同じ頃、友奈達に災いの嵐が。突如現れたスマホ。そして謎のアラームが鳴り始めた。
友奈「何!?」
タケル「このアラームは?」
マコト「樹海じゃない・・・これは?」
スマホには、特別警報発令が表示されていた。
そして神樹の壁の爆心地。そこに、人影があった。
東郷「これで、皆を助ける事が出来る・・・」
その正体は東郷だった。彼女は一体何をしたのか。
これは、ある少女の過去の話。
小さい頃、東郷は色々な史跡に連れて行って貰い、歴史や国に興味を持った。母によると、東郷の家にも大赦で働く一族の血が入っているとか。もしかしたら、彼女にも神樹様にお使い出来る力があるかも知れない。もしそうならとても嬉しい。と母は微笑んだ。
そして時が流れ、彼女は暗い病室で目を覚ました。
東郷「ここは・・・?」
右手を見ると、リボンが結んであった。
医者によると、事故で2年程の記憶と足の機能が失われてしまったと。そして彼女の名前は、鷲尾須美から東郷美森に改名された。
それから記憶が戻る事は無かったが、その2年間もしっかり生きていたと、自慢の娘だと母は言ってくれてた。
そして彼女に、5人の人物がお見舞いに来てくれた。それは、天空寺タケル、深海マコト、月村アカリ、御成、深海カノンの5人だった。彼らは2年間ずっと東郷のお見舞いに来てくれたと母は言っていた。
そして車椅子の生活が慣れてきたと同時に、両親の仕事の都合で引っ越しが決まった。タケル達5人もその引っ越しへ行った。
引っ越し先は、とあるお屋敷。
東郷「わぁ〜、大きい〜。うちってここまでお金持ちだったっけ?」
タケル「そうだね。君のお家は凄いよ。」
アカリ「じゃあ入ろうか。」
車椅子をアカリが押して敷地内に入る。すると後ろから。
???「こんにちは〜!」
東郷「ん?」
1人の少女が声を掛けてくれた。
少女「もしかして、あなたがここの家に住むの?」
東郷「え、ええ・・・」
タケル「そうだよ。俺達もここに住むんだ。」
少女「じゃあ新しいお隣さんだ!あ、私は結城友奈。宜しくね!」
握手した。
東郷「東郷美森・・・」
友奈「東郷さん!?格好良い苗字だね!」
東郷「あ、ありがとう・・・」
友奈「それで、皆さんのお名前は?」
タケル「俺は天空寺タケル。」
マコト「深海マコトだ。」
アカリ「月村アカリよ。宜しくね。」
御成「拙僧は御成と申します。以後、お見知り置きを。」
カノン「私は深海カノンです。」
友奈「天空寺!?深海!?格好良い苗字ですね!」
タケル「そ、そうかな?」
友奈「そうだ!この辺よく分からないでしょ?何だったら案内するよ!任せて!」
こうして7人は、桜の木の道を進んだ。東郷が桜の花びらを掴んだ。
タケル「桜の木がこんなに沢山。」
アカリ「綺麗だね〜。」
御成「これは、お花見に最適なスポットですぞ。」
友奈「ねぇ?凄いですよね?」
タケル「あ、俺達の事は敬語じゃなくても良いよ。堅苦しいのちょっと苦手だから。後名前で呼んでくれても良いよ。」
友奈「そうなの?じゃあタケルさん、マコトさん、アカリさん、御成さん、カノンちゃん、宜しくね!」
タケル「うん。宜しく。」
後日、友奈と東郷が讃州中学校の制服を身に纏った。タケル達は先に讃州中学校へ行って手続きを済ませに行った。
放課後の神社で、東郷が作ったぼた餅を食べる。
友奈「・・・っ!」
東郷「え?」
友奈「ん〜〜〜〜〜・・・・・・うおおおおお!!!美味しいーーーーーーー!!!!!!」
東郷「良かった・・・結城さんが気に入ってくれて。」
タケル「このぼた餅美味しい!」
アカリ「美味しい〜!」
カノン「美味しいね!お兄ちゃん!」
マコト「そうだな。このぼた餅美味いな。」
御成「ん〜!これは美味ですぞ!」
東郷「車椅子でお菓子作るのにようやく慣れたの。」
友奈「東郷さん!!もし出来れば毎日食べたい!!東郷さんのお菓子!!」
東郷「え?う、うん。分かった・・・ゆ、友奈ちゃん・・・」
