命を燃やす勇者達   作:naogran

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私は、◯◯を◯になってから知った。
過去、◯◯を苦しめたのは
◯◯◯ではなく
◯◯◯◯だったことも。
そうなった原因は、
そもそも◯◯だったことも。
◯◯の◯という話に少し似ている、
と思った。

勇者御記二九八年九月二十一日

大赦書史部 巫女様 檢閲濟


第十八話「約束!燃え尽きる記憶!」

とある滝。ここに、須美と園子が滝行を行った。タケルとマコトが2人の様子を見守る。

 

 

 

 

 

 

数日前。

 

須美『新装備?』

 

安芸先生『ええ。それを得る為に一度スマホを収めて貰います。』

 

2人は、スマホを安芸先生に預けた。

 

タケル『安芸先生、銀のスマホもお願い出来ますか?』

 

安芸先生『はい。』

 

銀のスマホも預けた。

 

タケル『戻って来たら、俺に預からせて下さい。銀が回復するまで。』

 

安芸先生『分かりました。』

 

 

 

 

 

 

現在に戻った。

 

神樹は外壁と戦う為、勇者に力を与える。だがその力は、誰でも受け取れる訳では無い。それは限定的なもので、神樹と極めて高いレベルで共鳴出来る人間。極少数の選ばれた人間にしか使用する事は不可能。

 

 

 

 

滝行から戻ると、大赦の人々が待っていた。2人の濡れた白装束を脱がせ、身体を拭き、白い巫女服を着させた。そして、2人に新装備を導入したスマホを授けた。すると須美と園子のスマホから、光が出現した。その光から、小さな者が出現した。須美のは割れ目から目と手を覗かせた卵のような姿、園子のは黒い鳥。

 

園子「わぁ〜!」

 

須美「これが新装備?」

 

安芸先生「そう。勇者の武装を何倍も強化する精霊よ。」

 

園子「わぁ〜!宜しく〜!」

 

須美「これが精霊・・・頼もしいわね。」

 

園子「うん!」

 

安芸先生「ではタケルさん、これを。」

 

銀のスマホをタケルに。

 

タケル「はい。」

 

スマホを預けた。

 

安芸先生「三ノ輪さんが帰って来たら、渡してあげて下さい。」

 

タケル「はい。」

 

 

 

 

 

 

後日の鷲尾家の朝。

 

父親「これは朝から豪勢だな。須美が作ったのかい?」

 

須美「はい。今日は特別に野菜たっぷりにしておきましたから。」

 

母親「どうして?朝からお肉ガツガツで良いのよ?

 

須美「ダーメ!お母様にはもっと健康に気を付けて貰わないと!」

 

皿に筑前煮どっさり盛った。

 

須美「さぁ、いただきましょ?」

 

朝食を食べる。

 

母親「須美。あなたはお勉強もお役目もあるのだから、無理しなくて良いのよ?」

 

須美「ううん、私に出来る事はこれくらいしかないから・・・」

 

母親「須美、あなたは十分に大切な私達の子よ。」

 

須美「分かってる。ありがとう、お母様、お父様。それに私料理作るの好きだから、お母様よりもね。それじゃ、行って来ます。」

 

父親「ああ、気を付けて行ってらっしゃい。」

 

須美は学校へ向かった。

 

父親「子供の出来なかった私達に勿体無い。本当に良い子だよ・・・」

 

実は須美は、鷲尾家の養子だった。

 

 

 

 

 

 

病室。

 

タケル「君のスマホに、新装備が導入されたんだ。」

 

銀「新装備?」

 

タケル「ちょっと見てみる?」

 

スマホを銀に渡すと、スマホから光が出現し、中から骸骨の精霊が現れた。

 

銀「おぉ〜!」

 

マコト「それは精霊だ。勇者の力を高める。」

 

アカリ「可愛いわね〜。」

 

御成「これが精霊ですか〜。」

 

カノン「可愛い〜。」

 

銀「ん〜・・・よし、お前の名前はガシャドクロだ!」

 

