命を燃やす勇者達   作:naogran

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◯◯年前である、
◯◯の時代の資料によると、
ずっと友達でいたい時は、
ズッ友だよと言うらしい。
なんだか面白い言葉で、
気に入った。
私達三人は、ずっと友達。
勿論彼も友達。
今だって。
近くに感じている。

勇者御記二九八年七月十日

大赦書史部 巫女様 檢閲濟


第十六話「激闘!燃える魂!」

放課後の神樹館。

 

園子「ありがとね、黒板係の仕事手伝って貰って。」

 

銀「良いって!保健係は普段楽してるしうーん、須美の並ばせ係はビシバシだけど・・・」

 

 

 

 

須美『朝礼に向かいますが、私語をしたものにはお灸を据えます!』

 

 

 

 

銀「お灸ってワード滅多に聞かないよな〜・・・な?」

 

須美「お役目には常に全力投球よ!」

 

園子「お役目と言えば、4体目のバーテックス来ないね。」

 

銀「もうすぐ遠足なんだけどな〜。その時は来ないで欲しいね・・・」

 

須美「その遠足なんだけど、街を離れてしまって大丈夫なのかしら?」

 

園子「勇者になれば大橋まであっと言う間だから大丈夫だよ〜。来て欲しくはないけどね。」

 

銀「考え過ぎてちゃ、何も出来なくなるぞ?」

 

須美「一理あるわ・・・」

 

銀「まぁ何かあっても、この勇者様が何とかするから!」

 

園子「わ〜お!ミノさん格好良い〜!」

 

須美「そうね!私達3人とタケルさんが居れば大丈夫よね!分かった、ありがとう!」

 

だがこれが、後に悲劇が起こる事を誰も知らなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後日の神樹館。

 

園子「はぁ~、手の肉刺がちくちく痛い~・・・今日の鍛錬大変だなぁ~・・・」

 

銀「槍の握り方を変えてみたら?」

 

園子「先生が変えてもどうにもならないって・・・」

 

銀「よしよし。痛いの痛いの消えてけ〜!」

 

園子「えへへへ〜〜。」

 

撫でられて嬉しくなる園子の横に。

 

”ドシン!”

 

超分厚い旅のしおりが。

 

須美「2人にはこれを渡しておくわ。」

 

銀「す、須美さん・・・何すかこれは!?」

 

須美「見ての通り遠足のしおりよ?データ版は2人の端末に送っておいたわ。」

 

銀「え!?これをわざわざ作ったんすか!?」

 

須美「張り切って夜更かししてしまって、予定より随分量が増えたわ・・・」

 

園子「わっしーは凝り性さんと言うか、のめり込むタイプだよね。」

 

銀「将来須美の旦那になる奴は幸せだけど、色々大変そうだ・・・」

 

須美「何でそう言う話になるのよ?」

 

銀「この三ノ輪銀のような男が居ればな〜。」

 

園子「お似合いの2人だね〜!」

 

須美「兎も角、このしおりを活用して遠足の準備を済ませておきましょ!遅れるとお灸よ!」

 

でかいお灸を見せた。

 

園子「そう言うの何処で売ってるの?」

 

須美「イネス。」

 

銀「ナーイスイネース!イエーイ!!」

 

須美「い、イエーイ・・・」

 

 

 

 

 

 

夜の三ノ輪家。銀が明日の遠足の準備をしている。タケルが遊びに来てる。

 

銀「これで準備オッケー!」

 

鉄男「ブーーン、ドカーン!」

 

銀「ガオーー!!」

 

鉄男「わー!逃げろー!」

 

タケル「遠足かぁ。楽しみだね。」

 

銀「良いでしょ〜?須美にも報告しておこ。」

 

 

 

『遠足の準備が終わりましたわ』

 

園子『まあ奥様、私もですわ*\(・ω・)』

 

須美『ビニール袋も要りましてよ』

 

 

 

銀「ああ、何か汚れた物を入れたりかぁ。ビニールとか・・・ん?」

 

後ろの部屋で寝ている金太郎を見る。

 

タケル「金太郎君、気持ち良さそうに寝てるね。」

 

銀「ふふ、何度見ても可愛い奴〜。」

 

鉄男「隙あり!!」

 

銀「ぐあっ!?」

 

