過去、◯◯を苦しめたのは
◯◯◯ではなく
◯◯◯◯だったことも。
そうなった原因は、
そもそも◯◯だったことも。
◯◯の◯という話に少し似ている、
と思った。
勇者御記二九八年九月二十一日
大赦書史部 巫女様 檢閲濟
とある滝。ここに、須美と園子が滝行を行った。タケルとマコトが2人の様子を見守る。
数日前。
須美『新装備?』
安芸先生『ええ。それを得る為に一度スマホを収めて貰います。』
2人は、スマホを安芸先生に預けた。
タケル『安芸先生、銀のスマホもお願い出来ますか?』
安芸先生『はい。』
銀のスマホも預けた。
タケル『戻って来たら、俺に預からせて下さい。銀が回復するまで。』
安芸先生『分かりました。』
現在に戻った。
神樹は外壁と戦う為、勇者に力を与える。だがその力は、誰でも受け取れる訳では無い。それは限定的なもので、神樹と極めて高いレベルで共鳴出来る人間。極少数の選ばれた人間にしか使用する事は不可能。
滝行から戻ると、大赦の人々が待っていた。2人の濡れた白装束を脱がせ、身体を拭き、白い巫女服を着させた。そして、2人に新装備を導入したスマホを授けた。すると須美と園子のスマホから、光が出現した。その光から、小さな者が出現した。須美のは割れ目から目と手を覗かせた卵のような姿、園子のは黒い鳥。
園子「わぁ〜!」
須美「これが新装備?」
安芸先生「そう。勇者の武装を何倍も強化する精霊よ。」
園子「わぁ〜!宜しく〜!」
須美「これが精霊・・・頼もしいわね。」
園子「うん!」
安芸先生「ではタケルさん、これを。」
銀のスマホをタケルに。
タケル「はい。」
スマホを預けた。
安芸先生「三ノ輪さんが帰って来たら、渡してあげて下さい。」
タケル「はい。」
後日の鷲尾家の朝。
父親「これは朝から豪勢だな。須美が作ったのかい?」
須美「はい。今日は特別に野菜たっぷりにしておきましたから。」
母親「どうして?朝からお肉ガツガツで良いのよ?
須美「ダーメ!お母様にはもっと健康に気を付けて貰わないと!」
皿に筑前煮どっさり盛った。
須美「さぁ、いただきましょ?」
朝食を食べる。
母親「須美。あなたはお勉強もお役目もあるのだから、無理しなくて良いのよ?」
須美「ううん、私に出来る事はこれくらいしかないから・・・」
母親「須美、あなたは十分に大切な私達の子よ。」
須美「分かってる。ありがとう、お母様、お父様。それに私料理作るの好きだから、お母様よりもね。それじゃ、行って来ます。」
父親「ああ、気を付けて行ってらっしゃい。」
須美は学校へ向かった。
父親「子供の出来なかった私達に勿体無い。本当に良い子だよ・・・」
実は須美は、鷲尾家の養子だった。
病室。
タケル「君のスマホに、新装備が導入されたんだ。」
銀「新装備?」
タケル「ちょっと見てみる?」
スマホを銀に渡すと、スマホから光が出現し、中から骸骨の精霊が現れた。
銀「おぉ〜!」
マコト「それは精霊だ。勇者の力を高める。」
アカリ「可愛いわね〜。」
御成「これが精霊ですか〜。」
カノン「可愛い〜。」
銀「ん〜・・・よし、お前の名前はガシャドクロだ!」
タケル「それって、この精霊の名前?」
銀「そうだよ。格好良いし!」
タケル「そうか。銀、そのスマホを俺に預からせて。」
銀「うん。」
ガシャドクロを収めて、スマホをタケルに預ける。
タケル「銀、これは君が回復するまでに預けておく。」
銀「分かったよ。」
アカリ「そうだわ、今日イネスでハロウィンイベントがあるの。一緒に行かない?」
銀「お!良いですね!」
アカリ「ちょっと今から外出許可貰いに行って来るから。」
神樹館。
須美「おはよう!え?」
園子「おはーサンチョー・・・ん?」
教室に入ると、クラスメイト達が何かをしていた。そして2人を見ると。
