世界樹と巨神と上帝と   作:横電池

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51.浄化齎す楽園への導き手

 

 

 鐘の音が鳴りやんだ。

 

 何がなんだかよくわからないままだけど、おそらくこれで碧照の鍵は動かした。動かしたのは熊だけど。

 

 今度は樹海地軸まで戻らないと。

 またあの川をロープで伝っていくとしよう。あ、でもその前にこの部屋の外に熊がもう一頭いるんだ。それをまずは振り切るか倒さないと。

 

 そんな悩みは部屋を出ると無くなった。熊が倒れていた。走りながらの却火であの時倒してたのか。

 

 樹海地軸に向かう途中、一応祭壇の様子を見に行く。

 

 同じ紋章だったし何か変化がないか、あと誰も入ってきてないかの確認である。

 何もないなら無いで、誰も入らないように祭壇の入口に書置きをしておくつもりだ。

 

「えぇ……なんでまだいるんですか」

 

 さっきの学者さんと兵士さんが残っていた。

 

「帰還しようとしたのですが……先程の大きな揺れと鐘の音が気になりまして、それで祭壇を見に戻って来たのです」

 

 まあ祭壇の変化はありませんでしたが、と兵士は続けた。

 

「そうですか。さっきの揺れについては私もあまりわかってません。とにかくここは危険です」

「は、はい。あ、そうだ」

 

 まだ何かあるのか。

 何かを思い出したかのように兵士が尋ねた。

 

「キルヨネンを見てませんか?」

「はい?」

 

 キルヨネンさん?

 

「いえ、見てませんが……」

「そうですか……」

「何かあったんです? ギルド長と共にタルシスに向かったと聞いてますが」

 

 確かウィラフさんが言うには、キルヨネンさんはギルド長と共にタルシスに戻ったはず。

 

「それが帰還中にはぐれたそうなのです。気球艇に不調でもあったのか……」

 

 キルヨネンさんがはぐれた。

 事態が事態でないなら私も捜索したいところけど。

 

「絶界雲上域にいるはずのあなたがここにいるのでもしかして、と思ったのですが……」

「私の方は不思議な古代の技術のおかげです。キルヨネンさんについてはさっぱりで……」

「なるほど、情報ありがとうございます」

 

 では我々はこれで、と言って、兵士と学者さんは今度こそ帰還した。

 

 世界樹の異変が恐ろしくなって去った、とかはあの人に限っては考えにくい。気球艇がちょっと変になったとかだろう。

 一段落したら捜索隊が組まれるだろう。それまであの人なら耐えてくれる。

 そんな楽観視をしながら、今度は真っ直ぐ樹海地軸に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 帰りは特段問題が起きることなく、光の柱の前にたどり着く。

 イシュは戻るときも樹海地軸に触れるだけでいいと言っていた。その点の心配はしていないが、他の三人は大丈夫だろうか。

 地図を描く習慣のないウーファンとキバガミさんとか鍵を見つけれるのか。見つけれたとして、今度は樹海地軸まで戻ってこれるのか。

 ローゲルさんは一人で冒険をしてきた経験があるし、すぐに鍵を見つけて地軸まで戻ってそうだが、その場合はイシュと二人になってしまう。喧嘩してないだろうか。こんな時にするとは思いたくないけど、やってそうに思えるのは何故だろう。

 

 まあここで考えても仕方ない。

 えいや、と光の柱に触れた。

 

 

 

 

 光に染まる視界が収まると、そこにはいつもの人たちの姿。

 

 イシュとローゲルさん、それにキバガミさんとウーファンもいる。ということは……

 

「……私が一番遅かったんですか」

 

 ウーファンよりは早く戻りたかった。謎の敗北感が心を占める。

 

「なに、お主と拙者ら、それほど大差はなかったぞ」

 

 キバガミさん優しい。

 

「火力のない私の方が早いのはどうかと思うがな」

 

 ウーファンうるさい。

 

 流れに乗るかのように、ローゲルさんも何かを言おうとしたが、

 

「アルメ───」

「よくやった。先程門が開いたと報告があった。汝は無事にやり遂げた」

 

 イシュのお褒めの言葉が彼の言葉をかき消した。

 わざとではないと思うけど、まあいっか。それより行きの際の言葉を成立させよう。

 

「はい、ただいまです」

 

 おかえり、という言葉は帰ってこない。うむ、といった感じの頷きをしたあと、

 

「我らも都の中に入る。巫女を取り戻すぞ」

 

 今度こそ煌天破ノ都、その攻略に乗り出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 門を潜ると違和感が襲った。

 

 見える景色こそ、古代の都市の荒廃した姿だ。石造りの建物には植物の、枯れた根が絡み付いている。緑はそこにない。だというのに感じる空気や雰囲気は森林の中を思わせる。

 

