体験学習:東京編
「そ、それじゃあ、残りの4日間、是非お願いします!」
「ああ、よろしく!」
「よろしくね、"ゴージャスグリーン"」
「歓迎しよう、緑谷君――、いや、"ゴージャスグリーン"」
飯田のお見舞いが終わった後、サー・ナイトアイの事務所に呼び出されて緑谷は事務所のメンバーに紹介される。メンバーはインターン中のルミリオンこと通形に、サイドキックのバブルガール・センチピーダー。それに、サー・ナイトアイの4人による少数精鋭の事務所だ。センチピーダーは今、遠くで調査をしているらしくて、今はここに居ない。
「さて、本来ならば職場体験の場合、お客様扱いするのが常で有るが……グラントリノからは、繁華街などで様々な実践を学ばせてくれとの事だし、君もそれを望んでいるだろう。よって、まずはミリオとパトロールをしてもらう事にする。君もかなりやるが、ミリオも雄英BIG3の一角。存分に学んでくると良い」
「はい、よろしくお願いします!」
深々と頭を下げてお辞儀する緑谷。ワクワクも有るが、緊張感でも一杯だ。何せ、東京の繁華街でヒーローの格好をして歩くのだ。緊張もひとしおだろう。早速、更衣室で着替え始める。多少傷ついたりはしているが、それもヒーローの勲章。ヒーローコスチュームを着こなすと、ルミリオンの元へ。二人揃って立つと、中々に様になる。
「さて、ゴージャスグリーン。これを渡しておこう」
差し出されるのは、1枚のカード。グラントリノの所で貰った許可証と一緒だが、写真や名前は当然サー・ナイトアイだ。「これで、君の責任は私が受け持つこととなった。それにふさわしい活躍を期待する。」
「勿論です!」
胸を張って、笑う。オールマイトのようになるなら、こういう不安になるときこそ笑顔で。その顔に、サー・ナイトアイはかすかに笑い、バブルガールやルミリオンも笑顔になる。
「じゃあ、行こうかゴージャスグリーン! サー、行ってきます!」
「同じく、行ってきます!」
「ああ。事件が起きたら逐次こちらからも知らせる。存分に活躍してくると良い」
「何かあったら応援に行くからね~!」
信頼して見送るサー・ナイトアイとバブルガール。ルミリオンもゴージャスグリーンも、どちらも強い。あの二人ならば早々に、遅れは取らないだろうからだ。二人を見送った後は、バブルガールに事務仕事の教育を施すのだった。
一口に"個性"犯罪と言っても色々とある。強盗や恐喝など暴力的なものから、突発的な食い逃げ、露出などの性犯罪に至るまで、実に多種多様である。そして、日本でも有数の様々な問題が起きる場所が、ここ東京であった。だからこそ、多数のヒーローも巡回している。
SNS上では、#今日街中で見たヒーロー なんてタグも作られ、ひっきりなしに投稿されるほどである。そんな訳で、東京の人たちはある意味ヒーローを見慣れているとも言える。だが、それは決して注目されないということではない。
「おっ、ヒーローじゃん、超若いやつ。誰だ?」「あ、あれ体育祭や新聞で見たぞ! ゴージャスグリーンじゃん! ヒーロー殺し捕まえた!」「おっ、マジじゃん!スーツ、メカメカしくてかっけぇ! 写真撮っておこう!」
こうして見かけられたヒーローは、写真をどんどん撮られてSNSにアップされたり、話しかけられたりもする。
「す、すいません、一緒に写真撮ってもらっていいですか!」
高校生の女の子が話しかけてきた。わくわくしつつ、スマホと自撮り棒を持っている。
「え、ええ? ぼ、僕がっ!?」
「うわー、俺より目立ってんじゃん! 羨ましい!」
慌てる緑谷に、羨ましがるミリオ。緑谷は初めての経験からか、中々に戸惑っているようだ。
「ほら、こういうファンサービスもヒーロー活動の一つだぜ。笑って笑って」
「あ、は、はい。じゃ、僕で良ければどうぞ!」
