彼女ができなかったから、物語の女の子連れてきてハーレム作る 作:大賢者こんすけ
平成が終わるまでには投稿しようと考えていたら今日で終わりやんけ……早いなぁ日にち過ぎるのって。
まぁ、新元号が着た時も変わらず混沌小説書きとして頑張ります。
追記.4月からアルバイト始めるんで、投稿頻度落ちます
乙姫に告白した夜が明けた。
「おはよ、乙姫」
「おはよう、ダーリン」
「乙姫………これ何?」
俺は拘束されていた。
経緯を簡単に説明しよう。
まず昨日、乙姫に告白した。それから夜、寝てると布団がモソモソと動いて、上に誰かが乗ってるなと感じたから目を開けると、乙姫に馬乗りされていた。
「………乙姫、何してんの?」
「ッ!?………そ、その………夜這い……?」
「包み隠さなければ許されると思う?」
俺が逃れようと動くと、バランスを崩した乙姫が悲鳴をあげた
「…………きゃぁ!!」
その乙姫の叫びで俺と
「ほぉ……にぃ………?嫁の隣でまだ嫁にもなっていない女に手を出すとはいい度胸じゃの………?」
「あれ………?みどりさん…………嫁が増えてきたからって不倫とはいい度胸ですね………」
嫁二人は負のオーラと殺意を振りまきながらドス黒い光を宿した目でこちらを見つめる。
「えっと………こ、これは………「貴女達の旦那様は頂いたわよ!」………終わったな………」
弁論の予知無し、情状酌量もあったもんじゃねぇな……
「これは月に代わってお仕置きじゃな……」
「そうですね…」
かぐやとシーナが俺に迫る。逃げようと乙姫の上から起き上がろうとしたが
「残念、逃げようったってそうは行かないわよ!道づれ☆」
…………
「で、今に至るの」
「……………。」
それっぽく乙姫が回想を語る。
いや、うん。気を失ってた時点で大体察しついてたけどやっぱり月に代わってお仕置きされたんだな。
「いやー…にしても昨日のシーナちゃんの攻めは凄かったわよ?」
「………攻めとは?」
「ほんとに意識飛んでたのね……いや、やっぱり言うの止めとくわ……」
「いや!言ってよ!!気になるじゃん!」
急に焦らしプレイ始めるのやめね!?
「ちょ、これどうにかならないの?」
俺は手枷をジャラジャラと鳴らしながら乙姫に問う。
「いやー、手枷の鍵をかぐやちゃんが窓から放り投げちゃったのよねー…」
「…………嘘だろ………」
俺、無罪だよ?なんか当たり前の様に俺がギルティみたいになってるけど、悪いのあの行き遅れ姫であって俺じゃねぇぞ?
「……浮気者が目を覚ましたかの?」
部屋の入口からかぐやが入ってきた。
「いや、浮気者ってか俺なにもしてねぇよっ!?」
「ほぉ、まだ言い逃れするかの?」
「言い逃れって………」
その時ふと思いついた。
「そうだ!リーストーは?リーストーなら犯人分かるでしょ?」
「いや、その前にそもそも私が襲ったって伝えたわよ」
乙姫が呆れたように言う。ゑ?
「プッ…………アハハッ!」
それとともにかぐやが吹き出す。
「え?」
「すまんの、にぃ、乙姫がわしらに謝ったから別ににぃを怒ったりはせんよ」
「いや………え?」
「なぁに、別の女に侍らかされてるにぃをちょっと懲らしめたいと思ってのぉ…」
話が全く掴めないんだが………これ、絶対小説化とかしたら読み手の目が点になるぞ?
「にぃが嫁ではなく愛人に手を出すなら、わしは前々から呼ばれてた『かっぷやきそば』とやらの宣伝でてれびに出るぞ?」
「…?……あ、そのわかりにくいボケ辞めよう?それ、多分vtuberのあの人とキャラ被るんだからやめなさいってツッコミが欲しいんだろうけど、俺でも一瞬なんの事かわからなかったわ」
「そうそう
「自分が思ったようにツッコんでもらえなかったからって実名出すの止めろやっ!!」
もう自爆するしかねぇぇ!!!とかいって爆発するようなスタイルやめい!
「……ぶぅぅ……ところでにぃ?そこからどうやって抜け出すのじゃ?」
「…………うん、そういえばそうだ。これが今一番の問題なんだったわ」
鍵はかぐやが窓から投げ捨てたんだろ?じゃあ
「乙姫、窓の外ってどうなってんの?」
そう言いながら、手枷の可動域で窓の外を覗けた為、窓から顔を出すと………
「ゑ?」
そこにあったのは永遠と底の見えない奈落だった。
「お、おい………かぐや……?ここに落としたの?」
「うむ、城の外じゃからすぐ拾いにいけると思ってな!」
「ちょっと窓の外見てみ?」
俺に促され窓から顔を出したかぐやの顔はどんどん血の色をなくしていく。
そのうちアワアワ………と焦り始めた。
「そ、そのー………乙姫よ?この底はどうなっとるのじゃ?」
「えっと…………わからないの」
HAHAHAHA!面白い冗談だ!自分の城の堀の底がどうなってるのかわからないって!
しかし、乙姫の顔はやたらと神妙としている。
「………じ、冗談だよな………?」
「冗談だと思うなら私も笑うわよ」
………………部屋に不穏な空気が流れる
「取りにいけるか?」
「この堀は侵入者防止の為に侵入可能エリア以外はEMPと地上の50倍重力が掛かってるわ、その状態で、多重力下でも生きていける宇宙生物の中でも一際獰猛な猛獣を放し飼いしてるの」
「なんでそんなに厳重警備なのかなぁ……」
なんかスター○ォーズで見たぞ?そのバリア版的なの
「そ、それならこの手枷を壊せばいいのじゃ!」
「それも無理よ。前に脱走しようとこの手枷を壊した犯人がいたからこれまた宇宙圏内で一番の硬度を持つ鉱石を素材にして作ってる手枷なの」
「なんでそいつ脱走したかなぁ……」
「つまり俺は?」
「一生逃げられない」
まじかよ……ここで捕まったまま残りの余生を過ごすのかよ……
「そういえば、シーナは?」
「朝に捕まえる時一緒におったが、それ以降は見ておらんぞ?」
「私も見てないわよ?」
シーナはどこ行ったんだ?
「乙様、シーナ様はおひとりで翠様の手枷の鍵を探しに行かれました」
入口から雫石さんがとんでもないことを言い出した。
「はぁ!?え?探しに行った!?」
「はい、止めたのですが、それでも探しに行くと……申し訳ございません…」
これやばくない?
「かぐや!行くぞ!」
「勿論……しかし、その手枷をどうするのじゃ?」
「手枷が外れなくても……」
手枷を全力で引っ張る。
手枷と壁を繋ぎ止めている鎖を引きちぎれるかもしれない。
「流石にそれは無茶よ…」
「わからねぇだろ、自分の嫁が俺の為に危険を覚悟で行ってくれてるんだ、俺が行かなくて誰が行くっていうんだよ」
「翠様、鎖ならこれをお使いください」
雫石さんがチェーンカッターを使って鎖を切り落としてくれた。
「今更なんだけどなんでチェーンカッターなんてあるの?」
「それは聞かないお約束です」
雫石さんが口許に指を持って来る。
「とりあえず行くか、嫁探しに」
「これ、俺たちの戦いは続くとかいってアニメ1期終わるやつよね?」
平成最後なのにこんな締め方で良いのかとか言わない!