横断幕に『わたしたちの勇者がんばれ』と大きく書いたのを見せた。
須美・園子「・・・・・」
クラスメイトA「先生達に内緒で作ってたの。」
須美「・・・こう言う事は禁止されてるはずでしょ?」
クラスメイトB「でも、他に何も思い付かなくて・・・」
クラスメイトC「入院してる銀ちゃんや、2人の事も考えないで質問責めしちゃったから・・・鷲尾さんも乃木さんも、それに銀ちゃんも・・・私達なんかよりもずっと辛いはずなのに・・・」
クラスメイトD「皆で考えて、どうしても謝りたくて!」
須美「これは先生には絶対に内緒にしておかないと・・・でも、ありがとう。本当に。」
皆に感謝し、皆が喜んだ。
クラスメイトA「ねぇ!お役目って何時か終わるんでしょ?」
クラスメイトB「銀ちゃんの入院も何時か終わるんでしょ?」
クラスメイトC「そしたら、普通に一緒に遊べるんだよね?」
須美「え・・・えぇ!」
クラスメイトA「やったー!私、鷲尾さんともっとお友達になりたかったの!」
クラスメイトB「サンチョ可愛いね!」
夕方のイネス。今日はハロウィンイベント。
園子「カボチャだカボチャ!外国のお祭りだ〜!」
須美「我が国の懐の広さよね。」
園子「色んなお祭りが楽しめるよね!」
須美「ええ!」
銀「おーい!須美ー!園子ー!」
園子「ミノさーん!」
そこに銀やタケル達も居た。
イネスに入る。
園子「とぉ!」
須美「うわっ!何!?」
園子「この帽子被って〜?」
帽子を須美に被せる。
園子「ほらわっしー、似合ってるぜ〜!」
銀「須美、帽子似合ってる〜!」
須美「そ、そう?」
アカリ「ええ。可愛いよ!」
園子「その帽子で鳩を出す芸を覚えてみるの良いかもー!」
すると園子の精霊が勝手に飛び出した。
銀「うわっ!」
園子「こら、出て来ちゃ駄目だよセバスチャン!」
須美「セ、セバ?」
園子「カラス・セバスチャン・天狗。ミドルネーム付けてみたんだ!」
指を鳴らすとセバスチャンが消えた。
須美「そ、そうなのね・・・」
タケル「わざわざミドルネームまで・・・」
銀「あ、セバスチャンが来た。」
今度はカボチャに入ったセバスチャンが飛んで来た。
園子「あ!もう、また勝手に出て来ちゃ駄目だよ〜!」
須美「神樹様が遣わせた精霊・・・この子達がね・・・」
銀「あははは。」
園子「きっと見た目が違って、その力は真に恐ろしいんだよ!」
須美「だと良いんだけど・・・」
男の子「ママー!カボチャが空を飛んでるよー?」
ママ「あら本当!」
須美「あ、α波で浮かんでいます。」
タケル「いや、それ無理あるんじゃ・・・」
男の子「ええ!凄え!」
タケル「信じちゃった!?」
園子「わっしー!凄えー!」
マコト「早く仕舞え、園子。」
同じ頃乃木家では、安芸先生が園子の両親と面談をしていた。
園子の父「それもお役目の一環なのだと言うのなら、仕方ありません。乃木家に生まれた園子の使命です。」
園子の母「あの子には何の責任もないのに・・・」
園子の父「園子の魂はずっと新樹様と一緒に居られるんだ・・・とても光栄な事なんだよ。」
園子の母「分かっているわ。でも、代われるものなら私が代わってあげたい・・・」
その後は鷲尾家で須美の両親と面談。
須美の母「その新しいシステムの事は、あの子達に伝えたら駄目なんですか?」
須美の父「こんな残酷な事教えられる訳ないだろ!」
安芸先生「心中お察し致します。」
同じ頃須美達は、フードコートでジェラートを食べていた。
銀「どうどう?しょうゆ豆味は?」
須美「・・・やっぱりピンと来ないわね。」
銀「えぇ〜?それは無いよ〜!」
園子「あははは。」
須美「そのっちのバニラ味頂戴!」
園子「うわあああ!!わっしーに取られた〜!」
須美「フッフッフ〜。」
園子「あわわわわ!その目はまだ狙ってる!?」
銀「私にも頂戴!」