「やった!」
自撮り棒を使うので、必然くっついて撮ることになる。
「はい、チーズ!」
「(ち、近い……!)」
ヒーローなのに初々しい反応に、回りの女子高生たちもくすくすと笑う。夕刊の一面に乗り、またテレビでも流れた、ヒーロー殺しを捕まえたヒーローがこんな初心な面を持っているギャップが、笑いを誘う。
「じゃあ、私も!」「あ、私も!」
友達に取ってもらえばいいのに、反応が楽しくてついつい皆自撮り棒を回して使う。次々に変わる女の子たちに、緑谷はタジタジで、ついでにミリオも、何人かと撮っている。
「はははっ! ヒーローになるとモテモテになれるよね!」
「そ、そうなんですね~!?」
と、色々と弄られているがその時――
「く、食い逃げだあああああああああっ!」
「ふはははは! 俺の個性は滑走! 俺に追いつけるヒーローなど、この辺りに――「僕が来たっ!」ぐえっ!?」
足自慢が起こした食い逃げを、一瞬で鎮圧する緑谷。手際よく縛っていく様に、今度は素直な称賛の拍手が回りから巻き起こる。
『すご~い!』
一緒に撮っていた女子高生たちもご満悦の様だ。
「あれ、可愛いと思ってたけどかっこよくない?」 「可愛くてカッコいいとか最強じゃん?」「マジでファンになっちゃうかも」
なんて話されているが、ヴィランに出会った途端緑谷は真面目モードだ。先程まで顔を赤くしてわたわたしてたのは何処へやら、キリッと凛々しい。早速サー・ナイトアイに連絡を入れる。
「こちらゴージャスグリーン、食い逃げ犯を捕まえました。これから警察へ引き渡します」
「うむ、ご苦労だった。では、場所やヴィランの名前、顔写真等を送ってくれ。書類制作がスムーズになる」
「はい、了解です!」
グラントリノの所では、こういう事後処理は全て自分でやらされたが、サー・ナイトアイ事務所では携帯できるツールを使い、情報を送ることで、役割が分担され手際よく次へ移ることが出来る。元々、サー・ナイトアイはオールマイトのもとで膨大な量の書類仕事を担当していたので、この程度はお手の物だ。食い逃げ程度の簡単な犯罪だし、バブルガールの教育に使う様だ。
「この調子で、どんどんヴィランを見つけたら捕まえるように。ああ、しかしちゃんとルミリオンにも活躍の場を残しておいてくれたまえ」
苦笑しつつ、緑谷に伝えるサー・ナイトアイ。甲府で見せたあの仕事ぶりでは、ガンガンヴィランを捕まえてしまうだろう。
「え、ええと、がんばります!」
「ははっ、大丈夫、俺は俺で本気で捕まえるからさ。大事なのは不幸な人が出ない事さ」
「は、はい!」
そう、ヒーローとして大事なのは、何より不幸な人が出ないことである。という訳で、更に二人はパトロール精を出すのだった。
サー・ナイトアイは緑谷にああ言ったが、障害物の多い都市部でこそミリオの能力は輝く。群衆・駐車されている車・沢山の壁や塀、狭い道――その全てが、ルミリオンには障害足りえない。開けた場所でのスピードでは緑谷に敵わないが、しかし入り組んだ地形では、被害を最小限にしつつヴィランを鎮圧できる。そのルミリオンの強さを支えているのは、予測。本来なら不遇なはずの"個性"を、そのとてつもない技量と圧倒的な先読み力で活かしヴィランの抵抗を許さない。その"個性"の使い方は、緑谷にとても大きな刺激を与えていた。
「すごいや。本来なら全てを透過してしまうけど、それを一部だけにすることによってワープみたいに地中を潜っていける。弾かれてるってところがミソで自分で手足を動かさなくても移動できるし、体勢さえ把握しちゃえば自由自在に移動できる。習得するまで、膨大な苦労がかかるけど、一度習得するとここまで自由に移動できるのか……単独でもすごいけど、協力すればもっと色々とできそうだ……例えば僕が思い切り投げつけるとか……ああでも、何時もと違うスピードだと制御が難しくて要練習……気軽に身につけられる技じゃない……」
