彼女ができなかったから、物語の女の子連れてきてハーレム作る 作:大賢者こんすけ
さて、次に軽トラの次は箱バンでもひっくり返すのかね。
では、お楽しみください。
ちょうどいいや。クリスマス回にしちゃえ☆
竹取物語の世界から帰って来たは良いけど、俺の家は大騒ぎになった。
まず、我が家の跡取り(つまり俺)に嫁ができた、と言うことでいつの間にか帰ってきていた姉さんが炊飯器いっぱいの赤飯を炊いていた。
そして、その赤飯を姉さんと無月さんが食べていた……。
わかってる、もうすでにツッコミどころが満載過ぎて胃もたれ起こしそうだ…。
「あのー……なんでここに無月さんが…?」
「あー、そのことなのだがな?」
と、無月さんが語りだした。
話すと長くなるから一行でかいつまむと、
姉と無月は一目惚れで両思いになったから結婚した。
らしい………
「と言うわけなの!きちんと婚姻届も市役所に提出してきたから!」
…………うん………おめでと………ちょっと部屋で泣いてくる…
部屋に鍵をかけ、ベットに沈み込む。
「なんでだよぉ………!なんでそんなにホイホイ結婚するんだよぉ!!しかも未だに無月さんがここに居る理由がわからねぇ………!!(泣)」
人間ってツッコミどころが多すぎてキャパオーバーすると泣くんだね。
「大丈夫か、にぃ?」
「これ見て大丈夫だと思う?(泣)」
かぐやが心配してくれて俺に話しかけてくれるが、それどころじゃない。
「なんでお前鍵かけてるのに何食わぬ顔で入ってるんだよぉぉぉぉおお!!(泣)」
俺、鍵かけたよな?きちんと部屋の鍵かけたよな…?
「ん?わしはにぃのいるところに転移する程度の能力なら持っておるぞ?」
「何食わぬ顔でチートスキル使ってんじゃねぇよぉぉぉぉぉぉおおお!!!(泣)」
こんなのチートや!チーターや!
「もういい、ふて寝する」
「おや?それは昏睡逆レイp……」
「襲うなよ!」
もう寝る!寝る寝る!
泣き疲れたのか、すぐに微睡みから深い闇の世界に落ちていった。
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「第一の物語クリアおめでとー!」
あ、コイツ知ってる。確か………そうそう、イテンだ!
「やっぱりアナタに頼んで良かったわ。じゃあ、次の物語なんだけど…」
「待て待て待て!何さらっと人を別の物語に突っ込ませようとしてるんだ!」
今でさえ、かぐやと無月さんが家に居るんだ。
「あら?アナタ前にハーレム作りたいって言わなかった?」
「そ、そんなこと……」
あ、言ったわ、言った言った。
「まぁ、そんな感じだから、アナタに次の物語を持ってきたのよ」
「………で?次の物語は?」
「さて、アナタは今がどんな季節かわかってる?」
「あん?あれだろ?クリスマスとか言って、見たこともない人の誕生日なのにリア充共がイチャコラしてホテルで少子化対策に貢献する日だろ?」
「アナタ………それ、私怨も混じってない?」
そんなことはない、今の日本のくそったれた現状だ。
「ま、まぁ、次の物語は………『マッチ売りの少女』よ!」
あー、そういえばそんな童話もあったな。
「アナタにはマッチ売りの少女に出てくる幼z……(ゲフンゲフン)女の子を誘k(ゲフンゲフン)嫁にしてきてもらうわ」
「あのさ、あからさまにゲフンゲフンするのやめてもらってもいいか?あと、なんで俺の嫁は幼女固定になり始めてるんだ?」
「…………………なんでもいいわ。早く行きなさい」
おい、はぐらかすな…
お?お?なんだこれ?身体がふわふわと?
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「んっ………」
目が覚めると……
「おや?おはようじゃ。にぃ♡」
目の前にかぐやが居た。
「美味しそうな唇じゃ。いただきます!」
唐突に唇を奪われた。あらま強引。
「んっ!んっんっんっ!!」
「………ぷはっ………なかなか上手いのぉ」
やべぇ、足ガックブルだ。震えが止まらねぇ。
「お、そうじゃ。次の物語はこれかの?」
かぐやが手元に引き寄せた本に書いてあったのは。
『良い子の童話 マッチ売りの少女』
「これだ」
でも、慎重に動かないと。さて、どうやって開くか……
「行くぞいっ!!」
かぐやが本を勢い良く開く!ちょっ!まっ!!
俺とかぐやは本の世界に吸い込まれていった。