一夏ちゃんに愛されて夜に眠れない   作:銭湯妖精 島風

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出会い

 

 

 

幼稚園に登園した俺達は年中組の教室に行き鞄を自分の棚に置き友達に朝の挨拶をする

 

ちなみに俺の精神は身体に引っ張られているのか比較的年相応な為、しっかり幼稚園児していたりする

 

これも神様のお陰なんだろうか?

 

そんな訳で始業?の時間になり松丘先生(女)が教室に見慣れない水色の髪の娘を連れて現れる

 

「みなさん、おはようございます」

 

松丘先生の挨拶に級友達が元気に挨拶を返す

 

「今日は、新しいお友達が増えます。みなさん仲良くしてあげて下さい」

 

いつも元気ハツラツな松丘先生から横で不安そうな様子で俯き気味な水色髪の娘に目を移す

 

水色髪で目は赤っぽく髪質なのか毛先が全体的に内側に跳ねている

 

あれ?なんか不安になってきた気がする

 

「さ・・・更識、簪・・・です・・・」

 

俺が考え事をしてる内に松丘先生が何か言ったらしく水色髪の娘(更識 簪)が自己紹介していた

 

その名前を聞いて、俺は彼女の顔を注意深く観察し気付く

 

この娘は原作キャラだ、と

 

メガネと特徴的な髪飾りをしていなかったので名前を聞くまで分からなかったが、間違いなく彼女は原作キャラの更識 簪だ

 

正直、これ以上 原作キャラ・・・特に原作でISに搭乗していたキャラと関わりを持ちたくない

 

いや、まぁ原作で、ブリュンヒルデたる千冬、テロリストのマドカ、主人公の一夏と1つ屋根の下で生活している時点で今更感が凄い気がする

 

と、言う訳で気にするのをやめにして、一先ず10年ぐらいは猶予があるので、その間に何かしら対策を講じる事にしようと決め、意識を思考から現実に戻すと、一夏とマドカが俺の前で手を振っていた

 

「ん?」

 

「「あ、起きた」」

 

俺が再起動したのを確認した2人が同じ事を同時に言ったので

 

「寝てないよ?」

 

ささやかな反論をすると

 

「ナユって時々目を開けたまま動かなくなる事有るから?」

 

と言う一夏の言葉にマドカが同調し、頷く

 

「そう?・・・そうかも」

 

思い当たる節があり過ぎて否定出来ないなぁと思いつつ、級友に囲まれている簪をチラッと見て

 

「すげぇ囲まれてるな、あの娘」

 

そういえば、簪って人見知りするタイプじゃなかったっけ?

 

とか考えつつ呟くと

 

「なんか困ってるね、どうする?」

 

「どうするって言われても」

 

一夏が俺に尋ねて来たので、返答しマドカを見ると

 

「よし助けるか、あの娘の反応も気になるしな」

 

そう言いマドカは言うが早いか級友達に声を掛けて簪の救出を敢行し、簪の手を引いて戻ってくる

 

「おつかれさま、あ、俺は那由多よろしく」

 

ドヤ顔のマドカを労い未だ不安顔の簪に自己紹介すると

 

「私は一夏だよ、よろしくね簪ちゃん」

 

俺に続き一夏が自己紹介し

 

「そして私がマドカだ、よろしくな簪」

 

とマドカがドヤ顔のまま自己紹介する

 

「え、えっと・・・簪、です。よろしく?」

 

簪が自己紹介し、漸く一夏とマドカを ちゃんと見た様で少し驚いた表情になり

 

「え?えっと・・・双子?うぅん、三つ子?」

 

簪は少し戸惑いながら質問してくる

 

「お、三つ子は初めてのパターンだな?一夏」

 

「いつもは私とマドカで双子だもんね?ね?マドカ」

 

「そうだな」

 

目新しい質問に満足そうなマドカを見つつ俺が答える

 

 

「俺達は三つ子でも双子でもない、因みにキョウダイでも無いよ」

 

 

そう俺達はキョウダイではない、俺達の中でキョウダイが居るのは一夏だけだし

 

まぁ有る意味キョウダイみたいなモノでは有るかも知れない?

 

俺の言葉に困惑した表情になる簪に一夏が言う

 

「私とマドカは似てるけど従姉妹なんだ」

 

「え?従姉妹(イトコ)?似過ぎじゃ?」

 

一夏の言葉を聞いて簪が言う、うん それは俺も思う

 

アレか?織斑の血って奴か?

 

それにいつも思うんだが、実妹の一夏より従妹(イトコ)のマドカの方が千冬に喋り方も性格も似てる気がする

 

「あ、俺もマドカと従兄妹(イトコ)で一夏とは・・・親戚?」

 

そう俺達は親戚だ

 

マドカの父親、利一オジさんが俺の父親と兄弟

 

マドカの母親、三春オバさんが一夏の父親と兄妹

 

と言う訳だ

 

あとイトコのイトコって何て呼ぶんだろうか?

 

 

とりあえず俺の説明に簪は頷く

 

 

さーて、確か簪には年子の姉ちゃんいたはず・・・と、言う事は年長組に姉ちゃん居る可能性が高いが一先ずは放置しよう、時間はあるし

 

 

あと何か忘れている気もする、なんだろう?

 

忘れているから、そこまで重要では無いのだろうか?

 

 

まぁとりあえず、新しく出来た友達と仲良くなるとしよう

 

 

 





はい、そんな訳でナユ君達の関係を書きましたw

箒より先に簪が出て来た意味は特に有りません、思い付きですw

ちなみにナユ君達が年中組、5歳なので千冬さん&束さんは中学2年生です、はい

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