風馳ノ草原、ぶらり空の旅。
そんなわけのわからないことを考えるほど、あれである。
暇である。
決して地図描きをサボっているわけではない。
ただ、景色がそれほど変化しないのだ。
「別の意味でバテそう……」
先に精神的に参りそうだ。
これからしばらく街と碧照ノ樹海を行き来すると考えるとなおさらだ。
今までずっと家に引きこもっていたから、それくらい平気だと思っていたけども。考えれば家にいたころは本がいっぱいあったのだ。読み終わってもワールウィンドさんか辺境伯が、来るたびに新しい本を持ってきてくれていた。
ではここで本を読めばいいのでは、と一瞬思ったけどそれはだめだ。地図を描かないと。あ、でも一度描いた土地なら別にいい、かな?
「見えてきたな」
悩んでいるとイシュが声をあげた。
その言葉が示したのは大きく、そして局所的な森だった。
「あ、あれが碧照ノ樹海? なんかあそこだけ不自然なほどに緑生い茂ってますね……」
「確かにそうだ。樹海にしては局所的すぎだ。しかし今回は通り過ぎる」
「え」
てっきり降りると思っていたのに、まさかのスルー。
そのままどんどんと気球艇ノアは北上していく。
その方角は……世界樹。
街から見ていた時と違う、空から見てもその大きさはさして変わらないように見える。つまりそれだけ巨大で、そして遠いのだろう。
だけど、絶対にたどり着いて見せる。
どんどんと北上していく。そして、どんどんと世界樹が見えなくなっていく。
視界を遮る山だ。
世界樹との間に高い山があり、それにどんどんと近づいて行ったせいである。
かっこよく心の中で決意を固めたのに、こうやって姿が見えなくなるとなんだかなぁ。
「ふむ、聞いていた通りだな」
ほあ?
「谷の雲が進行を阻む。それより高度を上げようにも、どうもこの気球艇では無理なようだ」
「あ、言ってたところですね」
「一度この辺りで降りる。準備せよ」
「はい」
山がずっと隔てるように西から東へ伸びてる中、一ヶ所だけ綺麗に道のように開けられた場所。まさに谷だ。
その谷の入り口に気球艇をつけ、数時間ぶりの大地に降り立った。
「近くで見ても、少し先すら全然先が見えない……」
てっきり霧だと思っていたが、これは確かに雲だ。濃霧なんかじゃない。
こんな近くで雲を見るなんて初めてだ。なんだかチグハグな感じがする。もっと高い場所で飛ぶものだろう雲は。明らかに低すぎる。
「……やはりなんらかの力が働いているようだ。それが偶然の産物なのか、意図的なものなのかはまだわからぬが、おそらく後者であろう」
「やっぱり古代の人の……?」
「わからぬ。近くにあった石碑といい、この雲といい、不自然すぎる。我と同じ時代の者の仕業だとは思えぬ。かといって今の時代のものではないのだろう?」
「雲を操るなんて聞いたことないですよ。石碑もよくわからなかったんです?」
「なんらかの科学……我の時代の技術が使われていると思っていたが、そうではなかった。どちらかといえば今の時代の技術に近いものを感じた」
古代人によるものではない?
