文って最初
あやって読めないですよねぇ…
まあさておき!可愛い文ちゃんを書いていきます!
それでは!
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side文
文「さて、今日も元気いっぱいに!持ち前のスピードでスクープ探しでもしますか!」
そう言って、紙とペンを握りしめいつものように家を出る。
私は射命丸文、天狗だ。
誰かと話すことが好きで、なおかつ事件や自分の興味のあることをとことん追求したいってのが私の性なのです!
ちょこーっとだけ大袈裟に話したいってのも私の悪い性ってやつですかね?
ま!ご愛嬌ご愛嬌!
そんな自己紹介もしつつ妖怪の山を飛んでいく。
文「まー、いつもみたいに平和な毎日なんですけどねぇ」
そう、妖怪の山は基本的に侵入者などはいない。
犬走椛という、私の後輩みたいな天狗が常時見回りをしており
天狗以外の危険な妖怪やましてや人間は入れなくなっている。
なので、大抵いつもスクープをさがしつつ
結局椛と世間話をしたり、弄ったりして過ごしている。
文「今日は河童のにとりでも訪ねてみますかねぇ…。
なにか新しい発明でもしてるかもしれないですし。」
この妖怪の山にはなにも天狗しかいないという訳では無い。
鬼も妖怪の山の麓に住んでいるし、
今言った河童の集落も、妖怪の山の滝のほうにある。
鬼は…正直怖いので今まであまり関わりはないのですが…(実際話したことは少ない)
河童は優しいので仲がいいと言えるだろう。
河童は手先が器用なのと、素晴らしい発想を持っておりいつもみんなが驚く発明をよくしている。(役に立つことは少ないが…)
その中でもにとりという河童は群を抜いて発明の才能があり…
「パシャリ。」シャッター音のあと1枚の写真がカメラから出てくる。
そこには見事に紅く色づいた紅葉が風になびく様が写っている。
これが【カメラ】という発明らしいです。
なにも、見たものを紙として捻出できるらしい素晴らしい機械なのです!
昔、困っているのを助けたお礼にいただきました!
お水ときゅうりをあげただけですけど…
私のスクープを探すという趣味にもばっちりで
愛用しています!!
そんなこんなで河童の集落を目指そうとしていると…。
ビュン!
離れているのにすごい音と、
視界に黒い羽根が横切る
文「あややや。あれは天魔様ですね…。いつも部屋に引きこもってるのに外にでてあんなに慌ててる様子で…
これはスクープの香りですねぇ…。」
にやりと悪い笑顔で微笑むと
空中で踵を返す。
文「まずは椛を探しますかね、あの子の『千里先まで見渡す程度の能力』で異変を探してもらいましょうか…。」
そして、天魔にも劣らないスピードで
いつもの椛がいる方へと飛んでいく。
〜文移動中〜
ぴゅーーーーっ
文「いたいた…あれっ?人間…?それと隣にいるのは…。」
人影を見つけたのだが、明らかに椛ではなく
しかも、男だ。雰囲気と気配では人間に見える。
しかし…。
後ろの女の人は完全に妖怪ですねぇ…。それも相当手練の…。
その人間の男のすぐ後ろには扇子をもった紫を基調とした和服を着ている女性がいる。並々ならぬ妖力を持っていることがわかる。
文「これはスクープですよ…。何かが起こると私の長年の感が言ってますねぇ!」
そして上空からこっそりと追尾する。
文「あややや…。椛…、大丈夫かな?いざとなったら助けに行かなきゃ…。」
歩き出した矢先、椛と遭遇したのか
会話してるように見える。
しかも目を離したつもりは無いのに
女の妖怪の姿が見えない?
文「これは椛が危ないかもしれないですね…。先輩…いや友達として助けてあげますか。」
やれやれと言った顔をしながらも、心配なのか急いで近づく。
なんやかんやで椛のことを気に入っている節があるらしい。
文「ここが話が聴けるギリギリの距離ですね…どれどれ…?」
茂みにこっそりと降り立ち聞き耳を立てる。
万が一のためにいつでも戦闘ができるように身構えておく。
椛「あ…ぁ…その…嬉しいというか…。」
文「ん?」
なにやら戦闘といった雰囲気ではないようだ。
椛はなにやら顔を赤らめてもじもじとしている。
椛「天魔様に!あっていただきたいと思います!」
???「話が早くて助かるよ。よろしく頼む。」
文「あややや。逢い引きですかね…?誰でしょうかこの殿方は…。
妖怪の女の気配もないし…怪しいですね…。」
なにより私の可愛い後輩の椛をたぶらかそうなんて。
まずどんな人か確かめてみないとですねぇ。
文は聞き耳そっちのけでうむうむ首を頷ける。
椛「では天魔様に掛け合ってきます!少しここで待ってていただけますか?」
そういったのを皮切りに
文「その必要はないわ、椛」
そうして茂みから空に舞い上がり
2人の前に降り立った。
文「私がこの人をお連れするわ。あなたは天魔様に聞いてきて。」
そう言って椛を山頂に先に向かわせる。
ふむふむ、顔立ちは悪くない
人間にしてはこの状況に落ち着いており不思議だ。
分析もしつつ核心に迫る。
文「この人、というよりこの人達…ですかね?」
絶対に正体暴いてみせます!
久しぶりにワクワクしてきましたよ!
文視点でした!
珍しく海星視点がなかったですね!
それでは!