命を燃やす勇者達   作:naogran

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一足す一足す一を三ではなく、
十にする。
私達なら、出来ると思った。
そうしなくてはいけなかった。
敵の名はバーテックス。
ウイルスの中で生まれたという
忌むべき存在。
これを退けるため。

でも、そんな存在に、
バーテックス・・・
頂点という意味の言葉をつけるだろうか・・・?

この時はまだ、
バーテックスが◯に◯られたモノだったとは、
知らない。


勇者御記二九八年六月二十日

大赦書史部 巫女様 檢閲濟


第十五話「日常!楽しい休み!」

とある館。今日も勇者の訓練は欠かせなかった。安芸先生とタケルが訓練を見る。

 

 

 

園子は槍を振り。

 

銀は双斧の回転斬り。

 

須美は的に向けて精密に射抜く。

 

 

 

 

砂時計が終わった。

 

安芸先生「そこまで!」

 

 

 

特訓終了。

 

安芸先生「勇者の力は、新樹様に選ばれた、無垢な少女でなければ使えない。あなた達に頑張って貰うしかないわ。そこで、次の任務は・・・」

 

銀「ゴクリッ。」

 

安芸先生「しばらくの間、しっかり休む事。」

 

須美・園子・銀「え?」

 

安芸先生「安定した精神状態でなければ変身出来ない。張り詰めっぱなしでは、最後まで保たないからね。」

 

銀「やったー!休むのだったら任せて下さい!」

 

園子「私も私もー!」

 

銀・園子「イエーーイ!」

 

園子「何する何する?」

 

銀「イネス?」

 

タケル「休むの任せるって・・・」

 

安芸先生「タケルさんも、しっかりとお休みして下さい。」

 

タケル「はい、ありがとうございます。」

 

 

 

 

 

 

勇者達の休暇。須美は屋敷の離れで水を被って清める。

 

須美(次なる戦に備えて、休息を取る事もお役目、か・・・そうは言っても私、気が休まるかしら?ん?)

 

そこに侍女が来た。

 

侍女「お嬢様、乃木様と天空寺様がお見えです。」

 

須美「こんな朝早く?」

 

 

 

 

着替えて外に出ると。

 

園子「へーい、わっしー!レッツエンジョイ!香川ラーイフ!」

 

タケル「おはよう須美ちゃん。」

 

リムジンに乗った園子と、CRF250Lに乗ったタケルが居た。

 

須美「え、えっと・・・は、ハイカラね。格好も車も・・・」

 

園子「わぁ〜!ありがと〜!ねぇ、これからナイスな休日の為にお出掛けしよう~?」

 

須美「い、良いけど・・・」

 

園子「やったーーー!!!」

 

須美「不安になるぐらいの休日テンションね・・・タケルさんもそのっちに誘われたんですか?」

 

タケル「うん。朝の散歩をしていたら、園子ちゃんから誘われてね。」

 

 

 

 

リムジンに乗ってお出掛け。タケルは後ろからリムジンに付いて行く。

 

園子「ヘイヘイヘーイ!エビバディセイ!イェイ!カモンナウ!ヘーイ、ヘーイ!イエイッ!カガワ~!」

 

メールを見る須美。銀の返信を見る。

 

須美「銀も元気ね。」

 

園子「わっしーも盛り上がっていこうよ~!」

 

片方のイヤホンを須美に渡す。

 

須美「そんな音楽1つで乗れないわよ。」

 

イヤホンを付けた。

 

須美「やったかたった~、やったかた~♪」

 

園子「エンジョイ!」

 

須美「万歳!」

 

園子「さぁ、楽しいお休みの始まりだよぉ~~!エンジョイ!」

 

須美「万歳!」

 

タケル(須美ちゃん、ノリノリだね・・・)

 

 

 

 

 

 

4人で園子の家へ。銀が女の子らしい服を着て、鏡を見る。

 

銀「この服は・・・やっぱり私には似合わないんじゃないか・・・?」

 

タケル「いや、似合ってるよ銀。」

 

園子「そうだよ似合ってるよ〜!ねぇわっしー?」

 

須美「ぶわあああああああ!!!!」

 

銀の可愛さのあまり、鼻血が大量出血しながらスマホで連写する。

 

