彼女ができなかったから、物語の女の子連れてきてハーレム作る   作:大賢者こんすけ

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じわじわと読んでいただける人を増やしているこの作品の作者のこんすけです。
冬休みは筆が進みますね。(勢いだけで小説を書くスタイル)
では、お楽しみください。


やったねみーくん!嫁が増えるよ!(渇き

「ん…………?ここは………?」

 

目が覚めるとそこは一面の銀世界だった。

 

「うわっ!寒っ!!」

 

先程まで、暖房のよく効いた部屋で布団に潜り込んでいたのだから寒いのは当たり前だろう。

 

「あ、そうか…ここは、『マッチ売りの少女』の世界……?」

 

そう、俺は俺の許嫁(というかほとんど嫁)であるかぐやといっしょにこの物語の世界に来たのだ。

 

「かぐやは………?おーい、かぐやー?」

 

俺はいっしょに来たかぐやを探す。すると、雪の中から何かが飛び出してきた!!

 

「うわっ!?」

 

ゆきの中から飛び出した『何か』はそのまま俺を押さえつけ、押し倒し、完全にマウントを取られた。

 

「やっ、やめっ!…………って、かぐや?」

 

そう、雪の中から飛び出し、俺を押し倒したのは紛れもない俺の嫁のかぐやだった。

 

「ふふふ……ずっとこのときを狙っておった………にぃ!これから、世にいう『青姦』をするぞ!………いや、雪が降っとるから『白姦』かの……?」

 

そんなことしてる場合か……こっちは只でさえ寒くて死にそうなんだ…こんなとこでイチャついてたら普通に死ぬわ。

 

「そんなことしてたら凍え死ぬぞ?」

 

「くっ………でも、えーりんが今日は性夜だからって言っておったぞ?」

 

「違う、性夜じゃない、聖夜だ。神聖な日のしかも外でなんでイチャコラしないといけないんだよ…」

 

ってことは姉さんもどうせ、無月さんを襲ってるんだろうな……

 

「あのー……一つ頼みたいことがあるんじゃが…」

 

「なに?性交渉なら断るぞ?」

 

「あの………その………さむいんじゃが……」

 

ほーら、言わんこっちゃない。只でさえかぐやは我が家に唯一残っていた姉の古着(薄手)なんだ、寒いに決まっているだろう。

 

「って言われてもカイロとかは持ってきてねぇぞ?」

 

「できたら…できたらでいいのじゃが……その………抱きしめてはくれんかの?」

 

……ハードルの高いお望みだな……

 

「無理かの…?」

 

身長差による上目遣いとかやめてくれないかな……そんなことされたら断れないじゃねぇか……

 

「あぁ、もう、わかったよ!」

 

俺はかぐやを抱きしめた。うぉ!やっべぇ…当たってるんですけど!?かぐやの豊満なアレが当たってるんですけど!?しかし、これはあくまで暖め合うためのハグだ、欲情とかしてはいけないんだよ…と、理性で無理矢理、自分の息子を黙らせる。

 

(父上!何故、邪魔をするのですか!?)

 

当たり前だ、ハグだけで抜刀したら只の変態だ。

 

(父上!理性が……理性が邪魔をするのです…!!)

 

邪魔させてるんだよ!頑張れ理性!!

 

(父上!どうにか理性を切り倒しました!)

 

…………。

 

俺の中で何かが崩れ落ちる音が聞こえた。

 

「んっ…にぃ……?自分から言っておいて、なぜ大きくしておるのじゃ?」

 

「ん?それはね、俺の理性が欲に負けたからだよ」

 

「なるほど…では、白姦を認めてくれるのじゃな?」

 

「もうどうにでもなれー(遠い目」

 

そう言うとかぐやは嬉々として俺の服を脱がし始める。

 

あぁ、父さん、母さん……俺は今日、漢になります……

 

もはや黄昏を感じていると……

 

「あのー……お楽しみのところまことに申し訳ないんだけど……早いこと二人目の嫁のとこに行ってくれない?」

 

聞き覚えのある声が聞こえた。

 

「その声は………リーストー…?」

 

俺がキョロキョロと周りを見渡すと…

 

「ここ、ここ!ここだよ!」

 

目の前によくわからないのが飛んでいた。

 

「…………リーストーか?」

 

「もちろんっ!…といっても、この姿じゃわからないか…」

 

目の前に飛んでたのは、物語とかによくいる『フェアリー』の類だった。

 

「…なんで、妖精?」

 

「あぁ、これはね?………その前に、かぐやちゃんは一旦、翠くんのズボンを脱がすの辞めよう?」

 

「ぶー(頬をふくらませる)」

 

ぶーじゃないよ……

 

「で?なんで、妖精?」

 

「おっと、脱線したね。これは、ボクでありボクじゃない、ボクの分身でありボクの眷属、部下なんだ!」

 

なんか難しいこと言ってらっしゃる。

 

「つまりは…?」

 

「簡単に言うと…ボクのこの姿は物語に入り込むために分身なんだ!」

 

へぇ、そんな姿にならないと物語に入り込めないのか、物語を司る天使なのにな。

 

「…そんな薄着で寒くないのか?」

 

リーストーは肌が見えそうなくらいの薄手の服しか着ていない。

 

「クッソ寒い」

 

だろうな。

 

「服の中に入れてー!」

 

と、強引に服の中に入って来た。

 

「ふへー、あったかーい」

 

「………リーストーは小さいから羨ましいのぉ…」

 

………とりあえず、マッチ売りの少女のところに行こうぜ…

 

「さて、出発しようか!」

 

「「おー」」

 

リーストーの一声で俺たちは歩き始めた。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「………で、街はどこなんだ?」

 

約15分程銀世界を歩いていたのだが、全く街にたどり着く気配が無い。俺が、リーストーに聞くと。

 

「アイエー………ナンデー……?」

 

どこのニンジャス○イヤーだよ……

 

「………寒いんじゃが?」

 

「圧倒的それな」

 

………ほんとに寒い。帰りたくなってきた。

 

「んー、あんまりやりたくないんだけど……空間転移って方法もあるよ?」

 

「なんで今までそれを使わなかった…」

 

「は、はやくそれをだしとくれ!」

 

寒いからか、かぐやがリーストーに催促する。

 

「じゃあ、行くよ?どこで○ドアー」

 

あかんあかんあかんあかんあかんあかんあかん!!!!

 

「なんで22世紀の猫型ロボットになってるんだよ!?」

 

そんなツッコミをしていると、一瞬にして周りの世界に明るさと色がついた。

 

「ほへー……明るいのぉ……」

 

な、すごいなどこで○ドアって…

 

俺とかぐやがポカーーンとしていると、道の真ん中から声が聞こえた。

 

「マッチはいりませんかー?マッチ、マッチはいりませんかー?」

 

絶対あの娘だ。

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