横から鉄男がロボットのおもちゃで銀の顔にキックした。

 

タケル「ぎ、銀大丈夫?」

 

銀「此奴!」

 

すぐに鉄男に反撃した。

 

銀「こんなんじゃ勇者は倒せんぞー!」

 

タケル「凄い反撃・・・」

 

鉄男「なぁ姉ちゃん、お土産頼むよ。」

 

銀「そんな事ばかり覚えて此奴は〜。良いだろう!」

 

鉄男「やったー!」

 

銀「その代わり、ちゃんと金太郎の面倒見ろよ?」

 

鉄男「うん!そろそろハイハイするかな?」

 

銀「だな、楽しみだ。」

 

タケル「じゃあ俺、そろそろ帰るから。遠足楽しんでね。」

 

銀「うん!じゃあねー!」

 

鉄男「またねー!タケル兄ちゃん!」

 

 

 

 

三ノ輪家玄関。

 

タケル「お邪魔しましたー!」

 

 

 

 

外に出て帰宅途中。

 

タケル「遠足と言っても、バーテックスが現れるかも知れない・・・明日は徹底的に警戒しないと。」

 

 

 

 

 

 

そして翌日。遠足の日が来た。

 

バス車内では、園子が寝ている。

 

 

 

 

6年生は公園に到着し、まずはタイヤのアスレチックコース。

 

銀「勇者としてはアスレチックコースで遊ばないと!」

 

須美「こう言うのも面白いわね!」

 

園子「2人共速いよ・・・ちょっと待って・・・わわわ!揺れる〜〜!!」

 

タイヤが揺れて前に進めない。

 

クラスメイトA「乃木さん、そんなに怖がらんなくても大丈夫だよ?」

 

園子「落ちたら奈落の底って考えると、結構なスリルがあるんだよ・・・・」

 

クラスメイトA「い、良い想像力だね・・・・」

 

須美「5本目のタイヤは決して踏んではいけません・・・触ったが最後・・・落ち武者の霊が夜な夜な枕元に立って、「田んぼを返せ~」と・・・」

 

園子「ひゃああああああああ!!!!」

 

銀「怖がらせてどうすんだ・・・」

 

須美「スリルを求めてるなら提供しようと・・・」

 

銀「ほらもうちょい!勇者は気合と根性!」

 

園子「勇者は!!気合と根性!!!!」

 

その言葉を受けて、タイヤのアスレチックコースを制覇した。

 

銀「よしよし、よく頑張りました!」

 

園子「慣れたから次はもっとスムーズに行くよ〜!」

 

2人の間に、須美が割り込んだ。

 

銀「何してんだ須美・・・」

 

須美「仲良くしてるから私もと思って・・・」

 

銀「犬かお前は。」

 

園子「きっと、わっしーもミノさんに頭撫でられたいんだよ。上手いもんねミノさん。」

 

銀「なぁんだ、甘えん坊さんか。よしよ〜し。」

 

 

 

 

 

 

1台のバイクが公園の駐輪場に到着した。

 

タケル「確かここだったはず・・・何かが落ちた場所は。」

 

ヘルメットを取った人物はタケルだった。以前に空から落下したものを探しに来たのだった。

 

タケル「テレビのニュースで見たからこの公園の近くだったはず・・・ん?」

 

神樹館のバスを発見した。

 

タケル「神樹館様?確か須美ちゃん達が通う小学校。遠足がここだったんだ。それより探さないと。バーテックスの破片か何かかも知れない。」

 

 

 

 

 

 

そして須美達は公園で楽しく遊んでる。

 

クラスメイトB「銀ちゃん!私達も受け止めて!」

 

銀「よ〜し!バッチ来い!」

 

須美「人気ね銀は。」

 

園子「元から人気だよ〜。」

 

 

 

 

雲梯。

 

クラスメイトC「ねぇ銀ちゃん。」

 

銀「どしたん?」

 

クラスメイトC「あのね、銀ちゃんのサインが欲しいって妹に頼まれてて・・・大きなお役目に就いてるって聞いて、憧れてるんだと思う。」

 

銀「はっ!そうか!私はもう、サインをする側の人間だったのか!」

 

雲梯を渡って、最後は1回転して着地した。周りから拍手喝采。

 

 

 

 

 

 

その頃タケルは、公園近くの茂みに入っていた。

 