いきなり世界樹への壁が立ちふさがった気分だ。
もちろん簡単な道のりではないとわかっていたけど、時間制限のある体では不安になりそうで……
「谷についてわからぬのであれば、碧照ノ樹海を調べるまでだ。あの樹海も明らかに不自然だ。そして我はこういった不自然に、必ず絡むものを知っている……世界樹以外にありえんとな」
「こんなに離れているのに……?」
「この辺りに魔物がうろついているのが何よりの証拠だ。樹海へ行くぞ。我の研究は確実に前進しているのだ」
なんだこの自信の塊は。
不安になるのが馬鹿らしいくらいの自信だ。そしてそれを信じてしまう私の単純さもなんなのだろう。
「イシュって、実は演説家とか?」
「む? 演説をしたのは一度だけだな。講演なら何度かあるが」
「なんだか納得です」
講演とかするのであれば自信満々じゃないと聞いてくれないってこともありそうだしね。
つまり、私が単純なのではない。イシュがそういった喋りが得意なだけだ。
そんな納得をしていると、良いから乗れ、と顎で示され慌てて気球艇に乗り込んだ。
次の目的地は南下してすぐそこ、碧照ノ樹海。
碧照ノ樹海。
その名の通り、草木生い茂る緑と、阻まれることなく地まで届く太陽の光が照らす森。
その森に気球艇を着陸させる。
その近くには他にも様々な気球艇が並んでいた。
この気球艇の数だけ、冒険者グループが樹海に潜っているんだ。
その中にはワールウィンドさんの気球艇もあった。
そして何より気になるのは……
「谷にあった石碑と同じ紋章か」
明らかに人為的に作られたであろう石碑。それがポツンと置いてあった。
「しかし、どうやらこの石碑は本当にただの石のようだ」
「ただの石? 谷の石碑は違ったんです?」
「うむ。谷の石碑は……どこか汝の印術とやらに近い何かがあった」
「印術とですか? それならすぐに解明されそうだけど……」
「近い、と言ったであろう。なんであれ、我の時代にはなかったものだ」
ううむ、とりあえず目の前の石碑はただの石。それさえわかればいいか。
……ってただの石なわけないでしょうに。絶対何か意味あるはず。印術と関係があるかもなら、ここで私が頑張らないと。この紋章とか……睨んでみても全然わからない。
「行くぞ。近くに地下への入り口があるはずだ」
「あ、はい」
樹海の地下。
そして地下をどんどん潜れば潜るほど、強い魔物が多くなる。
いったいどんなところだろうか。地下ということは日の光なんて届かない。つまり暗闇での戦いになる。
できる限り戦いは避けるように物音を立てないのがベストかな。
地下への入り口には兵士さんが立っていた。
そっか。タルシスの兵士さんも来ているのか。
そしていよいよ樹海の地下への階段を下る。
降りている最中、私はどうしようもなく気分が悪くなった。
明らかに異常だ。だって、階段なのだ。自然の産物ではない。階段があるってどういうことだ。
つまり、過去に人為的な手が施されたのだ。
その何者かが世界樹への道を閉ざしている可能性がある。
どれほどの悪意をもってそんなことをするのか。私の体を蝕むアレから離れるための道を、どうして邪魔するのか。そう思うとムカムカで気分が悪くなった。
そんな思いを抱きながら、階段を降りきれば───
「はい?」
風が草木を揺らし音を立て、流れる穏やかな川の音は澄んだ空気を匂わせて、地に降り注ぐ太陽の光は優しくすべてを照らしていた。
時折どこからか小鳥のような鳴き声も聞こえる。
まるでそれはただの森のような、自然の風景だった。
今、私は確かに階段を降りた。
なのに、まるで外のような、地上のような景色が広がっているのか理解できない。
「い、イシュ、私はいま、幻覚を見てるとか……?」
「む? なんのことだ?」
「え、いや、だって。地下に降りたんだよね? なのに地上の景色が見えるんだよ……?」
イシュは何も感じていないようだ。この景色の異常さを。
古代は地下にも地上の景色が普通だったの? そんな時代こわい。
「……そういうことか。確かに信じられぬ光景に感じるだろう」
「う、うん」
「我も少しばかり、世界樹に慣れ切ってしまっていたようだ。確かに、明らかにこれは異常だ」
「だ、だよね!?」
「おかげで確信できた。この樹海も世界樹だと」
え。
世界樹がここ? じゃあ空から見えてたあの世界樹は?
え、それがここ? いつの間にか山を越えて? あの地下の階段で? え?
