 

ユピーが地面を引っ付けたまま適当に振り回していると回していたせいでパンジーガムがピトーの頭から足先までぐるぐるに絡まり、結果動けなくなった。

 

「凝も使えないなんてね」

 

ボクの陰が凝で見えるかどうかは別としてね。と呟きユピーの前から立ち去りマチと無と新しい子が話している方に歩いていった。

 

ユピーはグルグルまきになったパンジーガムのせいでミノムシのように動けなくなり・・呼吸も出来なくなり・・・死んだ。

なんて間抜けな死に方だったんだろうか・・。

 

 

 

 

ビスケはなかなかピトーに決定打が当てれず困っていた。

ピトー黒子舞想のせいで空中でも向きを変え、腕や足なども変な角度で避けたり反撃されたりしてどうもやりづらかった。

スピードも黒子舞想のせいか、ピスケとほぼ同じ位の速さで動いていた。

 

ただピトーの攻撃が片手がない分、手数が一回少ないのでビスケには余裕があった。

しかしこのまま戦い続ければ先に体力がなくなったほうがやられてしまうだろうと考えた。

オーラの総量、体力の消費から考えると体力的にはビスケの方が先になくなりそうだし、オーラはピトーの方が量が圧倒的に多いといえど常に能力を発動してるので先にピトーの方がなくなりそうだった。

 

しかし、ピトーは目の端にユピーがヒソカのバンジーガムを引っ付けたまま地面からそのまま引き上げた塊を回してるのを見て、あれじゃだめにゃと一瞬思ってしまい隙ができてしまった。

相手がビスケクラスではなければ問題ないほどの一瞬の隙だったのだが、その一瞬のせいでビスケの拳がピトーの顔面に迫った。

ピトーは瞬間 しまった と思ったが、結果避けきれず頭が吹き飛んだ。

やれやれだわさとビスケは予想以上に強かったキメラアントに警戒心がかなり高まった。

 

そして5人が合流し、無が新しく連れてきちゃったとヒナを紹介したら、ビスケが「しつけはちゃんとするだわさ」とペット感覚だった。

宮殿に足を進めた5人だが、私道わかるよとヒナが言ってきたためにヒナに案内をしてもらった。

宮殿に入り二階に上った所でキメラアントが一体でてきた。

出てきたキメラアントは人型で細身、長身で頭には触覚、背中には蝶のような羽が生えていた。

 

「かっこいいだわさ」

 

ビスケがつい言ってしまうほどの美形でもあった。

 

「ここから先は王の御前ですが、お引取り願えますか?」

 

「虫退治に来て、引き取るわけ無いだろ?」

 

「仕方ありませんね」

 

「次は私がやってやるよ」

 

マチが一歩前にでた。

 

「貴方が相手ですか、どちらにせよ誰もこの先は通しませんけどね」

 

「ふーん、じゃあ俺らは先に行くよ」

 

マチを残し全員が横を通ろうとしたら、相手のキメラアントが攻撃してきた。

マチがその隙を攻撃しようとしたが、それよりも先に無がそのキメラアントに攻撃し胸を貫いた。

 

「くっ」

 

キメラアントが急に凄い数になった。

一匹一匹は凄く小さいのだがあまりに数が多く、しかも一匹一匹が何か喋るのであまりのうっとしさに無が手から炎を出し、そのキメラアント全てを飲み込み燃やし尽くした。

あまりの炎に壁は溶け外が見えていた。

近くに居た無以外の仲間は堅でガードしていたが、あまりの熱さで汗が噴出していた。

ヒソカはあんな事もできるのか、念を火に変えそしてあの量を出すなんて・・まだまだ隠しだまがあるのかなと考えた。

そしてヒナなのだが、ガード仕切れずに瀕死状態におちいった。

すぐに気付いた無が素早く治してあげた。

 

「いきなりやるからだわさ」

 

「ごめん、あまりのうざさに」

 

「私達の事も考えてほしいね」

 

非難を浴びた無はすぐに話をごまかし、とりあえず王の所に行こうと王の所に向かった。

王の部屋に入ると異常な光景があった。

 

「何かやってるね?」

 

「碁?」

 

「将棋?」

 

「わからないね」

 

無達が話していると、勝負が一区切りついたようで、王が此方に視線を向け話しかけてきた。

 

「ほう、あいつらを片付けてきたか」

 

「総帥様、何かありましたか?」

 

「いや、お前はしばし待て」

 

王が立ち無達の前まで歩いてきた。

 

