世界樹と巨神と上帝と   作:横電池

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ウーファンさんです





26.見えざる音と聞こえぬ光を頼りに

 

 

 

 

 

 赤い頭巾で金髪をまとめた、一見ただの人間の女に見える存在が剣を鞘に納めながら近づいてくる。

 

 

「な、なぜ……」

 

「時間が惜しかったからだ。木々の壁など我には関係ない」

 

 

 そういうことではない。

 なぜ悪魔がここに来ているのだ。ウロビトとホロウの争いをかき乱しに来たのか。

 

「そういうことを聞いてるわけないだろ。これだから脳筋は」

「我を愚弄するか。愚か者は己を愚かだと認識できないものだから困る」

「そっくりそのまま返すよ」

 

「なぜ悪魔がここにいるのだ! ここに来るまでにウロビトの里があったはずだ! 貴様、里の者に何をした!」

 

 この幽谷の霧の中、ウロビトの案内なしで目的地に辿りつくのはほとんど不可能だ。彷徨い続けては魔物に襲われ、体力気力を削がれて最後には死に至る。よほどの幸運を持っていたとしても、必ず奥に行くには里を通る必要がある。悪魔をウロビトが通すはずがない。

 

「……またこのウロビトは喚いているのか」

 

 まるでうんざりしたかのような言い方だ。

 

「汝の問いに答えてやろう。我がここに来た理由は我の被検体を回収に来ただけだ」

 

 被検体? 何を言っているんだ、この悪魔は。

 

「汝らの里の者には道案内を任せただけだ」

「ウロビトを脅迫したというのか……!」

「何故そうなる……辺境伯がウロビトに頼んだのだ。我に協力するようにとな」

 

 面倒くさそうに答える姿に、より一層疑心が募る。

 人間は悪魔に利用されている可能性が高い。そんな言葉を信じられるものか。

 

「ウーファン、我らウロビトは脅されてなどいない」

 

 悪魔がここに来るまでに感知できた気の持ち主、ウロビトの兵士の一人が話に入ってきた。

 その顔には脅されているような弱々しい表情を浮かべてはいない。

 

 

「汝がどう思おうと勝手だ。だが我の邪魔をするのであれば排除する」

 

 

 それは、脅しや決意を込めた言葉ではなかった。ただ淡々と、これからの予定を述べたかのような言い方だった。

 

 どうする。ここで悪魔を咎めても私の力では止めることができない。そこの二人も悪魔の力を借りようとしている。

 たしかにホロウたちの群れを壊滅させる力や、壁を破壊する力は、今まさに欲しい魅力的なものだ。

 

 だからこそ、疑ってしまう。あまりにも都合がよすぎる。

 

 思案する私をよそに悪魔と人間は情報交換を始めた。

 

「アルメリアはまだ奥か」

「ああ。ホロウの巣に連れてかれたと思う。おそらく世界樹の巫女も一緒だ」

「巫女とやらはどうでもよい。我は我の被検体を取り戻す。それと石盤を回収する」

「そう言うなよ。巫女は俺たちが欲しがっている情報を持っているかもしれないんだぜ」

「貴様! 巫女様をどうでもよいだと!?」

「……ウロビトというのは何かと騒ぐ種族なのか?」

 

 悪魔が巫女をないがしろにする発言をしておきながら、咎めた兵士に対してウロビトを愚弄するとは。

 

 ……不味い。

 壁を破壊された時点ですぐに移動するべきだった。音を立てすぎたからか、強い力が近づいてくる。かなり、速い。

 悪魔の手を借りずに戦えば、よくて辛勝。だが辛勝ではダメだ。巫女を救えない。

 

 

「……魔物が来る。ジャイアントモアだ」

 

「! ほ、本当だ。不味いぞ人間ども!」

 

 

 私の呼びかけをきっかけに、兵士も魔物の接近に気づいた。

 ジャイアントモアと呼ばれる鳥の魔物は単純に強力だ。凄まじい脚力から繰り出される突進。それを用いて対峙する敵を圧殺する。遠くから弓で射ろうと、怯むことなく突き進むタフさをも持ち合わせる。

 

「感知能力はそこのウロビトのほうが高いか」

 

 軽快な地を蹴る音が聞こえる距離まで接近されている。

 すぐに鮮やかな黄色と青の色合いの巨鳥が見えてくるだろう。ワールウィンドは音の方角を見やり、悪魔はなぜか私を見ている。

 

「き、来たぞ! ウーファン! 方陣を!」

「ああ」

 

 悪魔の力を借りるかどうかは今は置いておくしかない。

 脚力が凄まじいならその足を封縛すれば、対処は容易だ。タフさを貫く力が必要だが、ワールウィンドにそこは任せればなんとかなるだろう。

 

「丸い鳥だなあ」

「雷鳴と我が身」

 

