《sideアスナ》
八幡くんが疲れて意識を失って少し時間が経つと(約5分ほど)SAOの姿が解けて、元の総武高の制服を着た姿に戻った。
アスナ「元の、リアルの姿に戻った?」
『それについては私が説明します、ママ!』
アスナ「え?ユイちゃん!?」キョロキョロ
ユイ『はい!ママの携帯を見てください』
私はポケットに入っている携帯を取り出すと画面に私と八幡くんの愛娘であるユイちゃんが映っていた。
アスナ「ユイちゃん。この世界にも居たんだね、よかった」
ユイ『はい。私もママやパパと一緒に居られて嬉しいです!』
小町「あの、明日奈さん。ユイちゃんとはどなたで?」
アスナ「ああ、ごめんね。ユイちゃんって言うのは私と八幡くんの大切な娘のことなの」
小町ちゃんに携帯に映っているユイちゃんを見せる。
小町「婚約者に続いて、む、娘!?もう、小町には何がなにやら」
アスナ「あははは。で、ユイちゃん。パパが元の、リアルの姿に戻った理由は分かるの? 」
ユイ『はい!パパは5分以上も意識を失っているのでアミュスフィアが脳や意識に何かしらの異変が見られた場合、即時に強制ログアウトさせる機能のような効果が出たのではないかと思われます』
アスナ「なるほどね。次は私たちが元の姿に戻る方法はある?」
ユイ『はい、ゲームと同じように左手を上から下にスクロールして、システムメニューでログアウトボタンを押せば、元のリアルの姿に戻りますよ。ただし、ゲームの姿でダメージを受けた場合、そのダメージが少なからずリアルの体にも影響があるみたいなので注意してください』
アスナ「うん、分かった。ありがとね、ユイちゃん」
ユイ『では、また何かあったら呼んでくださいね。それまで私はこの世界の異変について調べてきます』
アスナ「お願い」
私はさっきユイちゃんに教えてもらったことをキリトくんたちに伝える。
キリト「そうか、ダメージがリアルの体にも影響があるのか」
リズ「だから、八幡はあんなに疲れてたんだ」
シリカ「八幡さんは、いつも無茶してるように思えます」
アスナ「そうだね。自分がどんなに傷付こうが誰かを守ろうする強い心が八幡くんの強さなのかな」
キリト「そうだな。それじゃ、ログアウトしますか」
アスナ「そうだね」
それからログアウトして、元の姿に戻った私たちは中学校の体育館に避難していた生徒たちと教師の人たちに感謝の言葉を言われ、まだ八幡くんが眠ったままなので小町ちゃんの担任と副担任の先生がお礼にと私たちを車で家まで送ってくれた。
小町「先生、ありがとございました」
教師「いいさ、これくらい。比企谷のお兄さんには我が校の生徒と私たちも助けてもらったからね。比企谷、いい兄を持ったな。それと明日は臨時休校になるはずだから、外を歩くなら先ほどの人たちと一緒に行動するように、では 」ブーン
明日奈「ありがとございました」ペコリ
私と小町ちゃんは先生の車が見えなくなるまで、先生の車を見送った。
小町「それじゃ、明日奈さん。汚い家ですが上がってください。あと兄は私が部屋に運んで置きますので」
明日奈「ありがと。でもね、八幡くんは私が部屋に運びたいの、未来の奥さんとしては仕事で疲れた夫を寝室に運ぶのも仕事なんだよ?」
小町「うぅぅぅぅ。小町、お兄ちゃんにこんな良い人が見つかって。嬉しくて涙が出ちゃう」ウルウル
明日奈「そんな大袈裟な」
小町ちゃんのナンチャッテ漫才に付き合って八幡くんを部屋に運ぶ。
明日奈「これでよし」
八幡くんをベッドに寝かせて、小町ちゃんが待ってるリビングに向かおうとすると………。
明日奈「ひゃあ!?」ガタン
足が何かに躓いてしまった。
◇◆◇
《side八幡》
アステリオス・ザ・トーラスキングを倒した後、俺はあまりの疲労に小町に返答した途端に意識が遠くなるのを感じ意識が途絶えた。そして、今は多分ベッドの上だろうか、体が布団のようなもの上に寝かされている感覚がある。
???「ひゃあ!?」ガタン
八幡「グエッ!?」ドスン
何かは解らないが、何かが俺の腹に重い一撃を決め、そのまま俺の体に乗り掛かったままである。
八幡「なんだ、一体………」
俺は体の上に乗り掛かっている物を退かそうとする。しかし、部屋は暗いため、手探りでそれを退そうとすると…………。
───モニュ!
???「あっ……」
八幡「ん?」
───モニュ!モニュ!
???「んん…………そこは」
八幡「…………」
───モニュ!モニュ!モニュ!モニュ!
???「くふぅぅん…………もう…ダメ」
八幡「…………」ダラダラ
ヤバい!兎に角ヤバいのが分かった。これはあれだ迅速かつ即座に土下座をしなければ、俺は物理的にも社会的にも死にかねん!