タケル「ここだ。」

 

落下地点を発見した。車と同じ大きさの穴があった。

 

タケル「この穴は何だ?やっぱりバーテックスが来たのかな?」

 

 

 

 

 

 

ロープ登り。

 

園子「これを登れたらお昼だね〜!」

 

銀「よーし!」

 

片手でロープ登りに挑戦。

 

銀「よっと!いやー、ちょっと簡単過ぎるな~!片手で登れるよこんなの!」

 

須美「こら銀!巫山戯ないの!」

 

銀「平気平気!」

 

しかし。

 

銀「あ、肉刺が・・・!」

 

肉刺の痛みが走り、手を離して落ちてしまった。

 

須美「あ、危ない!!」

 

危機一髪で須美と園子が銀を救った。

 

園子「大丈夫!?ミノさん!」

 

銀「うん、びっくりした・・・」

 

須美「銀、楽しいのは分かるけど、浮ついてないかしら?お役目の重さ、よく考えて?」

 

銀「・・・借りは返すよ。そして反省します・・・口数を減らします!」

 

急にポジティブになった。

 

 

 

 

 

 

その頃タケルは、おにぎりを食べていた。

 

タケル「あの穴、一体何が落ちたんだろう・・・本当にバーテックスだったら危険が伴う・・・」

 

 

 

 

 

 

同じ頃6年生は、バーベキューを食べる。銀は焼きそばを焼いていた。

 

安芸先生「そうそう!上手ね三ノ輪さん!」

 

銀「時々手伝ってますから。にしても、はぁ〜良い匂いだ!これ絶対美味い奴だ!私が作ったんだもん!」

 

須美「銀、口数減らすと言ってなかった?」

 

園子「わんぱくものんね〜。」

 

右肩にカブトムシがくっ付いてる。

 

須美「そのっちも十分わんぱくだと思うけど・・・」

 

園子「わっしー、虫苦手なんだっけ?大丈夫だよ。すぐ仲良くなれるから。」

 

須美「そ、そう・・・?」

 

 

 

 

 

 

大量のカブトムシに懐かれてしまってる園子。

 

 

 

 

 

 

須美「ぎゃああああああ!!!ゴキブリしか見えないーーーーーー!!!!!」

 

 

 

 

焼きそばが完成し、美味しく食べる。

 

銀「ん〜!美味い!最高だな!カブト味は!」

 

須美「焼いてないから!!」

 

園子「美味しいよ〜!」

 

銀「園子のはもっと良い肉を食べてるんじゃないのか?」

 

園子「このお肉の方が美味しいよ?」

 

須美「皆で食べてるからじゃない?」

 

園子「おおおおお!」

 

銀「園子、口口。」

 

口に付いてるソースをハンカチで取ってあげた。

 

園子「ありがと〜!はぁ・・・・」

 

銀「い、忙しいテンションだな・・・」

 

園子「わっしーもお料理出来て、ミノさんも出来て、私は出来ないから・・・ふと自分が恥ずかしくなったんだよ・・・」

 

銀「焼きそばくらい園子も作れるよ。」

 

園子「じゃあ、次の日曜わっしーと教えて!」

 

須美・銀「良いけど。」

 

銀「お!ハモった!」

 

須美・園子・銀「あははははは!」

 

銀「所で、先生ピーマン残してない?」

 

安芸先生「ギクっ!!ちゃんと食べるわよ!ちょっと苦手だけど・・・」

 

銀「前世で何かあったのかなぁ・・・」

 

園子「そう言う時は、食べるとピーマンの精が夜中に会いに来てくれると思うと楽しいですよ?」

 

安芸先生「そ、それはユニークね・・・ありがとう。スムーズに食べられるわ・・・」

 

須美「先生に褒められた!」

 

銀「ご褒美にベルは園子が鳴らしなよ。」

 

園子「ベル?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

別の場所では、謎の人物達が街中を歩いていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして公園では。

 

園子「アスレチック、全面クリアー!」

 

ベルを鳴らしてクリア。

 

須美「成し遂げたわね!」

 

 

 

 

展望台。

 

タケル「眺めが良い・・・」

 

銀「あれ?タケルさん!」

 

タケル「ん?皆!」

 

須美「どうしてここに?」

 

