一夏ちゃんに愛されて夜に眠れない   作:銭湯妖精 島風

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入学式

 

 

俺達は入学式へ向かう前に手に持っているカバンを教室に置く為にクラス分けを見に行くと新入生の数が数だけに人集りになっていた

 

「早めに来たつもりだったけど、これは凄い」

 

一夏の少し困惑した言葉に無言で頷き

 

「時間は まだ余裕が有るし待つ?」

 

俺が時計を見ながら提案するとマドカが

 

「なら確認は任せる、私は職員室に行かないといけない」

 

と言い、マドカは言うが早いか後ろ手に手を振り校舎内へ消えて行く

 

 

「仕方ない、マドカには後でメッセージ送るとして・・・」

 

当たり前だが目の前には人、人、人、人が減る様子が見えない

 

そして人集り(女子生徒)から少し距離を開けて希少な男子生徒が立っている、彼等の気持ちはよく分かる、誰もあの中へ入る勇気は無い。下手して入学式当日から問題を起こしたく無い

 

そんな訳で少し困っていると

 

「うわ、何よコレ。だいぶ余裕見て来てよかったわ」

 

ここ3年ほど見た目が全く変わっていない八重歯がチャームポイントの親友が現れてウンザリした様な表情で言う

 

「おはよ鈴」

 

「鈴おはよう」

 

いつもの様に挨拶をすると、鈴も おはよ と返してくれて

 

「那由多をアソコに行かせる訳には行かないわね、一夏は目立つし・・・仕方ないわね、あたし が行ってくるわ」

 

そう言いお節介焼きな鈴は小回りの効く身体を駆使して人集りに突入し数分後にトレードマークのツインテールが乱れた状態で戻って来た

 

「み、見てきたわよ?」

 

心なしか肩で息をしながら鈴は言い

 

「とりあえず一夏と那由多、マドカは1組よ。残念だけど あたし は2組、とうとう記録が途切れたわね?」

 

鈴は本当に残念そうに言い一夏は鈴の頭を撫でながら

 

「クラスは違うけど隣だし休み時間は会えるから、ね?」

 

ニコっと笑み鈴のリボンを外し乱れたツインテールをあっという間に完璧なツインテールに再生させる、流石に慣れてる

 

それから俺達3人は自分のクラスへ荷物を置き入学式が行われる体育館へ行き各々の割り振られた席に座る、もちろん保護者席もあるが人数が人数なので在校生の2年生と3年生の姿は一部の生徒だけの様だ

 

程なくして入学式が始まり校長の挨拶から在校生代表挨拶、生徒会長の挨拶、各コースの主任挨拶などが有り 新入生代表挨拶が始まる

 

名前を呼ばれマドカは返事をして壇上へ上がり挨拶を始める、その凛々しい姿は俺達の姉、千冬に酷似していて会場内が少し騒めく

 

マドカは そんな事を気にする様子も無く挨拶を続け、無事に成し遂げる

 

その後も問題無く入学式は終わり新入生は各クラスへ移動してHRが始まるまで雑談を始める

 

「お疲れ様」

 

「おつかれ、マドカ」

 

「緊張はしないが面倒事は嫌いだ」

 

慣れない事をしたせいか少し疲れた様子のマドカを労い、彼女の言葉に苦笑する

 

 

さてと、新しい生活が始まった訳だけど、多分いや絶対に転生者(かれら)と会うし、何かしらのトラブルが起こるよなぁ多分

 

 





お待たせしました

こんな感じで良いっすか?

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