タケル「それって、この精霊の名前?」

 

銀「そうだよ。格好良いし!」

 

タケル「そうか。銀、そのスマホを俺に預からせて。」

 

銀「うん。」

 

ガシャドクロを収めて、スマホをタケルに預ける。

 

タケル「銀、これは君が回復するまでに預けておく。」

 

銀「分かったよ。」

 

アカリ「そうだわ、今日イネスでハロウィンイベントがあるの。一緒に行かない?」

 

銀「お!良いですね!」

 

アカリ「ちょっと今から外出許可貰いに行って来るから。」

 

 

 

 

 

 

神樹館。

 

須美「おはよう!え?」

 

園子「おはーサンチョー・・・ん?」

 

教室に入ると、クラスメイト達が何かをしていた。そして2人を見ると。

 

 

 

 

 

 

横断幕に『わたしたちの勇者がんばれ』と大きく書いたのを見せた。

 

 

 

 

 

 

須美・園子「・・・・・」

 

クラスメイトA「先生達に内緒で作ってたの。」

 

須美「・・・こう言う事は禁止されてるはずでしょ?」

 

クラスメイトB「でも、他に何も思い付かなくて・・・」

 

クラスメイトC「入院してる銀ちゃんや、2人の事も考えないで質問責めしちゃったから・・・鷲尾さんも乃木さんも、それに銀ちゃんも・・・私達なんかよりもずっと辛いはずなのに・・・」

 

クラスメイトD「皆で考えて、どうしても謝りたくて!」

 

須美「これは先生には絶対に内緒にしておかないと・・・でも、ありがとう。本当に。」

 

皆に感謝し、皆が喜んだ。

 

クラスメイトA「ねぇ!お役目って何時か終わるんでしょ?」

 

クラスメイトB「銀ちゃんの入院も何時か終わるんでしょ?」

 

クラスメイトC「そしたら、普通に一緒に遊べるんだよね?」

 

須美「え・・・えぇ!」

 

クラスメイトA「やったー!私、鷲尾さんともっとお友達になりたかったの!」

 

クラスメイトB「サンチョ可愛いね!」

 

 

 

 

 

 

夕方のイネス。今日はハロウィンイベント。

 

園子「カボチャだカボチャ!外国のお祭りだ〜!」

 

須美「我が国の懐の広さよね。」

 

園子「色んなお祭りが楽しめるよね!」

 

須美「ええ!」

 

 

 

 

銀「おーい!須美ー!園子ー!」

 

 

 

 

園子「ミノさーん!」

 

そこに銀やタケル達も居た。

 

 

 

 

イネスに入る。

 

園子「とぉ!」

 

須美「うわっ!何!?」

 

園子「この帽子被って〜?」

 

帽子を須美に被せる。

 

園子「ほらわっしー、似合ってるぜ〜!」

 

銀「須美、帽子似合ってる〜!」

 

須美「そ、そう?」

 

アカリ「ええ。可愛いよ!」

 

園子「その帽子で鳩を出す芸を覚えてみるの良いかもー!」

 

すると園子の精霊が勝手に飛び出した。

 

銀「うわっ!」

 

園子「こら、出て来ちゃ駄目だよセバスチャン!」

 

須美「セ、セバ?」

 

園子「カラス・セバスチャン・天狗。ミドルネーム付けてみたんだ!」

 

指を鳴らすとセバスチャンが消えた。

 

須美「そ、そうなのね・・・」

 

タケル「わざわざミドルネームまで・・・」

 

銀「あ、セバスチャンが来た。」

 

今度はカボチャに入ったセバスチャンが飛んで来た。

 

園子「あ!もう、また勝手に出て来ちゃ駄目だよ〜!」

 

須美「神樹様が遣わせた精霊・・・この子達がね・・・」

 

銀「あははは。」

 

園子「きっと見た目が違って、その力は真に恐ろしいんだよ!」

 

須美「だと良いんだけど・・・」

 

男の子「ママー!カボチャが空を飛んでるよー?」

 

ママ「あら本当!」

 

