ナイトウィザード The 2nd edition リプレイ 「廃園の天使」 作:volrent
プリプレイ
某時刻、某場所にて……
四人の
それぞれ、紹介していこう。
◆ F
今回のリプレイを担当するGM。
安定感とグダグダでエンターテイメントを提供している。
とあるTRPGサークルの副代表…なのだが最近の昼行灯っぷりが目に余る。仕事しろ。
その出目には定評がある…というか名前のせいというかなんと言うか。
いい加減改名すべきか…。
サンプルセリフ「だからオレの“F”は“ファンブル”の“F”じゃねえって言ってんだろ!?」
◆ DBS
プレイヤーその1。
名前の由来からしてメンバーの厨二担当。
何も知らない厨二神様や、『ふぇ~』なロリっ娘などのロールプレイに定評がある、『好きなタイプは背が低い娘』といってはばからない準ロリコン。
真名は『Dark Bloody Shadow』
しかし本人は真名を隠したがっているようである。
一体彼の真名に隠された秘密とは…?
サンプルセリフ「厨二と低身長女の娘大好き。。。」
◆ TeaKaden
プレイヤーその2。
セッション中には目を見張るほどの紅茶を摂取する。
どんな状況であろうとキャラがブレない曲がらないという、鉄壁のロールをお持ちになったお方。
勿論、その体の99%が紅茶で出来ているために出来る芸当である。
今回のシナリオ作成に要望を出した一人。
サンプルセリフ「紅茶は命なり!」
◆レプス
プレイヤーその3。
今回のシナリオ作成にあたり、「宇宙で戦いたい。ガン○ム的な。」と言い出した、言いだしっぺ。
シリアスが持たないどころか、そもそも『ナイ』。あらゆるシリアス状況下でムードを作り出すノンエアリーディングスキルの持ち主。
貧乳好き。
サンプルセリフ「GMがやる時はやるって知ってるから(チラッチラッ」
今回のリプレイは個性的なこの四人で送ることとなる。
それでは、ナイトウィザード The 2nd edition リプレイ、開始!!
――――――――――――――――――――
GM:今回予告読むよ?
一同:は~い。
GM:と、その前に…(あらぬ方向を向いて)今回予告とは、次回予告の今回版です!(一同笑)
DBS:誰に向かって言ってんだ(笑)
GM:勿論、読者様に。では……
今回予告
地球は狙われている
世界の内側から……外側から
夜空に見えるは星の瞬き
箒乗り達はただ、灰色の戦場をなぞる
ナイトウィザード The 2nd edition リプレイ
「廃園の天使」
紅き月が昇るとき、キミは生き延びることが出来るか?
Tea:これは……(笑)
GM:次ハンドアウトね。全員同じだから(笑)
PC用ハンドアウト
キミ達は、超時空多次元機甲特務武装黄金天翼神聖魔法騎士団、通称『ロンギヌス』“守護者”アンゼロット直属、宙域特殊戦術箒第3独立遊撃小隊に所属する箒乗りだ。
キミ達の小隊は、地球圏周辺の宙域を主に活動範囲とし、宇宙空間における箒の実践データの収集を目的として戦っている。
そんなある時、火星軌道上にエミュレイターの大部隊が確認されたとの報告が入る。
同時に“守護者”から新たな任務が下ったのだった。
コネクション:『“真昼の月”アンゼロット』
関係:『ご主人様』…改め、『司令官』
レプス:関係がヒドイ(笑)
DBS:前半が長い(笑)
GM:部隊名を後で自分達で決めてくれ(笑)
Tea:部隊名か…。
DBS:了解。
GM:あ、それとキミ達の機体には※『AI』がつんであるからその名前も頼むよ。
DBS:ツンなのか!?