 肉薄すると同時に響く雷鳴。

 突進の勢いを止められたどころか、大きくのけぞる魔物の姿が見えた。

 

 ……どういう馬鹿力だ。いや、考えれば壁を破壊できていた時点でこうなるのが普通か。

 

「随分と分厚い肉だな」

 

 絶命は免れたが、剣から迸る雷によって体が痺れたのか、立っているだけで精いっぱいの魔物にとどめを刺そうと歩み寄っていく。

 一方でワールウィンドが私のそばにやってきた。どこか面白がるかのような表情で。

 

「ウーファン。見ての通り、あいつは強さだけならとんでもないやつだ。人格的には問題しかないけどね」

「あ、ああ」

 

「あいつの力があれば、巫女を助ける可能性がぐんと高まる」

 

 

 悪魔が来る前の先のやり取り。

 嫌いな奴に頼ることができるか。という問いに対して私は無論と答えた。

 

 その言質をすでにとっているからこそ、この男はこれだけ面白がる表情なのだろう。この男も人格的に問題ありそうではないか。

 

 

「あの悪魔が巫女に危害を加える可能性はないのか」

 

「さぁね。だけどその時はあんたが守ればいいんじゃないか?」

 

「いい加減なことを言う……」

 

「さっきまで命を投げ出す覚悟を固めてたじゃないか」

 

 

 それは、託す相手が人間だったから。

 シウアンと同じ人間だったからこそ、だ。シウアンを助け、そして人間の街へ連れて行ってほしい。そう願ったからこそだ。そこに悪魔の存在など想定していない。

 

 

「あんたの願いはなんだ? 巫女を助けることじゃなかったのかい」

 

「……巫女の……シウアンの幸せが私の願いだ」

 

「なら───」

 

「悪魔がいて、シウアンを幸せにできるとは思えない」

 

「……だから、それならあんたが巫女を守ってやればいいだけだろう」

 

 

 ──────私がそばにいて、シウアンは幸せになれるとは思えない。

 

 そばにいて守る。それをして幸せなのは私だけだ。

 

 シウアンのそばを離れたくない。シウアンの幸せのために離れなくてはならない。

 

 さっきまでは選択肢などなかった。

 選べる道などなかった。だからこそ、覚悟を決めれた。

 

 

「汝らは何をしている。ここがホロウの巣ではあるまい。道草を食っている暇などないはずだ」

 

 

 ジャイアントモアの息の根を止めて無表情に言い放つ悪魔。

 貴様の与えた選択の余地が、私の足を止めているというのに……いや、これはただの八つ当たりか。

 

 

「あいつの言う通りだ。あまり時間をかけられない。巫女の幸せのためにもまずは救出するべきだろ?」

 

「だが、私がそばにいては……シウアンは幸せになれない……」

 

 

 悩んでいようと、まずは助けにいくべきだ。

 だがこの迷いを持ったままではまた足手まといになってしまうのではないか。それにもう、私の案内などいらなくなった。まだ未熟だが、ウロビトの兵士が一人来ているのだから。

 

 だから、私を置いていけばいい。決断することすらできない私を。

 

 

「シウアンとやらが誰か知らぬが、その者の幸せ、不幸せは汝の主観での話でしかない」

 

「お、おい。お前が話に入るとややこしくなりかねな───」

 

「どれだけ時間をかけて考えようと、己が主観が本当に正しいかなど、己で判断できるものではない。たとえ千年の時を過ごそうとだ」

 

 

 この悪魔は何を言おうとしている。

 

 

「ゆえに、我はアルメリアに聞きに行く。我の主観ではない第三者の目を持って、我が正気か狂気かを判断する。己の主観に疑心を抱くのであれば、汝も同じことをすれば良い」

 

「同じこと、だと……」

 

「……残念な頭の持ち主だな」

 

「な……! 貴様、私を馬鹿にする気か!」

 

「なんでそうなる! 喧嘩しようとするな!」

 

 

 ワールウィンドが私と悪魔の間に入りこんだ。

 喧嘩などではない。このタイミングで人を愚弄する悪魔の挑発だ。

 

 

「ウーファン。とりあえずこいつが言いたかったことは、巫女が本当にあんたのそばにいると幸せになれないか、直接本人に聞けばいいってことだよ…………たぶんね」

 

 

 こいつが助言だと? 瘴気の森で私を縛り上げたこの悪魔が?