須美「あ、α波で浮かんでいます。」

 

タケル「いや、それ無理あるんじゃ・・・」

 

男の子「ええ!凄え!」

 

タケル「信じちゃった!?」

 

園子「わっしー!凄えー!」

 

マコト「早く仕舞え、園子。」

 

 

 

 

 

 

同じ頃乃木家では、安芸先生が園子の両親と面談をしていた。

 

園子の父「それもお役目の一環なのだと言うのなら、仕方ありません。乃木家に生まれた園子の使命です。」

 

園子の母「あの子には何の責任もないのに・・・」

 

園子の父「園子の魂はずっと新樹様と一緒に居られるんだ・・・とても光栄な事なんだよ。」

 

園子の母「分かっているわ。でも、代われるものなら私が代わってあげたい・・・」

 

 

 

 

 

 

その後は鷲尾家で須美の両親と面談。

 

須美の母「その新しいシステムの事は、あの子達に伝えたら駄目なんですか?」

 

須美の父「こんな残酷な事教えられる訳ないだろ!」

 

安芸先生「心中お察し致します。」

 

 

 

 

 

 

同じ頃須美達は、フードコートでジェラートを食べていた。

 

銀「どうどう?しょうゆ豆味は?」

 

須美「・・・やっぱりピンと来ないわね。」

 

銀「えぇ〜?それは無いよ〜!」

 

園子「あははは。」

 

須美「そのっちのバニラ味頂戴!」

 

園子「うわあああ!!わっしーに取られた〜!」

 

須美「フッフッフ〜。」

 

園子「あわわわわ!その目はまだ狙ってる!?」

 

銀「私にも頂戴!」

 

今度は銀が園子のバニラを取った。

 

園子「わわわわわ!!ミノさんまで・・・!!!」

 

タケル「須美ちゃん、銀、あんまり取ると園子ちゃん泣くよ?」

 

 

 

 

 

 

鷲尾家。

 

安芸先生「どうか、くれぐれも取り乱す事のないようお願い致します。神樹様と共にある彼女達の為にも。」

 

須美の母「そんな・・・それじゃあの子達はまるで生贄じゃないですか!」

 

 

 

 

安芸先生(勇者なんて、体よく取り繕っているけど、それはこれからもずっと選ばれ、そして失われていく生贄・・・)

 

 

 

 

 

 

その頃須美達は。

 

須美「お父様もお母様も学校の友達も、皆応援してくれている。お役目がある私達は幸せだ。」

 

園子「横断幕貰っちゃったね〜!」

 

銀「どんなの?私にも見せて?」

 

園子「じゃあ病院に戻ったら見せてあげるね〜。」

 

須美「あ・・・!」

 

タケル「ん?」

 

マコト「っ!」

 

3人は気配を感じた。

 

園子「来るの?」

 

須美「うん、来る。」

 

園子「分かるようになってきちゃったね。」

 

すると須美は、あの夢を思い出した。

 

須美(今度のは、きっと大変な戦いになる。神樹様も、それを伝えようとしていた・・・)

 

”ピロピロピロリン”

 

するとスマホからアラートが。それは樹海化警報のアラートだった。

 

アカリ「何この音?」

 

須美「気を引き締めて。」

 

園子「うん!集中集中!」

 

タケル「マコト兄ちゃん。」

 

マコト「分かってる。」

 

銀「2人共、頑張れよ。」

 

園子「勿論!あ、そうだ!」

 

須美「ん?」

 

すると園子は、髪留めに使ってるリボンを須美に渡した。

 

園子「これ、わっしー持ってて?」

 

須美「え、ええ。」

 

園子「髪に付けてくれても良いんだよ?」

 

須美「戦いが終わったら付けてみるわ。似合ってたら褒めてね、そのっち!銀!」

 

園子・銀「うん!」

 

 

 

 

 

 

瀬戸大橋から亀裂が起こり、樹海化が進む。

 

 

 

 

 

 

マコト「来たぞ!」

 

御成「皆さん、御武運を!」

 