タケル「いや、ちょっと気分転換にこの展望台に来たんだよ。そしたら君達の小学校のバスがあったから。」

 

園子「もしかして、ター君も遠足に行きたかったとか?」

 

タケル「いやいやそんな事無いよ。」

 

銀「あ!ねぇ須美!私達の町、あっち?」

 

須美「ええ、合ってるわ!」

 

銀「大橋やイネスは、流石に見えないな・・・」

 

園子「ミノさんは本当にイネス好きだね~。」

 

銀「イネスは良いよぉ!何たって・・・」

 

須美「中に公民館まであるんだから。」

 

銀「当たり~!」

 

園子「私も分かったよ?」

 

銀「もう、パターン読まれてきたかぁ~。」

 

園子「私も読まれてる?」

 

須美「そのっちは、読めない。」

 

園子「え?」

 

銀「きっと何時迄も読めない・・・」

 

園子「ええ!?それはそれで寂しいよぉ・・・」

 

須美「大丈夫、今の反応ぐらいまでは分かるから。」

 

園子「やったー!やったぜ!フォー!!」

 

テンションが上がってはしゃぐ。

 

タケル「あの跳ね具合が予測不可能だね・・・」

 

須美「流石そのっちね・・・」

 

銀「因みに、須美については、取り扱い説明書が書けるくらいに詳しくなったぞ?」

 

須美「あら、最初のページには何て書いてあるのかしら?」

 

銀「結構大変な品物ですので、くれぐれもご注意下さい。」

 

須美「め、面倒臭い人みたいな言われ方ね・・・」

 

タケル「直球だね・・・」

 

須美「でも納得してしまう・・・」

 

銀「良いじゃん奥行きがあって!私のなんて、多分新聞のチラシ並みにぺらいぞ~。」

 

須美「そんな事ないわよ。分かりやすくはあるけど、書く事はいーっぱいあるわ!」

 

銀「そ、そうか・・・?」

 

恥ずかしくなって縮こまった。

 

須美「これからも色々な一面を暴いていこうと思うの。」

 

銀「お、お手柔らかに頼むよ・・・・」

 

園子「実は私、はじめミノさんが苦手だったんだ。」

 

銀「いきなり何だよ!?」

 

須美「私も同じよ。」

 

銀「おい!?」

 

園子「ほら、スポーツ出来て明るくて、何だか種族が違う気がして・・・でも、話してみたらこんなに良い人なんだもん。わっしーはキャラだし。」

 

須美「私はキャラ!?」

 

園子「ター君はお兄ちゃんだし。」

 

タケル「お、お兄ちゃん?」

 

銀「あはは!成る程ね。確かに話してみないと分からないよな~、こう言うのは。気に入って貰えたのなら良かった。これからもダチ公として、宜しく!」

 

園子「此方こそ〜!」

 

須美「ええ!」

 

銀「タケルさんも!」

 

タケル「俺も?そうだね、宜しくね。」

 

4人は手を重ね合わせた。

 

 

 

 

 

 

夕方。6年生を乗せたバスが帰る。その後ろからCRF250Lに乗ったタケルが付いて行く。

 

 

 

 

 

 

そして大橋では、風鈴の音が鳴り始めた。

 

タケル(ん?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バスから降りた須美達3人は家路を歩く。タケルはCRF250Lを押して歩く。

 

園子「ふんふん~楽しかったな~♪」

 

須美「転ぶわよ?そのっち。」

 

タケル「遠足楽しかった?」

 

園子「勿論楽しかったよ〜♪」

 

銀「毎日遠足なら良いのになぁ~!」

 

園子「それ賛成〜!」

 

タケル「それだと、筋肉痛になるんじゃ・・・」

 

 

 

 

 

 

すると、周りの時が止まった。

 

 

 

 

 

 

タケル「っ!?」

 

銀「あっ!」

 

須美「これ・・・」

 

 

 

 

 

 

大橋から樹海が発生した。

 

 

 

 

 

 

銀「敵だ!!」

 

園子「もう、折角楽しい遠足だったのに〜!」

 

タケル「行くよ!」

 

『アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!』

 

タケル「変身!!」

 

『カイガン!オレ!レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!』

 

園子「最後の最後でこれなんて、意地悪だよ〜!」

 

銀「遠足が終わった後に来た分、まだマシじゃん?」

 