「おーい、ゴージャスグリーン? 何してるんだい?」
「はっ!? すいません、すごい"個性"を見るとつい癖で!」
緑谷が付けている"個性"ノートの最新のページは、ヒーロールミリオンの考察やら、思いついた使い方などで一杯だ。それほど刺激を受けたのだろう。
「ははっ、なんだか照れくさいな」
そんな様子にミリオはまんざらではない様子である。実に和やかな空気で、繁華街のパトロールを続ける。と、そこに事務所から連絡が入る。
「ルミリオン、近所の銀行で銀行強盗事件が発生、しかし発覚が速くそのまま人質を取り立てこもってしまった。我々にも応援要請だ。位置を送るので至急向かってくれ」
「了解です、サー!」
すると早速二人の携帯に位置座標が送られてきているので、二人共急いで向かう。
「HAL、データリンク開始。情報を集めて!」
「Yes,マスター。情報収集を開始。無線傍受……SNSから情報収集――データ、表示します」
緑谷の活動に合わせ、少しずつ進化しているAIが情報収集をする。だが、今回の場合警察が包囲しているし、情報が手に入りやすいので有用な情報が集まる確率は低い。が、やらないよりはやはり良いだろう。
現場へ到達して少しすると、サー・ナイトアイとバブルガールもやってくる。犯人は4名、人質は銀行員に現場に居合わせた客、武器は銃器の様だ。このご時勢に銃とは、弱個性だろうか?
「人質を解放してほしけりゃ、車を用意しろ! それと絶対に追いかけてくるんじゃないぞ! ヒーローも呼ぶな!」
実にヴィランらしいテンプレな要求である。だが、人質に取られている方として、ただただ恐怖しか無い。何をされるかわからないし、見るからに凶暴そうだ。どうすればいいかと怯えている。その様子は、テレビニュースで確認だ。姿を見せる訳にはいかない。
「では、揃ったな。まず君たちに銀行の詳細な図面を渡しておく」
他3人に、図面を配るサー・ナイトアイ。そこには、分かっている限りの犯人や人質の場所が書き込まれていた。入り口のロビー辺りに固まっている。また、動きを見る限り素人の様だ。
「……ヴィラン達は何故こんな所で犯罪を?」
普段からヒーローがよくパトロールしている地域で、勝算は低いだろう。なのに、何故ここを狙ったのだろうか?
「雄英にヴィラン連合とやらが襲いかかって以来、度胸試しのようにこの様な犯罪を起こす輩が増えているようだ……全く、厄介な」
緑谷の疑問に、サー・ナイトアイが忌々しそうに吐き捨てる。お陰で、ヒーローの仕事が増えているのだ。良い兆候ではない。
「まあ、その事は今はいい。それより配置を決めるぞ。ルミリオン、2階に行ってくれ」
「了解、サー!」
ルミリオンの個性であれば、2階から敵の真上へいきなり落ちることも可能だ。
「バブルガールは死角から東側の窓へ。私は西側だ。そしてゴージャスグリーンだが……」
何処でも配置できるが故に少し悩んだが、ここはミリオと同じく2階へ配置することにした。あのパワーならば、問題なく天井を突き破れる。
「突入の合図は、このスタングレネードの爆発が終わったらだ。爆発終了から5秒以内に片付けるぞ」
と、サー・ナイトアイは緑谷から借り受けたクラスタースタングレネードを見せる。ソフトボール大の弾の中には、多数の小型スタングレネードが入っており、投げ入れると跳ね回って広範囲のヴィランの感覚を麻痺させる。
「投げ入れるタイミングは、ルミリオン、お前が指示しろ。2階から頭だけ出して、下を観察するんだ」
「サー!イエッサー!」
作戦が決まると、警察にそれを伝え静かに素早く移動する。そして警察は、ヴィランを引きつける役として、要求を飲んだふりをする。
