彼女ができなかったから、物語の女の子連れてきてハーレム作る 作:大賢者こんすけ
まぁ、スーパーマサラ人のサトシ君とかなら耐えられそうだけど……あ、この子(12歳)もアニメキャラか……
モンハンで見た目装備を作るために試行錯誤していたら金欠になって『金のたまご』っていう高額買取アイテムのためだけにラスボスをボコりに行ってるっていう相当やばい日々の内に書き上げた作品はこちらでございます。
では、お楽しみください。
「にぃ………?ねぇ、輝夜さん?にぃって誰の事?」
問いかけられたかぐやは俺を指差しながら、
「にぃはにぃじゃ!」
と、言った。んで、当の俺といえば……
「無関係無関係無関係無関係無関係無関係無関係無関係無関係無関係無関係無関係無関係無関係無関係無関係無関係無関係無関係無関係無関係無関係無関係無関係無関係無関係無関係無関係無関係無関係無関係無関係」
もはや呪文のごとく呟いていた。
「えっ………刀童君………?」
女子達は困惑と侮蔑の眼差しで俺を見る。まぁ、隣の席の奴が下向いて死んだような目でブツブツ呟いてたらそうなるよな。しかし、かぐやは、そうはいかない。まぁ、アニメヒロインってのはこんな陰キャラにも優しいのが普通なのかもしれないが、俺の真横まで近寄ってきて…
「にぃ!嫁の顔を見るのじゃっ!」
と、下を向いて唱えていた俺の顔を力ずくで横に向けさせる。
「ん゛っ!?かぐやっ!?」
あっ、言っちゃった。
「えっ…嫁………かぐや………えっ……?」
あらら……女子が困惑しちゃってるよ……
「刀童くんと輝夜ちゃんって知り合い…?「」
おっと……これは知り合いって言っておくしかねぇな。
「そうなんd…「いやっ、夫婦じゃ!」………」
そこは合わせてくださいよかぐやさん………
「夫婦ぅぅぅぅぅぅゔぅぅううう!!?!?!?!?」
クラス中に女子達の大絶叫がこだまする。
もしかして……と、後ろを振り向くと…
「俺の輝夜ちゃんを………(泣)」「俺………翠………殺す…………今から………」「どうする?あいつちょっと生意気じゃない?処す?処す?」
クラスの男子軍が臨戦態勢で俺に狙いを定める。
「おや……?わし、なにかまずいこと言ったかの?」
まずいも何も核をそこら辺にばら撒いてるんだよ……
「ちょっ!?輝夜ちゃん!?刀童くんと夫婦なの!?」
「そっ、ちがっ……「まだ婚約者ってだけじゃがの!」」
かぐやはその大きな双丘を前に押し出しながらえっへんと自慢げに言っているが、その一言ごとに俺への視線と殺意がどんどん高まっていっている…
キーンコーンカーンコーーーーン
授業開始のチャイムがやれやれと言うように救いの手を差し伸べる。
「おらぁー授業はじめっぞー」
科学教員が教室に入ってきて、それと共にクラスメイト達は各々席に戻っていく。
これからどうしよ………休み時間はトイレに逃げるとして……
「のぉ、にぃ?」
気づくと、かぐやがすぐ隣まで机ごと近づいてきていた。
「その……教科書とやらが無いんじゃ……」
あっ!これアニメで見たことある!よくあるイベだ!
「ん?あっ、そういえば今日は転入生が来たんだってな。ほれっ、教科書貸してやるよ」
科学教員は自分が持ってきていた貸出用の教科書でイベントをまるまる潰してくれやがった。
「あっ、刀童に借りたかったのか?」
俺が貸したい訳じゃ無いからな!一応言っておくぞ!かぐやが借りたいって言ってるんだからな!
「しゃーねぇな……あんまり生徒同士の恋愛とかは学校に持ち込んでほしくねぇんだけどな……」
科学教員は38歳にして未だに独身どころか、童貞らしく、生徒恋愛とかの話を聞くとすぐ機嫌を悪くするからタブーだったんだがな……
「先生……俺、月詠さんに教科書見せますんで、気にせず授業進めてください」
「おうよ………チッ」
ん?いま舌打ちしなかった?
