◯◯の時代の資料によると、
ずっと友達でいたい時は、
ズッ友だよと言うらしい。
なんだか面白い言葉で、
気に入った。
私達三人は、ずっと友達。
勿論彼も友達。
今だって。
近くに感じている。
勇者御記二九八年七月十日
大赦書史部 巫女様 檢閲濟
放課後の神樹館。
園子「ありがとね、黒板係の仕事手伝って貰って。」
銀「良いって!保健係は普段楽してるしうーん、須美の並ばせ係はビシバシだけど・・・」
須美『朝礼に向かいますが、私語をしたものにはお灸を据えます!』
銀「お灸ってワード滅多に聞かないよな〜・・・な?」
須美「お役目には常に全力投球よ!」
園子「お役目と言えば、4体目のバーテックス来ないね。」
銀「もうすぐ遠足なんだけどな〜。その時は来ないで欲しいね・・・」
須美「その遠足なんだけど、街を離れてしまって大丈夫なのかしら?」
園子「勇者になれば大橋まであっと言う間だから大丈夫だよ〜。来て欲しくはないけどね。」
銀「考え過ぎてちゃ、何も出来なくなるぞ?」
須美「一理あるわ・・・」
銀「まぁ何かあっても、この勇者様が何とかするから!」
園子「わ〜お!ミノさん格好良い〜!」
須美「そうね!私達3人とタケルさんが居れば大丈夫よね!分かった、ありがとう!」
だがこれが、後に悲劇が起こる事を誰も知らなかった。
後日の神樹館。
園子「はぁ~、手の肉刺がちくちく痛い~・・・今日の鍛錬大変だなぁ~・・・」
銀「槍の握り方を変えてみたら?」
園子「先生が変えてもどうにもならないって・・・」
銀「よしよし。痛いの痛いの消えてけ〜!」
園子「えへへへ〜〜。」
撫でられて嬉しくなる園子の横に。
”ドシン!”
超分厚い旅のしおりが。
須美「2人にはこれを渡しておくわ。」
銀「す、須美さん・・・何すかこれは!?」
須美「見ての通り遠足のしおりよ?データ版は2人の端末に送っておいたわ。」
銀「え!?これをわざわざ作ったんすか!?」
須美「張り切って夜更かししてしまって、予定より随分量が増えたわ・・・」
園子「わっしーは凝り性さんと言うか、のめり込むタイプだよね。」
銀「将来須美の旦那になる奴は幸せだけど、色々大変そうだ・・・」
須美「何でそう言う話になるのよ?」
銀「この三ノ輪銀のような男が居ればな〜。」
園子「お似合いの2人だね〜!」
須美「兎も角、このしおりを活用して遠足の準備を済ませておきましょ!遅れるとお灸よ!」
でかいお灸を見せた。
園子「そう言うの何処で売ってるの?」
須美「イネス。」
銀「ナーイスイネース!イエーイ!!」
須美「い、イエーイ・・・」
夜の三ノ輪家。銀が明日の遠足の準備をしている。タケルが遊びに来てる。
銀「これで準備オッケー!」
鉄男「ブーーン、ドカーン!」
銀「ガオーー!!」
鉄男「わー!逃げろー!」
タケル「遠足かぁ。楽しみだね。」
銀「良いでしょ〜?須美にも報告しておこ。」
『遠足の準備が終わりましたわ』
園子『まあ奥様、私もですわ*\(・ω・)』
須美『ビニール袋も要りましてよ』
銀「ああ、何か汚れた物を入れたりかぁ。ビニールとか・・・ん?」
後ろの部屋で寝ている金太郎を見る。
タケル「金太郎君、気持ち良さそうに寝てるね。」
銀「ふふ、何度見ても可愛い奴〜。」
鉄男「隙あり!!」
銀「ぐあっ!?」
横から鉄男がロボットのおもちゃで銀の顔にキックした。
タケル「ぎ、銀大丈夫?」
銀「此奴!」
すぐに鉄男に反撃した。
銀「こんなんじゃ勇者は倒せんぞー!」
タケル「凄い反撃・・・」
鉄男「なぁ姉ちゃん、お土産頼むよ。」
銀「そんな事ばかり覚えて此奴は〜。良いだろう!」
鉄男「やったー!」
銀「その代わり、ちゃんと金太郎の面倒見ろよ?」
鉄男「うん!そろそろハイハイするかな?」
銀「だな、楽しみだ。」
タケル「じゃあ俺、そろそろ帰るから。遠足楽しんでね。」
銀「うん!じゃあねー!」
鉄男「またねー!タケル兄ちゃん!」
三ノ輪家玄関。
タケル「お邪魔しましたー!」
外に出て帰宅途中。
タケル「遠足と言っても、バーテックスが現れるかも知れない・・・明日は徹底的に警戒しないと。」
そして翌日。遠足の日が来た。
バス車内では、園子が寝ている。
6年生は公園に到着し、まずはタイヤのアスレチックコース。
