アンケート?の違反ですこし非公開になりましたが
対応しました!
教えてくださった方もありがとうございます!
気をつけます!
それでは!!
気配には気づいていたが奥の茂みから
黒い羽の天狗が飛び出してきた、椛とはちがう種類のようだ。
天狗の中にも種類があるのかもしれないな。
文「この人、というよりこの人達…ですかね?」
なるほど、品定めするような視線とこの質問…
かなり警戒しているな。
椛と話しているタイミングで紫をスキマに隠れさせたのが間違えだったか…。
それに、紫の気配が完全に消えている。
どこに行ったのだろうか…あいつの事だ。何か考えがあるのだろう。
海星「ありがとう。
文といったか…?俺の名前は東方海星だ。案内よろしく頼む。
それにもう1人、友人の八雲紫という奴がいたんだが…。
今は別行動になってしまった。後で紹介させるよ、すまないな」
警戒されているのは100も承知だが、どうしようもない
失礼がないように素直に非を詫びる。
文「…なるほど。東方海星さんっと…。
字は…なるほど…。
改めて自己紹介させていただくと、私は鴉天狗の射命丸文です!」
平常を装っているが、会話の間や、表情などからまだ警戒している事が読み取れる
文は手に持っている手帳に東方海星と手帳にメモを取る。
やけに手慣れているようだが…。
海星「文はなにか、探偵のようなものをしているのか?」
気になったので率直に聞いてみる
コミュニケーションを図ることで警戒が少しでも解ければいいのだが…
文「…探偵?いえ、どちらかと言うと私は新聞記者ですね!
天狗の中では、日々起きたことや、事件などをスクープとしてまとめることが流行ってるんです」
この時代から新聞記者という言葉があることに驚いたが
天狗はわりと文化がしっかりと進んでいるのだろう。
文が使っている筆も、ほかの人里などでは見られない形をしている。
海星「なるほどね、だからそんな手慣れているのか。」
さらさらと書き連ねているが、達筆であり
要点をまとめたり、場所や日時などを補足で書き込んでいる辺り
もうお手の物なのだろう。
文「いつもこんなことしてますからね。私の新聞、割と人気なんですよ?」
そう言ってにこりと笑う文だが
やはり、どこか上っ面だけの笑顔で
その場を取り繕うような会話しか話していない。
どうしたものか…。
海星「そうなのか。いつか俺も読ませてもらうよ。」
社交辞令でもあるし、実際気になる節もあるので
当たり障りのない返答をする。
ここでさらに警戒されては今後に支障をきたすかもしれないし、慎重にいこう。
文「ぜひ、愛読者になっていただきたいものですねぇ。」
そういいながら文は振り向かずに速度を少し上げて山を登っていく。
文「…海星さんは今日は何故ここに?
椛とは面識があるようでしたが。」
唐突に文が話しかけてくる。
山頂までまだすこし距離があるし
聞かずにはいられなかったのだろう
海星「今日は、天狗の長に『ある』交渉をしにね。
椛とはこの前、この山に迷い込んだ時に…まあ助けて貰ったんだ。」
天狗の長に話をする前にここで本題の内容を下っ端に言うのは
手順が違うので、内容は伏せておいた。
椛には助けられた訳じゃないが、説明も難しいしそういうことにしておく。
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side文
この男の人、東方海星というらしいですが
なかなかに本筋が読めてきましたよ…。
警戒してはいましたが、今日来た理由を聞いて確信しました!
『ある』交渉。
やはり!逢い引きですね…
多分、この山に迷い込んだ時に椛に助けられて
恋に落ちてしまったのですねぇ。
あやややや、椛も隅に置けないですねぇ。
でも人間なんて…やはり信用ならないって思うのが妖怪の性でしょうか。
色々確かめないとダメですねぇ。
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文「なるほど。交渉しにね…。天魔様は普段こそ不真面目な方ですが、独特のカリスマ性も強さも持っているお方です。交渉はどうなるかわかりませんが、上手くいくことを願ってますよ。」
そういいながら、にっこりと微笑む
何故だろうつい先程の笑顔とはちがう
緊張も警戒もすこし和らいだ微笑みだった…気がする。
海星「ありがとう、頑張るよ。」
そう答えると同時に山頂付近にたどりついた。
文「さて、到着しましたよ。人間にしては全く息切れもしてないし
意外にすごいですね。」
標高はあまりないが
周囲を見渡すことができる高さの山だ。
山頂はしっかりと開拓されており
小さな民家のようなものから、奥には
大きな建物が建てられている。
あそこに天魔様とやらがいるのであろう。
文「いろいろ気になりますか?ま、行きましょう。」
そういいながら文は大きな建物に向かって歩いていくのであった。
さて、山頂に到着です!
そら飛べよって思うかもですが、人間と思われていたため
合わせてくれているのです、優しいですよね…。
それでは!