「ちょ、ちょっとイシュ! どういうこと!?」
「どうもこうもない。ここは世界樹の一部なのだ」
「いや、だって! 世界樹は遠い地にあったし!」
「地表に出ている世界樹は遠いだけだ。偽りの大地の下は世界樹が根を張っている。この樹海はいわば地下に張り巡らされた根の一部が、地表近くまで盛り上がったものだろう。もしくは……いや、まだこれは根拠が薄い」
「偽りって……!?」
「ここでそんな問答など無意味だ。いいから行くぞ」
地下なのに地下ではない、ということだろうか。世界樹というのはどこまでも人の常識を壊してくる。その洗礼をさっそく浴びた。
いつまでも混乱していられない。
ここではそういうものなのだ。切り替えていかないと。
とにかく地図を描きながら、イシュのあとを追いかけた。
草木の揺れる音の中に、いくつもの獣の唸りが聞こえる。聞こえているのは本当に獣の唸りか、それとも魔物の唸りか。
「地下に潜れば潜るほど魔物が強いってことは、まだまだ地下に潜るってことですよね……そこも外と同じなのかな……」
「だろうな。我の知る世界樹もそうであった。樹の中でも昼夜はあった。む……行き止まり、か」
「倒木……流木かな? 向こう側にまだ道はありそうけど……」
何本もの木が倒れ、狭い道を塞いでいる。
少し崩せば全て雪崩れ込んできそうな積み上がり方。
「他に道がなければここに戻るとしよう」
「はい。『積み上がった木、通れず』っと」
「通れないのではない、通らなかっただけだ」
「あ、はい……」
なんだ、そのこだわりは。
地図に書いたメモの内容は直さずにその場を離れる。イシュは気にしなかったみたいだけど、妙に甘ったるい香りが鼻についた。
歩き回ること三時間ほど。
「ここは……」
「さっき来たところですね」
見える景色の変化がわかりづらい。
地図がなければ同じところをぐるぐる回ってしまいそうだ。
イシュに描いた地図を見せる。方角も確認しながら描いているためまず間違いはない。ちょっとした自信作の地図だ。
「ふむ……そこの川を越えるか、あの流木を越えるか、どちらかといったところか」
「でも他の冒険者はもっと奥に行ってるんですよね……どこか抜け道があるとか……?」
ここまで通った道は魔物と遭遇してもいいように、やや広く、そして歩きやすい道を選んできた。
あとはイシュが言った川越えか、流木か、それとも道なき道の茂みに潜るか。
「あなたたち、ひょっとして新しい冒険者?」
考え込んでいると、背後から私とイシュ以外の、第三者の声が届いた。
振り返ればそこにいたのは褐色肌の女性。
細身の剣を装備しているため剣士、だと思うけど……鎧は身につけず、身軽さを追求したかのような装い。
とりあえず、どう見ても兵士ではない。つまり同じ冒険者だ。
女性は微笑みながら言葉を続ける。
「街で見かけた記憶はないし、新人だよね? 私はウィラフって言うんだ。こう見えてもあなたたちと同じ冒険者だよ」
「それで、汝はなんの用で我に声をかけた」
「えっ? あ、えーっと、その前に自己紹介しない?」
イシュの声を聞いたためか一瞬面を食らったのがわかった。ギャップすごいもんね……あといきなり高圧的だもんね……
「汝に名乗る必要性が見いだせぬ」
「と、取りつく島もないね……」
「あ、私はアルメリアです」
イシュの紹介もするべきかなと思ったけど、勝手にしたら機嫌が悪くなるかもだしやめておこう。
そんなわけで私だけでも名乗ることにした。
「アルメリアね。ありがと。そっちの人は……まあそのうちかな」
「あはは……」
このウィラフという女性はなんだか一気に距離を詰めてくるタイプな気がする。イシュの対応にもへこたれない図太さが、それをさらに強めているような。
「ところであなたたち、次のフロアへの道は見つかった?」
「流木の先のことか」
「そう。その先へ行く道のこと」
「流木の近くの茂みから少しばかり回り込めばよいだけであろう」
あ、そうか。無理に流木をなんとかしなくてもいいのか。まともな道以外は壁か何かのように地図に描いてしまっていた。
「残念だけどそれは無理」
なんだかあっさり先に行けるなぁと思ったところを否定された。