タケル「ちょ!?須美ちゃん!?鼻血凄い事になってるよ!?」

 

園子「わぁ〜、そんな出し方する人初めて見た〜。」

 

須美「はぁ・・・はぁ・・・と、とても似合ってるわ・・・銀・・・」

 

今度はインスタントカメラで銀を撮影。

 

須美「で、でも・・・この込み上げて来る気持ちは何かしら!」

 

タケル「須美ちゃん、性格変わったの?」

 

園子「何だか今のわっしーって・・・プロみたいで素敵〜!」

 

タケル「そっちなの!?」

 

須美「写真は愛よ!ア・イ!今日はとことん耳良い服に挑戦よ!」

 

銀「ええ!?」

 

タケル「えっと・・・出なきゃ。」

 

部屋からタケルが出た。

 

 

 

 

その後も銀の着せ替えは続く。

 

須美「凄いわ!銀!もうこれは、金よ!」

 

銀「訳分からないぞ!!」

 

 

 

今度はワンピースを着させた。

 

園子「得点高いよ〜!」

 

銀「・・・・・」

 

 

 

更には赤髪のカツラも被せた。もう誰なのか分からない。

 

園子「わぁ〜〜!!」

 

須美「こ、これはこれで!!」

 

銀「いやナシだろ!!」

 

須美「アリアリアリアリアリアリ!!!!」

 

 

 

 

着せ替えが終わったが、銀がいじけてしまった。

 

銀「む〜〜〜!!」

 

タケル「えっと銀、大丈夫?」

 

銀「タケルさーーん!!」

 

いじけてタケルに抱き付いた。

 

タケル「よしよし。」

 

須美「はぁ〜、良かったわ。」

 

銀「何がだよ!!」

 

園子「じゃあ次は、わっしーの番ね。」

 

須美「・・・・・え!?」

 

園子「このお洋服とか、似合うと思うよ〜?」

 

白とピンクのドレスを須美に見せた。

 

須美「だ、駄目よ!そんな非国民の格好!」

 

銀「いやー、似合うと思うなー!」

 

須美「ええ!?そんな!!」

 

タケル「銀、切り替え早い・・・」

 

銀「そーれ!着せちゃえ!!」

 

飛び出した銀を見て、タケルが襖を閉めた。

 

須美「きゃああああああああ!!!!!」

 

 

 

 

着せ替え終了。

 

銀「お!良いじゃん!須美こそ白衣じゃん!アイドルだってなれるぞ!!」

 

園子「私ファン1号になるよ!」

 

銀「どうタケルさん?須美の格好!」

 

タケル「凄く似合ってる・・・」

 

銀「でしょでしょ!」

 

須美「そ、そんな・・・(駄目よ・・・こんな、非国民の洋服・・・)」

 

自分の格好を見て見惚れた。

 

須美「はっ!!」

 

すぐに我に返った。

 

 

 

 

 

 

夕方、すぐに自分を清めた。

 

須美「大和撫子である私とした事が!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜園子の夢〜

 

須美「そのっち、私・・・アイドルになる覚悟を決めたわ!!」

 

タケル「え、ええ!?」

 

銀・園子「おおおお!!」

 

須美「そのっちと銀も一緒よ!!」

 

園子「私も!?」

 

銀「ん〜〜〜ロック!!」

 

須美「行きましょう!ライブが始まるわ!」

 

タケル「え、えっと・・・頑張ってね。」

 

 

 

 

銀「ハァッ!!」

 

大太鼓を叩いて演奏する銀と、笛で演奏する園子と、ボーカルの須美がライブを盛り上げる。

 

園子「勇者的な盛り上がりだああああああ!!!!」

 

銀「ハァッ!!ローーーック!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

園子「って言う夢を見たんよ〜。」

 

須美「お客さん入ってた?」

 

銀「そこ気にするとかロックだな。」

 

園子「おぉ〜!」

 

タケル「どんなアイドルだったんだろう・・・何か気になる・・・」

 

イネスのフードコートでアイスを食べてる。

 

 

 

 

 

 

後日の神樹館。須美と園子と銀が黒板で絵を描いてる。

 

銀「ん?須美のそれ、何だ?」

 

須美「翔鶴型航空母艦の2番艦・・・瑞鶴よ!」

 

瑞鶴の絵が細やかに描かれてる。

 