「貴様らの目的は余だな」

 

「まあそうなるな」

 

「余は忙しい、出直せ」

 

「なんで?」

 

「二度言わすな」

 

王は尻尾を振り無に攻撃したが、無は避けた。

 

「ほう、貴様強いな」

 

王がにた~と無を見る。

 

「総帥様、忙しいようならワダすは戻りますが」

 

王が将棋?碁?をやっている相手に対して「まて」と言い、一瞬考え無に名前を聞いた。

無が名前を教えると、王が無に対して勝負がつくまでしばし待てと言い、まあそれ位ならと無達は待つ事になった。

しかし、勝負がつくまでと言うのは王が勝つまでだったらしくいっこうに終わる気配がなかった。

 

「ビスケ、俺は待つと言ったが・・あいつが勝つまでだったんだね」

 

「はぁ、全然おわらないだわさ」

 

「待つなんて言うから」

 

それから少し雑談をしてたらヒソカが思いついたように無に話し出した。

 

「そういえば、キミはしってるかい?」

 

「何を?」

 

「この世界は地図に載ってるだけじゃないんだよ」

 

「っ!?それは禁句だわさ」

 

「キミも知ってるみたいだね、でも興味はないのかい?」

 

「興味がないと言えば嘘になるけど、危険だわさ」

 

「ボクは楽しむ相手がいなくなったら出かけようと思ってるんだけどね」

 

「だから何の話?」

 

「今いる世界の外側の話さ」

 

「外側?」

 

「今いる世界の外側はずっとまだまだ繋がっていて未開拓なのさ」

 

「そうなんだ?」

 

「それを暗黒大陸と呼んでいる」

 

「このキメラアント達もそこから来たと言われてるだわさ」

 

「へえ?」

 

「戦ってみて思ったけど、暗黒大陸はこのレベル以上の敵がいると思うと考えるだけ楽しくてね」

 

「行きたくなっちゃった?」

 

「そうだね、クロロとやるのも楽しそうだけど暗黒大陸行っちゃおうかなと思えてきたよ」

 

「行っちゃう?」

 

「なに乗り気になってるんだわさ!」

 

「いや、楽しそうじゃん?」

 

「うん~、あれ?じゃあ私の故郷になるってことかな?」

 

「さあ?ここで生まれたなら故郷はここじゃないの?」

 

「うーん、わかんない」

 

「話戻るが・・・終わらないね」

 

「一回帰るだわさ!」

 

「そうするか」

 

そして全員一回帰る事になり、ワープでホテルに戻った。

ホテルに戻るなりヒナがおなかすいたーと言い出したので適当にホテルのレストランでご飯を食べた。

ご飯を食べると眠いーと言い出しその場で寝たので部屋まで連れて行きベットに寝かせた。

 

そして、他の皆も明日の朝までは解散と言う話になり解散した。

 

 

 

 

余談

 

キルア「そういえば、ヒソカ達にあったんだ」

 

ゴン「え!?どこであったの?」

 

キルア「イカルゴに会う前に会ったんだよ」

 

ゴン「他に誰がいたの?」

 

キルア「ヒソカ以外は、無とビスケとマチさんと居たよ」

 

ゴン「そっか・・キメラアント退治に行ったのかな?」

 

キルア「さあ?だけどあいつらはヤバイぜ、俺らが会ったあの猫のキメラアントよりヤバイオーラを出してた」

 

ゴン「そうなの?」

 

キルア「ああ、あの時はヒソカよりも気持ち悪く不気味なオーラと思ったが、ヒソカのオーラ見た後だとかわいく見えるね」

 

ゴン「早く行かないとやばいかもしれない!!」

 

キルア「ああ!でも倒されたらカイトが治るんじゃ!?」

 

ゴン「カイトの所に見に行ってくる」

 

ゴンが走っていき、目的の場所に着きドアを開ける。

 

モラウ「ゴンか・・・今行こうと思ったんだ」

 

ゴン「モウラさん!何か会ったの?」

 

モウラ「あぁ・・急にカイトの念能力が解けた」

 

ゴン「じゃあカイトは戻ったの!?」

 

モウラ「いや・・残念ながら調べたら・・死んでいた」

 

ゴン「くそぉぉぉぉぉぉぉぉ・・・・・・・ぉぉぉぉ・・・」

 

ゴンさん「絶対許さない!!!」

 

モウラ「(やべえ)」

 




次回で終わる予定です。
しまらない最終回になるかもしれません・・がんばっては見ますが。
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