玩具戦士   作:いのまる

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第四話

「なぁいい加減機嫌直せよ」

「・・・・フン」

「はぁ・・・まだダメか」

 

(あれから約一日がたった。流石に一日ずっと飛びっぱなしもきついから川の近くに降りたが、相変わらずセナはご機嫌斜めだ。まぁご飯はちゃんと食べてたからいいか。ん?ご飯はどうしたかって?そりゃ魚釣って焼いて食べた以上。

あぁ誰か、女の子の機嫌の直し方をおしえてくれー)

 

 

すると、いきなり涼の携帯が鳴り、涼はポケットから携帯を取り出した。

「ん?メールだ、誰だろ・・・って神様からだ。えーと、どれどれ」

 

涼は送られてきたメールを読んだ。内容はこうだ。

「神だ。わしは女心は知らんからな以上

 

 

 

あとこのメールわしにも送れるからぉ。それではさらばじゃ」

「・・・は?なぜおれの心の声が・・・ってその前にあのクソ神にメール送れるなら送らないわけにはいかないよね」

 

といい涼は携帯を操作して神様宛にメールを送った。内容はこうだ。

 

「やっほー神様。メール送れるなら最初から言ってくださいよー。あ、そうだ。スカイダイビングの感想欲しいって言ってたのでメールで言いますね。

いやー凄い爽快でしたよ。でも紐無しはびっくりしましたよ、死ぬかと思いましたし、なので神様も今度会ったときさせてあげますね。

 

 

逃げんなよ以上」

 

涼はメールが送信が出来たのを確認すると携帯を閉じた。そのあと神様が涼のメールを見て泣きながらメールに向かって土下座していたのはまた別の話。

 

「はぁー・・・すっきりしたー!!!」

「え?なにが?」

「あぁ、こっちの話、ってやっと話しかけてくれた」

「あ!ふ、ふん」

「えぇ、またかよぉ」

 

とセナはまたそっぽを向いてしまった。涼は、今はそっとしておこうとスカイボードを出して、少し体を動かそうと立ったその時、森の方から何かの足音が聞こえてきた。

 

「っ!セナ!」

「う、うん」

 

涼はすぐに魔法の杖を出しセナを呼び、セナも涼の呼びかけに応え、涼の後ろに回った。そうしていると、足音がどんどんと近付いてきて、森から出てきたのは、白い毛に赤い目をした狼が出てきた。涼はいつでも対応できるように杖に力を込めた、すると狼も涼たちに気付いた用で涼たちに近付こうと前足を出したその時いきなり狼が倒れたのだった。

 

「ん?セナ何かしたか?」

「え?私何もしてないよ・・・ってリク!!」

「お、おい」

 

涼は狼を警戒しながらセナに問い掛けると、セナが涼の後ろから顔を出し狼を見たその時セナが狼に向かって走り出し、涼も慌ててセナの後を追った。セナは狼の近くまで行き、狼に触れると少し安心したのかほっと息をついた。

 

「良かった。息はしてる」

「セナの仲間か?」

「うん、名前はリク、弟の護衛の一人、でもなんでこんなところに?しかもこんなに傷だらけで」

「とりあえず傷治すか・・・回復魔法【ヒール】」

 

涼はリクにヒールを唱え、リクの傷を癒した。暫くすると、リクが目を覚ました。

 

「ん・・・あ、あれ・・・オレなんで倒れてるんだ・・・」

「リク!!よかった。目が覚めたのね」

「セナ様・・・はっ!セナ様急いでお戻りを」

「え?どういう事、何かあったの?」

「リオ様が何者かに襲われています」

「リ、リオが・・・そんな」

「なぁ、リオって誰?」

「な!お前こそ誰だ」

「そんなもん後でええやろ」

「リオは私の弟よ」

「そうか、んで、セナはどうしたいんだ」

「え?そ、それは・・・」

 

涼は「はぁ」と溜息をついて、セナの目を見て

 

「助けたいか、助けたくないか、どっちなんだ」

「私は助けたい、弟を助けたい」

「んなら、行こか」

「うん、ほらリクも」

「え?ちょ、ちょ」

 

涼はスカイボードに二人を乗せて飛び上がり

 

「で場所はどこや?」

「え?あ、真っ直ぐに行けば付く」

「了解、捕まっときや」

「うん、お願い涼」

「おう、なら助けに行きますか、行くでぇ」

 

涼はセナの弟リオを助けにスカイボードを飛ばしたのであった。




最後まで読んでいただきありがとうございます。

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