今度は銀が園子のバニラを取った。
園子「わわわわわ!!ミノさんまで・・・!!!」
タケル「須美ちゃん、銀、あんまり取ると園子ちゃん泣くよ?」
鷲尾家。
安芸先生「どうか、くれぐれも取り乱す事のないようお願い致します。神樹様と共にある彼女達の為にも。」
須美の母「そんな・・・それじゃあの子達はまるで生贄じゃないですか!」
安芸先生(勇者なんて、体よく取り繕っているけど、それはこれからもずっと選ばれ、そして失われていく生贄・・・)
その頃須美達は。
須美「お父様もお母様も学校の友達も、皆応援してくれている。お役目がある私達は幸せだ。」
園子「横断幕貰っちゃったね〜!」
銀「どんなの?私にも見せて?」
園子「じゃあ病院に戻ったら見せてあげるね〜。」
須美「あ・・・!」
タケル「ん?」
マコト「っ!」
3人は気配を感じた。
園子「来るの?」
須美「うん、来る。」
園子「分かるようになってきちゃったね。」
すると須美は、あの夢を思い出した。
須美(今度のは、きっと大変な戦いになる。神樹様も、それを伝えようとしていた・・・)
”ピロピロピロリン”
するとスマホからアラートが。それは樹海化警報のアラートだった。
アカリ「何この音?」
須美「気を引き締めて。」
園子「うん!集中集中!」
タケル「マコト兄ちゃん。」
マコト「分かってる。」
銀「2人共、頑張れよ。」
園子「勿論!あ、そうだ!」
須美「ん?」
すると園子は、髪留めに使ってるリボンを須美に渡した。
園子「これ、わっしー持ってて?」
須美「え、ええ。」
園子「髪に付けてくれても良いんだよ?」
須美「戦いが終わったら付けてみるわ。似合ってたら褒めてね、そのっち!銀!」
園子・銀「うん!」
瀬戸大橋から亀裂が起こり、樹海化が進む。
マコト「来たぞ!」
御成「皆さん、御武運を!」
須美「そのっちは私が守るから!」
園子「わっしーも私が守るからね!約束!」
須美「うん!約束!必ず一緒に帰ろう!」
そして樹海に飲み込まれた。
樹海。そこに3体のバーテックスが出現した。
園子「3体!?」
須美「そう言う事か・・・」
以前銀とゴーストが3体のバーテックスと戦った時を思い出した。
銀「あの時と似ている?」
園子「よ〜し!行くよ!」
須美「了解!」
園子「おお!イカす〜!」
タケル「マコト兄ちゃん!行こう!」
マコト「おう!」
須美と園子は新装備を導入された勇者に変身した。
『アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!』
『アーイ!バッチリミロー!バッチリミロー!』
タケル・マコト「変身!」
『カイガン!オレ!レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!』
『カイガン!スペクター!レディゴー!覚悟!ド・キ・ド・キ!ゴースト!』
2人は仮面ライダーゴースト・オレ魂と仮面ライダースペクターに変身した。
須美「宜しくね!あなたの名前は白銀よ!」
自分の武器である狙撃銃に名前を付けた。
園子「あぁ〜!良いね〜!」
銀「須美らしいな。」
須美「バックアップは任せて。」
タケル「行こう!」
4人はバーテックスに立ち向かう。
銀「須美、園子、帰って来てくれよな。」
アカリ「タケル、マコト、頑張って。」
御成「無事を祈りますぞタケル殿、マコト殿。」
カノン「タケルさん、お兄ちゃん。」
地面を泳ぐバーテックスに、1つの光が直撃された。それは須美の狙撃銃だった。狙撃銃を連射し、地面を泳ぐバーテックスに全弾命中。
園子「やあああああああ!!!」
タケル「はああああああ!!!」
マコト「うおおおおおお!!!」
槍とガンガンセイバーとガンガンハンドで、地面を泳ぐバーテックスを叩いた。
須美(これなら・・・っ!!)