銀「勇者としてはアスレチックコースで遊ばないと!」
須美「こう言うのも面白いわね!」
園子「2人共速いよ・・・ちょっと待って・・・わわわ!揺れる〜〜!!」
タイヤが揺れて前に進めない。
クラスメイトA「乃木さん、そんなに怖がらんなくても大丈夫だよ?」
園子「落ちたら奈落の底って考えると、結構なスリルがあるんだよ・・・・」
クラスメイトA「い、良い想像力だね・・・・」
須美「5本目のタイヤは決して踏んではいけません・・・触ったが最後・・・落ち武者の霊が夜な夜な枕元に立って、「田んぼを返せ~」と・・・」
園子「ひゃああああああああ!!!!」
銀「怖がらせてどうすんだ・・・」
須美「スリルを求めてるなら提供しようと・・・」
銀「ほらもうちょい!勇者は気合と根性!」
園子「勇者は!!気合と根性!!!!」
その言葉を受けて、タイヤのアスレチックコースを制覇した。
銀「よしよし、よく頑張りました!」
園子「慣れたから次はもっとスムーズに行くよ〜!」
2人の間に、須美が割り込んだ。
銀「何してんだ須美・・・」
須美「仲良くしてるから私もと思って・・・」
銀「犬かお前は。」
園子「きっと、わっしーもミノさんに頭撫でられたいんだよ。上手いもんねミノさん。」
銀「なぁんだ、甘えん坊さんか。よしよ〜し。」
1台のバイクが公園の駐輪場に到着した。
タケル「確かここだったはず・・・何かが落ちた場所は。」
ヘルメットを取った人物はタケルだった。以前に空から落下したものを探しに来たのだった。
タケル「テレビのニュースで見たからこの公園の近くだったはず・・・ん?」
神樹館のバスを発見した。
タケル「神樹館様?確か須美ちゃん達が通う小学校。遠足がここだったんだ。それより探さないと。バーテックスの破片か何かかも知れない。」
そして須美達は公園で楽しく遊んでる。
クラスメイトB「銀ちゃん!私達も受け止めて!」
銀「よ〜し!バッチ来い!」
須美「人気ね銀は。」
園子「元から人気だよ〜。」
雲梯。
クラスメイトC「ねぇ銀ちゃん。」
銀「どしたん?」
クラスメイトC「あのね、銀ちゃんのサインが欲しいって妹に頼まれてて・・・大きなお役目に就いてるって聞いて、憧れてるんだと思う。」
銀「はっ!そうか!私はもう、サインをする側の人間だったのか!」
雲梯を渡って、最後は1回転して着地した。周りから拍手喝采。
その頃タケルは、公園近くの茂みに入っていた。
タケル「ここだ。」
落下地点を発見した。車と同じ大きさの穴があった。
タケル「この穴は何だ?やっぱりバーテックスが来たのかな?」
ロープ登り。
園子「これを登れたらお昼だね〜!」
銀「よーし!」
片手でロープ登りに挑戦。
銀「よっと!いやー、ちょっと簡単過ぎるな~!片手で登れるよこんなの!」
須美「こら銀!巫山戯ないの!」
銀「平気平気!」
しかし。
銀「あ、肉刺が・・・!」
肉刺の痛みが走り、手を離して落ちてしまった。
須美「あ、危ない!!」
危機一髪で須美と園子が銀を救った。
園子「大丈夫!?ミノさん!」
銀「うん、びっくりした・・・」
須美「銀、楽しいのは分かるけど、浮ついてないかしら?お役目の重さ、よく考えて?」
銀「・・・借りは返すよ。そして反省します・・・口数を減らします!」
急にポジティブになった。
その頃タケルは、おにぎりを食べていた。
タケル「あの穴、一体何が落ちたんだろう・・・本当にバーテックスだったら危険が伴う・・・」
同じ頃6年生は、バーベキューを食べる。銀は焼きそばを焼いていた。
安芸先生「そうそう!上手ね三ノ輪さん!」
銀「時々手伝ってますから。にしても、はぁ〜良い匂いだ!これ絶対美味い奴だ!私が作ったんだもん!」
須美「銀、口数減らすと言ってなかった?」
園子「わんぱくものんね〜。」
右肩にカブトムシがくっ付いてる。
須美「そのっちも十分わんぱくだと思うけど・・・」
園子「わっしー、虫苦手なんだっけ?大丈夫だよ。すぐ仲良くなれるから。」
須美「そ、そう・・・?」
大量のカブトムシに懐かれてしまってる園子。
須美「ぎゃああああああ!!!ゴキブリしか見えないーーーーーー!!!!!」
焼きそばが完成し、美味しく食べる。