須美「そのっちは私が守るから!」

 

園子「わっしーも私が守るからね!約束!」

 

須美「うん!約束!必ず一緒に帰ろう!」

 

そして樹海に飲み込まれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

樹海。そこに3体のバーテックスが出現した。

 

園子「3体!?」

 

須美「そう言う事か・・・」

 

以前銀とゴーストが3体のバーテックスと戦った時を思い出した。

 

銀「あの時と似ている?」

 

園子「よ〜し!行くよ!」

 

須美「了解!」

 

園子「おお!イカす〜!」

 

タケル「マコト兄ちゃん!行こう!」

 

マコト「おう!」

 

須美と園子は新装備を導入された勇者に変身した。

 

 

 

 

『アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!』

『アーイ!バッチリミロー!バッチリミロー!』

 

タケル・マコト「変身!」

 

『カイガン!オレ!レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!』

『カイガン!スペクター!レディゴー!覚悟!ド・キ・ド・キ!ゴースト!』

 

2人は仮面ライダーゴースト・オレ魂と仮面ライダースペクターに変身した。

 

 

 

 

須美「宜しくね!あなたの名前は白銀よ!」

 

自分の武器である狙撃銃に名前を付けた。

 

園子「あぁ〜!良いね〜!」

 

銀「須美らしいな。」

 

須美「バックアップは任せて。」

 

タケル「行こう!」

 

4人はバーテックスに立ち向かう。

 

銀「須美、園子、帰って来てくれよな。」

 

アカリ「タケル、マコト、頑張って。」

 

御成「無事を祈りますぞタケル殿、マコト殿。」

 

カノン「タケルさん、お兄ちゃん。」

 

 

 

 

 

 

地面を泳ぐバーテックスに、1つの光が直撃された。それは須美の狙撃銃だった。狙撃銃を連射し、地面を泳ぐバーテックスに全弾命中。

 

園子「やあああああああ!!!」

 

タケル「はああああああ!!!」

 

マコト「うおおおおおお!!!」

 

槍とガンガンセイバーとガンガンハンドで、地面を泳ぐバーテックスを叩いた。

 

 

 

 

須美(これなら・・・っ!!)

 

 

 

 

別のバーテックスが園子を狙って電撃を放射。

 

園子「きゃああああああ!!!」

 

しかし精霊のセバスチャンが園子を守った。すると園子の花が光った。

 

タケル「園子ちゃん!」

 

マコト「うおおおおおおおおお!!!」

 

『ダイカイガン!スペクター!オメガドライブ!』

 

マコト「だあああああああああ!!!」

 

ガンガンハンド・ロッドモードで、電撃を放射するバーテックスを強く叩いた。

 

タケル「園子ちゃん!大丈夫!?」

 

園子「ビリビリ来たぁ・・・ありがとうセバスチャン!」

 

セバスチャンはえっへんと頷く。

 

 

 

 

すると地面を泳ぐバーテックスが、黒い煙幕を放出した。

 

 

 

 

園子「何これ!?何も見えない!?」

 

タケル「煙?」

 

着地したスペクター。

 

マコト「煙幕か!?」

 

須美「ガス・・・まさか!!」

 

バーテックスが下に向けて電撃を放射。するとガスが粉塵爆発のように大爆発を起こした。

 

タケル・マコト「うわああああああああ!!!」

 

園子「きゃあああああああ!!!」

 

須美「くっ!!」

 

ゴーストとスペクターが爆発で吹き飛ばされたが、須美と園子は精霊のお陰で難を逃れた。すると須美と園子の花がまた1つ光った。

 

須美「これが、勇者の新しい力・・・!」

 

園子「キタキタキター!!行くよ!!!」

 

すると2人の花が強く輝き。

 

 

 

 

 

 

須美・園子「満開!!!」

 

 

 

 

 

 

2人は光に包まれ、強大な力を手に入れた。

 

 

 

 

銀「す、凄え!」

 

アカリ「綺麗〜!」

 

御成「花が咲いておりますぞ!!」

 

