一夏ちゃんに愛されて夜に眠れない   作:銭湯妖精 島風

27 / 55
トアル休日 弐

 

 

いつもは比較的にラフな格好をしている事の多い束さんが今日は落ち着いたお姉さんな格好な事に少し危機感を抱いたが、中身は束さんだと考えると危機感が薄らぐ

 

2〜3言喋り相変わらず年齢不相応な笑顔を浮かべて束さんがナユの手を引き駅へ移動を始める

 

残念ながら尾行している以上、2人の口の動きまで見えないし声が聞こえる距離まで近付くと束さんに尾行が気付かれる可能性もあるから、付かず離れずの距離を維持して尾行を再開する

 

「・・・羨ましいな」

 

2人の様子を見て不意に言葉が漏れてしまう、私もナユと2人きりで出掛けたいという欲望が芽生える

 

私だけに微笑んで欲しい

 

私だけを見てほしい

 

私だけの側にいて欲しい

 

だってナユは私のモノなのだから

 

私とナユなら問題無く結婚も出来るし、死ぬまで住める家が有るから、わざわざ家を建てる必要もない

 

私は霞オバさんとも仲が良いし、霞オバさんなら私の事を産まれた時から知っているから嫁姑争いも起こらない

 

現時点でナユは定職に就いているから余程のことが無い限りは大丈夫

 

まさに完璧な人生設計だと言える

 

あとは時を見てナユに想いをブツけるだけだ

 

 

今すぐにでもナユの元へ駆け出したい気持ちを抑え2人の尾行をする

 

 

30分ほど電車に乗り着いた先は最近出来た大型複合施設レゾナンス、テレビで紹介されていたのを思い出しながら今度ナユを誘ってみようと考えつつナユを見失わない様に気を付ける

 

 

レゾナンスに入り休日ともあって人でごった返していて進み辛いが移動する、どうやら服を買うらしく服売り場に辿り着き 私は少し殺気だつ

 

「・・・ふふふ・・・これは」

 

男性から女性へ服を贈る、その意味は「その服を脱がせたい」ナユは知らないかも知れないが束さんは知っているだろう

 

選ばせる、つまり贈らせる行為だ、私が見逃せる訳が無い

 

だからカッとなって束さんと オハナシをしようと思ったが、よく見ると明らかに束さんが着そうにない服を見て悩んでいる様に見えたので、もう少し様子を伺う事にした

 

結果から言えば束さんは時々ナユにさせているコスプレの延長で女装をさせようと思った様だ

 

束さん、ナユには清楚系が似合うと思っているんだね、私も思うよ!

 

 

きっと私とナユの子供は可愛いと思う、男の子でも男の娘みたいになるだろうし、女の子なら間違いなく美少女になる

 

ふふふ、楽しみだなぁ

 

ナユの為に、もっと・・・もっともっと頑張らなきゃ、ナユの お嫁さんとして相応しくならなきゃ

 

そして、ナユに言い寄る悪い虫を排除しなきゃ、ね?

 

 

 

 






お待たせしました


ヤンデレ、難しい、です

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。