GM:違うっつの(笑)
Tea:それはアレだな。メタトロン的な…(笑)
GM:はいだらでもエイダでもいいんだぞ(笑)
この時に、PC達の部隊名は『ベイオ=ウルフ』と決まった。
分からない人は『ベーオウルフ』で検索しよう。
考えた人は『バイオレンス』のもじりだと言っているが。
GM:じゃ、次。自己紹介をお願いします。
DBS→椎哉:『
GM:やらされてるのね(笑)
椎哉:AIの名前は『イロウル』。クーデレが持ち味の俺専用AIです。
レプス:どこの使徒だ(笑)
GM:わかんねえな(笑)
椎哉:だからハッキングが得意なのだ(笑)乗ってる箒は※『ランドグリーズ』で、接近戦が得意です・・・あ、普段は※箒を指輪の形に変形させて持ち歩いてます。
GM:らじゃ。じゃ、次の人~。
レプス→森羅:『
GM:硬そう…(笑)
森羅:愛機は※『ルナハウリング』。AIは『カッツェ・ミーツェ』。魔物とAIが融合してしまいました(笑)
GM:…どう演出しろと?(一同笑)
森羅:ずっと歌ってます(一同爆笑)
Tea:それはAIじゃない!?(笑)
GM:それでもしっかり戦闘補助はするんだろうなぁ…(笑)
森羅:そのとおり。戦闘の時は、生身に張り付いて人型のパワードスーツみたいになります。某I○みたいに(笑)
GM:某○Sみたいにか(一同笑)
Tea:隠れてねえから(笑)
森羅:攻撃方法は素手。箒を纏った勢いで殴りかかります。
椎哉:箒纏う意味あんのか(笑)
GM:じゃ、次(笑)
Tea→アマクサ:名前は『アマクサ』。42歳の男で、※第二世界人です(笑)
椎哉:世界の壁を越えてきた(笑)
アマクサ:※鋼騎士/アタッカーで、第二世界で機械帝国に負けたところを、救助活動をしていたロンギヌスに助けられまして。そのまま、第八世界まできました。
森羅:アンゼロットなんかに恩義を感じなくていいのに(笑)
アマクサ:まあまあ…。妻と娘もいるんですが、妻はもう亡くなっています。娘とは不仲です。
森羅:染み入るな……(笑)
アマクサ:乗っている鋼騎の名前は『クインテッタ』。AIの名前は昔の癖で『オペレーター』と呼んでいます。
GM:偏ったパーティーだなぁ(笑)
森羅:半分はお前のせいだ(笑)
GM:否定できねえ(一同笑)←キャラ案全てに許可を出した人
椎哉:※『ナイトウィザード』なのに『エルスゴーラ』を使う許可だしたしな(笑)
GM:ロボットモノがやりたかったんだもの…三人のコールサインはどうする?
椎哉:ん~……そうだなあ。
話し合いの結果、椎哉は『ウルフ1』、森羅が『ウルフ2』、そしてアマクサが『ウルフ3』と呼ばれることになった。
GM:じゃ、そんなとこで今日の運命を決めたいと思います。
森羅:いやな未来が見える(笑)
ナイトウィザードでは『クリティカル値』と『ファンブル値』を毎セッションごとに設定する。
そして、シナリオ中はその設定された目が出ると、『クリティカル』、『ファンブル』となる。
そのため、PC達がここでどれだけ自分達に有利な目を出すかが鍵となる。
GMに関してはクリティカルは『10』、ファンブルは『5』で固定。
そしてダイスを振る一同。
「よっしゃあああああ!!今日は勝つる!!!」
「…ピンゾロ?クリティカルが…ピンゾロ?」
「なんだこれは(笑)」
各PCのCF値は以下の通り
◆保科 椎哉 クリティカル:7 ファンブル:2
◆早瀬 森羅 クリティカル:2 ファンブル:11
◆アマクサ クリティカル:11 ファンブル:10
GM:※コレはヒドイ(笑)
森羅:なぜこんなことに…(笑)
この後所持金を決定してプリプレイは終了した。
※『AI』がつんである:AIを表すアイテムを各PCに配っている。勿論、このシナリオだけの扱いである。決してAIがツンデレという訳ではない。
※箒騎士:箒を操ることに長けたことを表すクラス。箒のスペシャリスト。
※アタッカー:武器を使って戦うことを表すクラス。
※『ランドグリーズ』:突撃槍型の箒騎士専用の箒。とあるハイスペック試作型箒の予備パーツで組まれている。
※箒を指輪の形に~:箒には様々なオプションを付けることが出来る。ここでは変形システムというどんな姿にでも変形できるオプションを付けているらしい。
※魔物使い:自らの無意識と本能の化身である魔物と共に戦うことを表すクラス。防御力をあげる特殊能力が多い。
※ディフェンダー:味方を護ることに特化していることを表すクラス。
※『ルナハウリング』:魔物使い専用箒。魔物と同化して操作する。
※第二世界から~:ロンギヌスは世界を超えて人材を集めている。
※鋼騎士:鋼騎を操って戦うことを表すクラス。ロボット乗り。第二世界のクラス。
※『ナイトウィザード』なのに~:本来世界とゲームが違うのにGMがGOサインを出したのだ。反省はしている。だが後悔はしていない。
※コレはヒドイ:本来クリティカルは7に近く、ファンブルは遠いほどいい。この場合、クリティカルもファンブルも遠いことを言っている。