 言葉の最後に目をそらしたワールウィンドも同じように信じられないのだろう。誰かに助言するこいつの姿を。

 

 

「……これ以上決断できぬのならば、汝に用はない。感知能力は低いがそこのウロビトに引き続き案内してもらうまでだ」

 

「あ、あれを案内と言えるのか……壁を破壊しては人の首根っこを鷲掴みにして引きずり回しておいて……」

 

 

 首の裏を何度もさすりながら兵士は嫌そうに言った。

 私の決断を待っていた理由は感知能力か。損得勘定での説得だったか。

 

 なんとも悪魔らしい話だ。

 

 

「……悪魔よ、ひとつ聞かせろ」

 

「我のかつての所業は確かに悪魔だっただろうな……聞きたいこととはなんだ」

 

「貴様は私に道案内を望んでいるのだな」

 

「うむ、でなければ汝など捨て置いて奥へと向かった」

 

「ならば、取引だ。シウアンの救出に協力しろ。私が貴様をホロウのもとまで連れていく。だから貴様は、私にもう一度シウアンの手を掴ませろ。悪魔なら悪魔らしく、取引に応じろ」

 

 

 書物にある悪魔は対価を求め願いをかなえた。だが、実際は悪魔など空想上の生物だ。取引など無意味なものだろう。

 それでも、決断するための背中を押す何かとして、言葉がほしくて───

 

 

「取引を成立させたいのであれば、早く案内せよ」

 

 

 連れていけば取引に応じるという言質。

 

 その言葉だけで、錫杖を持つ手に力が入る。

 もう一度この手にシウアンのぬくもりを掴むことができる。そのとき、シウアンと話をしよう。怖がらずに。

 

 そのためにも、もう立ち止まってなどいられない。

 

 

「もうちょっと素直な言い方ないのかよ」

 

「まったくだな。このウロビトは」

 

「いや、イシュ。お前のことだよ」

 

「汝の目は不良品と見える。我が不要なものを取り除いてやろうか」

 

 

 なぜか私と悪魔の仲裁に一度は入ったワールウィンドが、悪魔と喧嘩をしかけていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 濃霧の中、ひたすら走る。

 

 ただの問題の先送りでしかないかもしれない。だが、もう迷いはない。だからだろう。感覚が研ぎ澄まされている。魔物やホロウの気が手に取るようにわかる。

 

「次の曲がり角の出会い頭にホロウが三体。壁ごとやれるか」

「よかろう」

 

 破壊され、吹き飛ぶ木々の濁流に呑み込まれ悲鳴を上げるホロウたち。

 奴らの共感覚でも理解することはできないだろう。目視される前に壁ごとの攻撃など。

 

「このまま北西に向かう。そこに最奥への階段がある」

「邪魔する者はいないか」

「ああ、付近にはいない」

 

 ワールウィンドたちが上手くやってくれているようだ。

 

 あの後、私と悪魔、ワールウィンドと兵士で二手に別れて行動することにした。

 

 ワールウィンドは負傷しているため、戦いが激しくなるであろう奥地へは危険だったからだ。

 ただ里に帰還すればいいというのに、激しく音を立てて移動し、この階層の魔物をある程度ひきつけながら撤退すると言い出した。

 

 そのときもっともいやそうな顔をしたのはウロビトの兵士だったのが少し恥ずかしい。

 

 

 

 

 扉が見えてきた。

 手で開けることすら惜しいとばかりに扉を蹴り破る様は野蛮人そのものだ。

 

「扉の使い方を知らないのか貴様は」

「剣を収める時間さえも惜しい。汝の決断が遅すぎるのも一因だ」

「悪魔の甘言に即答できるものか」

「確かにかつての我は悪魔であったが今はただの研究者であり冒険者だ。我のことを畏怖をもって呼ぶのであれば暁の───」

「たしか、イシュだったか。私にとっては悪魔は悪魔だが、まあいい」

「暁の上帝……まあ良い」

 

 階段を駆け下りながら何か言いたげだったが、きっとどうでもいいことだろう。

 

 ホロウたちの住居がある階層にたどり着くと同時にわかる感覚。

 

 ……やはり数が多い。

 

 ホロウの数は当然のこと、魔物のほうは数こそ上の階層より少ないが、強力な魔物の数だけを見れば多い。

 

 

「アルメリアたちはどこだ」

 

「数が多すぎて探りづらい……とにかくまずは東へ行くぞ。扉を開けた先にホロウが五体」

 

「多いならば減らせばいいだけの話か」

 

 

 脳筋か、と言いたいとこだが確実ではある。

 それをするだけの力がある。

 

 扉をまたも蹴り破り、ホロウへととびかかり肉薄する悪魔……いや、イシュだったか。

 扉を蹴るたびに大きな音が鳴ってしまうのだが、数を減らすために寄せる必要もあるか。

 

 どういうわけかこいつはホロウの幻術が作用しないのか、攻撃があまり外れない。幻術関係なしにホロウに回避されることはあるが、それは奴らの単純な肉体的能力とこいつの大振りのせいだ。

 気を持たぬ体だから幻術が無効なのかはわからないが、なんであれ良い流れとなっている。

 

