彼女ができなかったから、物語の女の子連れてきてハーレム作る 作:大賢者こんすけ
毎日寒いですね。みなさんどうお過ごしですか?僕は学校では女子が生理の話をしながら弁当を食べてる隣で「もしも江戸時代に2ちゃんねるが存在したら」とかいうネタを友達と考えながら弁当食ったりしてます。
いや、弁当食ってる奴が居るんだから生理の話とかやめてくれない?ここは女子校じゃねぇんだぞ?
ちなみに、ネタでの会話内容は…
「俺氏、尼さんに萌感じたからちょっと出家してくる」
とか、
「ちょっwww織田がいちごパンツ姿で本能寺で燃えてるんだけどwwwwww」
とかのほんとにバカ話してるだけです。
家ではひたすらモンハンXXしてます。
あひゃひゃーみんなでミツネX装備つくろうぜぇー└(՞ةڼ◔)」
おっと、世間話?はこれくらいにして本題に入りましょうか。今回のお話はよくある「ヒロインが転校してきたら」のお話です。(話の内容にくらべて世間話がやたら長い)
では、お楽しみください。
視界を妨げていた青白い光が消え、目が慣れ始め、自分が居るのが高校の裏門だということに気づいた。
「うぉっ……ほんとにどこで○アじゃん……」
「魔術というのは凄いのぉ……」
裏門から校舎に入り、かぐやは、教師陣への説明などがあるからと、職員室の方へ走っていった。
「久々の学校……」
やべぇ……冷や汗が止まらねぇ……
それでも、教室前にたどり着き、勇気を振り絞り教室に突撃する。
そこで待ち受けていたのは、クラスメイト全員が俺を見ながら黙りこむという拷問だった。
「え……翠くん……?」 「うわっ、翠じゃん……」
「生きてたんだ……」 「まじかよ……」
視線が俺に突き刺さる!効果はばつぐんだ!急所にあたった!効果ばつぐん4倍威力の急所命中で1.5倍!確1で即死!やったね!
「えっと……おはよ……」
俺の一言で止まっていた時計が針を動かしたようにみんながそれぞれ、友達との会話やまだ終わっていなかった課題などに意識を戻す。
「おぉ!翠!久々じゃん!!」
目の前には、俺の友達の…………いや、誰かわからないけど、いかにもチャラい感じの金髪少年が立っていた。
「えっと…………ひ、久しぶり……」
ここで誰ですか?とか言ったら確実に、
「お前!俺のことを忘れやがったのか!放課後体育館裏にこいやぁ!!」
とか言われて、ボッコボコのスッコスコにされるだろう。話は合わせなければ……
「ほんとに久しぶりだなぁ!お前が来ないから心配してたんだぜ?」
「あ、ははは……そ、そうなんだ……」
こいつ、俺のこと心配するような人間には見えねぇぞ?ってことは、あれだろ?形だけの心配的なのだろ?
「お前、休んでる間なにしてたんだよー!」
童話の世界で嫁つくってました……とか言えねぇ……!!言える分けねぇよ!!
「えっと……色々とね……」
苦笑いで誤魔化す。
「……お前、俺のこと解ってるか?」
「ッ……!?」
こいつ……!いきなり弱いとこ突いてきやがった!
「わ、解ってるに決まってるじゃーん」
嘘です。まったく誰か存じ上げません。しかも、この一言で顔がどんどん険しくなってるし!誰かっ!メデイック!!メディーーーーーック!!!
「じゃあ、俺の名前当ててみ?」
「
俺と金髪チャラ男の間に恐ろしいまでの緊張が走る。
「……誰だよそれ…………」
あっ!地雷踏み抜いた!!やったったぁー!(泣)
「えっと……その……誰かわかってないですごめんなさい……」
正直に話した。素直になるのは大事!
「俺だよ、ダイチ、忘れたかぁ?」
「え………?今日はエイプリルフールじゃねぇぞ?」
「嘘じゃねぇよ、俺だよ、ご本人登場だよ」
なんかよく分からんが、お前も堕ちてしまったんだな…
「いや…なんで泣いてるんだよ」
おや、知らないうちに泣いていたらしい。
「お前、イキリ陽キャに落ちぶれたのか…」
「やかましい、誰がイキ〇トじゃ」
んなこと言ってねぇよ…ってかなんでいきなり関西弁?
「
「やっぱりぃ~、〇リトかなぁ~ww」
この話題にのってくるあたり、やはりダイチ本人なのだろう。
「おらぁー、
開いていたドアから担任が入ってきたことで、俺はダイチと別れ、自分の席に着く。
「はぁー、やっぱり日当たり悪いなぁ…」
俺の席は教室に6列ある席の左から2列目の最後尾、しかも窓側なので午前中は日陰で南極大陸と化し、午後からはポカポカ陽気が眠気を誘うという、最悪の立地条件なのである。
「おっ、今日は久々に刀童が来てるじゃねぇか」
担任は少し笑みを見せながら俺の久しぶりの登校を祝福する。
「ついでにこの学校に転入してきた奴を紹介するぞぉー」
うっそだろおい、今日転入してきた奴なんて1人ぐらいしか考えられねぇぞ……
「おーい、はいってこぉーい」
担任がアニメか教師のような言い方で転入生を招き入れた。
「今日からお前達と共に勉学に励んでもらう月詠さんだ」
「わしの名は『
予想通り
わぁっとクラス中から声が上がる。
「やべぇ……かわいくね?」「ちっちゃくてカワイイ!」「見ろよ…あの胸…!」「あんな見た目なのに大っきい……」
聞こえる限りでは、半分は見た目について、残りの半分は胸についてだった。
「んー、あっ、ちょうどいいや。月詠さんは刀童の隣にすわれぇー」
え?俺の隣に来んの?確かに隣の席は示し合わされたように空いてるけど…
当のかぐやは、俺と目が合うとニコッと明るい笑顔を見せ、俺の隣まで歩いてきた。
「よろしくの?刀童クン」
「………お、おう………」
いつもと違う呼ばれ方に少したじろいでしまった。
「よっしゃー、じゃあ終わるぞぉー」
起立、礼を済ませ、担任が出ていくのを見届けると、かぐやの周りに女子が群がり始めた。
「輝夜ちゃんって言うの?かわいー!」
「スゴッ!見て見て!この長い髪サラサラー!」
「どこから来たのー?」
一度にたくさんの話しかけられすぎてかぐやも少し困った顔をする。
「そんな一度に答えられぬぞ…」
「あっ、そうだよね…ごめーん」
クラスのリーダー格女子が謝ると、他の女子も口々にごめんと謝り始める。
「輝夜ちゃん、なんでそんなおばあちゃんみたいな喋り方なの?」
それはロリババアだからですよ……
俺が考えていると、かぐやはおもむろにこちらを振り向き、
「それは…にぃがこう喋るようにいったんじゃ♪」
あーあ、やらかしやがったよ………