「わ、分かった、君たちの要求を呑もう!」
と、包囲している警官の一人が包囲をゆっくり下がらせ、バンを持ってこさせる。
「ヒャッハー!」「これで俺たちも大金持ちだぜ!」
その事に、上手く行ったと気が緩むヴィラン一同。だが、それがいけなかった。
「サー、今だ!」
こっそり天井から見張っていたルミリオンは、顔を上げて無線機に叫ぶと、サー・ナイトアイがボタンを押してきっかり4秒待ってから、クラスタースタングレネードを投げ入れる。始動時に1回、その後中のスタングレネードがスーパーボールの様にあちこちに跳ね回り、爆竹のように連続で爆発していく。
その閃光と轟音にヴィラン達は声も出せずに、体を丸める。
「今だ!」
奥の一人を、透過して降りてきたルミリオンが仕留める。やや離れた位置にいるヴィランは、天井を突き破ってきた緑谷にそのまま拘束される。バブルガールは窓から入り、刺激臭で五感の一つを更に奪って拘束し、サー・ナイトアイはヴィランの手に印鑑をぶち当て、銃を取り落とさせそのまま床にヴィランを叩きつける。
5秒どころか、僅か2秒ほどで制圧完了である。拘束してヴィラン全員を纏め、ヒーロー活動完了である。4人揃って出ていくと、ショックから回復した人質達と、野次馬達から歓声が上がり、一斉にフラッシュが焚かれる。
「う、うわわわっ!?」
「流石にこの数のフラッシュ相手は怯むか。だが、慣れておくと良い。一流のヒーローたちは皆、慣れるものだ」
そう言うと、サー・ナイトアイは堂々とヴィランたちを警察に引き渡す。皆の視線を一身に受けながら、笑顔で受け答えをし、警察の対応を称える。まさに、ヒーローの鑑というべき堂々とした姿であった。
「かっこいい……」
自分も当事者のはずなのに、今までより更に間近で見れるヒーローの輝きに、魅了される緑谷。そして、インターン生であるルミリオンや、職業体験の途中である緑谷にも、沢山のマイクが向けられる。
「流石は雄英生ですね!」「卒業後は引き続きこの事務所で!?」「なにか一言!」「雄英襲撃時、どう思われましたか!」
「え、ええっと、そのっ!?」
一斉に向けられるマイクに、たじたじになる緑谷。ルミリオンの方も、まだ慣れていないようで心なしか笑顔が歪んでいる。そして、そんな場面ににこやかに助け舟を出すサー・ナイトアイ。
「彼らはまだ学生でして慣れていないのです。まだまだパトロールも有りますし、ここは私がお相手をするということでご容赦を」
と、一礼すると、紳士的なサー・ナイトアイの空気に逆らえずに、マスコミはサー・ナイトアイの方を向く。
「あ、ありがとうございます!」「じゃあ、またパトロール行ってきますね!」
と、二人が離脱しようとした時、やってきたのは人質だった少女だ。とてとてと走り寄ってきて、「お兄ちゃんたち、ありがとう!」とあどけない笑顔でお礼を言ってくれる。それに釣られて、少女の母親も、他の人質の皆様も、口々にお礼を言う。
「ありがとう!」「凄かったぜ兄ちゃんたち!」「老い先短い命だけど、本当にたすけてくれてありがとうねえ」
囲まれて、口々にお礼を言われる。その顔は、みんな笑顔だ。そう、それこそがヒーローの報酬。
「「どういたしまして!」」
だからこそ、二人は満面の笑顔になるのだ。
時は夕刻。東京は人が多い。つまり、変なやつがいる確率も多い。そう、例えば……
「フハハハハ!」「長年のご愛顧に感謝いたしまして!」「今復活の!」
「「「疾風怒濤三兄弟ッ!!!」」」
覆面サングラスで黒ずくめの3人組が、街を爆走している。
「刮目せよ! 長きに渡った修行の果て、辿り着いた我らが境地!」
『アルティメットトルネード脱衣!』