「それじゃあ、前回の授業の続きからぁ行くぞぉー」
授業が始まっても、クラスメイトがチラチラこっちを見るせいで全然集中できねぇ……
すると、かぐやとは逆の席から紙切れが飛んできた。
「ん?なんだこれ………?」
紙切れを開いていくと、挑戦状のごとくこう書かれていた。
『我親愛なる反逆者へ
放課後屋上に来いタイマンだ……来なければどうなるかわかってるんだろうな………あれだ……あれするからな………
お前の恋を邪魔する者達より』
どれするんだよ………しかも恋を邪魔したいのにその邪魔する奴を親愛してるのかよ………この文面から見るに犯人はサトルだろう。しかもこのご時世にタイマンって……
「はぁ……相手しないといけねぇのかなぁ……」
それから、2時間目3時間目4時間目……一気に飛ばして放課後。
「屋上……またありきたりなところだねぇ……」
うちの高校はなんでかはよくわからんが、屋上が生徒に解放されている。これってだめなんじゃなかったっけ?
「屋上…屋上…」
崩落しそうなほど重い足取りで階段を登り、屋上のドアを開く。
そこには、うちのクラスメイト(男子)全員が立っていた!はぁ!?タイマンって書いてたんですけど!?なにこれ!?
「皆ぁ!!奴が来たぞぉ!!丸太は持ったなぁ!?」
どこぞのスプラッタ漫画の如く、全員が丸太を持ってこちらを睨みつける。
「ちょっ!ちょっと待て!!タイマンって書いてあったじゃねぇか!!」
「フハハッ!馬鹿め刀童翠、男のタイマンってのはな、数で圧殺したら勝ちなんだよっ!!………覚悟しやがれぇぇぇぇぇええ!!!!」
わぁー!っと叫びながら男子全員が俺に向かって走ってくる。なぁっ!?ちょっ!多勢に無勢って知ってる!?流石がに14対1ってのは不味いって!!しかもどこがタイマンなんだよ!?お前らタイマンの意味を大好きなスマホに聞いてこいよ!!
こういう時、バトル漫画とかだと手元にあった鉄パイプを持って立ち向かっていくのだが、俺はそんなファイティングマンじゃない。ましてや、運動部にすら入っていない人間がこんな人数差で勝てるわけが………逃げるか………しかし、単純に逃げただけなら追いつかれるかもしれない……何かで時間を稼がなければ……
そう考え、周りを見渡したときにあるものが目に入った。
それは、高校の避難訓練の時にヘリポートを描くために置いてあった白線用の石灰だった。
「これならっ!」
こういう時って凄く頭が回るものなんだな、案外俺は、ラノベ主人公とかに向いてるのかもしれない…
「おいっ!お前ら!!隣の校舎からガチムチが見てるぞっ!!」
ガチムチとはうちの体育教官兼生徒指導の教室で、怒ったらめちゃくちゃ怖いらしい。(俺は善良な生徒装ってるから怒られたことないけど)
しかし、その一言は絶大で、ほとんどの男子は隣の校舎に目を向けた。
「今だっ!!」
俺は屋上の端に置かれていた石灰のバケツを手に取り、石灰袋からバケツ一杯に石灰を掬いだし、それを男子共にぶち撒けた。
「うわっ!?白い粉っ!?」「目がぁぁぁぁ目がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ!!!」「ぎゃぁぁぁ!?!?真っ白ぉぉぉぉぉおおお!!!!」
それぞれ各々の悲鳴を上げているが、それをいちいち聞いている暇は無い、さっさと逃げるぞっ!!
っと、屋上の入り口を見ると……
「よぉ、ヒーロー君、クラスメイトに石灰ぶちまけて気が済んだか?」
顔は笑っているが、目が完全に笑っていないガチムチがそこに立っていた………
あれぇ……これ、終わった臭くね?
「せ、先生………これは………」
「大丈夫だ、刀童、先生の話はすぐに終わるから、こいつらも連れて行って各々から話を聞くからちょっと時間がかかるが、すぐに終わるから」
あかん、これ終わったやつや………
「お前達も、全員!生徒指導室行きだぁ!!」
…………teh endとか言うやつですねわかります。