別のバーテックスが園子を狙って電撃を放射。
園子「きゃああああああ!!!」
しかし精霊のセバスチャンが園子を守った。すると園子の花が光った。
タケル「園子ちゃん!」
マコト「うおおおおおおおおお!!!」
『ダイカイガン!スペクター!オメガドライブ!』
マコト「だあああああああああ!!!」
ガンガンハンド・ロッドモードで、電撃を放射するバーテックスを強く叩いた。
タケル「園子ちゃん!大丈夫!?」
園子「ビリビリ来たぁ・・・ありがとうセバスチャン!」
セバスチャンはえっへんと頷く。
すると地面を泳ぐバーテックスが、黒い煙幕を放出した。
園子「何これ!?何も見えない!?」
タケル「煙?」
着地したスペクター。
マコト「煙幕か!?」
須美「ガス・・・まさか!!」
バーテックスが下に向けて電撃を放射。するとガスが粉塵爆発のように大爆発を起こした。
タケル・マコト「うわああああああああ!!!」
園子「きゃあああああああ!!!」
須美「くっ!!」
ゴーストとスペクターが爆発で吹き飛ばされたが、須美と園子は精霊のお陰で難を逃れた。すると須美と園子の花がまた1つ光った。
須美「これが、勇者の新しい力・・・!」
園子「キタキタキター!!行くよ!!!」
すると2人の花が強く輝き。
須美・園子「満開!!!」
2人は光に包まれ、強大な力を手に入れた。
銀「す、凄え!」
アカリ「綺麗〜!」
御成「花が咲いておりますぞ!!」
カノン「凄いよ!」
タケル「あ、あれが・・・!」
マコト「満開・・・!」
バーテックスが須美に向かって強力な電撃を放射したが、須美がバリアで防いだ。
須美「お前達の攻撃は、もう届かない!!」
全砲台のエネルギーを集め、電撃を放射するバーテックスに向けて一斉発射した。電撃を放射するバーテックスが砂のように溶け、本体が光となって消滅した。
須美「何、あれ?」
そして園子は、地面を泳ぐバーテックスと交戦中。
園子「おぉ〜!潰しに来た〜!」
船のオールから巨大な刃が射出され、地面を泳ぐバーテックスを何度も串刺しした。
園子「ふふ〜ん。」
指を鳴らして、オールを射出してバーテックスに狙いを定め。
園子「ふんっ!」
両手を合わせて、オールで地面を泳ぐバーテックスを串刺しした。すると砂のように溶け、本体が光となって消滅した。
タケル「凄い・・・」
マコト「あれが満開の力・・・」
須美「これで後1体・・・」
だがその時、須美が突然力尽きて落下した。
園子「わっしー!?・・・きゃああああ!!」
更に、園子も力尽きて落下した。
タケル「須美ちゃん!!」
マコト「園子!!」
2人は急いで2人を助けに行った。
落下した須美と園子だが、精霊のお陰で地面に激突せずに済んだ。
銀「須美!!園子!!」
落下した須美に、ある異変が。
須美「・・・足が・・・」
両足が動かなくなってしまっていた。すると須美の髪の毛が伸びた。
更に園子の右目に異変が。
園子「あれ・・・目が・・・」
右目が見えなくなってしまった。
須美が、長い髪で立ち上がった。
タケル「須美ちゃん!大丈夫!?」
須美「タケルさん・・・っ!」
マコト「園子!」
園子「マー君・・・っ!」
残るバーテックスは後1体。
須美「もうここまで・・・え!?」
するとバーテックスが炎の扉を開き、そこから無数の炎を放出した。
アカリ「何あれ!?」
銀「須美!!園子!!逃げろ!!」
園子「うわあああああ!!何かいっぱい来たーーー!!??」
マコト「させるか!!」
ディープスペクターゴースト眼魂をゴーストドライバーに装填した。