カノン「凄いよ!」

 

 

 

 

タケル「あ、あれが・・・!」

 

マコト「満開・・・!」

 

 

 

 

バーテックスが須美に向かって強力な電撃を放射したが、須美がバリアで防いだ。

 

須美「お前達の攻撃は、もう届かない!!」

 

全砲台のエネルギーを集め、電撃を放射するバーテックスに向けて一斉発射した。電撃を放射するバーテックスが砂のように溶け、本体が光となって消滅した。

 

須美「何、あれ?」

 

 

 

 

そして園子は、地面を泳ぐバーテックスと交戦中。

 

園子「おぉ〜!潰しに来た〜!」

 

船のオールから巨大な刃が射出され、地面を泳ぐバーテックスを何度も串刺しした。

 

園子「ふふ〜ん。」

 

指を鳴らして、オールを射出してバーテックスに狙いを定め。

 

園子「ふんっ!」

 

両手を合わせて、オールで地面を泳ぐバーテックスを串刺しした。すると砂のように溶け、本体が光となって消滅した。

 

 

 

 

タケル「凄い・・・」

 

マコト「あれが満開の力・・・」

 

 

 

 

須美「これで後1体・・・」

 

だがその時、須美が突然力尽きて落下した。

 

園子「わっしー!?・・・きゃああああ!!」

 

更に、園子も力尽きて落下した。

 

 

 

 

タケル「須美ちゃん!!」

 

マコト「園子!!」

 

2人は急いで2人を助けに行った。

 

 

 

 

落下した須美と園子だが、精霊のお陰で地面に激突せずに済んだ。

 

 

 

 

銀「須美!!園子!!」

 

 

 

 

落下した須美に、ある異変が。

 

須美「・・・足が・・・」

 

両足が動かなくなってしまっていた。すると須美の髪の毛が伸びた。

 

 

 

 

更に園子の右目に異変が。

 

園子「あれ・・・目が・・・」

 

右目が見えなくなってしまった。

 

 

 

 

須美が、長い髪で立ち上がった。

 

タケル「須美ちゃん!大丈夫!?」

 

須美「タケルさん・・・っ!」

 

 

 

マコト「園子!」

 

園子「マー君・・・っ!」

 

 

 

 

残るバーテックスは後1体。

 

 

 

 

須美「もうここまで・・・え!?」

 

するとバーテックスが炎の扉を開き、そこから無数の炎を放出した。

 

 

 

 

アカリ「何あれ!?」

 

銀「須美!!園子!!逃げろ!!」

 

 

 

 

園子「うわあああああ!!何かいっぱい来たーーー!!??」

 

マコト「させるか!!」

 

ディープスペクターゴースト眼魂をゴーストドライバーに装填した。

 

『ダイブ・トゥー・ディープ!アーイ!ギロットミロー!ギロットミロー!ゲンカイガン!ディープスペクター!ゲットゴー!覚悟!ギ・ザ・ギ・ザ!ゴースト!』

 

ディープスペクターを纏い、ディープスラッシャーを取り出した。

 

マコト「フッ!!」

 

ディープスラッシャー・ブラスターモードで炎を撃ち落とす。

 

 

 

 

『闘魂カイガン!ブースト!俺がブースト!奮い立つゴースト!ゴー!ファイ!ゴー!ファイ!ゴー!ファイ!』

 

闘魂ブースト魂を纏ったゴーストが、サングラスラッシャー。ブラスターモードで炎を撃ち落とす。だが別の炎が須美に激突した。

 

須美「きゃああああ!!」

 

タケル「須美ちゃん!!」

 

すると再び須美の花が光った。

 

 

 

 

園子「数が多過ぎるよ!!」

 

マコト「キリが無い!!」

 

園子「きゃあああああ!!!」

 

マコト「園子!!!」

 

炎が園子と激突し、園子の花が再び光った。

 

 

 

 

須美(今は・・・やるしか無い!!)