なので、枕元にある明かりをつけるリモコンを押して、俺がやらかしてしまった相手に土下座をしようと相手を見ると…………。
八幡「…………」ゴクリ
明日奈「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ。//////」グッタリ
なんてことでしょう。俺が明日奈のオパーイを不可抗力で揉んでしまったことを土下座をするために動こうと明日奈の方を向いたはいい。だが、明日奈の格好が、ブレザーは少しずれていて、Yシャツが緩み、その豊満なオパーイの谷間が目の前に見えるほどに服装が緩んでいた。そして、そんな格好をしている張本人の明日奈は耳まで顔を赤く上気させて「はぁはぁ」と息も絶え絶えで俺にのしかかっている。
これを見たら健全な男子高校生なら逆に押し倒しても可笑しくないだろう。
八幡「あ、明日奈さん?」ダラダラ
明日奈「もう……まだ、こういうのは早いよぅ~。//////」トロ~ン
八幡「」チーン
何?時がくればOKなの?時がくれば八幡のチビ幡がビッグ幡になってもいいわけ!?
八幡「はっ!ヤバいヤバい。理性の化け物と言われた俺が危うく性欲の化け物になるところだった。ふぅ~」アセヌグイ
八幡「と、取り敢えず退いてくれると俺的に助かるんだが………」
明日奈「そ、そうだね、ごめん」
八幡「………」
明日奈「…………」
八幡「…………」
明日奈「…………」
この沈黙が物凄く辛い。
八幡「え、え~と、今と似たようなことが前にもあったよな」
明日奈「そ、そうだね。確かあれは、第74層の転移門広場だっけ」
八幡「あの時は今と違って不可抗力で明日奈の胸を揉んでしまって殴り飛ばされたっけな …………」
明日奈「そうだね……」
八幡「明日奈……改めてごめん!俺にできることならなんでもするから、許してほしい」
明日奈「なんでも?」キュピーン!
八幡「む、無茶なお願いじゃなければ………」
明日奈「なら、キスしてくれたら許してあげる」
八幡「そんなのでいいのか?」
明日奈「うん!この世界でのファーストキスだもの」
八幡「分かった。なら、目を瞑れよ」イケボ
明日奈「うん」メヲトジ
ゆっくりと明日奈の顔に俺の顔を近づけていくと……。
八幡「んっ……」
明日奈「んっ……」
顔の距離が0になり、唇に甘い味と明日奈の太陽のような匂いが俺の鼻をくすぐっていると、部屋の扉が勢い良く開けられる。
小町「お兄ちゃん!結衣さんから聞いたよ!奉仕部を抜けたって…………」
八幡「んんっ!?」
明日奈「んんっ!?」
小町「あっ、ごめ~ん!小町、お邪魔だったみたい、そのままシッポリとどうぞ!」ソソクサ
そういって小町は部屋の扉を閉める。
小町『ひゃあ!お父さん、お母さん、今日は赤飯だよ!赤飯!』
八幡「ま、待て小町!」
明日奈「ま、待って小町ちゃん!」
慌てて小町を追いかけ下に降りると…………。
八幡母「あら八幡、ただいま。それと、本当に今日は赤飯になりそうね」
八幡「ちょ、待って母ちゃん!小町の勝手な暴走だ」
小町「暴走なんかじゃないよ~。だってお兄ちゃんの部屋で二人共ベッドの上でチューしてたし、それに明日奈さんの服もはだけてたし。そんな状況をみたらお兄ちゃんが明日奈さんのことをアンアン鳴かせる前の構図にしかみえないよ」ニシシ
八幡「あ、あれには…………深い訳があってだな。そ、それに小町…………アンアン鳴かせるって、お前」
明日奈「あぅぅぅぅ。/////」プシュ~
八幡父「八幡、羨ましいぞ!そんな可愛い女の子とあんなことやこんなことをするだなんて!」
八幡「黙れ、変態クソ親父!」
八幡父「誰がクソ親父だ!」
八幡「クソ親父はクソ親父だろが!」
八幡父「やんのかゴラ!」
八幡「上等じゃねぇか!」
八幡母「やめい、バカどもが!小遣い減らすわよ」
二人「「調子乗って、すんませんでした!」 」土下座
八幡父「お、俺だって男だし。息子が若い女の子と色んなプレイするは羨ましいって言うか……」
八幡母「あ“?」
小町「お父さん、色んなプレイとか……小町的にポイントがだだ下がりだよ」
八幡「フッ、親父哀れ」
八幡母「お父さん、後でお話があります」ニコ
八幡父「ひっ!?」
明日奈「はっ!お話で思いだした。八幡くん、私がいない時にアルゴさんと、どんなことをしたのか詳しく教えてくれるよね」ニコ
八幡「ひっ!?」
小町「これが受け継いではいけない、遺伝か 」
ユイ『パパ、浮気はダメですよ!絶対!』
小町「うわっ!?びっくりした…」
ユイ『初めまして、小町さん。パパとママの娘のユイです』
小町「これはご丁寧に、ユイちゃんのパパの妹で小町って言います。よろしくね」
ユイ『はい。改めて、よろしくです』
明日奈のO☆HA☆NA☆SHIを受け、明日奈の手料理に舌鼓を打って、親父と母ちゃんに明日奈との関係とユイのことや今日のことを話した。すると、なんと母ちゃんのじいちゃんが結城家と繋がりがあり、本当に俺と明日奈は婚約者関係にあった。あっちでの俺の頑張りは一体………。てかモンスターの件はいいのか!?