『ダイブ・トゥー・ディープ!アーイ!ギロットミロー!ギロットミロー!ゲンカイガン!ディープスペクター!ゲットゴー!覚悟!ギ・ザ・ギ・ザ!ゴースト!』
ディープスペクターを纏い、ディープスラッシャーを取り出した。
マコト「フッ!!」
ディープスラッシャー・ブラスターモードで炎を撃ち落とす。
『闘魂カイガン!ブースト!俺がブースト!奮い立つゴースト!ゴー!ファイ!ゴー!ファイ!ゴー!ファイ!』
闘魂ブースト魂を纏ったゴーストが、サングラスラッシャー。ブラスターモードで炎を撃ち落とす。だが別の炎が須美に激突した。
須美「きゃああああ!!」
タケル「須美ちゃん!!」
すると再び須美の花が光った。
園子「数が多過ぎるよ!!」
マコト「キリが無い!!」
園子「きゃあああああ!!!」
マコト「園子!!!」
炎が園子と激突し、園子の花が再び光った。
須美(今は・・・やるしか無い!!)
タケル「須美ちゃん!!ここは下がって!!」
須美「いえ、行きます!!そのっち!!」
園子「うん!!」
マコト「まさか・・・止めろ!!!」
須美・園子「満開!!!!」
何と再び満開を発動したのだった。すると樹海が白くなり、大橋が光となって消滅した。
銀「樹海が!」
アカリ「ここは危ないわ!逃げましょう!」
御成「に、逃げますぞーー!!」
カノン「早く早く!!」
4人はその場から逃げる。
満開した2人は、炎を打ち落とし続ける。
タケル「須美ちゃん!園子ちゃん!」
マコト「タケル、あの2人の異変に気付いたか?」
タケル「え?」
マコト「2人は満開した後に、異常個所があった。須美は両足、園子は右目。」
タケル「って事は・・・満開した後に後遺症が!?」
マコト「早く戦いを終わらすぞ!」
タケル「分かった!!」
サングラスラッシャーに闘魂ブーストゴースト眼魂とオレゴースト眼魂を装填し、ディープスラッシャーにディープスペクターゴースト眼魂と、スペクターゴースト眼魂を装填した。
『メガマブシー!メガマブシー!闘魂ダイカイガン!メガオメガフラッシュ!』
『メガハゲシー!メガハゲシー!極限ダイカイガン!ギガオメガダマ!』
強力な熱光線とプラズマエネルギーを同時発射し、炎を多く打ち落とした。
するとバーテックスが炎を集め、太陽のような大きい炎を作り上げて飛ばした。
須美「っ!!」
園子「しまった!!わっしー!!!」
オールでバリアを作り、須美を守る。
タケル「須美!!」
マコト「今行くぞ!!」
『ゲンカイダイカイガン!ゲキコウスペクター! デットゴー!激怒!ギ・リ・ギ・リ!ゴースト! 闘争!暴走!怒りのソウル!』
ディープスペクターがゲキコウモードに強化した。
『闘魂ダイカイガン!ブースト!オメガドライブ!』
『極限ダイカイガン!ディープスペクター!ギガオメガドライブ!』
タケル「はああああああああああ!!!」
マコト「だああああああああああ!!!」
オメガドライブとギガオメガドライブで太陽を押し返そうとする。すると園子が吹き飛ばされた。
園子「きゃあああああああ!!!」
満開が切れ、落下した。
須美「そのっち!!」
タケル「命、燃やすぜ!!!」
マコト「俺の生き様、見せてやる!!!」
高速回転して、太陽を消滅させた。
だが、大橋が破壊されてしまった。
須美「大橋が・・・」
ゴーストとディープスペクターが須美の横に着地する。
タケル「瀬戸大橋が!?」
マコト「破壊された!?」
しかしバーテックスが再び炎を放出し続ける。
園子「・・・・腕が痺れて・・・・」
落下した園子の左腕が痺れてしまった。すると左腕が光った。これを見て、園子が察した。