「何故だ」
「ただ木々や茂みが深いだけじゃないんだ、これ。本当に文字通り、密集してるの」
「密集? えと、人が通る隙間がないってことです?」
「そうなの。大人はもちろん、子どもも通ることなんてできないくらいだよ。それもあって、さらにはこの背の高い木々が壁のようになってるんだ。向こう側が、というより少し茂みの奥すら全然見えないでしょ」
言われて念入りに見てみたが、見える範囲は確かに狭い。試しにと茂みをどかせば木の幹が本当に壁のように密集して、そこに存在していた。
「それで、汝は抜け道を知っているとでも言うのか?」
「ええ、まあね」
「え! そうなんですか!」
やっぱり抜け道はあったんだ。冒険者たちが使っている抜け道が。
ウィラフさんはそれを教えるために声をかけてくれたってことかな。すごい親切だ。
「知りたいでしょ?」
「はい!」
「……」
「教えてもいいけど、教える代わりにちょっとだけ手伝ってほしいことがあるんだ」
「え……交換条件、ですか」
親切心での申し出ではなかった。
抜け道を教える代わりの手伝い。
私ひとりだったら、そしてなにも知らなかったら二つ返事をしてしまいそうだが、そうはいかない。
「ふざけたことを言うな。情報の共有が決まりではないのか」
そう、辺境伯が言っていた。情報の共有だ。
樹海を調べるのに抜け道は共有してた方がいいに決まっている。
「樹海に関しての重要な発見ならそうね。だけど抜け道程度なら含まれないよ」
しかしすぐさま反論が飛んできた。
その言葉を受けて、イシュもまた言葉を返す。
「流木によって、抜け道しかまともに機能していない現状だ。多くの冒険者に影響を及ぼすであろう。抜け道程度、というレベルの話ではないのだ」
「その流木はここ最近のものじゃないよ。もともと抜け道が正規の道なの。そして抜け道を共有してないことに関しては辺境伯も把握してる。流木がある種の未熟な冒険者へのストッパーとなってるからね」
「ならばなおさら汝の教えなど不要だな。つまり、自力で見つけることが求められているということだ」
私には口を挟むことができなかった。互いにだんだん相手を威圧していく話し方だったので、あまり入りたくないと思ってしまうのも仕方ないよ。うん。
「自力で抜け道を見つけるなんて、ほとんど運頼みみたいなものだよ」
「……汝は何故我らに抜け道を教える。流木はストッパーとしての役目というのであれば、教えられる理由はなくなる」
「流木に悩んでいる間に色々と鍛えられるものだよ。それである程度の力がついた時、たまたま通りかかった先輩冒険者が、新人の力を問題なしって判断したら教えていくんだよ」
つまり、実力的にはもう奥に行っても問題ないとウィラフさんは判断したということ?
「あの、私たちここに入ってまだ数時間なんですけど」
「今の話が本当ならば、他の冒険者が通るのを待てばよいということだな」
「他の冒険者が通りかかるのはいつになるかわからないよ? それなら私の手伝いをちょっとやって教えてもらった方が早くて確実だよ」
「……」
もう手伝ってさっさと教えてもらうのが一番だと思えてきた。チラリとイシュの顔を覗き見る。
み、眉間に皺が……怒ってるっぽい……!
「……我を利用するなど……しかし時間が惜しい……」
「それで、どう? 手伝ってくれる? 他の冒険者が通るのを待つ?」
「………………手伝ってほしいという内容を言え。その内容次第だ」
「そうこなくっちゃ!」
イシュが折れた。
妥協したとも言える。
ウィラフさんは事情を話し始めた。
「クラントロって知ってる? すごい臭い植物でね。それを取ってきてほしいって言われててさ」
「たしか香草ですよね。独特な香りから気付け薬としても使われる植物の」
「へぇ、そうなんだ。私は依頼で受けただけだからそこまで知らなかったけど、まあその植物の群生地までは絞ってあるんだ」
群生地までわかってるのなら、手伝うことなんてないのでは。
「ただ、そこに行くまでがちょっと問題なんだ……」
道中での問題。
ウィラフさんは見たところソロの冒険者。ひょっとして、厄介な魔物とか……?
