ナイトウィザード The 2nd edition リプレイ 「廃園の天使」 作:volrent
他にも色々な用語はあるのですが、今はコレくらいということで。
TRPGについて
【TRPG】
Table talk Role Playing Game『テーブルトークロールプレイングゲーム』の略。
紙や鉛筆、サイコロなどの道具を用いて人間同士の会話とルールブックに記載されたルールに従って遊ぶ対話型のロールプレイングゲームのことを指します。その為、会話型RPGなどとも呼ばれます。
コンピューターゲームなどで行うRPGは与えるダメージの判定や物語の進行などは全てコンピューターが行いますが、このTRPGではGMと呼ばれる人が進行をつかさどり、判定は基本的にサイコロを使って行います。
人が管理するため、その場でのアドリブに満ちた進行などプログラムでは不可能なことも行え、非常に自由度の高いゲームとなっております。
また、キャラクター一人一人にプレイヤーが付き、それぞれが自らの考えたキャラクターを演じながらゲームが進行していくのが特徴です。
アドリブで行う身内だけの演劇、といった表現が近いでしょうか。
TRPGに勝ち負けはありません。強いて言えば楽しんだ人が勝ち、と言えるでしょう。
【GM】
Game Master『ゲームマスター』の略。
ゲームの進行役のこと。通常のRPGにおけるコンピューター役。シナリオ作成や軌道修正が主な役割です。基本的にGMの言うことは絶対と言えるでしょう。
【PL】
Player『プレイヤー』の略。
GM以外の参加者を指します。参加者それぞれが物語上のキャラクターを演じます。
【PC】
Player Character『プレイヤーキャラクター』の略。
PLが演じるキャラクターのことを指します。主な役割はGMが用意したシナリオの攻略です。
【NPC】
Non Player Character『ノンプレイヤーキャラクター』の略。
PC以外のキャラクターのことです。名前の通り、プレイヤーのいないキャラクター全般のことを指しています。
【ロールプレイ】
それぞれのPCが演じる役割のこと。
『ロール』と略されることもあります。
昨今の風潮により、ラノベやマンガのキャラクターのような演技をする人が増えてきましたが、A君は魔法使い、B君は戦士、と役割を別けるだけでもロールプレイです。
各々が思うキャラクターを楽しみましょう。
【プリプレイ】
セッション開始前のPLとGMの打ち合わせのこと。
お互いのPCの設定の公開や、GMとのすり合わせなどを行います。
他にも所持金の決定やシナリオの紹介など、前準備を行ったりもします。
【今回予告】
今回やるシナリオの概要。
ですが、形式は人それぞれで、あらすじを言う方もいれば、雰囲気重視の方もいます。
筆者は雰囲気重視です。
【ハンドアウト】
PC達のシナリオ中での行動の指針です。
基本的にPC達はこのハンドアウトにそって作られます。
【ジャッジ】
何らかの判定行為のこと。
キャラクターの能力値+ダイスの出目を足した達成値で判定します。
【ダイス】
判定に用いるサイコロのことを指します。
本リプレイでは2D6を使用します。2D6は、『2個の6面ダイス』を意味しています。このサイコロを用いて判定を行うのです。
【判定】
キャラクターの行動がどのような結果になるのかを、ダイスや様々な手練手管を使って判断することを指しています。
原則、GMが提示した目標の数字とダイスを振った結果の数字+PCの能力で比べます。
NW2ではGMの目標やキャラクターの達成値(能力の値など)を超えれば、判定成功です。
【クリティカル】
いわゆる大成功のこと。
NW2ではそれぞれのキャラクターがあらかじめ決めた値がでると発生し、達成値に+10して、さらに振り足します。
この時、クリティカルが出た場合、さらにダイスを振ることが出来ます。
つまり、クリティカルが出る限り無限に上昇するのです。
【ファンブル】
大失敗のこと。
クリティカルと同じく、決めた値がでると発生します。
この時、達成値に-10します。
なお、クリティカルによって追加で振り足した場合は、ファンブルではなく、通常の値として扱います。
【セッション】
ゲームプレイ一回分をあらわします。
簡単に言えば、アニメやゲームで言う『一話分』と言ったところでしょうか。
本リプレイは1セッション分です。
【リプレイ】
TRPGで遊んだ記録を読み物としてまとめたものです。
基本的に会話形式で描かれています。