今日は最悪の日だと、印照才子は確信した。自分を慕ってくれる子達も珍しく居なく、制服で一人歩いているところを、変な集団に遭遇した。その明晰な頭脳は、間違いなく奴らがろくでもないヴィランだと確信させる。
「第1ターゲット発見! しかもあの制服は聖愛学院の物だ!」「うっひょう!」「腕が鳴るぞ!」
ターゲットはどうやら自分の様だ、と天を呪うと、構える。"個性"は頭脳系だが、伊達にヒーロー科に2年も通っていない。
「(速いっ! 個性は移動系……! しかし、動きは直線的ですわ!)」
スケートのように滑走してくる変態共の、動きを見切り、足を入れ替えるその刹那に合わせ、逆に踏み込み、回避する。1度目は上手く行った。だが……
「ぬうっ!?」「何っ!?」「躱されたっ!?」
避けられたことに驚愕する3人だが、逆に情熱が燃え上がる。
「ふはははは! さてはヒーロー科だな!」「ますます燃えるぜ!」「負けて涙目になるヒーローハァハァ……」
「い、いやあああああああああああああっ!?」
気持ち悪さに、流石に後ずさる才子。だが、それを好機と見たのか突撃してくる変態三人。
「ふははははは!今度こそ!」
その長い間研鑽を積み、磨きつけてきた技術は、2度めの突撃でもう才子の動きを予測し修正する。
「くっ、このっ……!」
「俺がめくり!」「俺が抜き取り!」「俺が……「デラウェアスマアアアアアアアアッシュ!」
「「「ぎゃあああああああああっ!?」」」
突如、叫び声とともに変態三人が弾き飛ばされた。
「だ、だだだ大丈夫ですか、助けに来ましたっ!」
突如、上から降ってくるように着地したのは、新聞やテレビで見た顔。ゴージャスグリーン、緑谷出久。雄英体育祭でも1位を取った、自分より一つ下の俊英だ。
「ありがとうございます。お陰で助かりましたわ」
思いがけぬ出会いに、にっこり笑顔を見せる才子。それに、緑谷はちょっと照れる。――と、そこで突風が吹いて、スカートの中身が顕になろうとして――
「うわわわわっ!?」
緑谷が慌ててスカートを押さえて止めた。そして、更に真っ赤になって後ずさる。
「ご、ごごごご、ごめんなさい、わ、悪気は無かったんです」
顔を真赤にして、ペコペコ謝る緑谷に、更に笑みを深める才子。彼には、一片も汚れた欲求が見えない。ただ本気で自分の身を案じてスカートを抑えてくれたのだろう。いつの間にか下着が抜き取られていたので、もし顕になっていたら大恥をかいていたところだ。
そう――自分の"個性"だけでは、ヒーロー活動には限界がある。でも……もし、とびきり優秀なサイドキックが居たら? それが、自分の頭脳と合わされば? 自分を慕う子達も優秀な子が揃っているが、やはりフィジカルが強いメンバーも欲しい。それに何より、目の前の相手は、雄英を襲った化物の同類を保須市で撃破し、ヒーロー殺しを捕らえた、スーパーホープだ。
きっと、この出会いはチャンス――そう思うと、本気9割と、打算1割で顔を赤くして、目の前のヒーローに囁く。
「あ、ありがとうございます。ところで……し、下着が無いんですの……。ちょ、ちょっとお洋服店まで護衛してもらえませんか……?」
「……へぁっ!?」
裏で、追いついてきたルミリオンが変態共を拘束しているのを尻目に、緑谷は、頭で目玉焼きが焼けそうなほどに沸騰するのだった。
二次創作って好きなキャラを出せるのが良いよね……
と、アニメ見てビビッときた女の子を深夜テンションで出してみる。
色々と好きなキャラだったというのが半分、しかしもう半分は、頭脳派サイドキックが欲しかったからです。
よくいる創作キャラのハッカーの様に、色々と支援してくれたりドローン飛ばして偵察してくれたり、作戦を立案してくれたりと、そんなキャラがずっと欲しかったんですけど、頭脳系は根津校長だけでしたからね……そこにアニオリが素敵なキャラを投入してくれるとは……出すしか無いよね!