後日の讃州中学校。タケル達は先に行っていた。
東郷「友奈ちゃん、チアリーディング部から誘われたんでしょ?入らないの?」
友奈「押し花部からの誘いだったらな〜。」
東郷「そんな部活存在しないでしょ?」
友奈「そうだね〜!」
今日は部活の歓迎会。すると。
???「あなた達にお薦めする部活は他にあるわ。」
友奈・東郷「ん?」
1人の女子生徒が2人を見付けた。
女子生徒「あなた達にお薦めする部活は他にあるわ!」
友奈「何故、2回も?」
東郷「どちらの勧誘なんですか?」
風「私は2年の犬吠埼風。勇者部の部長よ。」
東郷「勇者部?」
友奈「何ですかそれ?・・・とってもワクワクする響きです!!!」
東郷「ええ!?」
実は友奈は、こう言った格好良い響きに興味を持つ性格である。
風「分かる?フィーリング合うね〜!」
勇者部のチラシを見せた。
風「勇者部の活動目的は、世の為人の為にやっていく事!各種部活の助っ人とか、ボランティア活動とか。」
友奈「世の為人の為になる事・・・」
風「うん。神樹様の素敵な教えよね〜。と言っても私らの教え子は、何かそう言う事したいけど、恥ずかしいって気持ちあるじゃない?そこを、恥ずかしがらずに勇んでやっていくから勇者部!」
東郷「成る程。敢えて勇者と言う外連味のある言葉を使い、皆の興味を引く事で存在感を確立しているのね。」
風「いや、そこまで深く考えてないって・・・」
友奈「私憧れてたんですよね。勇者って言う言葉の響きに・・・格好良いな〜って!」
風「その気持ちがあれば、君も勇者だ!!!」
友奈「おおお!勇者!!!」
東郷「凄い所に食い付くのね・・・でも、何だか友奈ちゃんらしい!」
風に付いて行って、部室へ行くと。
タケル「あれ、友奈ちゃんに東郷?」
友奈「あれ!?タケルさんに皆!どうしてここに?」
マコト「俺達、この勇者部の顧問兼協力者として入ったんだ。」
アカリ「まさか友奈ちゃんと東郷ちゃんが入るなんて思ってなかったわ!」
御成「ようこそ勇者部へ!」
カノン「宜しくね!」
友奈「うん!宜しくね!」
勇者部活動その1。河川敷のゴミ拾い。東郷はノートパソコンで勇者部の依頼を集める。風と友奈とタケルとマコトとアカリはゴミ拾いをする。
タケル「ゴミが多いな〜。」
マコト「タケル、アカリ、俺はこんなにゴミを取ったぞ。」
アカリ「多いわね。全く、ポイ捨ては禁止だって言うのに。」
風「2人が入ってくれたお陰で、勇者部の戦力は3倍に膨れ上がったと言っても過言では無いわ!」
友奈「聞き覚えの無い部活だと思ったら、1からのスタートだったとは。」
風「全部これからなんだよね〜。」
東郷「あ、この間立ち上げたホームページに早速依頼が来ています!」
風「ナイス宣伝!東郷!」
東郷「友奈ちゃんは陸上部から。私は将棋部から。」
友奈「よ〜し頑張るぞ〜!私は勇者になる!!」
御成「流石ですぞ友奈殿!」
カノン「友奈ちゃん格好良い〜!」
東郷「くすっ、早速空いてる日を予定で埋めておきますね。」
風「お願いね〜!」
勇者部活動その2。勇者部五箇条考案。
風「悩んだら相談っと。」
友奈「こう言う五つの誓いみたいなの良いですね!」
風「何か引き締まる感じするっしょ?」
タケル「残りの1つはどうするの?」
友奈「最後だからビシッとしたいよね〜。」
風「成せばなる、成さねばならぬ、何事も!とかどう?」
タケル「それって、上杉鷹山さんの名言?」
風「そう!それそれ!」
友奈「よ、鷹山・・・?ちょっと難しい言葉のような・・・」
アカリ「難しく考えちゃ駄目だよ?友奈ちゃん。」
東郷「・・・・成せば大抵何とかなる!とか?」
友奈「それならバッチリ分かる!!」
風「よし、じゃあ決まりね!」
五箇条五つ目・なせば大抵なんとかなる。が出来上がった。
時が流れて新しい春。勇者部に新しい部員が入った。
風「緊張し過ぎよ樹〜。」
樹「い、犬吠埼樹です!よ、よよよ・・・宜しくお願いします!」
