ワンピースで転生もの   作:グラン(団長)

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!щ(゜▽゜щ)


8話

ラブーンからなんとか脱出し、ルフィがラブーンと大喧嘩した後、約束を交わした。

あ、ラブーンというのはクジラの名前だ。

グランドラインを一周したらまた会いに来る。

これでもう、ラブーンが暴れることはないだろう。

 

 

……俺はアデルを救出した後の身の振り方についてはよく考えていない。

まだ先の話だろうし、結果はその時に決めればいいだろう。

 

 

そんなこんなで、麦わら海賊団は現在次の島、ウィスキーピークに向け航海中である。

ルフィに突き飛ばされた2人、Mr9とミスウェンズデーはどうやらウィスキーピークから来たらしく、ついでに船に乗っている。

なーんかこの2人は裏があった気がするんだよなぁ。

……ダメだ、デッドエンドしか詳しく覚えてねぇや。

まぁ、なんとかなるべ。

 

 

 

「ところでナミ、ログポースは見てるか?」

 

 

「え、ログポースならさっき確認したけど……」

 

 

「こまめに確認した方がいいぞ?グランドラインはバカみてぇに風向きも、気候も、天候も変わるからよ。慣れねぇとなかなか読めねぇんだ」

 

 

「そうなの?……ってホントだ進路が若干ズレてる。アンタ達!進路を北に修正して!」

 

 

「……どうやら1人はグランドラインに詳しいヤツが1人いるみたいね」

 

 

 

ミスウェンズデーが探るような目でこちらを見てくる。

 

 

 

「そうだね、こんな小さな海賊船なのに珍しい」

 

 

「そいつはどうも、てかお前らもちったぁは手伝え?」

 

 

「そうよ、あんたらタダで乗れると思ってんの?ほら!チャッチャと働きなさい!」

 

 

 

ナミにケツを蹴られてしぶしぶ働きだす。

……やっぱミスウェンズデーの方が見たことある気がするんだよなぁ、なんかこう、思い出せそうで思い出せないすごい気持ち悪い感じ。

Mr9は知らん。

 

 

 

「……なぁ」

 

 

「あら?あなたは確かシュライヤさん、だったかしら?私になにかご用?」

 

 

「いや、あんたの顔……なんか既視感がすげぇんだよなぁ。もしかして結構な重要人物だったりするか?」

 

 

「ッ!?な、なに言ってるのかしら。なんのことだかわからないわ」

 

 

「そっか……ならいいんだ、仕事の邪魔して悪かったな」

 

 

 

カマかけてみたけどこりゃ当たりっぽいな。

一瞬あからさまに警戒しやがった、まぁわかったところでどうにかするわけじゃねぇんだけど。

 

 

 

ーーーーー

 

ーーー

 

 

 

 

あの後、『バイバイベイベー』とかいうちょっと口に出したくなる台詞と共にMr9とミスウェンズデーは去っていった。

 

そして、いざウィスキーピークについた麦わら海賊団はなぜかウィスキーピークの人々の手厚い歓迎を受け、あれよあれよという間に宴会の席に招待されていた。

 

ウソップはホラ話を披露しギャラリーに大ウケ。

ルフィは次々運ばれてくる料理を口に入れるだけの機械と化し。

サンジは女を侍らせキャバクラ状態。

ゾロとナミはバカみたいにジュースを飲んでいる。

満喫してんなこいつら。

 

 

 

「おいおい、あんたはもっと飲まねぇでいいのか?」

 

 

「そうだぜ!せっかくなんだから楽しんでいってくれよ!」

 

 

 

なんかここ人達変な感じすんだよなぁ、目の奥が笑ってないというか、裏がありそうな感じだ。

海軍で海賊達相手に鍛えられた観察眼がそう言ってるから間違いない。

ここは……

 

 

 

「すまねぇ、気持ちはありがてぇんだけどよ。昼間の航海で疲れちまって、そろそろ寝てもいいか?メシはまた起きたらいただくよ」

 

 

「そうか、そいつはすまねぇな。安心してぐっすり眠ってくれ!」

 

 

「おう!旅の疲れは癒さなくちゃならねぇな!」

 

 

 

おいおい、寝るっていったらグイグイ寝させにくるじゃねぇか。

こりゃ間違いなく裏があるな。

とりあえず寝たフリで様子を見るか。

 

 

 

ーーーーー

 

ーーー

 

 

 

 

いつの間にか寝ていたゾロがいなくなり、それに気づいた人達が目付きを変えて外に出て行った。

さすがゾロだな、こういうときの鋭さはピカ1だ。

俺もそろそろ行動するか。

 

 

 

「で、結局お前らは何がしてぇんだ?」

 

 

「な!?アンタ寝てたはずじゃ!」

 

 

「シーーー、静かに頼むぜ、気づかれちまうだろ?」

 

 

 

見張り役に立っていたらしい女を拘束する。

 

 

 

「見たところ全員グルで俺達をハメようとしてるみてぇだが、お前ら賞金稼ぎかなんかか?」

 

 

「ッチ、バレちまったら仕方ないね。そうさ!ここウィスキーピークは全員賞金稼ぎの町!あんたらみたいな海賊を歓迎するふりして捕まえるのが本当の姿だ!」

 

 

「……まぁ、そんなこったろうと思ったわ。あんがとよ、寝ててくれや」

 

 

「ックソッ!?……」

 

 

 

なるべく優しく絞め落とす。

女はなるべく優しくするのが信条だからね。

 

 

 

「さてと、……ナミ、聞いたか?」

 

 

「あら、バレてたの?」

 

 

 

寝たフリをしていたナミが体を起こし、なにか悪いことでも企んでそうなニヤリ顔でこちらを見る。

 

 

 

「まぁな、で、どうするよ。こいつら寝ちまってるみてぇだけど」

 

 

「バカは放っておきましょう、それよりもゾロが暴れてる間にこの町のお宝をいただいちゃうわよ」

 

 

「……女ってのは怖いねぇ」

 

 

「あら、元海軍さんは泥棒はお嫌い?」

 

 

「いや、お手伝いさせていただきますよ。泥棒猫様」

 

 

「なにそれ?」

 

 

「いや、なんとなく、な」

 

 

 

たしかナミのあだ名って泥棒猫だった気がする。

おそらく、たぶん、メイビー。

ゾロが賞金稼ぎ達の相手をしてるとはいえ、ナミ1人で行かせるのも不安だしついてくとしよう。

 

 

 




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