一夏ちゃんに愛されて夜に眠れない   作:銭湯妖精 島風

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おわり

 

 

 

 

2018年 残暑が続いていた日の事、会社帰りに自宅の近くにあるコンビニで買い物した帰り道、晴れていたのにソフトボール級の(ひょう)がジャストヒットして、俺は呆気なく死んだ

 

 

死んだ筈、だった

 

 

うん、気付いたらテンプレな爺さん(多分神様)と和室で卓袱台を挟んで座っていたんだ

 

 

「すまんのぅ、友人達と酒盛りをしていたのだが、うっかり丸氷を落としてしまってなぁ、君に直撃して君を死なせてしまった。申し訳ない」

 

そう言い神様(仮)は頭を下げる

 

「あれ雹じゃなくて丸氷だったんすね、通りで・・・」

 

とか適当に相槌を打ってみたが、なんだ?神様(仮)は酒盛りでウィスキーとか飲むのか?

 

いや、俺は酒を飲む習慣とか無いから、もしかしたら日本酒とかにも使うのかも知れないけど

 

ちなみに丸氷は文字通り丸い氷の事で、大きさは場合によるだろうけど、拳大?とかだと思う

 

「あ、頭を上げて下さい。起こってしまったなら仕方ありません、それに 未練も余りありませんし」

 

そう言い神様(仮)に頭を上げてもらうと

 

「君は少し変わっているのぅ」

 

「たまに言われます」

 

自分が少し変わっているのは自覚はしている、多分

 

「さて、そろそろ本題に移るとするかの」

 

どうやら謝罪する為に呼ばれた訳では無いらしい、まさかテンプレか?

 

とか考えていると

 

「実はの君を呼び出したのは君に第2の人生を歩ませる為なんじゃよ、要はアレじゃ異世界転生とか言う奴じゃの」

 

見た目は好々爺だけど神様も、そういう娯楽?って奴を知っている様だ

 

まぁ日本には八百万(やおよろず)の神様が居ると言われているし、娯楽や芸能の神様とかも居るんだろう、多分

 

「そして今回ちと飲み過ぎたのか手元が狂っての、君の他に数名の被害者が出てしまったのだ、まぁ転生先は同じじゃが広い世界じゃし、そうそう会わんと思うし顔合わせはしないでおく事になった」

 

さっきから俺は言葉を発していないが、ちゃんと頷いているので悪しからず

 

つか俺の他にも居るのか被害者、不運・・・と言えるかは本人達次第か?

 

「さて一先ず転生先じゃが、インフィニット・ストラトスと言う世界になっておる、ワシは直接は知らんのだが小説やアニメらしいの?君は知っているか?」

 

「え?あー・・・アニメを一通り見ましたが、もう数年前なので詳細までは自信無いです、はい」

 

嘘をついても何の得にもならないので正直に話す

 

「作品を知っているなら世界の説明の手間が省けて助かる、ではせめてものお詫びとして出来る限りの融通を図るかの、何か希望はあるかの?」

 

「希望ですか?うーん」

 

神様に言われ少し考える

 

確かインフィニット・ストラトスは主人公の織斑一夏が女性しか乗る事が出来ないISを男でありながら起動させてしまい、同世代女子ばかりの養成施設に強制収容されて色々なトラブルに巻き込まれたり女の子を落としてハーレム形成したりするんだよな?

 

うん、俺は絶対にIS学園に行きたくない

 

「えーっと、まず残して来た両親と兄弟が幸せに暮らせる様にして欲しいです。可能なら俺はISとは可能な限り関わらずに生きて行きたいです、あんな命が幾つ有っても足りない様な生活は絶対に嫌です。具体的には試合を観戦する程度がいいです」

 

俺の言葉に神様は感心した様子で何故か頷きながら

 

「ほぅほぅ、君は先に来た彼等と違い専用機やチートスペック、設定改変を望まず、残した家族の幸せを願うのか。君は実にワシ好みの人間じゃのぅ、よし決めたぞ。君の第2の人生はワシが責任を持って幸せな人生を送れる様にすると約束しよう」

 

「は、はぁ」

 

なんか知らんが神様に気に入られたらしい、なんでか知らんが

 

つか俺より先に来た奴等が酷かったからなのか?

 

「とはいえ将来性のある才能の1つぐらい持っていた方が良いぞ?何か希望はあるかの?」

 

「そうですね・・・あ、小説家になりたいので、それに関する才能が欲しいです」

 

俺は小さい頃から本を読むのが好きだった、いつか自分も自分の本を書きたいと、いつからか思っていた

 

まぁ普通に読むのと書くのじゃ別物だった訳で、結局は諦めてしまった

 

でも、人生をやり直す事が出来るなら、今度こそ叶えてみたい

 

「彼等と違い控え目じゃのぅ君は、まぁ良いか。才能はあくまで才能、生かすか殺すかは君次第じゃ、分かるかの?」

 

「はい、肝に命じておきます」

 

俺の言葉に神様は嬉しそうに頷き、壁に掛かった時計を見て

 

「おっと、そろそろ時間じゃの。ではの、君に幸多き人生を」

 

「ありがとうございます、えっと本当にありがとうございます」

 

手をヒラヒラと降る神様に頭を下げると同時に俺は光に包まれて眠りに落ちる様な感覚を感じ、意識が途絶えた

 

 







はい、そんな訳で新作です


一先ずラブコメ的な奴を書きたい、リベンジです

今回は百合じゃないっす、ノーマルを予定しています


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