親友部員は、風の妹の犬吠埼樹だった。
友奈「宜しく!樹ちゃん!」
樹「は、はい!!」
アカリ「ようこそ樹ちゃん。」
風「私の妹にしては女子力低いけど、それ以外は中々よ?」
アカリ「確か、タロットカード占いが出来るのよ。」
友奈「おお!凄いや〜!」
褒められた樹が顔を赤くした。
友奈「あ、占い好きならこれあげる。縁起物だよ?」
四つ葉のクローバーのキーホルダーを樹にあげた。
樹「わぁ〜、か、可愛い!」
友奈「でしょ〜?はい。」
樹「・・・・ん?え?」
そこにハットを被った東郷が。ハットを取って、白い布を被せた。そして布を取ると・・・
東郷「はい!!」
ハットから鳩が出て来た。
樹「ええええ!?す、凄い!!どうやったんですか!?」
東郷「知りたい?」
樹「はい!!」
マコト「東郷が練習していたのは手品だったとはな。」
タケル「でも結構上手。」
風(ありがとね。皆。)
後日。学校新聞に勇者部の記事が載った。
友奈「おぉ!載ってる!」
樹「恥ずかしいです・・・」
風「でも認められるのは嬉しいね〜。」
東郷「ユニークって褒められてますし。」
アカリ「このまま一気に活動を広げようね!」
友奈「よ〜し!次は保育園でのレクリエーション!頑張ろう!」
全員「オーーー!!」
レクリエーション内容は人形劇。友奈と東郷とアカリとカノンが人形作り、風が脚本作成、樹が音楽制作、タケルとマコトと御成が人形劇舞台の制作。
保育園の外。マコト、アカリ、御成、カノンは教室内に居る。
友奈「いよいよ本番だね。」
タケル「うん。」
風「やるからには最高の一時を提供してくれるわ!」
樹「お姉ちゃんがもう役に入ってる・・・」
タケル「もう魔王に取り憑かれたの?」
風「東郷、掴みは頼んだ!」
東郷「頼まれました!」
風「我が懸念しているわ!うぬと樹よ!」
友奈「私達なら!」
樹「大丈夫!」
風「お主!冒頭を頼むぞ!」
タケル「分かってるよ。」
人形劇後の夕方。
風「友奈がセットを倒した時は、ギャーっと思ったけど、東郷の機転で助かったわ。」
友奈「逆に受けてましたものね。」
風「うんうん!」
タケル「だけど、今後は演技に熱を出してセットを倒さないようにね?」
友奈「はぁ〜い。フォローありがとう、東郷さ〜ん。」
東郷「本当、東郷には助けられっぱなしね。」
樹「何だか、頼れるお姉ちゃんが出来たみたいです。」
アカリ「あ、地雷踏んだ。」
風「なっ!?ここに素晴らしい姉が居るでしょー!?」
樹「きゃあああああ!!!」
逃げる樹を捕まえてグリグリした。
全員「あははははは!」
マコト「本当、仲の良い姉妹だな。」
カノン「私とお兄ちゃんみたい。」
友奈「でも楽しかったし、結果オーライだね!」
東郷「うん!」
御成「まぁまぁ風殿、落ち着いて下さい。」
アカリ「樹ちゃん大丈夫?」
そして彼女達は、本当の勇者になったのだった。
時が流れて数ヶ月。
勇者の役目は、12体全てのバーテックスを倒す事。天空寺タケルと深海マコトの仮面ライダーと彼女達勇者は力を合わせて使命を果たした。だが、その後彼女達に待っていたのは、身体の機能の欠損だった。大赦の意見を信じて、治ると願っていた。だが、乃木園子と出会って、東郷にとても大事な過去がある事が分かった。同時に悍ましい真実を予感してしまった。調べていくうちに、その予感は確信へと変わっていき、今に至る。
ある部屋で、小太刀を持った東郷が自決しようとした。
カノン「お兄ちゃん、止めないの?」
マコト「止めるなって東郷に言われた。」
精霊が勇者のお役目を助けるだけじゃなく、勇者と言う役目に縛り付けるものなら・・・
園子『その代わり、決して勇者は死ぬ事が無いんだよ?』
彼女は意を決して、切腹した。
しかし精霊の青坊主が切腹を防いだのだった。
東郷「やっぱり・・・」
マコト「どうだ?」
東郷「精霊が、守っています・・・」
マコト「何だと・・・?」