銀「ん〜!美味い!最高だな!カブト味は!」
須美「焼いてないから!!」
園子「美味しいよ〜!」
銀「園子のはもっと良い肉を食べてるんじゃないのか?」
園子「このお肉の方が美味しいよ?」
須美「皆で食べてるからじゃない?」
園子「おおおおお!」
銀「園子、口口。」
口に付いてるソースをハンカチで取ってあげた。
園子「ありがと〜!はぁ・・・・」
銀「い、忙しいテンションだな・・・」
園子「わっしーもお料理出来て、ミノさんも出来て、私は出来ないから・・・ふと自分が恥ずかしくなったんだよ・・・」
銀「焼きそばくらい園子も作れるよ。」
園子「じゃあ、次の日曜わっしーと教えて!」
須美・銀「良いけど。」
銀「お!ハモった!」
須美・園子・銀「あははははは!」
銀「所で、先生ピーマン残してない?」
安芸先生「ギクっ!!ちゃんと食べるわよ!ちょっと苦手だけど・・・」
銀「前世で何かあったのかなぁ・・・」
園子「そう言う時は、食べるとピーマンの精が夜中に会いに来てくれると思うと楽しいですよ?」
安芸先生「そ、それはユニークね・・・ありがとう。スムーズに食べられるわ・・・」
須美「先生に褒められた!」
銀「ご褒美にベルは園子が鳴らしなよ。」
園子「ベル?」
別の場所では、謎の人物達が街中を歩いていた。
そして公園では。
園子「アスレチック、全面クリアー!」
ベルを鳴らしてクリア。
須美「成し遂げたわね!」
展望台。
タケル「眺めが良い・・・」
銀「あれ?タケルさん!」
タケル「ん?皆!」
須美「どうしてここに?」
タケル「いや、ちょっと気分転換にこの展望台に来たんだよ。そしたら君達の小学校のバスがあったから。」
園子「もしかして、ター君も遠足に行きたかったとか?」
タケル「いやいやそんな事無いよ。」
銀「あ!ねぇ須美!私達の町、あっち?」
須美「ええ、合ってるわ!」
銀「大橋やイネスは、流石に見えないな・・・」
園子「ミノさんは本当にイネス好きだね~。」
銀「イネスは良いよぉ!何たって・・・」
須美「中に公民館まであるんだから。」
銀「当たり~!」
園子「私も分かったよ?」
銀「もう、パターン読まれてきたかぁ~。」
園子「私も読まれてる?」
須美「そのっちは、読めない。」
園子「え?」
銀「きっと何時迄も読めない・・・」
園子「ええ!?それはそれで寂しいよぉ・・・」
須美「大丈夫、今の反応ぐらいまでは分かるから。」
園子「やったー!やったぜ!フォー!!」
テンションが上がってはしゃぐ。
タケル「あの跳ね具合が予測不可能だね・・・」
須美「流石そのっちね・・・」
銀「因みに、須美については、取り扱い説明書が書けるくらいに詳しくなったぞ?」
須美「あら、最初のページには何て書いてあるのかしら?」
銀「結構大変な品物ですので、くれぐれもご注意下さい。」
須美「め、面倒臭い人みたいな言われ方ね・・・」
タケル「直球だね・・・」
須美「でも納得してしまう・・・」
銀「良いじゃん奥行きがあって!私のなんて、多分新聞のチラシ並みにぺらいぞ~。」
須美「そんな事ないわよ。分かりやすくはあるけど、書く事はいーっぱいあるわ!」
銀「そ、そうか・・・?」
恥ずかしくなって縮こまった。
須美「これからも色々な一面を暴いていこうと思うの。」
銀「お、お手柔らかに頼むよ・・・・」
園子「実は私、はじめミノさんが苦手だったんだ。」
銀「いきなり何だよ!?」
須美「私も同じよ。」
銀「おい!?」
園子「ほら、スポーツ出来て明るくて、何だか種族が違う気がして・・・でも、話してみたらこんなに良い人なんだもん。わっしーはキャラだし。」
須美「私はキャラ!?」
園子「ター君はお兄ちゃんだし。」
タケル「お、お兄ちゃん?」
銀「あはは!成る程ね。確かに話してみないと分からないよな~、こう言うのは。気に入って貰えたのなら良かった。これからもダチ公として、宜しく!」
園子「此方こそ〜!」
須美「ええ!」
銀「タケルさんも!」
タケル「俺も?そうだね、宜しくね。」
4人は手を重ね合わせた。
夕方。6年生を乗せたバスが帰る。その後ろからCRF250Lに乗ったタケルが付いて行く。
そして大橋では、風鈴の音が鳴り始めた。
タケル(ん?)