 木偶でも森の雰囲気を感じたが、あそこには多くの植物が繁っていた。本棚ばかりが目をひいたが、至るところに蔦や葉が侵食していた。緑がどこにでも目がついた。

 それと比べると随分やりにくい。

 見える景色と感じる周囲のズレ。それはたった今歩いた道すらも疑いたくなる違和感。地面はどこも平らな石の硬さがあるはずなのに、通ったばかりの背後の地面は柔らかな土が広がっているのでは、みたいな錯覚。

 

「……気持ち悪い」

 

 違和感がもたらす気持ち悪さと、あるべき姿を歪める世界樹の気持ち悪さに思わず本音が漏れた。

 シウアンが聞いたら怒りそうである。

 

「……ここは地脈が読みにくいようだ」

「ん? ということは方陣が使えないってことかい?」

「使えないわけではないが……いつもより集中しなくてはならない。あまりにも大きな気が、他の気を覆うかのように満ちている」

 

 ウーファンとローゲルさんのやり取り。

 方陣についてはよくわからないけど、それはつまり、

 

「皇子の気がどこかわからないってことです?」

「……いや、それはおそらく問題ない。大きな力の傍にいる気が奴だろう」

 

 皇子の場所さえわかれば大丈夫。そこまで一直線に行けばいい。文字通りに。

 

「その方角はどこだ」

「ここから北だ」

 

 聞いたそばからイシュによる壁のぶち抜き。

 歴史学者とかが見たらぶちギレ必須なルート開通だ。

 

 パラパラと崩れる石壁の向こうには数人の帝国兵の姿。

 

 敵か味方か全然わからない。帝国兵も計画反対派が動いているから悩む。

 その帝国兵は立ったまま動かない。死んでる……?

 

「……ぅぅ」

 

 小さな呻き声が鎧の中から聞こえた。

 外傷が見当たらないからまた毒の魔物の被害かと身構え周囲を見渡した。しかし何もいない。

 

「巨人の呪いか……」

「ああ……」

 

 キバガミさんとローゲルさんが兵士に憐憫の目を向ける。

 呪いという単語にイシュが訝しげに声をあげた。

 

「まだ世界樹の力は発現していないはずだが」

「もともと計画を実行する騎士たちは、呪いを既に受けていた連中を中心に編成していたからな。力の発現が近づいて真っ先に影響が出たんだろう……」

「じゃ、じゃあ他の人はまだ呪われてはいないんですね」

 

 ローゲルさんの言葉に、前にいる兵士には悪いがホッとした。すでに呪いが溢れているわけではないのだ。

 

「邪魔をするわけでないなら捨て置け。どのみちそこの兵士は永くない」

「先を急ぐとはいえ、なんとも後味が悪い話よ……」

 

 イシュはまた壁を破壊するために北へと歩いていく。

 キバガミさんの言う通り、呪いに苦しむ姿を見捨てることとなるのは後ろめたいが立ち止まる暇はない。

 全部が終わる前にやらねばならないのだと、私たちはイシュのあとに続いた。

 

 

「……イシュ、大きな力は移動していない。北にあるままだ」

 

 

 ウーファンは立ち止まった。

 

 

「ウーファン?」

 

「私はこの兵士の介抱をしよう。シウアンほどではないが、ウロビトの結界を応用すれば多少は長引かせれるだろうからな」

 

 

 なんというか、らしくない。

 シウアン、シウアンと息巻いていたのに。シウアンを拐った帝国兵のために行動するなんて。相手は計画賛同者なのに。

 

 

「何を馬鹿みたいな顔をしている。そんなに私の行動がおかしいか?」

 

「ばっ……! まあ、らしくないなとは思うけど」

 

 

 我関せず、とばかりに壁の破壊音が起きた。

 ウーファンの離脱に関してイシュは思うことはないようだ。

 

 

「シウアンは皇子に言ったのだろう? 誰とでも手をつなぎ合わせることができる世界をと。ならば私はシウアンの意志を具現するために行動したい。それに……前にも言っただろう。私が誰かのために行動することは、シウアンにとって嬉しいことだからだ」

 

「アルメリア、何をしている。その者に付き合って汝まで残る必要はないはずだ」

 

 

 なんてことはない。安定のシウアン馬鹿ぶりだ。そしてイシュから急かされてしまった。

 

 

「シウアンを助け出したら、ウーファンを誉めてあげるように言っといてあげますよ」

 

「やめろ。シウアンの保護者としての威厳に関わる、やめろ」

 

「今更威厳も何もないじゃないですか。それじゃあその人は頼みましたよ!」

 

 

 ウーファンから離れて北へ北へ。

 壊れた壁の穴を潜ると、死んでいる獅子の魔物の姿。

 戦闘音も魔物の断末魔も全く聞こえなかったんだけど。爪や牙などから強そうな魔物に思えるのに。

 