夜、首吊りや飛び降りや一酸化炭素中毒や溺死を試したが、どれも失敗に終わった。どの方法でも必ず介入する精霊達。スマホのバッテリーが切れても精霊は動く。
今度は服毒を試みたが、精霊が毒を取り除いた。これも失敗に終わった。
東郷「何が何でも私を生かそうとしている・・・これが、ただの緊急安全装置だったら素晴らしい事だけど・・・でも、私の出した結論は違う・・・彼女に会わなくちゃ・・・」
翌日、車に乗った東郷は田鶴中央病院へ向かった。
病室。
園子「やっぱり来てくれた〜。分かってたよ〜。この前は嬉し過ぎて話が飛び飛びだったけど、今日はちゃんと纏めてあるからね。わっしー。あ、東郷さんかぁ。」
東郷「わっしーでも良いわ。記憶が飛んじゃってるけど。その役2年間、私は鷲尾と言う苗字だったのだから。」
園子「わぁっ!凄〜い!よく分かったね〜。」
東郷「適正検査で、勇者の資格を持っていると判断された私は、大赦の中でも力を持つ鷲尾家の養子として入る事になり、そこでお役目に着いた。」
園子「鷲尾家は立派な家柄だからね。高い適正値を出したあなたを、娘に欲しかったんだよ〜。」
東郷「私の両親は、それを承知したのね・・・」
園子「神聖なるお役目の為だからね〜。」
東郷「私は、あなた達と一緒に戦い、散華して記憶の一部と足の記憶を失った・・・敵を殲滅出来る力の代償として、身体の一部を供物として神樹様に捧げる勇者システム・・・」
園子「うん。私はもっと派手にやっちゃって・・・今はこんな感じだけどね・・・」
東郷「私は・・・」
園子「大赦は、身内だけじゃやっていけなくて、勇者の素質を持つ人を全国で調べたんだよ。」
東郷「東郷の家に戻されて、両親も事実を知ってて、黙っていた・・・事故で記憶喪失と嘘まで吐いて、引っ越しの場所が友奈ちゃんの家の隣だったのも、仕組まれたもの・・・」
園子「彼女、勇者の適正値が1番高かったんだって。大赦側も、彼女が神樹様に選ばれるって分かってたんだろうね。」
東郷「満開してからは、家の食事の質が上がってたわ。」
園子「大赦が手当てとして、家に充分な援助をしているんだろうね。」
東郷「今思えば、合宿の時も豪華なものだった。あれは労っていたんじゃなくて、祀っていたのね・・・私達を・・・そして親達は事情を分かってて、今も黙っている・・・」
園子「神樹様に選ばれたんだから、喜ばしい事だって納得したんだろうね。」
東郷「っ・・・どうして私達がこんな・・・神樹様は人類の味方じゃなかったの・・・?」
園子「味方ではあるけど、神様だからね。そう言う面もあるよ。そもそも、・・・落ち着いて聞いてね?」
東郷「え?」
園子「壁の外の秘密、この世界の成り立ちを教えてあげる。」
東郷「え?」
園子「あのね・・・」
すると東郷のスマホに友奈からの電話が来た。そして園子から驚愕の言葉を聞いて驚きを隠せなかった。
友奈『もしもし?東郷さん?昨日の話、私ショックだったけど、樹ちゃんの事もあるし、風先輩が心配になって、大丈夫かな・・・?また連絡するね?』
電話が切れた。
園子「真実は、あなた自身の目で確かめると良いよ。」
東郷「・・・・」
園子「どう言う結論を出しても、私は味方だからね。本当は、私は今の勇者達が何かの形で暴走したら抑える役目なんだ。」
東郷「抑えるって、その身体で・・・?」
園子「私の精霊の数は、21体。」
東郷「っ!?」
何と園子の精霊の数は21体、つまり20回も散華したのだった。
園子「えへへ、凄く強いんだよ?戦いになったら、大量の武器でズガーンだよ。普段は怖がられて、手元のスマホが無いから変身出来ないんだよね〜。」
東郷「・・・辛い・・・でしょ・・・?20回も散華して・・・・」
園子「うん・・・何も出来ないからね・・・神樹様の身体に近付けたからって、こんなに祀られた所で、私は・・・」
東郷「・・・・・っ!」
園子「でも今はね、不思議と辛くないんだよ・・・もうちょっとだけ、ここに居てくれる・・・?」