バスから降りた須美達3人は家路を歩く。タケルはCRF250Lを押して歩く。
園子「ふんふん~楽しかったな~♪」
須美「転ぶわよ?そのっち。」
タケル「遠足楽しかった?」
園子「勿論楽しかったよ〜♪」
銀「毎日遠足なら良いのになぁ~!」
園子「それ賛成〜!」
タケル「それだと、筋肉痛になるんじゃ・・・」
すると、周りの時が止まった。
タケル「っ!?」
銀「あっ!」
須美「これ・・・」
大橋から樹海が発生した。
銀「敵だ!!」
園子「もう、折角楽しい遠足だったのに〜!」
タケル「行くよ!」
『アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!』
タケル「変身!!」
『カイガン!オレ!レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!』
園子「最後の最後でこれなんて、意地悪だよ〜!」
銀「遠足が終わった後に来た分、まだマシじゃん?」
須美「家に帰るまでが遠足なのよ?銀!」
銀「先生か・・・さっさと終わらせて、お土産持って帰らないとな!」
タケルが仮面ライダーゴースト・オレ魂に変身し、須美達3人が勇者に変身した。
樹海・大橋。
銀「段々この景色も、見慣れてきたなー!」
須美「気を付けて銀。そう言う時が・・・」
銀「1番危ない、でしょ?大丈夫!私の服は接近戦用で丈夫に作られてるから!」
タケル「だからって、油断は禁物だよ?」
須美「そうよ!アスレチックでも怪我しそうになったんだから!」
銀「うぅっ・・・」
タケル「え、アスレチックで怪我?」
園子「アスレチックで落ちそうになったけど、怪我無くて済んだんだよ〜。」
タケル「それはちょっと危ないよ・・・」
園子「ミノさん、最近わっしーに注意されるような事をわざと言ってるみたい〜!」
銀「あははは!何だか癖になってさ!須美に怒られるのを!」
須美「勘弁して欲しいわ・・・」
園子「っ!来たよ!」
タケル「来た!」
2体のバーテックスが現れた。
園子「ええ!?2体!?」
タケル「一気に攻め込む気なのか!?」
銀「そう来たか!」
須美「力を合わせれば、2体だろうと大丈夫よ!」
タケル「そうだよ!」
銀「それな!」
園子「私とミノさんとター君がそれぞれ1体相手するから、わっしーは遊撃で援護してね!」
須美「任せてそのっち!」
タケル「ベートーベンさん!」
ベートーベンゴースト眼魂を、ゴーストドライバーに装填した。
『カイガン!ベートーベン!曲名!運命!ジャジャジャジャーン!』
ベートーベン魂を纏い、園子と銀と一緒にバーテックスに立ち向かう。
園子「行くよーーーーー!!!」
すると1体のバーテックスが、尻尾で襲い始めた。
タケル「させない!」
指揮を取って、音楽の音色をエネルギーにして操り、バーテックスの尻尾を攻撃した。
銀「私は気持ち悪い方と戦う!」
タケル「油断しないで!」
園子「どっちも気持ち悪いと思うな・・・」
もう1体のバーテックスに銀が挑む。
銀「おりゃあああああ!!!」
双斧でバーテックスを斬るが、物凄い硬さで弾かれた。
銀「分かりやすい!私向きだ!」
遠くからは、須美が遊撃援護をする。
須美「っ!」
チャージして、銀と戦うバーテックスの頭を射抜いた。
銀「ナイス!!」
ジャンプしてバーテックスを後ろに倒した。
そして園子はバーテックスの尻尾を槍で受け止め続け、ゴーストが音色でダメージを与え続ける。
園子「当たると痛そうだなぁ・・・」
遠くから須美がチャージした矢でバーテックスを射抜いた。
園子「そこだあああああ!!!」
ジャンプして、矢で射抜いた箇所に突き刺した。
タケル「今だ!!」
『ダイカイガン!ベートーベン!オメガドライブ!』
無数の音符エネルギーを、射抜いた箇所に一斉に放った。射抜いた箇所が爆発し、バーテックスが後ろに倒れた。
須美(優勢だわ。このまま押し切る・・・!っ!!)