銀「凄えリアル!」

 

須美「でしょ?旧世紀、昭和の時代に数々の戦いで主戦力として活躍した我が国の空母よ!囮になって最後の最後まで頑張ったのよ!」

 

涙を流しながら敬礼する。

 

銀「す、須美ってそう言うの、やたら詳しいよな・・・」

 

須美「夢は歴史学者さんだから!」

 

銀「やっぱり真面目さんだ!」

 

園子「わっしーぽい夢だよね!」

 

須美「そのっちは、何か夢があるの?」

 

園子「私は・・・小説家とか良いなって思って、時々サイトに投稿したりしてるんだよ。」

 

銀「おぉ、何か納得。」

 

須美「独特の感性だものね・・・」

 

描いていた絵は猫。

 

園子「2人も小説の中に登場人物として出演して欲しいなー。優しく頼れるみのさんに、真面目で時々面白いわっしー!」

 

須美「と、時々面白い・・・?」

 

銀「ん?つまらないより良いじゃん。」

 

須美「そうなのだけど・・・私も頼って欲しいわ・・・」

 

銀「私、そうやって辛くいじける須美の顔好きだな〜。」

 

須美「ええ!?そんな風に褒められても・・・」

 

園子「おお!何か良いよ!今の2人の空気!とっても良いよ〜!良いですよ〜!」

 

須美「そ、そう言う銀の夢は!?」

 

銀「うん・・・幼稚園の頃は、皆や家族を守る、美少女戦士になりたかったなぁ・・・」

 

須美「分かる!お国を守る正義の味方!それは少女の憧れよ!」

 

園子「今は?」

 

銀「ふふっ・・・」

 

園子「ん?何で照れたのかな?」

 

銀「いやー、家族って良いもんだから、普通に家庭を持つのもアリかなって・・・でも、そうなると、将来の夢が・・・お、お嫁さん・・・」

 

園子「ミノさんならすぐ叶うよ!」

 

須美「白無垢が楽しみだわ!」

 

銀「何だよ・・・突っ突くなよ〜!」

 

園子「小説のネタにするね〜!」

 

銀「え!?やーめーて!!恥ずかしいから!!」

 

園子の両頬を引っ張る。

 

須美(小説かぁ・・・)

 

 

 

 

同じ頃タケルは、イネスのフードコートでうどんを食べていた。

 

タケル「やっぱりうどんは美味しい〜。ここに来てからもうすっかりハマっちゃった。」

 

 

 

 

 

 

その日の夜。須美はパソコンの小説投稿サイトで園子の作品を探す。

 

須美「あっ!これだわ、そのっちの小説・・・」

 

作品名はスペース・サンチョ。感想一覧は好評価ばかりだった。

 

須美「す、凄い好評価!読者数も1番多いし・・・流石ね〜、そのっちは・・・はっ!そうだわ!私も歴史小説を通じて、皆を護国寺道に染めていくのよ!!」

 

自分も作品を投稿する。

 

 

 

 

後日。投稿した自分の作品の感想を拝見。

 

須美「ふふふ・・・さっ、評価はどうかしら・・・」

 

だが酷評価ばかりだった。

 

 

 

 

すぐに水で清める。

 

須美「我が国の素晴らしさを伝えきれない己の質力が憎い!!」

 

 

 

 

同じ頃タケルは、アパートでパソコンの小説投稿サイトを見る。

 

タケル「園子ちゃんから教えられた通り、俺も作品を投稿みたけど・・・」

 

投稿した小説の感想は結構評価が高かった。

 

タケル「凄い、俺の今までの戦いや日常をモチーフにして作ってみたら評価が高い。でもちょっと恥ずかしいかな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜園子の夢〜

 

園子「ねぇ、わっしーこっち向いてー♪」

 

猫達と踊りながら須美を呼ぶ。

 

須美「いいえ、私はわっしーではないわ。」

 

園子「え?」

 

須美「その正体は・・・富国強兵、正義の味方!全員気を付け!!私が、国防仮面だーー!!

