一夏ちゃんに愛されて夜に眠れない   作:銭湯妖精 島風

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ありきたりな日常

 

 

束とレゾナンスに行った日から約1月(ひとつき)が経った今日この頃、あの日から一夏が前に増して世話を焼いてくれている様な気がしているのは気のせいだろうか?

 

気になって一夏本人に尋ねてみたが、上手い具合にはぐらかされてしまっているので、しつこく聞く訳にも行かず少し変な感じだ

 

さてジメジメとした梅雨も過ぎて晴れた日が続いていて三春オバさんと一夏は喜んでいる

 

梅雨の間、部屋干しになって嫌だ と言っていたので乾燥機を買おうか?と提案したら2人に怒られてしまった、解せぬ

 

そんな訳で夏休みも近付いている為、放課後に教室でテスト勉強をする事なった

 

講師役は一夏と俺とマドカ、普段寝てばかりのマドカだが彼女も割とチート気味だったりする

 

まぁ学力は一夏が上、体力はマドカが上みたいな具合、俺は2人程では無いが上位に入るぐらい

 

「私は日本から出ないつもりだから英語を覚える必要はあるのか?」

 

「仕方ないよ箒、義務教育なんだし」

 

英語に対して意義を申し立てている箒に一夏が苦笑しながら宥めている横で、弾が唸りながら数学の問題を解き、鈴は国語の教科書を読んでいる

 

ひとまず聞かれたら答える事にして、俺もテスト勉強を始める

 

 

とりあえず俺達の成績を言うなら、上位10名に一夏とマドカ、箒が入っていて上位30名に俺、中の上に鈴、中に弾がいる

 

 

そういえば千冬も学生時代は上位10名をキープしていたらしい、束は常に首席だったと言っていた、束談

 

 

そんな感じで聞かれたら答えつつテスト勉強をして完全下校時間になったので片付けて下校する

 

「あーテストなんて無ければいいのに」

 

気怠そうに溜息を吐いて言う弾に

 

「そうだな、私も そう思うぞ弾」

 

入学してから数ヶ月、俺達の輪に加わった弾と打ち解け名前で呼ぶ様になった箒が、いつもと違い弾に同調したので珍しいなぁと考えつつ

 

 

「テストは無いと色々大変なんじゃない?」

 

適当に窘めた風に言いつつ、本心ではテスト無くなれと考えている俺を見て

 

「テストは今の実力を図るモノだよ?無かったら困るでしょ?」

 

と一夏が優等生の手本として言う

 

今日の一夏は一段と委員長みたいだなぁと感じる

 

ちなみにマドカは興味無さそうにしていて、鈴は呆れた表情をしていた

 

「テストが終われば夏休みだね」

 

鈴・箒・弾と別れ3人で歩いていると一夏が空を見上げながら言う

 

「夏休み・・・か」

 

去年の夏休みはバタバタして夏休みらしい事をあまりしてなかった様な気がする

 

今年は去年程バタバタしないだろうし、今年は夏休みらしい事をしたい

 

「今年は夏休みらしい事を、いっぱいしたいな・・・せっかくの夏休みだからね」

 

「うん」

 

「仕方ないな、ナユは」

 

ニコニコと笑顔で頷く一夏と、やれやれ といった様子で肩をすくめつつ満更でもない表情のマドカ

 

 

忘れられない思い出を沢山作ろう

 

今しか出来ない事を沢山しよう

 

 

それはきっと、俺達を成長させてくれるだろう

 

 






お待たせしました


グダグダして申し訳ない
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