 

タケル「須美ちゃん!!ここは下がって!!」

 

須美「いえ、行きます!!そのっち!!」

 

 

 

 

園子「うん!!」

 

マコト「まさか・・・止めろ!!!」

 

 

 

 

須美・園子「満開!!!!」

 

 

 

 

何と再び満開を発動したのだった。すると樹海が白くなり、大橋が光となって消滅した。

 

 

 

 

銀「樹海が!」

 

アカリ「ここは危ないわ!逃げましょう!」

 

御成「に、逃げますぞーー!!」

 

カノン「早く早く!!」

 

4人はその場から逃げる。

 

 

 

 

満開した2人は、炎を打ち落とし続ける。

 

 

 

 

タケル「須美ちゃん!園子ちゃん!」

 

マコト「タケル、あの2人の異変に気付いたか?」

 

タケル「え?」

 

マコト「2人は満開した後に、異常個所があった。須美は両足、園子は右目。」

 

タケル「って事は・・・満開した後に後遺症が!?」

 

マコト「早く戦いを終わらすぞ!」

 

タケル「分かった!!」

 

サングラスラッシャーに闘魂ブーストゴースト眼魂とオレゴースト眼魂を装填し、ディープスラッシャーにディープスペクターゴースト眼魂と、スペクターゴースト眼魂を装填した。

 

『メガマブシー!メガマブシー!闘魂ダイカイガン!メガオメガフラッシュ!』

『メガハゲシー!メガハゲシー!極限ダイカイガン!ギガオメガダマ!』

 

強力な熱光線とプラズマエネルギーを同時発射し、炎を多く打ち落とした。

 

 

 

 

するとバーテックスが炎を集め、太陽のような大きい炎を作り上げて飛ばした。

 

 

 

 

須美「っ!!」

 

園子「しまった!!わっしー!!!」

 

オールでバリアを作り、須美を守る。

 

 

 

 

タケル「須美!!」

 

マコト「今行くぞ!!」

 

『ゲンカイダイカイガン!ゲキコウスペクター! デットゴー!激怒!ギ・リ・ギ・リ!ゴースト! 闘争!暴走!怒りのソウル!』

 

ディープスペクターがゲキコウモードに強化した。

 

『闘魂ダイカイガン!ブースト!オメガドライブ!』

『極限ダイカイガン!ディープスペクター!ギガオメガドライブ!』

 

タケル「はああああああああああ!!!」

 

マコト「だああああああああああ!!!」

 

オメガドライブとギガオメガドライブで太陽を押し返そうとする。すると園子が吹き飛ばされた。

 

園子「きゃあああああああ!!!」

 

満開が切れ、落下した。

 

須美「そのっち!!」

 

タケル「命、燃やすぜ!!!」

 

マコト「俺の生き様、見せてやる!!!」

 

高速回転して、太陽を消滅させた。

 

 

 

 

 

 

だが、大橋が破壊されてしまった。

 

 

 

 

 

 

須美「大橋が・・・」

 

ゴーストとディープスペクターが須美の横に着地する。

 

タケル「瀬戸大橋が!?」

 

マコト「破壊された!?」

 

しかしバーテックスが再び炎を放出し続ける。

 

 

 

 

園子「・・・・腕が痺れて・・・・」

 

落下した園子の左腕が痺れてしまった。すると左腕が光った。これを見て、園子が察した。

 

 

 

 

放出し続ける炎を、須美が打ち落とし続ける。ゴーストとディープスペクターも炎を撃ち落とす続ける。すると真上から槍が伸び、炎を落とした。

 

須美「っ!!そのっち!!」

 

タケル「園子ちゃん!!」

 

マコト「園子!!」

 

須美「無事だったのね!」

 

園子「ねぇわっしー、何か変だよ!?この戦い方で良いの!?」

 

須美「分からない・・・でも今は新樹様をお守りしないと、私達の世界が無くなる・・・」

 

園子「そ、そうだね・・・」

 

 

 

 

するとバーテックスが再び巨大な炎を作り上げた。

 

 

 

 

園子「さっきの攻撃!?」

 