放出し続ける炎を、須美が打ち落とし続ける。ゴーストとディープスペクターも炎を撃ち落とす続ける。すると真上から槍が伸び、炎を落とした。
須美「っ!!そのっち!!」
タケル「園子ちゃん!!」
マコト「園子!!」
須美「無事だったのね!」
園子「ねぇわっしー、何か変だよ!?この戦い方で良いの!?」
須美「分からない・・・でも今は新樹様をお守りしないと、私達の世界が無くなる・・・」
園子「そ、そうだね・・・」
するとバーテックスが再び巨大な炎を作り上げた。
園子「さっきの攻撃!?」
マコト「くそ!!」
タケル「ムサシさん!!」
サングラスラッシャーに闘魂ブーストゴースト眼魂とムサシゴースト眼魂を装填した。
『闘魂ダイカイガン!メガオメガシャイン!』
ゴーストが大ジャンプし、サングラスラッシャーで炎の鉞を生成し、太陽を防ぐように斬る。
タケル「くっ!!!!うわあああああ!!!」
飛ばされたゴーストが落下した。
マコト「タケル!!」
園子「ター君!!」
須美「やらせない!!もう、誰も!!!」
砲台でエネルギーを集め、巨大なエネルギーを生成して飛ばした。
2つの大玉が激突し、大爆発を起こした。
須美「・・・」
園子「わっしー!」
マコト「須美!!」
須美「そのっち・・・マコトさん・・・後はお願い・・・彼奴を止めて!」
園子「・・・うん!」
マコト「任せろ!」
2人は飛翔した。
園子「満開!!」
再び満開を発動した。
『極限ダイカイガン!ディープスペクター!ギガオメガドライブ!』
園子「退いてえええええええええ!!!!!」
マコト「だああああああああああ!!!!!」
ギガオメガドライブと突進で炎を全て払い落とし、そのままバーテックスに命中した。
園子「ここから、出て行けえええええええええ!!!!!」
マコト「俺達は負けん!!!友の為に!!!」
2人はバーテックスを後ろへ押し通した。そして後ろの壁まで押した。
園子「・・・え、何あれ?」
マコト「あれは?」
2人が見たのは、三角形の物体だった。その物体は壁の奥へ消えた。
園子「ま、待て!!」
マコト「行かせるか!・・・ぐあっ!」
途中でディープスペクターが力尽きて倒れ、マコトに戻った。
園子「マー君!ぐっ!」
同じく園子も満開が切れ、壁の上に落ちた。
園子「ゴホッ!ゴホッ!はぁ・・・はぁ・・・一瞬心臓が止まったかと思った・・・逃がさないんだから・・・」
起き上がって、物体を追う。
そして壁の向こうへ行くと、驚愕の光景が目に映った。
園子「え・・・・?」
辺り一面、炎の海と言う光景だった。
そして自分が立っている真上には、巨大な大木があった。
園子「・・・?」
そして、炎で生成中の新たなバーテックスの姿も見えた。
園子「何・・・これ・・・?あれ!?心臓・・・動いてない・・・?」
そして、無数の小型のバーテックスが浮遊していた。
園子「あぁ、私分かっちゃった・・・」
そして、須美は。
須美「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
変身が解除され、息を切らしていた。そこに、タケルが来た。
タケル「す、須美ちゃん・・・」
須美「はぁ・・・はぁ・・・街は・・・?」
園子「わっしー!!!大変!!!」
そこに園子が、マコトと一緒に戻って来た。
タケル「園子ちゃん!マコト兄ちゃん!」
マコト「タケル・・・」
園子「大変なんだよ!!壁の外がね!!え?」
須美「・・・誰、ですか?」
園子「え?」
タケル「須美、ちゃん?」
須美「何、ですか?」
タケル「須美ちゃん!?俺達が分からないの!?」
