東方水晶録   作:かいせいクリュウ

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さて、投稿すこし遅れました申し訳ないです!
みなさまはゴールデンウィークどうお過ごしでしたか??
人が沢山でしたね…。
お仕事していた方はお疲れ様でした、ほんとにありがとうございます

それでは!どうぞ


夢の現実と実現

海星「やれやれ…。鬼を二人止めるのは骨が折れるぞ…。二人ともすこしは周りを見たらどうなんだ?」

周囲はもう目も当てられないくらいボロボロだ。

土は抉れており、岩や木も倒れ、壊れた小屋もある。

さすがにやりすぎだろう。

 

勇儀「あぁ…やりすぎちゃったねぇ…。」

萃香「あー…。やっちゃったね…。」

 

 

 

2人ともよっぽど周りが見えなくなっていたのか、びっくりした様子で周りを見渡す。ほんと鬼の潜在能力というか、種族の力強さには驚かされる。

 

二人とも落ち着いたようなので手を離してやる。

勇儀が名残惜しそうな顔をしていた気がしたが勘違いだろう。

 

 

 

ま、こんなところで落ち込んでてもせっかくの宴会が勿体ない。

もう一肌脱いでやるとする。

 

 

酔っ払いが多いが鬼だし大丈夫だろう。

海星「みんな!足元に気をつけろよ!!」

 

鬼たち「?? おー!!」当たり前だが、なにか分かってないようだが

 

 

水晶を創り出す。治すイメージで…

 

 

ピキピキ…。

 

ダイヤモンドカットが施された、こぶし大の美しい水晶が出現する

 

これを…。

砕く。

 

 

バキン!!!

 

 

心地よい響きの後の静寂。

そして地響きによる脈動。

 

ゴゴゴゴゴ…。

 

地面が、岩が、小屋が

 

時が巻き戻っているかのように治っていく。

 

萃香「…え!?なにこれ!!?」

目の前を巨大な岩が元の位置に戻っていくのを目で追っている。

勇儀「まったく…ほんとに人の範囲を越えてるねぇ…。」

継ぎ目がなく塞がっていく地面をみながらしみじみと呟く勇儀

 

 

正確にはもう自分は人と言えないのだろうが…まあいい。

 

 

赤鬼「んー?ぐぇえ…。」無事に木も元に戻ったようだ。

 

 

 

雷鬼「ありがとうよ海星!

勇儀!萃香!喧嘩は別に構わんが地形を変えるほどなのは程々にな!」

 

雷鬼も優しく宥める。こいつが長でほんとによかった

鬼という種族はこの先も安泰であろう。

 

萃香「申し訳ありません雷鬼様…。」

勇儀「ほんとにすまなかったね…。みんなも…。」

 

 

鬼たち「さすがの2人のパワーはすげーな!!

男を取り合って戦うなんて、鬼の村にも春が来たってもんだァ!!」

鬼たちは何事も無かったかのように宴会を再開する。

鬼という種族はほんとにそのパワーに恥じない心の広さを持っているようだ。ほんとに一緒にいて心地いい

 

海星「だそうだ、よかったな萃香、勇儀」自然と笑みがこぼれる。

 

勇儀「海星も…止めてくれてくれて助かったよ!ほんとあのままだとこの憎たらしい友達を我を忘れてすり潰してしまう所だったからねぇ!」いつものような豪快な勇儀に戻る。

 

萃香「ほんとありがとうね!!ってことで!!」すぅ…

 

 

霞のように姿がぶれて気配が消える。

 

勇儀「まさか!!萃香!」

 

萃香「へへっ…ぴとぴと〜!」いつの間にかまた胸にしがみついて顔をすりすりしてくる

 

 

海星「こいつ…。」

全く懲りていないようだ。いま萃香に出会ったばかりだが、こいつはこの先も多分みんなを翻弄させて生きていくんだろうと確信する。

 

