最強の魔法少女がまどかなら最弱の魔法少女はだれだろうか?   作:華鳩羽

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佐倉杏子と出会い

アレルギー検査なんて今までの人生の中でしたことはなく数時間すれば紙には『異常なし』

と書かれてあって特にアレルギーなんてなかったってことが分かった。

父や母それに妹もアレルギーがあったので心配していたのが、骨折り損の草臥れ儲けとは

このことだと実感した

 

仕方ないと思って夕飯の買い物に寄るべく近所のスーパーに立ち寄ると私の髪と同じ色をした

私服姿の少女が値札をみて唸っていた。

 

「これも美味しそうだし……これも美味そうだなぁ……」

 

見比べていたのはうんまい棒15本入の袋とうんまい棒15本入の袋(季節限定版)である。

違いは値段であって、前者のうんまい棒は10円高く、後者のうんまい棒は20円やすい

という違いである。

どっちも同じなのだが、その少女は真剣に悩んでいた。

ちなみにかごの中にはうんまい棒47本入(都道府県限定商品)。

うんまい棒が好きなのかどうなのか知らないが困っているなら助けるしかない。

 

「あのー……」

 

「ん? なんだ?」

 

振り向いたら顔立ちがいい。

八重歯がチラリと見える。

 

「さっきからずっと悩んでるけど……両方買うというわけにはいかないの?」

 

そう聞いてみた。

するとその子は

 

「両方買いたいけどさ、余裕がなくてね」

 

たしかにうんまい棒の他に野菜、肉、魚類がどっさりと入っている。

 

「誰かの祝いか何か?」

 

私はそれを見てからそういうと

 

「んや、頼まれたやつ。おやつは最低二つまでっていわれてんのさ」

 

「へー……。じゃあ一つ私が買ってあげるよ」

 

私は納得してからそういうとその子は驚愕した顔をしたあと手に持っていたうんまい棒二袋を

元の場所に戻してから私の手を握った。

 

「マジか!? ありがとうな!」

 

「どういたしまして」

 

とりあえず私は季節限定版のうんまい棒をかごの中に入れた。

それからしばらくして買い物を終えてスーパーを出るとさっきの子が店の前で待っていた。

 

「おまたせ。はい、うんまい棒季節限定版」

 

私は別の袋に入れたうんまい棒をその子に渡した。

 

「いやーマジありがとうな。助かったよ……食うかい?」

 

彼女はそれを受け取り変わりにポケットから出したのはロッキーである。

 

「あ、ありがとう……」

 

とりあえず一本もらう。

 

「あたし佐倉杏子ってんだ。よろしくね」

 

「私暁美巴です。モエかマリモって呼んでください」

 

もらうと同時に自己紹介されたのでわたしも自己紹介をしておく。

……ん? 佐倉杏子……? どっかで聞いたような……まぁいいか。

 

杏子とは近くまで帰り道が一緒なのでそこで行くことになった。




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