今回はちとシリアス(シリアル)かも。
では、どうぞ。
ドカン、と腹に響く音が辺りに広がる。
爆心地から少し離れた所で彼女はいた。
「ふぅ、まぁこんなもんか」
「あれだけ吹っ飛ばしておいてよく言いますね」
「‥‥‥ん、あぁ、アンタ来てたんだ。陰険眼鏡」
「陰険眼鏡って‥‥‥貴女も彼女と同じ事を言いますね」
「そりゃそうだろう?大事なことは最後まで黙ってた確信犯だしねぇ」
「それは痛い所を‥‥‥まぁいいでしょう。それで私は何故カレンさんがここにいるのか問いたいのですがね」
二人が存在している場所は"地下坑道"。
機甲種が多く存在しており、いまだに動いているセキュリティも点在している。
「なんでってそりゃぁ‥‥‥その、フランカに頼まれたんだよ。何か料理道具に使えそうな物がないかってさ」
「料理道具、ですか。しかし料理しなさそうな貴女が、ねぇ‥‥‥?」
「だっ、黙れ!でなきゃぶっ飛ばすぞ!」
「赤面しながら言われても覇気がありませんよ?」
「うっさい!」
「僭越ながらお手伝いしましょうか?」
「一人で出来るからいい!」
「やれやれ‥‥‥まるでクラリスクレイスを相手にしているようだ」
「あの爆破バカと同じにすんじゃないよ!」
スタスタと早足で先に進む。
その後ろをカスラが追う。
「‥‥‥」
「‥‥‥どうしました?」
「なんで着いてくるんだい?」
「何故って、カレンさん一人だと何が起こるかわかったものではないですから」
「よぅしちょっと表へ出な。サクッとぶっ飛ばしてやんよ」
「いやはや、血気盛んですねぇ」
「誰のせいだ誰の!」
「まぁ私のせいでしょうか?」
「わかってんじゃないか!?」
ある程度進むと何体か邪魔が入ったが優れたフォトンを用いてテクニックを発動、蹴散らしていく。
そうして、最深部手前に到着。
「しかし、ブレイドさんやリューさんのような守護輝士ではないのによくやりますよね、カレンさんは」
「アイツらは特別なのさ。何より信念がアタシ達とは違うからね」
「特別、ですか。では、どのように?」
「そうだね‥‥‥ブレイドはさ、"この世に蔓延る闇を斬り、宇宙の平和を取り戻してみせる"ってよく言うのさ。アイツらしい考えだ、いずれはダークファルスも斬るだろうさ」
「闇を斬る、ですか‥‥‥確かに、レギアスやアザナミに次ぐ抜剣使いですからね。ですがその考え方はレギアスから強く影響されてますね」
「かもしれないねぇ。アニキもそう言ってたからね」
「それで?リューさんはどうなんです?」
「アイツも似たようなもんだけどちょっと違うね。あの子は‥‥‥何がなんでも困ってる人を助けたいってヤツさ。だから平気で自分を犠牲にできる」
「なるほど、似た者同士と言ったところでしょうか」
「それはわからないよ。アタシが聞いた訳じゃないしね。客観的に見てそう捉えられただけだから」
そう言って歩みを進めるカレン。
一方で、守護輝士の一人が一際大きなクシャミをしたのは余談である。
「イッキシッ」
「どうしたの?風邪でも引いた?」
「知らね。どうせ噂してるヤツでもいるんだろ」
「らしくないね、ブレイド」
「言うな。それより来るぞ」
「オッケー、まとめて叩っ斬る」
「それは俺の台詞だ、リュー。さて、仕事と行こうか」
蔓延る闇へと対峙する二つの光が一層煌めいた。
「輝いてっ、アトライクス!!」
「この輝きは星のように!裂けっ、フロラシオン!!」
「さっすが、鈍ってないねぇ」
「お前もな、リュー。だが俺のスレスレまで斬撃を飛ばすんじゃあない」
「あはは、つい手が滑っちゃった」
「お前はマリアさんか」
「あの人よりはマシでしょ?私ワザとじゃないもん」
「まぁいい、とにかくこのダーカー共を捻り潰すぞ」
「ほいほーい、まっかせてー!」
「気合いを入れすぎて力むんじゃないぞ」
「わかってるってばっ!」
今日も守護輝士は走る。
世の中のダーカーを殲滅するために。
次回はギャグを書きたい‥‥‥!
でも書けない‥‥‥私の悪い癖でシリアスにしたがるのよ‥‥‥!(;´∀`)
どうにかギャグが書けるように精進します(´・ω・`)
では、次回の更新でお会いしましょう。
ではでは(*´ω`*)ノシ
感想等お待ちしてますー(*´∀`)