すると何処からか無数の矢を一斉に放射した。
銀「ヤバイ!!」
須美「マズイ!!」
園子「皆!こっち!!」
タケル「させない!!」
『カイガン!ニュートン!リンゴが落下!引き寄せまっか!』
須美と銀が園子に引っ付いて、園子が槍を展開させて矢を防ぎ、ゴーストニュートン魂を纏い、左手のリパルショングローブで矢を全て引き寄せた。
銀「何だよこれ・・・?」
するともう1体のバーテックスが、尻尾を大きく振った。
須美・園子・銀「っ!!」
尻尾が須美と園子と銀を突き飛ばした。
須美・園子・銀「うわあああああああ!!!」
そして更に尻尾を振って、須美と園子を突き飛ばした。
須美・園子「きゃああああああ!!!」
タケル「須美ちゃん!園子ちゃん!銀!よくも!!」
引き寄せた全ての矢を、尻尾を持つバーテックスに向けて飛ばした。そのバーテックスが矢を受けて後ろに倒れた。
タケル「皆!!」
突き飛ばされた須美と園子は、血を流して倒れていた。
銀「須美!!園子!!大丈夫か!?」
タケル「須美ちゃん!!園子ちゃん!!」
須美「・・・彼奴が矢を・・・!」
2体のバーテックスの後ろには、また別のバーテックス1体が現れたのだった。
タケル「くそ、こんな時に!」
するとバーテックスが狙いを定めて光の矢を放った。
タケル「危ない!!」
アトラクショングローブで弾き返そうとしたが、爆発した。
3体のバーテックスが進行を開始した。
ゴーストと銀は、須美と園子を安全な場所へ避難させた。
そして遠くから、謎の人物がバーテックスを見ていた。
ゴーストと銀が、須美と園子を安全な場所へ避難させた。
須美「銀・・・?タケルさん・・・?」
銀「動けるのは、私とタケルさんの2人。ここは、怖くても頑張り所だろ。」
タケル「ここは俺達に任せて、2人は休んでて。」
銀「またね!」
ゴーストと銀が走り出す。
2人はバーテックスを追う。
銀「彼奴ら!!」
タケル「このまま行かせない!!」
闘魂ブーストゴースト眼魂をゴーストドライバーに装填した。
『一発闘魂!アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!闘魂カイガン!ブースト!俺がブースト!奮い立つゴースト!ゴー!ファイ!ゴー!ファイ!ゴー!ファイ!』
闘魂ブースト魂を纏った。
タケル「銀、行くぞ!!」
銀「おう!!」
高速でバーテックス達の前に回り込む。
そして、バーテックス達の前に立った。2人はサングラスラッシャーと双斧を持った。
銀「随分前に進んでくれたけどな・・・こっから先は通さない!!!」
タケル「命、燃やすぜ!!!」
2人が一気にダッシュした。バーテックスが矢を連射する。
『ダイカイガン!ブースト!オメガドライブ!』
ゴースト「はあああああああああああ!!!!!」
サングラスラッシャーに炎を纏わせ、矢を全て乱舞で斬り裂いた。
1体のバーテックスがプレートを飛ばしたが、2人がジャンプして避けた。
銀「その攻撃は覚えた!!」
タケル「喰らえ!!」
サングラスラッシャーと双斧でバーテックスを後ろに倒した。
更に長い尻尾を持つバーテックスが2人を襲うが、これも躱した。
銀「それで襲って来るのも!!!」
タケル「もう見切ってる!!!」
サングラスラッシャーと双斧を同時に振り下ろし、尻尾を持つバーテックスを斬り裂いた。
矢を放つバーテックスが口から矢を放射する。
タケル「リョウマさん!」
リョウマゴースト眼魂をゴーストドライバーに装填した。
『カイガン!リョウマ!目覚めよ日本!夜明けゼヨ!』
リョウマ魂を纏い、サングラスラッシャーをブラスターモードに変形し、闘魂ブーストゴースト眼球とリョウマゴースト眼魂を装填した。