 

銀「ロォォォォック!!!」

 

園子「格好良い〜〜〜!!!」

 

タケル「・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

園子「って言う夢を見たんよ〜。」

 

タケル「園子ちゃんの見る夢って・・・」

 

園子「わっしーがこんな感じで、正義の味方してた〜!」

 

ノートで国防仮面の絵を描いた。

 

須美「あら、お洒落な格好!」

 

銀「ロォォック!」

 

 

 

 

 

 

後日の神樹館。

 

安芸先生「もうすぐ、1年生とのオリエンテーションです。6年生としての自覚を持って、しっかりと後輩の面倒を見る事。」

 

 

 

 

放課後。

 

園子「オリエンテーションって何するんだっけ〜?」

 

銀「1年生と一緒に、楽しく遊びましょうって事さ。」

 

須美「相手は真っ白な1年生・・・私達勇者のお役目は、この国を守る事!つまり!」

 

園子「つまり?」

 

須美「将来を見越して、愛国心の強い子供達を育成する事も任務の一環と言えるわ!」

 

銀「言えるか・・・?」

 

園子「何だか楽しそうだね〜!じゃあ計画を立てようよ〜。ん?あれあれ〜?」

 

机の中から1通の手紙が入ってた。

 

園子「中にお手紙が入ってたよ〜?」

 

銀「果たし状か!?」

 

須美「気を付けて!不幸の手紙かも知れないわ!」

 

園子「えっと・・・最近近付けばあなたを見ています・・・」

 

銀「やっぱり決闘か!?場所は何処だ!?」

 

須美「呪いよ、清めの塩が必要かも・・・」

 

園子「私はあなたと仲良くなりたいと思います・・・」

 

銀「え!?」

 

須美「ただ呪うよりも恐ろしい文章ね・・・」

 

園子「お役目で大変だとは思いますが、だからこそ支えになりたいと思います・・・だって。」

 

銀「も、もしやこれって・・・あれじゃないか須美・・・初めにラが付く・・・」

 

須美「羅漢像!?」

 

銀「違う!ラブレターだ!」

 

須美「あぁ、そう。・・・ラ、ラブラブラブラブ・・・」

 

園子「わぁ・・・私ラブレターもらったんだ~、嬉しいな~。

 

須美「何でそんなに冷静なの!?こ、恋文をもらったのよ!?」

 

園子「字とか封筒をよく見ればすぐ分かるよぉ~。出した人、女の子だよ。」

 

須美「え?」

 

銀「なぁんだ、女の子かぁ・・・」

 

 

 

 

 

 

夕方の鷲尾家。

 

須美「ただいま戻りました。

 

侍女「おかえりなさいませ。須美様、此方を。」

 

1枚のハガキを手渡された。

 

須美「これって・・・」

 

 

 

 

外に出てハガキと一緒に送られた手紙を見る。

 

須美「わ、私にも・・・恋文が・・・」

 

勇気を出して手紙を見る。

 

 

 

 

『鷲尾さんは優等生ですが、注意するとき口うるさく感じます。気をつけて下さい。匿名希望より』

 

 

 

 

ただのクレームだった。

 

 

 

 

須美「あーまくさーまんだーばーさらなんせんだーまーたろしゃーなーそわたわ!!」

 

すぐにお焚き上げ供養をした。

 

須美「紙切れ1つに色めき立つとは・・・何たる不覚・・・!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後日、タケルを誘ってプールで遊ぶ。

 

銀「オラオラ!行くぞ園子!押しちゃうぞ〜!目指せ竜宮城!」

 

園子「速い速〜い!」

 

タケル「良い天気にプールだなんて、誘ってくれてありがとう。」

 

銀「良いって事だよ!タケルさんが居ないと物足りないからね!」

 

タケル「ん?」

 

一方の須美はまだ準備体操をしていた。

 

銀「おい須美〜、お前何時まで準備体操してるんだよ~。」

 

タケル「もう3分経ってるよ?」

 

須美「水の事故って怖いんだから、ちゃんと準備運動しないと、心臓がびっくりするわよ?」

 

銀「貸し切りなんだから、遠慮なくガッツリ遊ぼうぜ!」

 

園子「ねぇねぇ、もし今敵が来たら、私達って水着で出撃するの?」

 

銀「それは嫌だよなぁー、まぁイレギュラーなんて、早々起こらないだろうけど・・・」

 

須美「1体目だって早く来たのだから、気を緩め過ぎない事。」

 

タケル「まぁ、須美ちゃんの言葉に一理あるね。」

 

銀「本当ボインだよな~須美って、実は高校生じゃね?