いやいや、それなら新米を頼ったりなんてしない。しない、はず……
「熊の魔物がその辺りを縄張りにしちゃってるみたい」
「協力を求める相手間違ってない?」
熊の魔物て。
今のところ感覚としては、自然の動物と似た魔物は、その動物の強さにたいてい比例している。
バッタやネズミの魔物と比べたら狒々の魔物の方が圧倒的に強い。
狒々と熊のどちらが強いかはよくわからないけど、かなり危険な相手だということは確定だ。
そんな魔物が関わる協力を新人に求めるのは明らかにおかしい。イシュの戦いぶりを見て声をかけたのならわかるけど、イシュの声を聞いたときに戸惑ってたしそういうわけではなさそう。
「一緒に倒してほしいってわけじゃないよ。クラントロの群生地までの道が一本道でさ。私が囮になってる間にクラントロを取ってきてほしいんだ。もちろん、あなたたちが囮になるでもいいけど」
どこか楽しげに言う。たぶん私たちが囮に、というのは冗談で言ってるのだ。
普通の新人なら囮になる選択肢なんて選ばない。
「別に、その熊を倒してしまっても構わぬだろう」
囮になるどころか、討伐を名乗り出たのはもちろんイシュだった。
「え、本気? やめときなよ。この樹海の最上位なんだよ、熊の魔物は」
ウィラフさんの反応に比べて、廃鉱での一件を見た私は、やっぱりなぁという感想しか出てこなかった。
「それは良いことを聞いた。ならばなおさらのこと、その魔物と戦闘テストをしなくてはならぬ」
「そう言って何人も死んできたんだよ!? どれほど頑丈な鎧も容易く引き裂く奴らだよ!」
「神となりし我が創りしこの体だ。汝らの鎧とはわけが違う」
ウィラフさんの慌ててる様子を見てると、悪い人ではないんだなあ。
本気でこちらの身を案じてくれてるとわかる。
イシュを止めるのが難しいと判断したのか、私に今度は詰め寄った。
「アルメリアからもなんとか言ってよ! 明らかに無謀だって! 私が囮になるからさ!」
「まあ、イシュは倒せるって言ってますし、大丈夫ですよ」
「だーかーらー! ……あー、もう!」
変なのに声かけちゃったなぁとぼやくウィラフさん。
変なのて。いや、変だけど。
「熊の魔物を見てから変更してくれていいからね……本当に」
「ありがとうございます。それより抜け道を……」
「はやく抜け道まで案内せよ」
「あなたたち本当にわかってる!?」
取り乱すウィラフさんの反応が少し面白い。
とにかくやることが決まったし、そして先に進める。
碧照ノ樹海、地下一階。
まだまだ地図はできていないけど、完成もすぐにできそうな気がしてきた。
独自解釈が強くなってきました。
あくまでこのお話の中ではこういうもの、みたいな感覚で捉えてください。
世界樹プレイヤーはマイギルド設定をみんな持ってるんでしょうしね。同時にマイ世界観もあることですし。
とにかく世界樹Xに出演したウィラフさん登場です。
ちなみに描写は一切する予定はないですが、このお話内では3のウェアルフさんとは血の繋りありという説を採用です。
でも2のベオウルフのフローガルスさんとは無関係です。他人です。
もしフローガスルさんと関係者だったら……キマイラを造り出したバーローとは争い不可避ですよ、もう。
まあベオウルフの紋章とウェアルフさんの紋章は似てるけど違うって用語事典のコメントにあったので……
書き溜めはここまで。
次回からは更新がちょっと空きます