東方水晶録   作:かいせいクリュウ

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さて!投稿して行きますよ!忙しいんですよね…がんばります…!
といいつつなにもしてないんですけどね笑
更新頻度あげてきたいとおもいます!


こころ操り

子どもはそのままズンズン進み、何やら洞窟のようなところに来たところで止まった。

 

 

 

 

 

 

 

子ども「はイロ!」

 

海星「あぁ、ここまでありがとうな。」トンッ

 

子どもを気絶させる。

 

諏訪子「大丈夫なの??」

 

海星「うーん、多分操られている術式は…。あったあった」

 

額にトゲが刺さっている。

 

神奈子「よく気づいたな…。」

 

海星「こういうのは集中して妖力を探すんだ。覚えておくといい。」

 

 

 

さて、引き抜かなくてはな…。

 

海星「引き抜くぞ…。脳に干渉しているかもしれない。集中する、俺に触らないでくれ。」

 

 

幸恵「は、はい!!」

神奈子、諏訪子「…ああ。」

 

 

 

 

 

 

 

スッ…精神を研ぎ澄ませる…。

 

海星「いくぞ。」

 

ピッ…。…ツゥーーー

 

なんとトゲの先には透明な糸がのびており、子どもの脳に干渉していた。

 

幸恵「ごくり。」

 

 

ツゥーーー…。そのまま慎重に引っ張る

 

シュル…シュルシュル…なんと糸が意思を持ったかのように海星へと襲いかかる。

 

チク、海星の体内に入り込もうとしている。

 

諏訪子「ナッ…!!」諏訪子が心配した顔をするが

 

お構い無しだ。引き続き抜く。

 

ツゥーーー。

海星「…ここだ!」スルスルスルスル!!

 

何とか無事に引き摺り出せた。

 

海星「はっ!」ピキピキピキ。

寄生生物のように生きているかのような糸を水晶で固める。

 

 

海星「ふぅ…。」

 

神奈子「…大した集中力だ…。汗一つかいてない。」

 

 

 

諏訪子「すごいぞ!さすが海星!」

 

幸恵「すごいのです!!」

 

 

海星「ありがとう。なんとかなったな。大体敵の技の気質がわかった。」

 

 

神奈子「刺されたら1発で終わり…たちまち操られる。」

 

諏訪子、幸恵「…ごくり。」

 

 

海星「だが、操作系は本体が非力なことが多い。落ち着いて対処していこう。」

 

 

 

神奈子「罠などがあるかもしれない。」

 

諏訪子「慎重にいこうね!」

 

幸恵「子どもはどうします??」

 

 

海星「…ここに置いていこう。巻き込まれても困る。多少の虫刺されは我慢してもらおう。」

 

幸恵「ですね笑」

...........................................................................................................

 

洞窟の奥へと向かってすすむ。

海星「明かりをつけよう。」

海星が松明を水晶で作り出す。

 

諏訪子「ぬめぬめしてて薄気味悪いね…。」

 

神奈子「早く帰りたいな…。」

 

幸恵「全くです…。」

 

海星「あぁ。はぐれないように…」

 

 

洞窟の幅は以外に広いが枝分かれしており、なおかつ暗い。

 

海星「…気をつけていこう。とにかく操られないようにな。」

 

 

 

幸恵「もう…怖いこと言わないでくださいよ…。」

 

神奈子「ひどいなぁ…まるで操られることが。」

 

諏訪子「悪いことみたいじゃないか。」

 

 

 

 

 

海星、幸恵「「えっ?」」

 

 

ふと後ろを振り向くと神奈子と諏訪子が居なくなっている。

 

海星「なに!?!?」

 

幸恵「諏訪子様!?神奈子様!?」

 

 

 

いつの間に…。どうやって?

なぜ、幸恵と俺は無事なんだ。

 

 

海星「とにかく…先に進もう。」

幸恵「ひぇぇ…はい…。」

 

海星「…。」ぎゅっ

 

手を握ってやる

幸恵「か、海星さん…。」

 

海星「大丈夫。ちゃんと守るよ。」

 

幸恵「はい…!行きましょ!」

 

 

そうして最奥へと向かう。空気の流れ的にもう少しだ。

 

幸恵「あ!海星さん…!うっすらと明かりが!」

開けた空間がでてきた。

 

 

海星「神奈子と諏訪子…か?」

 

そこには2人が下を向いて立っていた。




ホラーっぽくできましたかね…?
頑張らねば!
では!どんどん更新しますよ!

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