マコト「くそ!!」

 

タケル「ムサシさん!!」

 

サングラスラッシャーに闘魂ブーストゴースト眼魂とムサシゴースト眼魂を装填した。

 

『闘魂ダイカイガン!メガオメガシャイン!』

 

 

 

 

ゴーストが大ジャンプし、サングラスラッシャーで炎の鉞を生成し、太陽を防ぐように斬る。

 

タケル「くっ!!!!うわあああああ!!!」

 

 

 

 

飛ばされたゴーストが落下した。

 

マコト「タケル!!」

 

園子「ター君!!」

 

須美「やらせない!!もう、誰も!!!」

 

砲台でエネルギーを集め、巨大なエネルギーを生成して飛ばした。

 

 

 

 

2つの大玉が激突し、大爆発を起こした。

 

 

 

 

須美「・・・」

 

園子「わっしー!」

 

マコト「須美!!」

 

須美「そのっち・・・マコトさん・・・後はお願い・・・彼奴を止めて!」

 

園子「・・・うん!」

 

マコト「任せろ!」

 

2人は飛翔した。

 

 

 

 

園子「満開!!」

 

再び満開を発動した。

 

『極限ダイカイガン!ディープスペクター!ギガオメガドライブ!』

 

園子「退いてえええええええええ!!!!!」

 

マコト「だああああああああああ!!!!!」

 

ギガオメガドライブと突進で炎を全て払い落とし、そのままバーテックスに命中した。

 

園子「ここから、出て行けえええええええええ!!!!!」

 

マコト「俺達は負けん!!!友の為に!!!」

 

2人はバーテックスを後ろへ押し通した。そして後ろの壁まで押した。

 

園子「・・・え、何あれ?」

 

マコト「あれは?」

 

2人が見たのは、三角形の物体だった。その物体は壁の奥へ消えた。

 

園子「ま、待て!!」

 

マコト「行かせるか!・・・ぐあっ!」

 

途中でディープスペクターが力尽きて倒れ、マコトに戻った。

 

園子「マー君!ぐっ!」

 

同じく園子も満開が切れ、壁の上に落ちた。

 

園子「ゴホッ!ゴホッ!はぁ・・・はぁ・・・一瞬心臓が止まったかと思った・・・逃がさないんだから・・・」

 

起き上がって、物体を追う。

 

 

 

 

そして壁の向こうへ行くと、驚愕の光景が目に映った。

 

園子「え・・・・?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

辺り一面、炎の海と言う光景だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして自分が立っている真上には、巨大な大木があった。

 

園子「・・・?」

 

そして、炎で生成中の新たなバーテックスの姿も見えた。

 

園子「何・・・これ・・・?あれ!?心臓・・・動いてない・・・?」

 

そして、無数の小型のバーテックスが浮遊していた。

 

園子「あぁ、私分かっちゃった・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、須美は。

 

須美「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」

 

変身が解除され、息を切らしていた。そこに、タケルが来た。

 

タケル「す、須美ちゃん・・・」

 

須美「はぁ・・・はぁ・・・街は・・・?」

 

 

 

 

園子「わっしー!!!大変!!!」

 

 

 

 

そこに園子が、マコトと一緒に戻って来た。

 

タケル「園子ちゃん!マコト兄ちゃん!」

 

マコト「タケル・・・」

 

園子「大変なんだよ!!壁の外がね!!え?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

須美「・・・誰、ですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

園子「え?」

 

タケル「須美、ちゃん?」

 

須美「何、ですか?」

 

タケル「須美ちゃん!?俺達が分からないの!?」

 

須美「何、ですか・・・?あなた達は?一体、あなた達は何ですか!?」

 

園子「・・・・・わっしー!!!!」

 

マコト「まさか、記憶が・・・!?」

 

タケル「あの満開の後遺症が・・・!?」

 

 

 

 

 

 

すると壁の向こうから、炎で生成された無数のバーテックス達が出現した。

 

 

 

 

 

 

タケル「バーテックス!?」

 