 

園子「もっといってるね~、大学生位かも!」

 

須美「はいはい。」

 

タケル「そんな小学生って居るのかな・・・?」

 

やっと須美もプールに入った。

 

須美「ねぇ銀、競争しない?」

 

銀「面白い!その挑戦受けた!」

 

園子「この後、オリエンテーションの作業があるから、飛ばし過ぎないでね・・・」

 

銀「ヨーーーイ、ドン!!」

 

合図で2人が競争する。

 

園子「あはは、聞いてないかぁ・・・」

 

タケル「オリエンテーションがあるの?」

 

園子「うん。」

 

タケル「へぇ〜、楽しそうだね。」

 

 

 

 

その後神樹館でオリエンテーションの作業をする。

 

銀「あふぅ・・・だふぅ・・・」

 

園子「あんなにプールで飛ばすから〜。」

 

銀「何の!もうひと頑張り!!」

 

園子「うふふ、当日が楽しみだね〜。」

 

須美「ありがとう。2人のお陰で、最高のオリエンテーションになるわ。」

 

 

 

 

 

 

オリエンテーション当日。6年生達が1年生と遊ぶ。

 

銀「さぁ~、海の向こうから悪い怪獣が我が国に攻めて来るぞ~!大変だ大変だー!」

 

太鼓を叩いて紙芝居を披露する。

 

銀「ずしーん!ずしーん!なんて綺麗な場所なんだ。この土地をよこせー!図々しい怪獣はこんな事を言ってるぞ!君ならどうする?」

 

1年生A「え、えっと・・・逃げる!」

 

銀「それだと、ここを怪獣に取られちゃうぞ?」

 

1年生A「あ、どうしよう・・・」

 

1年生B「戦う!!」

 

銀「そう!私達には新樹様が付いてる!勇気を出して、戦いましょう!国防仮面と一緒に!」

 

1年生A「あれ?何も描いてないよ?」

 

銀「ん?本当だ!じゃあ、皆で呼んでみよう!お姉さんに続いて?せーの!国防かめーん!」

 

1年生達「国防かめーん!」

 

すると誰かが入って来た。

 

須美「国を守れと人が呼ぶ!」

 

園子「愛を守れと叫んでる!」

 

須美・園子「全員気を付け!憂国の戦士、国防仮面!見参!」

 

登場と同時に1年生達が歓声を上げた。そして黒板には富国強兵とでかく書かれてある。

 

須美「さぁ、今日は皆で楽しく体操しながら、国防の仕方を学んでいきましょう!』

 

園子「さぁ、立って立って〜!」

 

 

 

 

国防体操開始。内容はイメージでお任せします。

 

 

 

 

1年生達「富国強兵ーーー!!」

 

 

 

 

オリエンテーション終了後。

 

安芸先生「やり過ぎ!」

 

須美・園子・銀「すみません・・・」

 

怒られた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜園子の夢〜

 

安芸先生「はっはっはっはっは!あなた達は、下級生を洗脳した責任として、1週間うどんを食べる事を禁止します!」

 

銀「そんな・・・ロックが・・・!」

 

須美「冗談・・・ですよね・・・?」

 

園子「あ、あぁ・・・・あああああああああ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

教室。

 

園子「わぁーー!!!うどんが食べられなくなっちゃったー!!!」

 

須美「大変、すぐに病院に行かないと!」

 

銀「お前ら落ち着け・・・」

 

 

 

 

 

 

日曜日。

 

須美「お茶が入りました。」

 

母親「ありがとう。でも須美、あんまりお手伝いさんの仕事取らないでね?」

 

須美「あ、何かしている方が落ち着いて・・・」

 

母親「日曜なんだから、乃木さん達と遊ばないの?」

 

須美「銀が用事があるので、自由行動なんです。」

 

母親「なら、須美も自由に動いても良いのよ?」

 

須美「もしかしたら、銀の予定が終わったら遊ぼうって連絡来るかなって思ってて・・・そのっちも、前みたいにいきなり家に来るかも・・・」

 

母親「良い友達を持てたものね。」

 

すると須美のスマホに着信音が。

 

 

 

 

銀『駅前で家族とタケルさんと買い物ちう』

 