『メガマブシー!メガマブシー!ダイカイガン!メガオメガフラッシュ!』
タケル「はぁっ!!」
メガオメガフラッシュで矢を全て消滅させ、矢を放つバーテックスの口に入れて爆発させた。
銀「何上から見てんだ!!!」
矢を放つバーテックスに、銀が大ジャンプして双斧で斬り裂こうとしたが。
銀「っ!?」
バーテックスのプレートが現れたが、すぐに避けた。
尻尾を持つバーテックスが尻尾でゴーストを襲う。
タケル「くっ!!!」
サングラスラッシャーで防ぐが、耐え切れず後ろに飛ばされた。
銀「タケルさん!!やったな!!」
タケル「銀!!止めろ!!」
バーテックス達に向かって走る銀を止めるが。
銀「痛かったんだぞ!!自分達も受けろ!!」
タケル「ゴエモンさん!!」
ゴエモンゴースト眼魂をゴーストドライバーに装填した。
『カイガン!ゴエモン!歌舞伎ウキウキ!乱れ咲き!』
ゴエモン魂を纏い、銀の後を追う。
銀「お前達はここから・・・出て行けええええええええ!!!!」
炎を纏った双斧で尻尾を持つバーテックスを斬り続ける。すると後ろから巨大な矢が迫る。
タケル「銀ーーーーーー!!!!!!」
ゴーストが銀の後ろに現れ、サングラスラッシャーで防ぐ。
タケル「ぐっ!!!!」
銀「タケルさん!!!うわあああああ!!!」
隙を突かれてバーテックスの尻尾攻撃で飛ばされた。
タケル「銀!!!くそっ!!!」
『ダイカイガン!ゴエモン!オメガドライブ!』
タケル「うおおおおおおおおおおお!!!!!」
サングラスラッシャーで強力な斬撃を繰り出し、バーテックスの尻尾を粉砕した。
突き飛ばされた銀の横に着地した。
タケル「はぁ・・・はぁ・・・銀、大丈夫!?」
銀「タ、タケル・・・さん・・・!!」
しかしバーテックス達が、自己修復を開始した。
タケル「そんな、こんなの勝ち目無い!!」
銀(此奴らが・・・神樹様を壊せば・・・!)
タケル「銀、ここは休んでて。俺が彼奴らを倒す!」
アイコンドライバーGを取り出して、装着しようとしたが。
銀「させるもんか・・・絶対・・・!」
タケル「え?」
フラフラしながら銀が立ち上がった。
銀「タケルさん・・・ここは私がやる・・・」
タケル「無茶だよ!!君のその大怪我じゃ、君が死ぬだけだよ!!!」
銀「彼奴らを倒さないと・・・神樹様が破壊されてしまう・・・!!」
タケル「駄目だよ!!もう下がって!!」
銀「止めないで・・・!私に・・・任せろ!!!」
走り出してしまった。
タケル「銀!!!!」
バーテックス達に向かってジャンプした。
銀「帰るんだ!!!守るんだ!!!」
バーテックスの矢を、双斧で斬り続ける。
銀「化け物には分からないだろ!!!この力!!!」
タケル「銀!!!もう止めてくれ!!!」
ゴーストが銀を止めに行く。
銀「これこそ!!!人間様の気合とーーー!!!」
流血しながらも、矢を放つバーテックスを斬り続ける。
銀「根性とーーーー!!!魂って奴よーーーーーーー!!!!!」
タケル「銀!!!!!!」
銀の前にゴーストが現れて、サングラスラッシャーで矢を全て斬り続ける。
タケル「これ以上は止めろ!!!!死ぬだけだよ!!!!」
銀「止めないでくれ!!!!これは私と・・・彼奴らの戦いだ!!!!」
タケル「それでも!!!!!」
するとバーテックス達が一斉に急接近し始めた。
タケル「っ!?特攻!?」
銀「タケルさん!!!!」
ゴーストの腕を掴んで、後ろに投げた。
タケル「止めろーーーーー!!!!!!!」
銀(・・・さようなら・・・皆・・・)
だが銀は、一筋の光を見た。
銀(え・・・?)