須美「家に帰るまでが遠足なのよ?銀!」

 

銀「先生か・・・さっさと終わらせて、お土産持って帰らないとな!」

 

タケルが仮面ライダーゴースト・オレ魂に変身し、須美達3人が勇者に変身した。

 

 

 

 

 

 

樹海・大橋。

 

銀「段々この景色も、見慣れてきたなー!」

 

須美「気を付けて銀。そう言う時が・・・」

 

銀「1番危ない、でしょ?大丈夫!私の服は接近戦用で丈夫に作られてるから!」

 

タケル「だからって、油断は禁物だよ?」

 

須美「そうよ!アスレチックでも怪我しそうになったんだから!」

 

銀「うぅっ・・・」

 

タケル「え、アスレチックで怪我?」

 

園子「アスレチックで落ちそうになったけど、怪我無くて済んだんだよ〜。」

 

タケル「それはちょっと危ないよ・・・」

 

園子「ミノさん、最近わっしーに注意されるような事をわざと言ってるみたい〜!」

 

銀「あははは!何だか癖になってさ!須美に怒られるのを!」

 

須美「勘弁して欲しいわ・・・」

 

園子「っ!来たよ!」

 

タケル「来た!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2体のバーテックスが現れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

園子「ええ!?2体!?」

 

タケル「一気に攻め込む気なのか!?」

 

銀「そう来たか!」

 

須美「力を合わせれば、2体だろうと大丈夫よ!」

 

タケル「そうだよ!」

 

銀「それな!」

 

園子「私とミノさんとター君がそれぞれ1体相手するから、わっしーは遊撃で援護してね!」

 

須美「任せてそのっち!」

 

タケル「ベートーベンさん!」

 

ベートーベンゴースト眼魂を、ゴーストドライバーに装填した。

 

『カイガン!ベートーベン!曲名!運命!ジャジャジャジャーン!』

 

ベートーベン魂を纏い、園子と銀と一緒にバーテックスに立ち向かう。

 

園子「行くよーーーーー!!!」

 

すると1体のバーテックスが、尻尾で襲い始めた。

 

タケル「させない!」

 

指揮を取って、音楽の音色をエネルギーにして操り、バーテックスの尻尾を攻撃した。

 

銀「私は気持ち悪い方と戦う!」

 

タケル「油断しないで!」

 

園子「どっちも気持ち悪いと思うな・・・」

 

もう1体のバーテックスに銀が挑む。

 

銀「おりゃあああああ!!!」

 

双斧でバーテックスを斬るが、物凄い硬さで弾かれた。

 

銀「分かりやすい!私向きだ!」

 

 

 

 

遠くからは、須美が遊撃援護をする。

 

須美「っ!」

 

チャージして、銀と戦うバーテックスの頭を射抜いた。

 

 

 

 

銀「ナイス!!」

 

ジャンプしてバーテックスを後ろに倒した。

 

 

 

 

そして園子はバーテックスの尻尾を槍で受け止め続け、ゴーストが音色でダメージを与え続ける。

 

園子「当たると痛そうだなぁ・・・」

 

 

 

 

遠くから須美がチャージした矢でバーテックスを射抜いた。

 

 

 

 

園子「そこだあああああ!!!」

 

ジャンプして、矢で射抜いた箇所に突き刺した。

 

タケル「今だ!!」

 

『ダイカイガン!ベートーベン!オメガドライブ!』

 

無数の音符エネルギーを、射抜いた箇所に一斉に放った。射抜いた箇所が爆発し、バーテックスが後ろに倒れた。

 

 

 

 

須美(優勢だわ。このまま押し切る・・・!っ!!)

 

 

 

 

すると何処からか無数の矢を一斉に放射した。

 

銀「ヤバイ!!」

 

須美「マズイ!!」

 

園子「皆!こっち!!」

 

タケル「させない!!」

 

『カイガン!ニュートン!リンゴが落下!引き寄せまっか!』

 

須美と銀が園子に引っ付いて、園子が槍を展開させて矢を防ぎ、ゴーストニュートン魂を纏い、左手のリパルショングローブで矢を全て引き寄せた。

 

銀「何だよこれ・・・?」

 

するともう1体のバーテックスが、尻尾を大きく振った。

 

須美・園子・銀「っ!!」

 

尻尾が須美と園子と銀を突き飛ばした。

 

