一夏ちゃんに愛されて夜に眠れない   作:銭湯妖精 島風

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緋色

 

 

期末テストから約2週間、赤点による補習も追加課題も無く俺達は無事に夏休みに突入した

 

一先ず締め切りや色々な事で7月いっぱいは編集部に行かなければならないのだが、8月は丸々何も考えずに夏休みが出来る様に雨宮さんが調整してくれた

 

 

そんな訳で夏休み初日は部屋に篭り最後のチェックをする、俺は集中すると周りが見えなくなるタイプなので執筆速度は比較的早い方らしい、ただし誤字脱字が多いので区切り区切りでチェックをして、書き上げた後もチェックする様にしている

 

そして担当の雨宮さんにもチェックして貰う訳だが、毎回では無いものの見逃しが有って修正していたりする

 

そういえば緋色の戦火のイラストを担当している人、どんな人なんだろう? 雨宮さんに任せっきりだし自分で自分の本を開いた事が無かった

 

「・・・そういえば汚れ防止のブックカバーすら外さずに本棚に入れてたっけ」

 

チェックを終えた原稿を印刷しながら自室の仕事用に買った本棚を見て呟き、立ち上がり一冊取ってカバーを外す

 

「・・・へぇ」

 

緋色の戦火はSF物、所謂 人類VS人類の敵と言う よくある設定の作品だ

 

ただし登場するパワードスーツの設計や設定は束が本気で考えている為、かなり作り込まれていると自信を持って言える

 

初版が出版された時、クレーム回避の為に束の許可を得てメカニックアドバイザー兼メカニックデザインに束の名前を載せたのだが、信じられなかったのか、はたまた見ていなかったのか、ISに酷似している とか色々とクレームが入っていたので雨宮さんと束が呆れた表情をしていた

 

さて初めて緋色の戦火の表紙と挿絵を見たが俺の中のイメージと合致しているのに少し驚いた

 

まぁイラスト自体は若者向けでは有るが、問題ないと思う

 

俺は再びブックカバーをして本棚に入れて印刷の終わった原稿を茶封筒に入れリュックにノートパソコンと一緒に入れる

 

それなりに緋色の戦火が売れたおかげで仕事用に家用のデスクトップと出先用のノートパソコンを買う事が出来たのは嬉しい

 

そんな事を考えつつ出掛ける準備をする、編集部まで片道1時間ぐらいの距離なので約2週間はバタバタしそうだ

 

本当は編集部の近くのビジネスホテルとかに寝泊まりして作業やら打ち合わせやらをしようと思っていたが、雨宮さんと一夏に反対されてしまったので少し不便だが家から通う事になった

 

そんな訳でリュックを背負い自室を出て廊下を進み庭で洗濯物を干している一夏と三春オバさんに声をかける

 

「今朝も言ったけど編集部まで行ってくるね、遅くなる様なら連絡する」

 

「はい、行ってらっしゃい。気をつけてね?」

 

「行ってらっしゃいナユ」

 

2人の声に軽く手を振ってから 行ってきます と言い玄関で靴を履いて家を後にする

 

そういえば最近気付いたけど、三春オバさんは10年前から全く老けてない様な?

 

アルバムとか見た時に見比べたけど、変わってる様子が無かった気がする

 

 

これもネタとして取っておこう、そうしよう

 

 

 






お待たせしました



おかしいな、書こうと思ってたのと違う話書いてたぞ?

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