「そいつ、壁の破壊音を聞いても起きなかった図太い魔物でね。それだけ強さに自信があるだろうからってことで眠っている間に仕留めたんだよ」

「ほへぇ……」

「にしても、ウーファンはやっぱり来ない、か」

 

 魔物の死体からローゲルさんに意識を向ける。どこか残念そうな言い方だった。

 

「はい、シウアンのためにだそうで」

「はは、こんな時でもとはね」

 

 他にもいろいろ言っていたけど、要点をまとめたらシウアンのためという一言で終わってしまう。私は何も嘘を言っていない。

 

「このような時であっても誰かのために動くことを選べることは美点よ。拙者も本来なら薬師として、今の兵士を助けるべきだろうにイクサビトとして戦う道を選んだ。選んだというよりは流されるままに、かもしれんがな」

「そう自分を卑下するなよ。君が戦う道を選んでくれて俺はほっとしてるさ。俺以外の数少ないまともなメンツだからな」

「なんと……」

 

 随分な言い草である。変人というのは自覚がないから困る。

 

 ていうかさっきから会話に参加していないイシュはいったい……あ、また壁を破壊した。

 

 壁を破壊した後ろ姿をこれ以上待たせるわけにもいかないな、と追いかけようとしたら、突然イシュは奥へと走りだした。

 まるで焦ったかのような急な動き。イシュが焦るようなことといえば、当然それはまずいこと。

 

 イシュを追わなくては、と私たちも破壊された壁をまた潜る。

 

 

 ───全身を包んだのは、より深い森の中に足を踏み入れた感覚。

 そしてこの体を通り抜けていく、澄んだ……いや、澄み過ぎた風。

 

 

 壁を潜って真っ直ぐ先には大きな扉を今まさに開けようとしているイシュの姿。

 

 

 

 開かれていく扉の先に見えたのは──────大きな白い顔。

 

 

 巨人の、顔面だ。

 

 

 巨人の白く不気味な顔はわずかに脈動している。そしてそれに呼応するように、風が吹く。

 鼻息か、これ。いや、口呼吸かもしれない。

 

 じゃない。そんなの今はどうでもいい。巨人が呼吸をしているということは、起動したということ……?

 

 部屋の中央には皇子が一人、膝をついていた。その頭部には硝子細工の冠があった。

 しかし、どこにもシウアンの姿はない。

 

 

「なんということをしてくれたのだ……! 汝の所業、どれほど愚かなことか───」

 

「古代の者か……貴公がいるということは」

 

 

 皇子はイシュから目を離し、扉へと向ける。

 その目は随分と昏い。それだけでなく、体からはじわじわと黒い靄が滲み出てきた。

 

 彼はローゲルさんの姿を見つけると、暗い笑みを浮かべる。

 

 

「やはり来たか、ローゲル」

 

「殿下……! 今すぐに巨人の起動を中止してください。帝国の民は、あなたまでも失いたくはないはずです!」

 

「余がいなくなった後、帝国にも混乱が訪れよう。だがそれも長くは続かない……いずれ皇帝アルフォズルが帰還するであろう。ローゲル、お前のようにな」

 

「殿下、陛下はもう……!」

 

 

 ローゲルさんの言い淀む姿から、皇帝はもうこの世にはいないのだろう。

 しかし皇子はその言葉では止まらない。

 

 

「ローゲル、お前は皇帝アルフォズルを看取ったのか?」

 

「いえ……陛下の姿は見ておりません。ですがもう10年です……陛下を私も探しましたが、帝国にもタルシスにもおりません……」

 

「ならば戻ってこられる。皇帝アルフォズルは余よりもはるかに優れた方だ」

 

 

 皇帝の帰還を信じて止まない皇子の姿。ローゲルさんのように戻ってくるはずだ、と考えているのだ。

 10年帝国を離れていたローゲルという騎士の帰還が前例にあるから、まだ可能性があると、いや、可能性ではなく確信している? それとも、認めたくないだけなのかもしれない。

 

 

「お主のいう皇帝とは、白き鎧の方であろうか」

 

 

 皇子とローゲルさんの会話にキバガミさんが入った。

 彼の言葉に二人の反応は劇的だった。食い入るように視線を向けての反応だ。

 

 

「知っているのか、イクサビトの者よ」

「キバガミ! まさか陛下を見たのか!?」

 

「……10年ほど前にな。聡明で、骨のある武人であった。短い間であったが、その方がもたらした知識は里の医療を支えた。拙者の薬師としての知識もその方に教えてもらったものだ」

 

 

 懐かしむようにキバガミさんは言葉を続ける。

 きっとその先の言葉は、二人にとって望んでいないものだろうけど。

 

 

「その方の最期を、我らイクサビトが看取った。里に来たころにはすでに深手を負っておったのだ……」

 

「……そう、か。お父様が……」

 

「その話がどうしたというのだ。汝の父親について、今更知ったところで何になる」

 

 

 話に付き合ってられないとでもいうように、イシュが剣を抜き皇子へと歩み寄る。

 

 そのまま剣を振りかぶろうとした途端、地面に穴が開きそこから蔦がいくつも伸びてイシュの腕を捕らえた。

 

 

「確かにその通りであるな。だが古代の者よ、貴公といえど余の邪魔はさせぬ……!」

 

 

 冠を持つものを巨人が守った……? それとも皇子が蔦を操った?

