一夏ちゃんに愛されて夜に眠れない   作:銭湯妖精 島風

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マドカside


選抜 に

 

 

IS学園に入学して1週間、月に1回ある定期戦へ出るクラス代表2名を選出する選抜戦が今日行われている

 

選抜戦は総当たりを基本としていて1試合 制限時間が15分に設定されている

 

私の所属する1年1組には現段階で専用機持ちが2人いる、私とセシリア・オルコットだ

 

オルコットはイギリスの代表候補生らしく、少し調べたら色々と情報が手に入って彼女の事を知る事が出来た

 

近接戦をメインとしている黒式とは相性の良いとは言えないオルコットの専用機ブルーティアーズ

 

試作実験段階のテストを兼ねているらしい、兵器としての利用は出来ないレベルだが安全管理を徹底しているIS競技では使えるのだろう

 

 

私の今日最後の試合だ、気合いを入れていこう

 

ナユに頼んだナイトソードとシールドを装備してカタパルトに接続する

 

「織斑マドカ、黒式 出撃()る!」

 

電磁加速しアリーナに、そのまま出て待機位置に速度を落として停止する

 

十数秒後、鮮やかな青のISを纏ったオルコットが現れる

 

「ようオルコット、楽しみだったぞ?」

 

フルスキンの黒式の中で笑みながら言うと

 

「わたくし もですわ織斑さん?」

 

手を真横に向け銃身の長い青色のレーザーライフルを展開し、銃口を私に向ける

 

それに習いナイトソードの切っ先をオルコットに向け

 

「それは嬉しいな、悪いが勝たせて貰うぞ?」

 

「ご自由に・・・勝つのは わたくし ですが」

 

自身に満ち溢れた表情で言うオルコットを見て胸が、いや全身が熱くなる

 

自分の奥底から熱が全身を駆け巡る、アイツを斬れ、アイツを撃て、アイツを倒せ、と血潮が沸き立つ

 

この今しかない瞬間を楽しめと

 

 

試合開始のブザーが鳴り、私はシールドを前方へ掲げるとシールドにレーザーが当たる

 

「やはりそうくる、よな?」

 

シールドを構えたままオルコットに接近してスラスターユニットに設置されたマシンガンでオルコットに牽制をして間合いを詰めてナイトソードを振るう

 

「くっ想定していたより速い・・・先程は手加していたとでも!?」

 

オルコットは愚痴を言いながら肩部ユニットでナイトソードを受け流して引き撃ちを始める

 

「今のは()ったと思ったが、私もまだまだ か」

 

ヒラリと身を翻して当たるレーザーだけシールドで防ぎ、ナイトソードで斬る

 

確かにレーザーは速い、だが真っ直ぐにしか飛んで来ない、引き金と銃口を見ておけば対処出来ない訳ではない

 

もっとも私の反応速度について来れるISが有って初めて可能とするモノだが

 

「楽しい、楽しいぞ。セシリア・オルコット、貴様は私が倒す」

 

オルコットを倒せば定期戦に出る事が叶うはずだ、そしてゆくゆくは姉さんとの一騎打ちをしたい

 

楽しみだ

 

 





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