お気に入りが本当に増えてきておりびっくりです
かつて自分が心踊った小説をめざして書いているのですがまだまだですね…!
頑張っていきます!
それでは!
海星は文と部屋に入る。
中には、紫と椛もいた。
先程まで感じていた巨大な妖気に自ら飛び込んでいくようなものだ。
下手な人間ではこの瞬間にわけも分からず気絶してしまうだろう。
しかし、これまでの自分の人生数々の困難を乗り越え強くなった。
ちょっとやそっとのことでは驚いたり、狼狽えたりしないのだが…。
???「やあ…妾が天魔じゃ…。」
天魔と名乗ったこの女性は
身長は180くらいであろうか。
山伏のような服はほかの天狗と変わらない。
美しい灰色の長い髪の毛、すっーと細い目を開きこちらをしっかりと見ている。
そしてさらに特徴的なのが
右には純白。
左には漆黒の羽をそれぞれ生やしている。
座布団を折り曲げ、枕にして寝そべっていた。
そういいながら目の前でだらけている美しい女性を見て
海星は【心の底から恐怖した。】
海星「俺の名前は東方海星だ…。以後お見知り置きを、もう会ったようだが、そこの紫の付き添いで来ている。」
実際この瞬間にも、海星は今までで1番気を張りつめていた。
ピキっ…ピ…キ…
服に水晶を忍ばせ、いつでも防げるように…この部屋を壊してでも…。
何故ここまで、この俺が緊張しているのか。
それはこの天魔というやつの今の異常さだ。
はっきり言ってありえないのだ。
普通の生き物は
リラックス状態と集中状態。
すなわち『オン』と『オフ』を使い分けて生活している。
かつての弱肉強食の時代に生き残る奴は、この『オン』と『オフ』を上手く使いこなせられるか。これに限る。
たとえば
敵と遭遇した時、集中し、敵を殺すことだけを考え自分の全てを出し切る。
寝る時は最大限に注意しつつもしっかりと寝る。
こーゆーことだ。
しかし、今、目の前にいるこの天魔は
人間を一瞬で卒倒できるほどの妖力を部屋に入る前から今も俺にぶつけてきておきながら…
完全にオフなのだ。
微塵も集中していない。本当にリラックスしているのだ。
得体の知れない恐怖に、能力の有無を疑いつつ話を進める。
海星「紫、どこまで話はついているんだ?」
そう紫に問いかける。
紫「ええ、海星様を置いて先にこちらにたどり着いたこと、申し訳ございません。
しかし、既に話は通っており天魔はこちらに協力してくれるとのことです。
あとは海星様と最後お話して決めたいとか…。」
その紫はというと、特に普段と変わって居ないようだ。
なるほど。
この天魔の妖力と殺気は自分だけにしか向いていないことを再確認する。
天魔「さて。」
天魔はそう言って座布団から頭を離し、立ち上がる。
雰囲気が少し変わった気がするが…。
先程とはうってかわりハキハキと喋り出す。
天魔「椛、文。二人とも今さっき着いたばかりで、紫の話とやらは直接聞いてないようだが、此度の交渉とやらの内容、把握しているか?」
この部屋にいる2人に呼びかける。
文「はい、先程この海星さんから伺いました。」
文は天魔に対してしっかりと返事を
椛「は、はい…。」
椛は何故か顔を赤らめながら消え入るような返事をした。
天魔「よろしい。妾は天狗の長として、先程紫が言ったように賛成しようと考えている。」
天魔は威厳のある声で部下に伝える。
椛「ほ、ほんとですか!?」
文「よかったですねぇ」
椛はびっくりしたように何故か俺の方を向き、
文は椛の方を向き手を握って喜ぶ
紫(何故か噛み合っていない様子がしますが、まあ天魔にはちゃんと伝えて、そして賛成してくれたならそれでいいとしましょうか?)
天魔「だが、待て。話は終わっていない。」
紫「…。」
ここでまた天魔の雰囲気が少し変わった気がする。
妖力とまではいかないが独特の気質でその場の緊張感が高まる。
天魔「この選択で、天狗の未来が左右されると言っても過言ではない。そうだろう?」
紫のほうをみながら、そして言葉を続ける
天魔「紫のことを信用していないわけじゃないが、昨日の今日であった仲、さらに信用させてくれないか。」
そういいながら紫の言葉を待たずに最後にこう続ける。
天魔「その東方海星とやら。ヌシただの人間ではないようだな。
天狗の未来を預けていい器なのか。確かめさせてくれるな?」
紫の言った通りになったようだ。
さすが先見の明を持っているようだ
紫もすかさず天魔をまっすぐ見据えてこう言う。
紫「ええ、この殿方は今後の妖怪の未来をも左右できるお方ですわ。その力ぜひみてから判断しても遅くはありませんわ。」
天魔「なるほど…面白い。
では文と闘ってもらおうか。」
にやにやしながらそういう天魔に
「「え!?!」」
椛と文は顔を合わせて驚くのであった。
さて、書き終わりました!
天魔様は高身長巨乳銀髪おねえさんです。
どうぞよろしく。