一夏ちゃんに愛されて夜に眠れない   作:銭湯妖精 島風

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まくま

 

 

とある昼下がり真夏の日差しに負けて外で遊ぶ事を断念した中学男子2人は空調の効いた部屋にいる

 

部屋の主人である少年は入学祝いに買って貰ったエレキギターの弦を替えている

 

「ねぇ数馬、番号順に並べ様よ探し辛い」

 

「え?いやぁメンドイし、俺は分かるから」

 

俺の苦情を聞いた数馬、現在よくつるんでいる遊び仲間で唯一の男友達である御手洗 数馬はヘラヘラと笑う

 

この辺りは少し細かい性格をしている俺は数馬の持っていた漫画を本棚からゴソッと出して1巻から順番に並べ始める

 

「お前って気難しい訳じゃないけど少し几帳面だよな?」

 

「そう?普通・・・じゃないか、うん 几帳面かもね?」

 

そんな雑談をしながら数馬の王道バトル漫画を並べ続ける

 

いやぁ数馬の存在を確認するまで、数馬も女の子になってるんじゃないか? と危惧していたけど数馬は転生者の魔の手を逃れたらしい、良かった良かった

 

とはいえアニメ未登場だったし名前もうろ覚えだったから、ほぼ普通に友達になったけどね

 

「彼女欲しいー」

 

エレキギターの弦を替え終えた数馬が不意に叫ぶ様に言う、コイツは たまにこうなるので特に気にせず

 

「今、好きな娘いないでしょ?君」

 

作業を終え数馬の方を向き肩を竦めて言う

 

「まぁそうだけどさー、言うだろ?いのち短し恋せよ少女的な?」

 

現役男子中学生らしい思考の事を言い数馬は椅子の胡座をかく

 

 

「とりあえず彼女欲しいっていうのは相手に失礼じゃないかな?まぁ君の自由だから強くは言わないけど・・・もしかして告白でもされた?」

 

床に胡座をかいて椅子に座っている数馬を見上げて尋ねる

 

まぁ彼女欲しい とか言っている時点で告白されてないんだろうけどね、うん

 

「それだったら、どれだけ良かったか事か・・・つか俺より お前じゃね?告白されてたじゃん、確か2年の先輩に」

 

「え?あ〜そうだね、断ったけど」

 

数馬の言葉に記憶を探って思い出す、1学期の終業式の日に下駄箱に手紙が入っていて呼び出されて2年のバスケ部の先輩に告白をされた

 

 

丁重に断っておいたけど、あの先輩なんか目が血走ってた様な気がするんだよなぁ

 

「マジか、あの先輩 結構人気らしいぞ?」

 

「へぇ〜」

 

数馬の言葉に適当に返事をする、普通になんて言えばいいのか分からなかっただけだけど

 

「お前と友達になって数ヶ月だけど、イマイチお前がよく分からないな。物腰は落ち着いてるのに俺みたいのとウマが合うし、なんか雲みたいに掴めそうで掴めない感じ?」

 

そう数馬は言い腕を組んで首を傾げる様に考える素振りをする

 

「そんなに落ち着いてるかな?俺」

 

いやまぁ身体に精神年齢が引っ張られているとはいえ前世含めて三十数年の年月を生きている訳だから当たり前かもしれない、当然 数馬は知らない事だけど

 

「まぁいいや、そのうち分かるだろ。那由多、お前どんな人が好み?」

 

考えるのを辞めた数馬が新しい話題を振ってくる

 

「好み、か・・・ん〜どうだろ?」

 

数馬の質問、女性の好みについて今まで考えた事なんてないので考えてみる

 

髪はストレートロングで色は気にしない、性格は・・・良いに越した事はないか?

 

「・・・性格は別にして、外見は箒とかマドカとか一夏みたいな娘が好きかも?」

 

「見事に幼馴染で揃えてくるとは、那由多 恐ろしい子」

 

なんかネタに走り始めた数馬を見てノルべきか否か考えつつ

 

 

そういえば仲間は数馬を除いて、みんな美少女だなぁと考える

 

やっぱり俺は一夏が好きなのだろうか?

 

いまだ答えは出ていない

 

 






お待たせしました

ちょっと挟んでみましたw

いつも美少女に囲まれてたらナユ君も息が詰まると思いまして

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