東方水晶録   作:かいせいクリュウ

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そろそろ大詰めですね
皆さん読んでいただけてるようでほんとにうれしいです!
頑張ります!


最古の最後の夜

明日、ついに地球上から人類はいなくなる。

新たな土地、月へと移住するのだ。

 

海星「それでも、寂しいよなぁ…。」

 

永琳「どうしたの??」

 

海星「いや、この景色をもう観ることが出来なくなると思うとね…。」

 

永琳「そうね…。この景色すきよ。」

 

依姫「自然がいっぱいですものね…」

 

いま、永琳、豊姫、依姫、海星で

街の城壁の上にいる。

 

 

豊姫「でも私は、月も綺麗ですきよ。」

 

海星「そうだな!ボジティブに考えるべきかもな」

 

永琳「そうよ、私たちが創っていくのだから!」

 

依姫「素敵な都市にしましょうね!自然もたくさん持っていきたいです〜」

 

豊姫「桃がほしい!」

 

海星「ふふふ、食い意地がすごいな笑」

 

豊姫「いいのいいの!人生やりたいことしてなんぼよ!」

 

依姫「お姉様はもう少し周りのことを考えていただきたいです。」

 

豊姫「…いいの!」

 

永琳「ふふふ、地球に置いて行っちゃうわよ?」

 

豊姫「そんな…永琳様ぁ」

 

依姫「ふっふっふ、観念するのです笑」

 

海星「ふふふ さて、明日はどうなるかわからない。

絶対に生きて全員で月にいくよ。」

 

永琳、豊姫、依姫「「「そうね(うん!)(はい!)」」」

 

夕陽が沈もうとしている。

 

 

永琳「綺麗ね…。」

 

海星「あぁ…。」

 

妖怪はどれくらいの数がいるかわからない。

予想では多くても1000匹いると仮定して、軍が動いている。

 

しかし、狼のような単純な木っ端妖怪から

雷鬼のような、他の知性を持った大妖怪までいるだろう。

 

人が死ぬのは見たくない。身寄りのない俺を優しく受け入れてくれたみんなを…護りたい…。

 

 

依姫「まあ、海星さんの能力があれば余裕ですよね!!」

 

海星「そんなに期待してくれるな。まだおれも使いこなせているわけじゃない。」

 

ぴきぴき。

 

海星「今できるのはこれくらいかな。はい!依姫、豊姫。」

 

依姫「これは?」

豊姫「綺麗ね…。」

 

海星「おれからのプレゼントだ。ま、お守りみたいなもんだ。

受け取ってくれるか?」

 

海星「依姫には刀の鞘を。これは刀をしまう度に自分の霊力で刃こぼれが治る能力を付けた。」

 

依姫「わぁ…」

 

海星「豊姫には、扇子だ。ただの扇子ではない。込める力の強さによって吹き飛ばしたり、場合によっては原子レベルまで分解できるような能力を付けといた。」

 

豊姫「…。美しいだけじゃないのね…。」

 

豊姫依姫「「ありがと!(ございます)」」

 

海星「ふふふ、喜んでくれたなら何よりだよ。」

 

海星「いままでのお礼だ。」

 

そして夕陽沈み、夜がやってきた。

 

依姫、豊姫「では、また明日ね。」「おやすみなさい!また明日です!」

 

永琳、海星「えぇ、おやすみなさい」「あぁ、またな。」

 

 

 

 

 

家に帰る。

 

永琳「あぁ…月に行くとあなたも家を持ってしまうのね。」

 

海星「あー、そうか…。」

 

海星「なんだか、寂しいな。」

 

永琳「…。一緒に…」ボソッ

 

海星「ん?何か言ったか?」

 

永琳「いや、なんでもないわ!」

 

海星「ぎゅっ」

 

永琳「びくっ…!海星…?」

 

海星「ふふふ、最後じゃないぞ?月に行っても一緒に住もう。」

 

永琳「………そうね、うれしい…。」

 

 

こうして最後の夜はゆっくりと街を飲み込んでいく。




あぁぁ、どうなるんですかね。
大変ですねぇ…
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