須美・園子・銀「うわあああああああ!!!」

 

そして更に尻尾を振って、須美と園子を突き飛ばした。

 

須美・園子「きゃああああああ!!!」

 

タケル「須美ちゃん!園子ちゃん!銀!よくも!!」

 

引き寄せた全ての矢を、尻尾を持つバーテックスに向けて飛ばした。そのバーテックスが矢を受けて後ろに倒れた。

 

タケル「皆!!」

 

 

 

 

突き飛ばされた須美と園子は、血を流して倒れていた。

 

銀「須美!!園子!!大丈夫か!?」

 

タケル「須美ちゃん!!園子ちゃん!!」

 

須美「・・・彼奴が矢を・・・!」

 

 

 

 

 

 

2体のバーテックスの後ろには、また別のバーテックス1体が現れたのだった。

 

 

 

 

 

 

タケル「くそ、こんな時に!」

 

 

 

 

するとバーテックスが狙いを定めて光の矢を放った。

 

 

 

 

タケル「危ない!!」

 

アトラクショングローブで弾き返そうとしたが、爆発した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3体のバーテックスが進行を開始した。

 

ゴーストと銀は、須美と園子を安全な場所へ避難させた。

 

そして遠くから、謎の人物がバーテックスを見ていた。

 

 

 

 

 

 

ゴーストと銀が、須美と園子を安全な場所へ避難させた。

 

須美「銀・・・?タケルさん・・・?」

 

銀「動けるのは、私とタケルさんの2人。ここは、怖くても頑張り所だろ。」

 

タケル「ここは俺達に任せて、2人は休んでて。」

 

銀「またね!」

 

ゴーストと銀が走り出す。

 

 

 

 

2人はバーテックスを追う。

 

銀「彼奴ら!!」

 

タケル「このまま行かせない!!」

 

闘魂ブーストゴースト眼魂をゴーストドライバーに装填した。

 

『一発闘魂!アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!闘魂カイガン!ブースト!俺がブースト!奮い立つゴースト!ゴー!ファイ!ゴー!ファイ!ゴー!ファイ!』

 

闘魂ブースト魂を纏った。

 

タケル「銀、行くぞ!!」

 

銀「おう!!」

 

高速でバーテックス達の前に回り込む。

 

 

 

 

そして、バーテックス達の前に立った。2人はサングラスラッシャーと双斧を持った。

 

銀「随分前に進んでくれたけどな・・・こっから先は通さない!!!」

 

タケル「命、燃やすぜ!!!」

 

2人が一気にダッシュした。バーテックスが矢を連射する。

 

『ダイカイガン!ブースト!オメガドライブ!』

 

ゴースト「はあああああああああああ!!!!!」

 

サングラスラッシャーに炎を纏わせ、矢を全て乱舞で斬り裂いた。

 

 

 

1体のバーテックスがプレートを飛ばしたが、2人がジャンプして避けた。

 

銀「その攻撃は覚えた!!」

 

タケル「喰らえ!!」

 

サングラスラッシャーと双斧でバーテックスを後ろに倒した。

 

 

 

更に長い尻尾を持つバーテックスが2人を襲うが、これも躱した。

 

銀「それで襲って来るのも!!!」

 

タケル「もう見切ってる!!!」

 

サングラスラッシャーと双斧を同時に振り下ろし、尻尾を持つバーテックスを斬り裂いた。

 

 

 

矢を放つバーテックスが口から矢を放射する。

 

タケル「リョウマさん!」

 

リョウマゴースト眼魂をゴーストドライバーに装填した。

 

『カイガン!リョウマ!目覚めよ日本!夜明けゼヨ!』

 

リョウマ魂を纏い、サングラスラッシャーをブラスターモードに変形し、闘魂ブーストゴースト眼球とリョウマゴースト眼魂を装填した。

 

『メガマブシー!メガマブシー!ダイカイガン!メガオメガフラッシュ!』

 

タケル「はぁっ!!」

 

メガオメガフラッシュで矢を全て消滅させ、矢を放つバーテックスの口に入れて爆発させた。

 

 

 

銀「何上から見てんだ!!!」

 

矢を放つバーテックスに、銀が大ジャンプして双斧で斬り裂こうとしたが。

 

銀「っ!?」

 

