とあるアークス達の(非)日常   作:アインスト

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垂れ流し三発目。

では、どうぞ。


アリス「男って馬鹿みたい」

 

 

 

 

 

 

「んー、ビバ!バカンス!」

 

「イェーイ!」

 

 

 

 

という訳で我々はちょっとした休憩がてら惑星"ウォパル"の安全地帯に来ている。

 

本当なら兄弟姉妹全員誘いたかったのだが、クラッシュ、カレン、アークさんは用事があるから遠慮するという話。

 

 

 

『バカンス?いやいやそんな事してるより鍛練だろ。いっちょ兄貴も来るか?楽しいぞ鍛練』

 

『バカンスを楽しみたいのは山々なんだけども‥‥‥ほら、私ってまだまだじゃない?だから少しでもテクニックを多く扱えるようになりたいからまた今度誘ってね、兄様』

 

『ワシはいい。若者で楽しんでくると良い』

 

 

 

‥‥‥という事で必然的に俺が引率。

 

泳いだりしないのか、だと?

 

馬鹿言え、水中用ボディを持ってきている訳ないだろ。

 

何だって?そこはアークスなんだからどうとでもなるだろ?フォトンの力か何かで?

 

それはご都合主義というやつだ。

 

 

 

「兄さん」

 

「ん、クレアか。どうした?」

 

「ううん、何でもないよ。それよりどう、かな?」

 

「何がだ?」

 

「その、水着‥‥‥」

 

 

 

水着か。

 

クレアが身に着けている水着は"セルベリアスイムウェア"だったか。

色は当然緑系。

 

 

 

「まぁ、似合っているんじゃないか?」

 

「曖昧だね‥‥‥別に今更かな」

 

「それは貶しているのか?」

 

「そういうつもりはないよ。ただ、そう思った。それだけ」

 

「‥‥‥そうか」

 

 

 

問答を繰り返すうちに顔面にビーチボールが直撃する。

 

それも結構な勢いで。

 

 

 

「あー!ごっめーん!」

 

「ちょっ、エク兄!大丈夫!?」

 

「‥‥‥問題無い。少々痛かったが」

 

「まったくこの馬鹿姉、力加減考えなさいよ」

 

「あははー、つい本気でやっちゃった」

 

「というかエク兄、そこで何してんのよ」

 

「泳ぎたくないからベンチにいただけだ」

 

「昔は普通に泳げてたくせに」

 

 

 

やかましい。

 

それはわかっているがどうもな。

 

 

 

「それよりクレ姉、何してたのよ?」

 

「兄さんに水着が似合っているかどうか聞いてみたけど」

 

「けど?」

 

「予想通りの答えが返ってきたからガッカリしてた」

 

「でしょうね」

 

 

 

いったい何に期待していたんだ。

 

そういえばブレイドも連れてくれば良かったな。

 

あいつ確か今日はマトイと任務だったか。

 

 

 

 

「エブシッ」

 

「わっ‥‥‥ブレイド、風邪引いたの?」

 

「いや、どうせあいつが俺の噂でもしてんだろ」

 

「仲、良いんだね。あなたとエクシアは」

 

「まぁな。腐れ縁ってやつだ」

 

「ちょっと、羨ましいな‥‥‥」

 

「羨ましいだって?」

 

「うん。私にはあなたくらいしか仲が良い人はいないし‥‥‥」

 

「それは違うな。お前は仲間に恵まれてるだろ」

 

「そうかもしれないけれど‥‥‥」

 

 

 

そうこうしているうちに一つの通信が入る。

 

それと同時に‥‥‥アイツが現れる。

 

 

 

『‥‥‥貴様を殺す』

 

「おうちょっと待てや」

 

 

 

マトイを置いて隅へ(【仮面】も連れて)。

 

 

 

「お前ちょっと空気読めよ。いい感じだっただろうが」

 

『知るか。お前は私、私はお前だ』

 

「ファッキンダークファルス」

 

『やかましい』

 

 

 

その後ボコボコにしてやった。

 

後悔は無い。

 

それにしてもマトイ‥‥‥おろおろしてる所がかわいいな。

 

なんか和む。

 

 

 




今はもう過ぎた海のイベント、さらにマトイちゃん。

そういうお話でした。

では次回の更新でお会いしましょう。

ではでは(・д・ = ・д・)

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