東郷「・・・うん・・・」
そして東郷は、勇者に変身して壁の向こうを見る。
東郷「綺麗な景色だけれど・・・」
壁を越えて結界を出ると・・・
東郷「え・・・?」
地獄のような光景が目に映った。
無数のバーテックスが浮遊していた。
園子『壁を越えれば、神樹様が見せていた幻が消えて、真実が姿を表すよ。』
彼女の言葉は事実だった。
東郷「何て事なの・・・?あの子が言った通り・・・これが本当の世界・・・?世界は・・・宇宙規模の結界の中・・・?っ!?」
するとバーテックス達が東郷を発見して近付いた。東郷が避けながら拳銃で攻撃する。
園子『人類を滅亡寸前に追いやったのは、ウイルスなんかじゃないんだよ。天の神様が粛清の為に使わせた生物の頂点・・・バーテックス。西暦の時代、世界は彼らに突如襲われた。人類に味方をしてくれた他の神様達は、力を合わせ、1本の大樹となり、四国に防御結界を張った。その時、神様の声を聞いたのが、今の大赦。神樹様を管理している人達。』
東郷「はぁ・・・はぁ・・・丸で地獄じゃない・・・っ!」
バーテックス達が集まる方を見ると。
東郷「あれって・・・友奈ちゃんが倒したはずの・・・!?」
以前に友奈が倒したはずのヴァルゴ・バーテックスが。
東郷「バーテックスが生まれてる!?」
無数のバーテックスは、1つに集合し、ヴァルゴ・バーテックスとして融合し始めている。
東郷「此奴らがまた、次々と攻めて来るの・・・?私達が迎え撃つの・・・?何回も、身体の昨日を失いながら・・・何回も・・・!?」
園子『身体が樹木のように動かなくなって、最後は・・・こうして祀られる・・・』
地獄の光景を目にした東郷は、すぐに四国へ逃げた。
東郷「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・う・・・うぅ・・・うわああ・・・この苦しみを1つ1つまた味わう・・・・・・・それも皆が・・・・・絶対・・・絶対駄目よそんなの・・・・どうすれば良いの・・・・?考えなきゃ・・・・考えなきゃ・・・・皆を助けなきゃ・・・・・っ!」
すると、考えが浮かんだ。
東郷「あった・・・・たった1つだけ・・・」
そして今に至る。友奈達のスマホに謎のアラームが鳴り始めた。
友奈「何!?」
タケル「このアラームは!?」
マコト「樹海じゃない・・・これは?」
夏凜「何で敵が来るのよ!?」
友奈「可笑しいよ・・・アラームが鳴り止まないよ!?」
そして彼らは飲み込まれた。
樹海。
友奈「そんな!バーテックスは全部倒したはずじゃ!?」
アカリ「皆ーーー!!」
タケル「アカリ!御成!」
マコト「カノン!」
御成「これは一体!?バーテックス達は倒されたはずじゃ!?」
タケル「分からない。俺達も何が起こったのか想像出来ない・・・」
夏凜「落ち着きなさい!まずは現状確認!」
スマホでマップを確認する。
夏凜「想定外の敵が来ようが、私が・・・っ!?」
マコト「どうした?」
夏凜「何・・・これ・・・?」
無数のバーテックス達が進行し始めたのだった。
壊された壁からバーテックス達が押し寄せて来た。その壁を破壊したのは、東郷だった。
東郷「私1人が生贄ならまだ良かった・・・友奈ちゃん達を供物にするなんて・・・許さない・・・皆を・・・もう苦しめない・・・待ってて友奈ちゃん!皆!神樹様を倒してしまえば、苦しみから解放される!!生き地獄を味わう事も無い!!」
狙撃銃で壁を破壊し始めた。
東郷「こんな世界・・・私が終わらせる!!」
本当の地獄が、始まった。
「END」
キャスト
天空寺タケル:西銘駿
深海マコト:山本涼介
結城友奈:照井春佳
東郷美森:三森ずすこ
犬吠埼風:内山夕実
犬吠埼樹:黒沢ともよ
三好夏凜:長妻樹里
乃木園子:花澤香菜
月村アカリ:大沢ひかる
御成:柳喬之
深海カノン:工藤美桜
第十一話・情熱!無限罪化!