最強の魔法少女がまどかなら最弱の魔法少女はだれだろうか? 作:華鳩羽
杏子と別れた後、私は花屋に行き墓参りに行くときに必要なものを見ていた。
彼岸花は墓参りには向いていないし、ユリも同様で却下。牡丹もダメだし……
などといろいろ考えている内に日が暮れ始めたので、マーガレットを買って家に帰ることにした。
「今日は、まどかとさやか……それにほむらまで仲良くなった。けど……本当に友達なのかな?」
不安の中、帰ると頭がぼーっとして意識を失った。
気がつくと私は白い天井とご対面していた。
「あ、あれ?」
身体を起こして周りを見てみれば、そこは病院だった。
「?」
何故病院にいるかわからなかった。
しばらくして警察が入ってきて、どうやら集団で廃工場で倒れていたらしく原因は不明らしい。
なにか覚えてないかといわれても私は知らないので首を振った。
「はぁ……、今日も帰らなきゃ……」
入院するわけにもいかず、そのまま退院して墓参りに行こうとすると、花束を持ったほむらたちが
こっちにやってきた。
「モエちゃーん!」
まどかは私に気づいたのか手を降ってきた。
「まどか、さやか、ほむら……それから?」
まどかとさやかとほむら以外に髪をカール状にした人がいた。
「はじめましてね? 巴マミよ。見滝原中学の三年生なの」
「あ」
そういえば、屋上に行った時にないてた人だ。
忘れててた。
「? どうしたの?」
「え。あ、いや、何でもないです。こちらこそ初めまして暁美巴です」
私は一応お辞儀をしておいた。
「暁美巴……? ちょっと聞いていいかしら?」
巴さんにそう言われ私は下げていた頭を上げて
「なんですか?」
「貴女の遠い親戚のいとこの知り合いの友人のいとこに巴マミっていう名前を聞いたことは
あるかしら?」
「え? はい。遠い親戚のいとこの知り合いの友人のいとこに巴マミという人が通っているから
そこに行きなさいと勧められましたけど……!」
私は話している最中目を丸くした。
まさか……?
「よかったぁ。暁美さんに聞いてまさかだとは思ったのだけど……」
「あのー? マミさん? 話が全然見えないんですけど……?」
さやかは何がなんやらさっぱり訳が分からいという顔をして巴さんにそう聞いた。
「あ、ごめんなさい。実は暁美巴さんとはいとこ同士なの。といっても、遠い親戚のいとこの
知り合いの友人のいとこ同士なのだけどね。言うなれば赤の他人なのだけどね。
お互いに会うのは今日が初めてだから……」
「むしろそれはいとことは言えないのではないかしら?」
長い髪をかきあげ、ほむらはそういった。
「………。そうだね」
せめて言わないで欲しかった。
気づいてたけど……。
場の空気が氷始めたため、私は話題を変えることにした。
「そ、それで、まどかが持っている花束は?」
私はそういうとまどかは明るくなり
「あ、これね。モエちゃんのお見舞いに行こうかと思って買ってきたんだけど、退院してたから
意味ないかなぁって思って」
色とりどりの花が咲き誇っている。
「あ、そうなの? ありがとう。一応もらっておくよ」
「ご、ごめんね? モエちゃん」
そういいながら花束を渡すまどか。
「いいの。気にしないで、ありがとう」
私は花束を受け取りながらそう言って
「じゃあ、私用事があるから……また」
私は笑顔でそういうと両親と妹が眠るお墓へと向かった。
私がいないところでまどか達は話し合っていた。
「キュゥべえがいることすら気がついてないようね……」
「そうですねー。見つけたときは意識はうっすらあったけど、気のせいだったみたいだね。
それすら触れてこなかったから」
「じゃあ私が聞いた《まどか、魔法少女を呼んで》の声は確かにモエちゃんだったのに……」
「知らないなら知らせない方がいいと思うわ」
「それもそうね。それじゃあ七夕さんのところに行きましょうか?」
花屋で買ったマーガレットとも
ちゃんとあります。