将来の周りの人の幸運を祈るばかりだ。

 

 

勇儀「まったく…!懲りていないようだな?こうなれば…私もぴと…とやらをするしかないねぇ?」

もうヤケになったのか勇儀も顔を赤くして飛びつこうとしてきている

 

 

海星「おいおい…!まて」

さすが勇儀ほどの豊満な女性の体型をしているやつに抱き着かれたら平常を保てる自信はないのだ

 

 

萃香「へへっ…。すーはー…。海星、さっきので少し汗かいた?」

 

 

勇儀「…ごくり。」自分の心には刺激が強いと判断したのか勇儀の足が止まる…。止まらないを繰り返しながらゆっくりとこちらに寄ってきている

 

 

次の瞬間。

 

 

 

 

 

 

スーッと空間に切れ目が入る。

 

海星「紫か。」

 

 

紫「えぇ、報告にきましたわ…お取り込み中でしたか?」

 

海星の胸に抱きつく萃香と

顔を赤くしながら今にも抱きつこうとしていた勇儀をみて

扇子で顔を隠しながら「あらあら。」と言う。

 

 

海星「まあこれは遊びみたいなものだ。気にするな。

して、報告とは?」

 

 

紫「左様でしたか。はい、天狗との接触に成功をして明日、海星様を交えて天魔との交渉をさせて頂こうかと。」

 

 

海星「そうか。よくがんばったな。」笑顔で紫を褒める

 

紫「ありがとうございます。」

 

 

海星「俺は鬼たちと再開し、手伝ってくれることになったぞ、よかったな。」

 

紫「それはほんとうですの?」

 

海星「あぁ、旧友にも無事に会えたしな。紹介するよ。

おーい、雷鬼!ちょっと来てくれ。」

 

向こうでこちらを伺っていた雷鬼が向かってくる。

 

紫「お初目にかかります、雷鬼様

話は海星様から伺っておりました。私の夢である人間と妖怪の共存を目指し、手を貸してはいただけませんか?」

 

 

雷鬼「紫とやら、喜んで手をかそう。懐かしいな…昔の俺らと同じ目をしている。こんなに心が踊るのは久方ぶりだ。

一緒に頑張ろう。」

 

 

紫「ありがとうございます。ほんとに頼りになりますわ。

海星様も本当にありがとうございます、あなたと出会ってから夢が現実的に進んで…正直驚いています。」

 

 

海星「いいんだよ。紫がこれまでしっかり夢を思い描いていた当然の結果だ。もっと胸を張っていいんだ。」

 

 

雷鬼「あぁ、夢ってのは願えば願うだけ、いい方向にしか転がらないからな。

あと、明日は天狗に会いに行くんだっけか?鬼が紫に協力すると言えばあいつらも大丈夫だろう。」

 

 

海星「鬼と天狗は仲がいいのか。それは助かるな。」

 

雷鬼「ま、そんなところだ!なら明日のためにこの辺で宴会はお開きにするかな。」

 

すぅっと息を吸い込み

「おめーら!!!これにて宴会は終わりだ!!各自残りたいやつは残ってやっても構わん!じゃ!!解散だ!!!!」

 

 

鬼たち「うおおおおおお!!!」

 

海星「最後の最後まで元気なやつらだ」

やれやれというか最高というか。まあ鬼ってやっぱりいいよな。

 

 

雷鬼「海星、泊まるところがないならそこの家が空いている。自由に使うといい。」

 

雷鬼が親切にも宿を提供してくれた。

池のほとりにある小さくとも素敵な家だった。

 

 

海星「おお!素敵な家だな。ありがたく使わさせていただくよ。」

 

紫「では、海星様。また明日の昼頃お迎えに上がります。」

 

こうして終わりの見えない楽しい宴会も終わりを告げ

各自、家に向かうのであった。




さて、沢山かけました
文章力がやはり時間が経つと少し落ちてしまいますね…
がんばっていきます!!
それでは
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