マコト「あんなに・・・!?」

 

無数のバーテックスを見た園子は、須美に語った。

 

園子「大丈夫!後は私が何とかするから!私は乃木園子。あなたは鷲尾須美。そしてあの子は三ノ輪銀。3人は友達だよ?」

 

リボンを須美の右腕に結んだ。

 

園子「ズッ友だよ?私は死なないから。後でまた会えるから。」

 

須美「・・・・・」

 

園子「だから、ちょっと行って来るね。」

 

タケル「園子ちゃん!俺達も一緒に行く!」

 

マコト「お前だけ行かせる訳には!」

 

園子「ター君、マー君、わっしーの事お願いね。」

 

タケル「駄目だ!!君が満開したら・・・」

 

マコト「園子!!」

 

園子「大丈夫。私は死なないから。」

 

そう言い残して、彼女はバーテックス達に立ち向かった。

 

タケル・マコト「止めろおおおおおおおお!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

園子「満開!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再び満開を発動し、バーテックス達と戦う。

 

園子(何度死んでも良い。だって絶対死ねないんだから。私達は、生かされている。)

 

 

 

 

須美は倒れて気を失った。タケルとマコトが須美を皆の元へ運ぶ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現実世界の夜の病室。

 

須美「・・・・・」

 

真っ暗な病室で、須美が目を開けた。

 

須美「ここは・・・・?」

 

そして、自分の右腕に結んであるリボンを見る。

 

須美「私は・・・・・?」

 

 

 

 

 

 

そして同じ頃、園子は神として祀られるようになってしまった。

 

 

 

 

各地で多くの事故や事件が多発した。

 

 

 

神樹館では、6年生達が卒業した。

 

 

 

そして須美の名前は、鷲尾須美から東郷美森に改名された。彼女はこの2年間、両足の機能が奪われ、記憶を失っていたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして彼女はタケル達と共に引っ越す事にした。引っ越し先は、とあるお屋敷。

 

東郷「わぁ〜、大きい〜。うちってここまでお金持ちだったっけ?」

 

タケル「そうだね。君のお家は凄いよ。」

 

アカリ「じゃあ入ろうか。」

 

車椅子をアカリが押して敷地内に入る。

 

東郷(新しい生活、ここで始まるのね。)

 

すると後ろから。

 

???「こんにちは〜!」

 

東郷「ん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1人の少女が声を掛けてくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少女「もしかして、あなたがここの家に住むの?」

 

東郷「え、ええ・・・」

 

タケル「そうだよ。俺達もここに住むんだ。」

 

少女「じゃあ新しいお隣さんだ!あ、私は結城友奈。宜しくね!」

 

握手した。

 

東郷「東郷美森・・・」

 

友奈「それで、皆さんのお名前は?」

 

タケル「俺は天空寺タケル。」

 

マコト「深海マコトだ。」

 

アカリ「月村アカリよ。宜しくね。」

 

御成「拙僧は御成と申します。以後、お見知り置きを。」

 

カノン「私は深海カノンです。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

体を神樹様に、

◯◯◯しながら戦い続けること。

それは、すても素敵なことらしく・・・・・・。

私の両親は、泣いていたという。

わっしー・・・・・・

今は、◯◯さんか。

私より軽度で良かった。

 

勇者御記二九八年十月十一日

 

大赦書史部 巫女様 檢閲濟

 

 

 

そして物語は、結城友奈の章へ続く。

 

「END」




         キャスト

    天空寺タケル:西銘駿

     深海マコト:山本涼介

      鷲尾須美:三森ずすこ
      乃木園子:花澤香菜
      三ノ輪銀:花守ゆみり
      安芸先生:佐藤利奈

      結城友奈:照井春佳

     月村アカリ:大沢ひかる
        御成:柳喬之
     深海カノン:工藤美桜

           てらそままさき
           鍋井まき子
           綾瀬有
           長江里加
           井上ほの花
           七瀬彩夏
           増谷康紀
           中原麻衣



次回・勇者の章

第十九話・始動!華やか日々!
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