そしてバーテックス達が謎の大爆発に巻き込まれ、消滅した。
あの後鎮花の儀が行われ、重傷を負った須美と園子が、銀とタケルを探しに行った。
須美「敵は・・・・?」
園子「あっ!」
何かを発見した。それは、倒れているタケルだった。
園子「ター君!」
須美「タケルさん!」
タケルを発見して、体を揺らす。
須美「タケルさん!」
園子「ター君!しっかりして!」
タケル「・・・う・・・ん?」
するとタケルが目を開けて体を起こした。
タケル「いててて・・・」
須美「タケルさん!」
タケル「須美ちゃん・・・園子ちゃん・・・」
園子「無事で良かった・・・」
タケル「そうか、さっきの爆発で飛ばされたんだ・・・っ!銀は!?」
須美・園子「っ!」
3人は銀を探しに歩く。タケルが須美と園子の腕を両肩に乗せて歩く。
タケル「銀・・・何処に居るんだ?」
園子「っ!わっしー!ター君!彼処!」
須美「っ!」
遠くを見ると、誰かが倒れていた。
タケル「あれは、まさか・・・!!」
倒れてる人物に近付くと・・・
園子「っ!!」
須美「っ!!」
タケル「っ!?」
血まみれになった銀が倒れていた。
タケル「銀!!」
須美「銀!!しっかりして!!」
園子「ミノさん!!」
しかし、幾ら叫んでも銀が目覚めない。
タケル「そんな・・・・こんな事って・・・・」
須美「う・・・うぅ・・・」
園子「うぅ・・・・」
タケル「くそ・・・くそおおおおお!!!!」
須美・園子「うわああああああああああああ!!!!!」
死んでしまった銀を見て、タケルが地面を叩き、須美と園子が大泣きした。
銀「ゴホッ・・・ゴホッ!」
タケル「っ!?」
須美・園子「っ!!」
銀「な・・・何泣いてるんだよ・・・」
何と、銀は生きていた。
須美「銀!!!」
園子「ミノさん!!!」
タケル「銀!!!!」
須美「良かった・・・!!!!」
園子「ミノさん・・・!!!!」
大泣きして銀を抱き締めた。
銀「痛い痛い・・・心配させてごめんよ・・・」
タケル「でも、どうやってあの爆発から・・・?」
するとそこに、謎の人影が現れた。
須美「っ!?」
園子「え!?」
タケル「ま、まさか・・・!!」
その人物の正体は・・・
『スペクター!レディゴー!覚悟!ド・キ・ド・キ!ゴースト!』
マコト「待たせたな、タケル。」
タケル「マコト兄ちゃん!!!」
その正体は、仮面ライダースペクターだった。
須美「あの人は・・・?」
タケル「マコト兄ちゃん、俺と同じ仮面ライダーだよ。マコト兄ちゃん、銀を助けてくれたの?」
マコト「ああ、彼奴が死んで行くのを見過ごす事が出来なかったんだ。」
タケル「そうだったんだ・・・」
マコト「それに、俺の他に皆も来てる。」
タケル「え?」
アカリ「タケル!!」
御成「タケル殿!!」
カノン「タケルさん!!」
タケル「アカリ!!御成!!カノンちゃん!!」
何と月村アカリと御成と深海カノンがここに居た。
タケル「皆、どうしてここに?」
マコト「後で話す。」
タケル「分かった。銀、現実世界に帰ったら病院へ行こう?」
銀「うん・・・」
すると樹海が晴れて、現実の世界に戻った。
「END」
キャスト
天空寺タケル:西銘駿
鷲尾須美:三森ずすこ
乃木園子:花澤香菜
三ノ輪銀:花守ゆみり
安芸先生:佐藤利奈
松田利冴
松田颯水
七瀬彩夏
井上ほの花
深海マコト:山本涼介
月村アカリ:大沢ひかる
御成:柳喬之
深海カノン:工藤美桜
第十七話・娯楽!夏祭り!