ワンピースで転生もの   作:グラン(団長)

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!щ(゜▽゜щ)


10話

「……で、まだやるかい?」

 

 

「そんな、Mr5がこんな簡単に……」

 

 

「すごい……」

 

 

 

ボムボムの実はなかなか厄介だった。

鼻くそは精神的にキツかったけど、それより体を起爆させる攻撃が強かった。

こいつがもっと接近戦を鍛えてたら危なかったかもしれない。まぁ、スモーカーさんに鍛えられた俺の敵じゃなかったけど。

鉄塊でほぼ防げたから余裕だったわ。

 

 

 

「アンタなんでMr5の爆発をくらって無傷なのよ!」

 

 

「無傷じゃねぇよ、ちょびっと痛かったぜ。服もこんなボロボロにしてくれやがって、弁償代はもらっとくぞ?」

 

 

 

お、そこそこ持ってるじゃねぇか。

小遣いにしてもいいよね?

 

 

 

「相方はもうのびちまったけど、お前はどうすんだ?大人しくこいつ持って行ってくれると助かるんだけどよ」

 

 

「なめるな!そんなことできるわけないでしょうが!第一任務失敗したら私達だって消されるのよ!」

 

 

「えぇ……、なんでそんなところで仕事してんだよ」

 

 

「うるさい!潰してやる!!!」

 

 

 

そう言って女は飛び上がった。

なんかさっきより高度がだいぶ低いけど……、あ!さっきは男の爆発使って飛んでたのか。

 

 

 

「くらえ!一万キロプレス!!!」

 

 

 

この技は垂直降下しかできないって致命的弱点があるのを教えてあげた方がいいのだろうか。

なんちゃって紙絵(普通に避けるより心なしかヌルヌル避けられる)で回避、そのまま流れるように拘束。

地面に押さえつけられたらなんにもできねぇのな、体重増やして体術使った方が絶対攻撃力高いと思うんだが。

こいつらもったいねぇなぁ。

 

 

 

「……なぁ、お前ら俺が体術教えてやろうか?」

 

 

「ハァ!?アンタバカなんじゃないの!?私達はアンタらの敵なのよ!?」

 

 

「そうよシュライヤさん!」

 

 

「あ、そっか。すまねぇ、悪魔の実は優秀なのに全然使いこなせてねぇからもったいなくてな」

 

 

「だからって!この人達はバロックワークスのオフィサーエージェントなのよ!?」

 

 

「でも、こいつらもこのままじゃ消されちまうんだろ?お前らはそれでいいのか?」

 

 

 

意識が戻ったらしい爆発野郎にも聞こえるように言う。

 

 

 

「……仮にお前に教えを受けたとしても、俺達はバロックワークスに消されちまう。だったらまだ汚名返上の機会を狙った方が生き残る可能性は高い」

 

 

「普通に考えりゃそうだよな……。ま、今は変なことしなけりゃ殺しはしねぇさ、そのうち考えが変わったら言いな。アイツらもそろそろ終わるだろ、行こうぜ王女様」

 

 

 

一応変な気起こさないように拘束はしておく。

男の方はだいぶ痛め付けたからしばらく動けねぇだろ。

ゾロとルフィもナミの拳骨くらってるからもう大丈夫っぽいし、さっさと戻りますか。

 

 

 

「また縁があったらな、せっかくの命なんだ無駄にすんなよ」

 

 

 

王女様はなにか言いたげだけど、ここは勝者に決定権があるので黙っていてくれてる。

あんまし血みどろの展開は好きじゃないものでね。

 

 

 

「おーい、こっちは片付いたぞ。ルフィは正気に戻ったか?」

 

 

「王女様は無事保護できたみたいね、よくやったわシュライヤ。ご褒美としてさっきアンタがくすねたお金は回収しないであげる」

 

 

「……そりゃどーも」

 

 

 

我らが航海士様はさすがだなぁ。

 

 

 

ーーーーー

 

ーーー

 

 

 

 

なんだかやべぇことになってるみたいだ。

王女様はアラバスタの王女らしく、アラバスタを襲っている陰謀を調べるためにイガラムさんとバロックワークスに潜入していたらしい。

 

調べた結果、バロックワークスのボスは七武海の一角、クロコダイルらしい。

……そんなストーリーだったわ。

アンラッキーズは追いかけて似顔絵は破り捨てたけど、あんまり意味はなさそうだしなぁ。

 

 

 

「みなさん、ビビ様のことをよろしくお願いします」

 

 

 

ヒデェなおい、これ本当に囮になんのか?

真似するにしてももうちょっとこう……、いや、元があれじゃどうしようもねぇか。

 

 

 

「ありゃ囮になんのか?」

 

 

「おっさんの趣味なんじゃねぇか?」

 

 

「イガラムにそんな趣味はないと思うんだけど……」

 

 

 

と、目の前が光に包まれた。

続いて耳をつんざくような轟音が鳴り響き、衝撃が体を打ち付けた。

 

イガラムが乗っていた船が、爆発に包まれた。

 

 

 

「……うそ」

 

 

「そんな、……イガラム!!!」

 

 

 

……どうやら、バロックワークスは甘く見ない方がいいらしい。

エージェントの2人が粛清をあそこまで恐れる理由が少しわかった気がした。

もう原作の知識は使い物にならないぐらい風化してしまっている、これからは最新の注意を払って行動するようにしなければ……。

 

 

 

アデルを助けるまで、俺は死ぬわけにはいかないのだから。

 




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