バーテックスのプレートが現れたが、すぐに避けた。

 

 

 

尻尾を持つバーテックスが尻尾でゴーストを襲う。

 

タケル「くっ!!!」

 

サングラスラッシャーで防ぐが、耐え切れず後ろに飛ばされた。

 

 

 

銀「タケルさん!!やったな!!」

 

タケル「銀!!止めろ!!」

 

バーテックス達に向かって走る銀を止めるが。

 

銀「痛かったんだぞ!!自分達も受けろ!!」

 

 

 

タケル「ゴエモンさん!!」

 

ゴエモンゴースト眼魂をゴーストドライバーに装填した。

 

『カイガン!ゴエモン!歌舞伎ウキウキ!乱れ咲き!』

 

ゴエモン魂を纏い、銀の後を追う。

 

 

 

 

銀「お前達はここから・・・出て行けええええええええ!!!!」

 

炎を纏った双斧で尻尾を持つバーテックスを斬り続ける。すると後ろから巨大な矢が迫る。

 

タケル「銀ーーーーーー!!!!!!」

 

ゴーストが銀の後ろに現れ、サングラスラッシャーで防ぐ。

 

タケル「ぐっ!!!!」

 

銀「タケルさん!!!うわあああああ!!!」

 

隙を突かれてバーテックスの尻尾攻撃で飛ばされた。

 

タケル「銀!!!くそっ!!!」

 

『ダイカイガン!ゴエモン!オメガドライブ!』

 

タケル「うおおおおおおおおおおお!!!!!」

 

サングラスラッシャーで強力な斬撃を繰り出し、バーテックスの尻尾を粉砕した。

 

 

 

 

突き飛ばされた銀の横に着地した。

 

タケル「はぁ・・・はぁ・・・銀、大丈夫!?」

 

銀「タ、タケル・・・さん・・・!!」

 

 

 

しかしバーテックス達が、自己修復を開始した。

 

 

 

タケル「そんな、こんなの勝ち目無い!!」

 

銀(此奴らが・・・神樹様を壊せば・・・!)

 

タケル「銀、ここは休んでて。俺が彼奴らを倒す!」

 

アイコンドライバーGを取り出して、装着しようとしたが。

 

銀「させるもんか・・・絶対・・・!」

 

タケル「え?」

 

フラフラしながら銀が立ち上がった。

 

銀「タケルさん・・・ここは私がやる・・・」

 

タケル「無茶だよ!!君のその大怪我じゃ、君が死ぬだけだよ!!!」

 

銀「彼奴らを倒さないと・・・神樹様が破壊されてしまう・・・!!」

 

タケル「駄目だよ!!もう下がって!!」

 

銀「止めないで・・・!私に・・・任せろ!!!」

 

走り出してしまった。

 

タケル「銀!!!!」

 

 

 

 

バーテックス達に向かってジャンプした。

 

銀「帰るんだ!!!守るんだ!!!」

 

バーテックスの矢を、双斧で斬り続ける。

 

銀「化け物には分からないだろ!!!この力!!!」

 

 

 

 

タケル「銀!!!もう止めてくれ!!!」

 

ゴーストが銀を止めに行く。

 

 

 

 

銀「これこそ!!!人間様の気合とーーー!!!」

 

流血しながらも、矢を放つバーテックスを斬り続ける。

 

銀「根性とーーーー!!!魂って奴よーーーーーーー!!!!!」

 

 

 

 

タケル「銀!!!!!!」

 

銀の前にゴーストが現れて、サングラスラッシャーで矢を全て斬り続ける。

 

タケル「これ以上は止めろ!!!!死ぬだけだよ!!!!」

 

銀「止めないでくれ!!!!これは私と・・・彼奴らの戦いだ!!!!」

 

タケル「それでも!!!!!」

 

するとバーテックス達が一斉に急接近し始めた。

 

タケル「っ!?特攻!?」

 

銀「タケルさん!!!!」

 

ゴーストの腕を掴んで、後ろに投げた。

 

タケル「止めろーーーーー!!!!!!!」

 

銀(・・・さようなら・・・皆・・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが銀は、一筋の光を見た。

 

銀(え・・・?)