須美「何、ですか・・・?あなた達は?一体、あなた達は何ですか!?」
園子「・・・・・わっしー!!!!」
マコト「まさか、記憶が・・・!?」
タケル「あの満開の後遺症が・・・!?」
すると壁の向こうから、炎で生成された無数のバーテックス達が出現した。
タケル「バーテックス!?」
マコト「あんなに・・・!?」
無数のバーテックスを見た園子は、須美に語った。
園子「大丈夫!後は私が何とかするから!私は乃木園子。あなたは鷲尾須美。そしてあの子は三ノ輪銀。3人は友達だよ?」
リボンを須美の右腕に結んだ。
園子「ズッ友だよ?私は死なないから。後でまた会えるから。」
須美「・・・・・」
園子「だから、ちょっと行って来るね。」
タケル「園子ちゃん!俺達も一緒に行く!」
マコト「お前だけ行かせる訳には!」
園子「ター君、マー君、わっしーの事お願いね。」
タケル「駄目だ!!君が満開したら・・・」
マコト「園子!!」
園子「大丈夫。私は死なないから。」
そう言い残して、彼女はバーテックス達に立ち向かった。
タケル・マコト「止めろおおおおおおおお!!!!!!」
園子「満開!!!!!」
再び満開を発動し、バーテックス達と戦う。
園子(何度死んでも良い。だって絶対死ねないんだから。私達は、生かされている。)
須美は倒れて気を失った。タケルとマコトが須美を皆の元へ運ぶ。
現実世界の夜の病室。
須美「・・・・・」
真っ暗な病室で、須美が目を開けた。
須美「ここは・・・・?」
そして、自分の右腕に結んであるリボンを見る。
須美「私は・・・・・?」
そして同じ頃、園子は神として祀られるようになってしまった。
各地で多くの事故や事件が多発した。
神樹館では、6年生達が卒業した。
そして須美の名前は、鷲尾須美から東郷美森に改名された。彼女はこの2年間、両足の機能が奪われ、記憶を失っていたのだった。
そして彼女はタケル達と共に引っ越す事にした。引っ越し先は、とあるお屋敷。
東郷「わぁ〜、大きい〜。うちってここまでお金持ちだったっけ?」
タケル「そうだね。君のお家は凄いよ。」
アカリ「じゃあ入ろうか。」
車椅子をアカリが押して敷地内に入る。
東郷(新しい生活、ここで始まるのね。)
すると後ろから。
???「こんにちは〜!」
東郷「ん?」
1人の少女が声を掛けてくれた。
少女「もしかして、あなたがここの家に住むの?」
東郷「え、ええ・・・」
タケル「そうだよ。俺達もここに住むんだ。」
少女「じゃあ新しいお隣さんだ!あ、私は結城友奈。宜しくね!」
握手した。
東郷「東郷美森・・・」
友奈「それで、皆さんのお名前は?」
タケル「俺は天空寺タケル。」
マコト「深海マコトだ。」
アカリ「月村アカリよ。宜しくね。」
御成「拙僧は御成と申します。以後、お見知り置きを。」
カノン「私は深海カノンです。」
体を神樹様に、
◯◯◯しながら戦い続けること。
それは、すても素敵なことらしく・・・・・・。
私の両親は、泣いていたという。
わっしー・・・・・・
今は、◯◯さんか。
私より軽度で良かった。
勇者御記二九八年十月十一日
大赦書史部 巫女様 檢閲濟
そして物語は、結城友奈の章へ続く。
「END」
キャスト
天空寺タケル:西銘駿
深海マコト:山本涼介
鷲尾須美:三森ずすこ
乃木園子:花澤香菜
三ノ輪銀:花守ゆみり
安芸先生:佐藤利奈
結城友奈:照井春佳
月村アカリ:大沢ひかる
御成:柳喬之
深海カノン:工藤美桜
てらそままさき
鍋井まき子
綾瀬有
長江里加
井上ほの花
七瀬彩夏
増谷康紀
中原麻衣
次回・勇者の章
第十九話・始動!華やか日々!