園子『私はその辺をフラフラしてるよー』

 

メールを送る。

 

須美『そのっちは迷子になったら名前を連呼するのよ。銀とタケルさんはお疲れ様。』

 

園子『乃木園子です』

 

園子『乃木園子です』

 

園子『乃木園子です』

 

 

 

 

須美「既に迷子!?」

 

 

 

 

 

 

駅前に向かった。何時もの4人が集まった。

 

銀「結局、3人集まっちゃったな。」

 

園子「勇者同士と幽霊は自然と惹かれ合うんだね。」

 

タケル「いや、俺生きてるけど?」

 

須美「もう、銀が拾ってくれて良かったわ。」

 

園子「ミノさんのご家族に挨拶しなくて良いのかな?」

 

銀「良いって、父ちゃん母ちゃんは知ってるだろ?ってか、そう言うの苦手。」

 

園子「お休みの日に、家族皆でお買い物に行くなんて素敵〜!」

 

須美「うん!」

 

銀「いやぁ〜、知り合いに会うと恥ずい。」

 

タケル(家族かぁ〜。父さんがまだ生きてたら楽しかっただろうな〜。)

 

銀「用事も済んだし、こっから先はお前達と動くよ!」

 

 

 

金太郎「うぅ・・・うぅ・・・」

 

 

 

タケル「金太郎君が泣いてる。」

 

銀「ちょっと待ってて?」

 

金太郎の元へ走る。

 

 

 

銀「ほらマイブラザー、お姉ちゃんがモテるからっていじけるなよ?」

 

 

 

タケル「金太郎君って、銀をそう思ってるのかな?」

 

 

 

銀「よしよし。ほら笑え。えへへ。」

 

 

 

タケル「本当、仲の良い姉弟だね。」

 

 

 

 

 

 

夕方。

 

銀「あ〜あ、もうすぐ休養期間も終わりか。」

 

タケル「長かったような、短かったような・・・」

 

園子「警戒態勢復活だね〜。」

 

須美「気を引き締めないと。」

 

銀「オリエンテーションじゃあれだったけど、楽しかったな!」

 

須美「ええ!」

 

園子「あっと言う間だったよ〜!」

 

 

 

 

神社。

 

銀「おっと、私とタケルさんだけ道違うか。」

 

タケル「じゃあ、ここでお別れだね。」

 

銀「またね!」

 

すると須美が、帰る銀の手を掴んだ。

 

銀「・・・・・須美?」

 

園子「わっしー?」

 

タケル「須美ちゃん?」

 

須美「あ、ごめんなさい!」

 

銀「いや、気持ち分かるよ!」

 

園子「休みが終わっちゃう、そう思ったんだよね?」

 

銀「私、休むのには自信あるって思ってたけど、やっぱお役目だけに、そこまでリラックス出来るかなって思ってた。」

 

園子「でも?」

 

銀「ううん、4人で居ればいらない心配だったよ。」

 

園子「私も〜!とっても楽しかったもん!」

 

タケル「俺も楽しかったよ。皆と遊べて。」

 

園子「わっしーもそうだよね?」

 

銀「ああ、これはそうだ!と言ってる顔だ。」

 

笑みを溢す須美。

 

銀「バーテックスが神樹様を壊したら、こう言う楽しい日常が吹っ飛ぶんだよな・・・そんな事は、絶対させない!な?」

 

園子「うん!」

 

須美「勿論同じ気持ちだよ!」

 

タケル「同感だよ!」

 

園子「頑張ろうね!」

 

銀「ああ!・・・なんて、これじゃあ帰れないな。解散解散!」

 

園子「閃いた!一層お泊まり会しようか!」

 

須美「良いわね!銀の家で!」

 

銀「うち!?弟2人居るんだぞ!?」

 

タケル「鉄男君と金太郎君、喜ぶと思うよ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遠く離れた場所に、1つの裂け目が出現した。その裂け目から、何かが現れて地上に落ちた。

 

「END」




         キャスト

    天空寺タケル:西銘駿

      鷲尾須美:三森ずすこ
      乃木園子:花澤香菜
      三ノ輪銀:花守ゆみり
      安芸先生:佐藤利奈

           鍋井まき子
           中根久美子

第十六話・激闘!燃える魂!
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