 あとはあの大振りさえなんとかしてほしいところだが、方陣でカバーが可能か。

 

「ふらふらと……! む?」

「方陣だ。さっさと終わらせろ」

「印術といい……また理解しがたい技術か……」

 

 動けなくなったホロウたちが雷の槍を放つも、意に介さず突き進み切り裂いていく。

 

 ……その姿は魔物と言っても謙遜がない。確かに槍があたったはずだが。

 

「……さすがに雷は少し厄介だな」

「ならばもう少し苦し気にしろ」

 

 苦痛に歪む表情ではなく淡々とした無表情。

 だがホロウに対してはこの無表情さが有効すぎる。奴らの共感覚によって、こいつには雷の槍の効果が薄いことが伝わったはずだ。実際薄いようにしか見えないが。

 

「……」

 

 イシュの戦闘よりも今は気を探ることに集中すべきだ。

 

 かつて、ホロウが現れる前にここに訪れた時と道が変わっている。

 記憶違いか、ホロウが霧の中で何かをしたか。

 

 10年近く前のことだから記憶が薄れていても仕方ないことかもしれない。だからこそ気を探っていけばいい。

 

 場所の移動と数を五体減らしただけではたいした影響もないか。シウアンの気が探りづらい。

 

 

「数が多すぎる……まずは奴らの数を減らすことを優先していくぞ」

 

「待て」

 

「なんだ」

 

 

 イシュは霧の中で一点を見つめて制止をかけてきた。気を探れぬ身で霧の中何かを見つけれるはずがない。ただの霧ではなく術が掛かった霧なのだから。

 

 だが……こいつは幻術が効かない、か。霧も効果がないか、薄いのかもしれない。

 

 

「……蛍、ではないな」

 

 

 蛍と見間違う何か。

 

 

 心当たりはひとつある。

 

 

 

「シウアン!!」

 

「シウアン……巫女とやらの手掛かりか?」

 

「ああ! シウアンにも術師としての素養がある! 場所を知らせてくれているのだ!」

 

「だが光はもう消えたぞ」

 

「ホロウたちに悟られないようにしているのだろう。急ぐぞ。シウアンは無事なのだ。光は最後にどこへ向かった? その方角へ進めばいい」

 

「南……む?」

 

 

 またもイシュが止まった。

 今度はいったいなんだというのだ。

 

 

「北だ」

 

「何を言っている。南に向かって光が消えたのだろう? ならば南だ」

 

「笛の音だ」

 

 

 笛の音?

 言われて耳をすませば、わずかに聞こえてきた。この笛を吹いているのはまさか……

 

 

「アルメリアだ。ギルド長から受け取った笛をまだ持っていたか」

 

「あの愚かな娘か……何を考えているのだあいつは。笛など吹いてはホロウや魔物を刺激してしまうことくらいわからないのか……!」

 

「汝にはそう思えるか」

 

 

 それ以外にどう思えというのだ。

 だがこいつはそうは思っていないのか、今までの無表情とは一転、愉快気に笑っていた。

 

 

「我が来たことを破壊音で気づいたのだろう。そして、我がそこまで来ることを愚直に信じているのだ」

 

「なんだっていい。その期待に応えるためにも急がねばならないのならば、早く南へ行くぞ」

 

「巫女は我を知らぬから南へ導こうとしたのだろう。汝も見たはずだ」

 

 

 北の壁に向かって歩みだす。

 そこまで見て理解した。

 

 ワールウィンドが言っていた出鱈目ばかりというのは本当だな……

 

 

 その両手には剣を構えて、大きく振りかぶり───

 

 

「山行水行」

 

 

 壁を破壊すると同時に、遠く感じていた笛の音がより一層聞こえるようになった。

 さらには掴みづらかった気がわかる。シウアンとあの娘だ。そばにある大きな気はホロウクイーンか。

 

 

「そのまま直進した先にいる!」

 

「では行くか。今の時代でもなお、我を信じている者を救うために」

 

 

 

 こいつもたいがいだが、こんなやつを信じるあの娘も出鱈目すぎるものだ。

 助けに来ないかもしれない、などと疑うことを知らないのだろうか。愚かすぎるからか?

 

 アルメリア、だったか。

 

 

 

 今だけはその愚かさを認めてやらないこともない。

 

 

 

 

 

 

 




 


さらに綺麗になったバーロー

小ネタですが、ラスボス時のバーローの属性攻撃って炎は頭縛り、氷は腕縛り、雷は足縛りなんですよね。
獣王戦でも雷鳴と我が身で足を潰してます。そんな感じで方陣以外の縛りをイメージしてます。まあ足を斬ったらそりゃ動けないんですけどね。方陣はもうニュアンスで頑張っていきたいです。

そういえば壁破壊してばかりですが、第三迷宮からは壁破壊をすることは基本的にない予定です。
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