彼女ができなかったから、物語の女の子連れてきてハーレム作る 作:大賢者こんすけ
モンハンをしてたんですけど、見た目装備作るのめんどくさくなってきて、ポケモンに乗り換えました。わぁー、性格厳選やら個体値厳選やら4vメタモンの確保たのしー(白目)
友達と乱数使って出たポケモンで対戦するって遊び始めたんですけど、うちのパーティーがマジでクソザコナメクジなんですよね……キレイハナとかどう使えって言うんだよ………
まぁ、それなりに楽しんでおきます。
では、小説の方もお楽しみください。
「んで?タイマンって聞いて闘う気は無いが様子を見に行くだけ行こうとして行ってみたらこの人数だったと」
ガチムチは取り調べ中のベテラン刑事の様に俺とクラスメイト男子軍に問いただしていた。
「でだ、その刀童に送られてきた手紙って持ってたりするのか?」
「えっ?あっ、はい、有りますけど…」
俺はポケットを探り、お目当ての紙切れをガチムチに手渡す。
「なになに…?……………はぁー………こりゃ完全にお前達が悪いな」
ガチムチは大きなため息をつきながら男子軍に視線を向ける。
「なっ!?ち、違いますよ先生っ!ほ、ほらっ、あれですよ……過剰防衛って言うでしょ?」
おぉ、サトルが珍しく法律について語っている、よっぽどガチムチに怒られるのが怖いのだろう。
「ん?あぁ、過剰防衛か……確かにお前達に刀童への攻撃の意思が明確に無いのなら過剰防衛って言えたかもしれないが、この手紙があるから話は違ってくるんだよ…」
「あ゛っ………」
まさかの、ここで果たし状が裏目に出たようだ。
「い、いやっ……でも、決闘罪って言うじゃないですか?」
おっと、自分達が罰を受けるならせめて俺も巻き添えにしようって魂胆か。
わからない人の為に解説しておくが、決闘罪ってのはその名の通り「決闘」を行うのを取り締まる罪状で、相手との人数などは関係なく、生命や身体に損傷を負わせる様な行為が行われた時に発動する。(しかし、ボクシングやプロレスの様なスポーツは例外だ)
「決闘罪ってのは、お互いの合意の元で行う喧嘩が対象になるんだが、刀童、お前、この手紙に合意して屋上に向かったのか?」
「いや、どうせサトル一人なら話し合いで済ませられると思って屋上に行きました」
そう、俺は合意なんて全くしていないのだ。男子軍が勝手に思い込んだだけでそもそも俺はサトルと話し合う為に屋上に行ったのだ………と言うことにしておいた。最悪殴り合いとかも考えないでもなかっ
たが、変なことは話さないに限るだろう。
「だそうだ。お前達、何か異論はあるか?」
「おいっ!翠!自分だけ逃れるなんてずるいぞっ!!」
男子の一人が小学生みたいな反論を見せるが、
「ずるいって言われても……最初に丸太持って大人数で襲ってきたのどっちだよ……」
ずるいのはお互い様だろう。そもそもなんで男子軍なんてあんな短時間で結成できるんだ…結束力半端ねぇな……
「そっ…それはいま関係ないだろっ!!」
「一番関係あるわ、それのせいで俺らが集まってるんじゃねぇか」
言っちゃ悪いが、うちのクラスは脳筋男子ばかりだ。スポーツ万能だが、成績は芳しくない奴らばかりで、なぜか学年順位が真ん中より少し上ぐらいの俺がクラスの男子順位一位が当たり前なクラスだ。正直、少し難しい事を言って言いくるめればそれで勝ててしまう。
「先生、そろそろ判決頼めます?」
これ以上話してたら俺にもボロが出かねないのでガチムチに早めの判決を要求する。
「ん?あぁ、とりあえず男子軍にはそれだけの人数が居るんだから校内の落ち葉掃除を二週間、刀童も、真っ白ってわけでもないから、そうだなぁ……まぁ、最初の三日間を男子軍と共に落ち葉掃除で許してやろう」
うん、まぁ、俺も完全無罪では無いと思ってたからこれぐらいが丁度いいだろう。
「落ち葉掃除ぃっ!?じゃ、じゃあ、クラブに遅れちまいますよっ!!」
ほら、男子軍は真っ先にクラブの事を心配し始める。
「大丈夫だ、部活の顧問には俺から伝えておいてやる、まぁ、部活でどんなことがあっても責任は取らないがな」
こういう時に帰宅部だって良かったと思う。
男子軍からは「あぁー…終わったぁー」と死屍累々の声が聞こえてくる。
「それじゃあ…解散っ!」
ガチムチの一声で俺たちは項垂れる者、クラブに向かう者、そして、俺という真っ先に家に帰る者に分れた。
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「ただいまぁ……」
やっと家にたどり着いた。スマホの画面を見ると、好きなアニメキャラの壁紙の前に7時28分と書かれていた。
「登校初日からハード過ぎる……」
こんなのが毎日あるとか絶対に死ぬだろ……
俺が死にかけながら靴を脱ぐと、リビングに繋がる扉が開き、そこからシーナが出てきた。
「むぅ………みどりさん……迎えに来てくれるって言ったのに………」
あ………忘れてた………
「みどりさんは罰として、晩御飯抜きですっ!」
なぁっ!?この状況で晩御飯抜かれたら俺、死ぬぞ!!
「ちょっ、シーナさん……それだけは……」
「むぅ……なら、私をハグしてください。それで許します」
と、言いながらシーナは両手を拡げ、ハグのポーズをとる。
なんか、どぎついお願いされてるけど、晩御飯を食べるためだ、やむを得ないだろう……
俺は、シーナと視線が合うように少ししゃがみ、シーナと同じように両手を拡げ、シーナを包み込む。
「………一人で帰るの、怖かったんですよ…?」
「ほんとに申し訳ないです……」
シーナの吐息交じりの声が俺の理性を吹っ飛ばしそうになる………いかんいかん、自重せねば……
一瞬のようで長いハグから解放され、やっと一息つくことができた。
「では、晩御飯を食べましょう!今日のメニューはみどりさんの大好きなグラタンを作ってみましたよっ!」
突然元気になったシーナが俺をリビングとダイニングとキッチンが繋がっている部屋に誘導する。なんで、俺の好物知ってるんだ?………あぁ、姉さんにでも聞いたのだろう。
ダイニングに行くと、食卓でかぐやと無月さんと姉さんが各々のグラタン皿に入った美味しそうなグラタンをどんどん口に運んでいた。
「あっ!みーくん、おかえりっ!!ほら!シーナちゃんが作ってくれたグラタンだよっ!!」
と、グラタン皿をこっちに見せるため手に持ち、「あちちっ!」っと持てなかった姉さんと、
「おやっ、あの決闘に勝ったかの?っ!アチチッ!!」
と、こっちはグラタンと決闘しているかぐやと、
「…………スゥスゥ………」
完全にお疲れで寝てしまっている無月を見ながら、自分もグラタンを食べるか…と、テーブルについた瞬間に…
ピーーンポーーーーン
家のチャイムが鳴った。こんな時間に誰だよ……そう思いながら玄関のカギを開け、ドアを開くと…
「久しぶりね、童貞クン?」
光る本(既にページ開き済み)を持ったイテンが立っていた!
「なっ!?ちょっ!グラタンッ!!」
俺は、深い深い意識の底に吸い込まれて行った…