 

 

「殿下!!」

 

「巨人の復活は、大地の浄化は、お父様の悲願。散っていった騎士たちの希望……」

 

 

 皇子は決意と自棄を混ぜたかのような昏い眼のまま、言葉を紡いだ。

 

 

「余は彼らに報いなくてはならぬ! 彼らの遺した家族を守らねばならぬ! 彼らが信じた未来を守らねばならぬ!」

 

 

 自身がいなくなった後は皇帝に託すという考えが不可能となったことは、彼を止めるに至らなかった。頼れる者がいなくなったとばかりの宣言に、すべてを背負うかのような言葉に、過去のイシュと同じ姿になってしまっていた。

 

 一方イシュは蔦を引きちぎる度に新たな蔦が伸びて体を絡めとられている。

 その間にも皇子は止まらない。

 

 

「汝の決意などどうでもよい! 我の目的を邪魔させるものか!」

 

「救世の灯火よ! 長き眠りから目を覚まし、この地より南に広がる大地をその力で浄化せよ! 伝承の巨神、楽園への導き手よ!!」

 

 

 この大地を終わらせる命令を、

 巨人が進む方向性を、強く、強く言い放った。

 

 

 言葉を受けて巨人は何も映していない瞳を開き、体を震わせる。

 

 ただそれだけで、大きな揺れが都全体を襲った。

 

 

「イシュ! 頭だ!! 巨人の起動に必要なアイテムは頭に埋め込まれている! 地上に出る前にシウアンと心臓を剥がせ!!」

 

「おのれ……! アルメリア! 汝の火炎で我ごと蔦を焼き払え!」

 

「は、はいっ!」

 

 

 爆炎に呑まれた直後、炎から抜け出し巨人の顔へと迫るイシュ。

 

 まだ巨人は体を震わせているだけで外には出ていない。まだ剥がせる。

 

 

「邪魔はさせぬと言ったであろう!!」

 

 

 皇子の叫びに呼応するようにまたいくつもの蔦が現れる。その蔦は皇子の体から伸びて、その先はねじれ貫通力が高そうな印象を受ける形状になっていた。

 勢いをつけてイシュに迫る蔦を、横から大きな金棒が巻き取り、長い刀が蔦を斬り落とす。

 

 

「そうはいかぬ! かの巨人は止めなくてはならん! この地に住まう者たちのためにも、お主らのためにも!」

 

 

 キバガミさんの吠え声とともに鋭い太刀筋が舞い、新たに伸びる蔦を尽く斬り捨てていく。

 

 この調子ならまだいける。巨人の動きに速さはない。

 イシュの接近から逃れることはできない。その巨体もまだほとんどが埋まっている。顔の高さに余裕で届く。

 

 

 イシュの手が巨人に届く寸前──────緑の瘴気が巨人の口から零れた。

 

 

 それは数秒もしないうちに、空気に溶けるように霧散した。

 

 だけど霧散する前に、イシュの腕に触れていた。

 

 本当に、僅かな時間だった。

 

 

「───!」

 

 

 その姿を見た私は、迷わず却火をイシュに向けて放つ。

 

 見えてしまったのだ。

 

 イシュの腕から不気味な蔦が生えて、一気に体まで伸びながら増えていく植物の姿が。

 

 爆炎と比べ物にならない熱量の火が、イシュの表皮ごと、いや、肉ごと植物を焼け落とした。

 

 大丈夫だ。イシュはまだ植物にされ切っていない。

 却火が間にあった。

 

 ほっとしたのもつかの間、イシュが巨人から距離を大きく離した。

 そして体の向きを変えて───

 

 

「───うひゃぁ!? イシュ!?」

 

「……」

 

 

 私の手を掴んで一気に走った───巨人から離れるように部屋を出る。逃げるように。

 

 引っ張られながら後ろを見れば、部屋の中でキバガミさんとローゲルさんが皇子と対峙している姿。

 

 

 

 そして、上へ上へと這い上ろうとしている巨人の体から、溢れ出る緑の瘴気が部屋を満たそうとしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 


皇子戦は次回です。
次回アルメリア不在なのでローゲル視点となります。

気づいたんですけどボス戦いっつも人数少ないやこのお話。
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