 

 

 

 

 

 

そしてバーテックス達が謎の大爆発に巻き込まれ、消滅した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの後鎮花の儀が行われ、重傷を負った須美と園子が、銀とタケルを探しに行った。

 

須美「敵は・・・・?」

 

園子「あっ!」

 

何かを発見した。それは、倒れているタケルだった。

 

園子「ター君!」

 

須美「タケルさん!」

 

タケルを発見して、体を揺らす。

 

須美「タケルさん!」

 

園子「ター君!しっかりして!」

 

タケル「・・・う・・・ん?」

 

するとタケルが目を開けて体を起こした。

 

タケル「いててて・・・」

 

須美「タケルさん!」

 

タケル「須美ちゃん・・・園子ちゃん・・・」

 

園子「無事で良かった・・・」

 

タケル「そうか、さっきの爆発で飛ばされたんだ・・・っ!銀は!?」

 

須美・園子「っ!」

 

 

 

 

3人は銀を探しに歩く。タケルが須美と園子の腕を両肩に乗せて歩く。

 

タケル「銀・・・何処に居るんだ?」

 

園子「っ!わっしー!ター君!彼処!」

 

須美「っ!」

 

遠くを見ると、誰かが倒れていた。

 

タケル「あれは、まさか・・・!!」

 

倒れてる人物に近付くと・・・

 

園子「っ!!」

 

須美「っ!!」

 

タケル「っ!?」

 

 

 

 

 

 

血まみれになった銀が倒れていた。

 

 

 

 

 

 

タケル「銀!!」

 

須美「銀!!しっかりして!!」

 

園子「ミノさん!!」

 

しかし、幾ら叫んでも銀が目覚めない。

 

タケル「そんな・・・・こんな事って・・・・」

 

須美「う・・・うぅ・・・」

 

園子「うぅ・・・・」

 

タケル「くそ・・・くそおおおおお!!!!」

 

須美・園子「うわああああああああああああ!!!!!」

 

死んでしまった銀を見て、タケルが地面を叩き、須美と園子が大泣きした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

銀「ゴホッ・・・ゴホッ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タケル「っ!?」

 

須美・園子「っ!!」

 

銀「な・・・何泣いてるんだよ・・・」

 

何と、銀は生きていた。

 

須美「銀!!!」

 

園子「ミノさん!!!」

 

タケル「銀!!!!」

 

須美「良かった・・・!!!!」

 

園子「ミノさん・・・!!!!」

 

大泣きして銀を抱き締めた。

 

銀「痛い痛い・・・心配させてごめんよ・・・」

 

タケル「でも、どうやってあの爆発から・・・?」

 

するとそこに、謎の人影が現れた。

 

須美「っ!?」

 

園子「え!?」

 

タケル「ま、まさか・・・!!」

 

その人物の正体は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『スペクター!レディゴー!覚悟!ド・キ・ド・キ!ゴースト!』

 

マコト「待たせたな、タケル。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タケル「マコト兄ちゃん!!!」

 

その正体は、仮面ライダースペクターだった。

 

須美「あの人は・・・?」

 

タケル「マコト兄ちゃん、俺と同じ仮面ライダーだよ。マコト兄ちゃん、銀を助けてくれたの?」

 

マコト「ああ、彼奴が死んで行くのを見過ごす事が出来なかったんだ。」

 

タケル「そうだったんだ・・・」

 

マコト「それに、俺の他に皆も来てる。」

 

タケル「え?」

 

 

 

 

アカリ「タケル!!」

 

御成「タケル殿!!」

 

カノン「タケルさん!!」

 

 

 

 

タケル「アカリ!!御成!!カノンちゃん!!」

 

何と月村アカリと御成と深海カノンがここに居た。

 

タケル「皆、どうしてここに?」

 

マコト「後で話す。」

 

タケル「分かった。銀、現実世界に帰ったら病院へ行こう?」

 

銀「うん・・・」

 

すると樹海が晴れて、現実の世界に戻った。

 

「END」




         キャスト

    天空寺タケル:西銘駿

      鷲尾須美:三森ずすこ
      乃木園子:花澤香菜
      三ノ輪銀:花守ゆみり
      安芸先生:佐藤利奈

           松田利冴
           松田颯水
           七瀬彩夏
           井上ほの花

     深海マコト:山本涼介
     月村アカリ:大沢ひかる
        御成:柳喬之
     深海カノン:工藤美桜

第十七話・娯楽!夏祭り!
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